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未来食堂に行ってきた

未来食堂
順番が前後するけど「本とカレーと神保町」会議の前に巷で話題の未来食堂に行ってきた。

この店はカレー屋じゃなくて定食屋だけど、たまたま記事をWebで見つけて、定食屋なのにオープンソースみたいな、「みたいな」じゃなくて事業計画書や毎月の決算報告書を本当にブログで公開してる。
こういうのって、なかなか目にする機会がないし、店の運営もユニークな取り組みをいろいろやっていて注目してる。

だいたい、1日にこのくらい売り上げれば食えるんじゃないか? っていうことは考えていて、飲食店の原価率がどのくらい、なんていうのは大まかな数字はちょっと調べれば出てくるのね。家賃も相場っていうのもがあるから、大きくは外さないで済むと思うんだけど、光熱費がどのくらいかかるのかが全くもって見当つかない。
で、決算報告書公開します、とか書いてあるけど、まだ速報しか出てなくて細かい数字が分からないのよ。まぁ、そのうち出てくるだろうから期待して待ってるわ。

もう1つはっきりしないのが、何十人分もまとめて作る段取りなんだよなぁ。
これはこれで、強力なつながりができたので、そっち方面から解決できそう。
この話はまだ秘密だけど120度くらいまで曲がったから。

で、未来食堂の話に戻るけど、店自体は小綺麗にしてるし、美味しいし、いいんじゃない。
ご飯はおひつから自分でよそうので、がっつり食べたい人はたくさん食べられるし。
カウンターだけで12席なんだけど、これ1人で回すのはちょっと厳しそう。
まかない」っていうシステムがあって、50分間店の手伝いをして1食食べさせてもらう、っていう仕組みなんだけど、賢い仕組みだよ。何がどう賢いかは「本とカレーと神保町」会議でちょこっと話になってたけど、ここでは書かないよ。
アルバイトとは違うまかないさんがどう振る舞うのか見たくて、昼の時間に行ったんだけど、この日はまかないさんがいなかったのはちょっと残念。このまかないのスケジュールもウェブサイトに公開されてるので、調べてから行けよ、って話だろうけど、そんなことより、実際に体験する方が早いだろうな。

で、ついでに云うと、同じフロアの並びに空き物件あるのよ。
んー。そういうタイミングなのかねぇ。

未来食堂

U18ぼくらの未来 ~伊藤穰一と中高生の白熱トークライブ~に行ってきた

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U18 ぼくらの未来 〜伊藤穰一と中高生の白熱トークライブ〜U18ぼくらの未来 ~伊藤穰一と中高生の白熱トークライブ~」というイベントに呼ばれたので未来館に行ってきた。
夏休みに行われた「INNOVATORS’ SUMMER」に参加した中高生とMITメディアラボ所長のジョーイとのトークイベントのこと。
8月に行われたINNOSUM EVENTもなかなか良かったのだけど、今日はこども達だけでなく大人にとってもとても良いイベントだったよ。

「多様性を受け入れないといけない。そうでないと偏りが生じて発展しない」というような話。
これは全くもって同意だよ。

会場の高校生から出た「頭の固い相手にどう対応したらよいか?」という問いに対して「話が通じない相手もいる。そこに時間を使うのは無駄」と切り捨て、これもフムフムそうだよねと、その場はうなづいたんだけど、あとあとよく考えたら、これは多様性を受け入れるはなしと相反するよな、と。
基本この2つの話には同意だけど、ちょっと考えさせられるわ。大人はつらいよ。

「なかなかこっちを向かない相手を振り向かせたり、巻き込むにはどうしたらいいか?」っていうのは、何それ、恋愛相談かよ、とか思ったりして。

最初から同じ方向向いてたり、なんでもハイハイいうこと聞くやつとやるのは楽でいいのよ。
確かに、話の通じない相手とのやりとりは無駄で疲れるって思うけど、相手の言い分は注意深く聞くべきだろうね。
その上で、こちらの話を聞き入れない理由を探り、入り込む隙間を探す。相手のことは鼻から拒否するのではなくシンクロできるところを探す。相手の人格と意見は切り分けないといけない、っていうはなしがあるけどこれは結構難しい。
それでも噛み合わない相手もいるからその時はしょうがないわな、無駄と判断して、噛み合う相手を探せばいいんじゃないか。

THSの話も出てたよ。Tokyo HackerSpaceって、あれいうほどオープンじゃないだろ、っていう意見。
それに対して、オープンなコミュニティの場合、運営上そうなりがちなことは少なくない。そういう雰囲気を変えるくらい入り込めばいいじゃないか、という話とか。
関わっていた人間としては、THSはオープンだよ。ただ、入り込みづらいと感じる人がいることは否定しない。
中に入り込め、という意見はごもっとも。

進路に悩んでいる小学生には「いろいろなことを経験して、自分は何が好きなのか、何に向いてるのか突き詰めろ」と。
今の時代、情報も選択肢もたくさんあるからね、若いうちはいろいろなことを経験するのが良いし、大人はそれを助けてあげるべきだね。

とかなんとか、大人にとってもいろいろためになる話満載だったのだけど、やっぱり好きなことやるのが一番だよねー、というのが今日の結論。
最近また15度くらい曲がったので、飛び降りるポイントがなんとなく見えてきたかもしれない。

今日の収録は年明けに放送されるとのこと。

ちなみに、宇宙キターッ!の女の子はなかなか可愛かったわ。


INNOSUM EVENTに行ってきた

INNOVATORS SUMMER
INNOSUM EVENTに行ってきた。
ここに書くべきかどうかちょっと考えたけど、一晩明けてやっぱり書いておいた方がいいってことで記しておくわ。

INNOVATORS’ SUMMERって何?

INNOSUM、正式には「INNOVATORS’ SUMMER」っていう中高生を対象にしたハッカソンイベント。
7月の後半から8月末までの6週間、毎週土曜日に六本木のヤフーのオフィスで朝から夕方まで自分たちが考えたサービスの開発をして、昨日がそのプレゼンテーションの日。
中高生なら誰でも参加できる、っていうのと、企画も運営も中高生、っていうのがこのイベントの肝だな。
パートナーにはヤフーを始め、錚々たる企業が名を連ね、そういう大人を巻き込んだ企画が立てられるっていうのが彼らのすごいところ。(彼らが巻き込んだのか、大人が進んで巻き込まれたのかはこの際置いておく)つまり、大人と対等にやりとりできるってこと。

このイベントに参加する意義

このイベントの告知を見て、うちのこどもに勧めたけど、彼はこういうところに進んで出向くタイプじゃない。
ギリギリまで渋ってたけど、企画してる子達も、もともと顔見知りだし、っていうことでやっと重い腰を上げた。
まぁ、毎週欠かさず行ったってことは、それなりに面白かったんだろうけど、ここ最近は親子の距離もだんだん広がってきて、どうだったのか聞いてもボソボソと曖昧な答えしか返ってこない。
何をやってるのか、細かいとはわからないけど、開発自体はチームごとにヤフーのメンターが付いてくれてるらしいからよいとして、ここで得て欲しかったのは横の繋がりなんだよね。それともうちょっと人前で話せるようになって欲しい。

イベントを企画した子たちは外向けに発信することに慣れているし、あるイベントをきっかけにがっちり繋がってる。
うちの子はと云えば、どちらかといえば大勢で連むより一人でコツコツやってる方が好きみたいだし、コードは書けるのかもしれないけど発信力がねぇ…。
まぁ、そんなのは親の勝手な願望だし、親が親だし、どこまで踏み込むかっていうこともあるからね、「そう云うお前はどうなんだ」って云われない、ギリギリのところで止めておく。

今後期待すること

で、プレゼンの結果なんだけど、他のチームと比べても遜色なくよくできてたと思うけど、残念ながら選外。優劣を競うイベントじゃないから、大した話じゃない。
出来上がりの見た目と、プレゼン力の違いだな。本人も理解してるみたいなので、これを今後の糧にしてくれればいいんだけどね。
プレゼンの内容自体は同じチームの子が考えたようで、内容自体はヤングとかジョブズの引用とか、高校生にしてはよく考えた内容だったんだよ。もっと堂々としてればよかったのにちょっと照れが入っちゃたのかな。

また来年もやるってことなので、今後に期待。
やりたい、って集まった参加者が、みんなで考えて作り上げていくようなものになるといよね。
今回は最後のプレゼンしか見る機会がなかったけど、途中の開発の様子も一部だけでも公開すれば大人の理解はもっと深まるんじゃない?
参加者、企画・運営チーム、関係者のみなさん、お疲れさまでした。よいイベントだったよ。

INNOVATORS' SUMMER 2015

本日はINNOVATORS' SUMMER 2015最終日でした!この6週間を動画で振り返りたいと思います。みなさま、本当にありがとうございました!Movie Created by Innovation Power

Posted by Innovators' Summer on 2015年8月29日

東京都立産業技術高等専門学校に行ってきた

東京都立産業技術高等専門学校
産技高専の学校説明会に行ってきた。

俺らの頃は「都立高専」だったんだけど2006年に東京都立産業技術高等専門学校「産技高専」になったんだって。
昔のイメージだと、高校なのか、専門学校なのかよくわからない中途半端なイメージだったんだけど、最近は違うらしい。

建物も綺麗だし、設備も整ってる。
授業の内容も、高度な専門知識を早いうちから受けれるし、卒業後の進路に関しても、進学するにせよ、就職するにせよ良いよ、というのがもっぱらの噂。

今日聞いた内容では、とにかく自由な校風で豊富な設備が使い放題。きちんとついてこれるよう、自らを律して勉強できる子にはとっても良い環境ですよ、って感じ。うむ、そう思うよ。
実際の学生の子の話を聞いても、普通の高校生に比べてしっかりしてると感じたのは、やはり校風というかしっかり躾けられてるのと、5年生までいるので、そういう振る舞いを求められるんだろうな、と。

5年間の本科過程を終えて、一般の大学の3年次に編入することもできるし、専攻科に進めば大学卒業と同じく学士号を得られるということで、これはなかなかお得な仕組みなんじゃないかと思ってる。
逆に、一般の高校を出てから4年次に編入する、ってうのもありらしいのだけど、前述の通り一般の高校とはやっている内容が異なるのでついていくのは結構厳しいのだそう。

まぁ、本人はあくまで某国立付属を狙うと云っているので、それはそれで良いし、これで、某都立SSH校の選択肢は消えた、っていうのが共通の意見。
親としては、都立の普通科もチョイスの中に残しとけ、っていうのと、もうちょっと勉強してるふりしようよ、ってところだな。

2015ハンドメイドバイシクル展に行ってきた

ハンドメイドバイシクル展2015科学技術館でやってた「ハンドメイドバイシクル展」に行ってきた。
先週末、土日の2日間の開催でどっちも予定があったのでどうやって行くか悩んだけど、日曜日の朝一行ってきたぜ。
結論から云うと、無理して行ってよかったよ。昨今の自転車ブームがどうなってるのか、マヂで面白い話がいろいろ聞けたので記しておくね。

自転車ブームはいつまで続くのか?

一部のメッセンジャーとかがトラックに乗るようになってロードレーサーがこんなに増えたのってここ4−5年の話かなぁ? みんなスゲー高い自転車普通に乗ってるんだけど、このブームはいつまで続くのよ? って話をしたらさ、業界の一部ではすでにピークを超えていて、一通り行き渡っちゃった感があるからどうやって2台目、3台目を買ってもらおうか、ってことらしいよ。
ロード乗ってる人にシクロクロスっていうのはまさにそれだな。
俺的にはリジットのフリーライドがオススメだよ。マヂで来るから、そのうち。

昔に比べて高くなったよね、自転車

昔はさ(どのくらい昔かは想像にお任せするけど)フレームオーダーしてDURA-ACEで25−30ぐらい、カンパで30−35ぐらいの感覚だったんだけど、随分高くなったよね?
パーツはどんどん性能が上がってアルミからカーボンとかも使われるようになって、なんとなく理解できるんだよね。フレームもロードレーサーはカーボンが主流でこれもまぁ理解できる。
クロモリのオーダーフレームがさ、5割り増しぐらいに思えてさ、材料が高くなってるのかとも思ったんだけど、それは大したことないらしい。
結局、値段の違いは手間の違いらしいよ。昔は前三角なんて丸パイプで径も決まってたけど、最近は径の違いだけじゃなくていろんな形状があって、治具を一々作ったりそういう手間がだいぶかかるんだってさ。NJSも今はラグレスとかオーバーサイズとか丸じゃないパイプもOKなんだって。びっくりだね。
おまけに、お客さんの要望もどんどん高まっててハンガーとかフォーククラウンの裏まで磨くんだってさ。
以前の倍とは云わないまでも、それに近い手間がかかってる、っていうからそういうことか。

最近若手のビルダーがいっぱい出てきたけど、彼らはどうなの?

良い、悪いは置いておいてアプローチが全然違うらしい。競技から入ってるか、そうじゃないか、ってことね。
まぁ、乗る人がいいと思うものに乗ればいいと思うし、本当の選手じゃなければその辺の差は大したことないわな、と思うわ。
某C*******も専属デザイナーがいるとかいないとか…。いやいや、見た目は重要だって。
BYOBとかも楽しそうだけどね、自分で作ってあの値段するのかと思うとオーダーしたほうがよくね? って思っちゃうのね。

オーダーする? それともカーボン?

フレームをオーダーする、っていうのはステイタスだった訳よ。長さは1mm単位、角度は0.5度単位でさ。体の大きさや乗り方に合わせて作ります。って。
最近はカーボンフレームが主流だからさ、サイズなんてS・M・Lって3サイズぐらいしかないんだぜ。
1mm単位でギャーギャー云ってたのにどういうこと? って思ってるんだけど。
どちらにせよ、きちんとした人がセッティングするのが大事、って当たり障りのない話になっちゃたけど、カーボンは芯が出てなかったり、そういう問題があるらしい。スチールのフレームなら調整きくからね。
おもいっきし膝開いて乗ってるような人には関係ないだろうけど。

中野浩一? なにそれ、美味しいの?

途中でさ、中野浩一が来たのよ、会場に。なんだけどさ、みんなスルーなのよ。
なんだ? 気がつかねぇのか? って云ってたんだけど、気がつかないんじゃなくて、知らないんだよ、って話になって、若手ビルダーの話じゃないけど、そういうことだよね、とか、みんな年取ったんだよね、とかそういう話。

まとめ

と、そんな感じでぐるっと2時間弱、昔ながらのものから最近の流行りものまで一通りなめられたし、懐かしい人にも会えたし、気になっていた裏の事情も聞けたし楽しかったよ。
目黒の自転車文化センターで「ハンドメイドバイシクルの魅力展」っていう展示もやってるらしいので今度見に行こう。
やっぱり乗るより、作る方が楽しそうだわ。

年頭にあたり今年の抱負とかなんとか

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14-15シーズン終了のお知らせ

もうのっけからギブアップだよ。
初日はまぁ普通だね。今年は雪多いし、そんなに寒くはないし、ピーカンではないけどまぁまぁのコンディション。
しかしあれだな、一家4人でスキーするとリフトやら食事やらで3万位かかるのな。いやぁ、大変だよこれ。
夏にカフを切り落としたブーツもいい感じで、やっぱり新しいポールとウェア欲しいよね、とか考えながら1日遊んで、帰ってくればお茶とかご飯とか出てきて、紅白見て「サザンやるねぇ」とか、そんな大晦日。

元旦はもう、こどもたちは「行かない」っていうから午後からのんびりでいいか、って感じなんだけど、脚とかパンパンで痛いし、頭もすっきりしないけど、とりあえず行けば何とかなるか、って思ったんだけどさ、体動かないんだよね、これが。
5本位降りたらもう限界、って感じで早々に切り上げてきた。
と云う訳で14-15シーズンは年間滑走日数2日で早々に幕を閉じたよ。

結論から云うと、もう歳だわ。体動かんよもう。
ずーっと若いつもりで生きてきたけど、やっぱりそうもいかんわな。
ちょっとした傷がなかなか治らなくて、新陳代謝落ちてるわーとか、目見えんよとか軽く考えていたけど、これは本当に年寄りになっていることを自覚しないといけないし、無理の利かないレベルになったのだなと。

なので、今日は温泉入ってまったりしてる。
もう、人生の6割ちょっと終わったけど、残りを余力だけで進むにはまだ先が長いしどうしたものだか。

今年の抱負

他人からすると、これまでもかなり適当に生きてきたふうにいわれるので「抱負」とかあんまり考えたことないけど、字面悪いな、これ。

心の中にいだいている決意や志望。

「負ける」んじゃなくて「負う」ってことらしいわ。負って、抱いた志、ってことね。

俺が思うに、誰もが好いこともあれば悪いこともあって、人生の最後にはプラスマイナスで帳尻が合うはずなんだけど、20代の後半にちょっといい思いを先取りしすぎたっていうのはあるにせよ、そのあとの20年くらいはどう考えてもプラスよりマイナスの方が先行してるからさ、そろそろ好いことが転がってきてもいい頃なんじゃないかと思ってるのね。
失われた20年だよ。悪いことばかり、とは云わないし、もちろん好いこともあったがバランスがね、よくない。
これまでの経験から、自分でも最後の詰めが甘いんだろうなってずーと感じてたから、最後のところでもうひと踏ん張りしようって思ってたけど、できることとできないこと、やるべきこととやらなくてもいいことを明確にした方がいろんな意味でいいんじゃないかと思う。
正直なところいろいろなことに振り回されるのは疲れたし、もうそろそろいいかな? と最近になって強く感じている。

なので、今年はいろいろなことを精算してニュートラルなポジションに立ちたいなと。そのうえで、どっちに進むのが正しいのか考える。
自分のできる範囲のことだけを無理せず、ゆるーくやるのが今年の目標だよ。
そんな訳で、皆さん今年もよろしくお願いします。

うちのこどもとScratch界隈の話


石原さんからScratch Advent Calenderに「なんか書いてください」という指令が回ってきたので、なんか書くけど、崇高なことは書けないので、うちのこどもとScratchの関わりについて書いとくわ。

そもそも、自分自信がプログラマーでもエンジニアでもないし、そういう勉強をきちんとしてきた訳ではないのだけど、なぜか会社のサイトとかを管理していて、そういう人間がそういう仕事についていると、なにかある度に外の人にお願いをしなくちゃいけない訳だ。
基本的には自分勝手な人間なので、人にものを頼むとかはめんどくさいと思っていて、1人でピコピコできればいいよねと常々考えてる。
うちの親もあれ、相当変わり者で(あ、いや、尊敬してるけど)ある日突然PC-8001を買ってきたり、家にボール盤とか旋盤とかがあったり、本当は超合金とか少年サイボーグが欲しいんだけどレゴしか買ってもらえないとか、そういう家に育ったから、まぁ、しょうがないか。

あぁ、ゴメン、ちょっと長くなるかもしれん。
だけど、今思うと相当特殊な環境ではあったけど、基本やりたいようにやってきたと云うか、何かをやらされたと感じることはなかったわ。
小さい頃はいろいろな所に連れて行ってもらった様だけど、あまり一緒に遊んでもらったって云う思い出はないな。親は親でひたすら自分のやりたいことをやってた感じかな。
そういうのがうちの文化と歴史なんだよね。

そういう環境で育ったヤツにもこどもができる訳だ。やることやればできるんだな、これが。
で、自分ができなかったことをこどもに期待しちゃう。
まず、Mindstormsだ。最初の黄色いRCXのヤツね。これはどうしても欲しくて自分用に買ったんだけど結局まともに動かせなかった。
後にNXTも買うんだけど、こっちは動いたけどあまりがっつりは遊ばなかったな。

そうこうしているうちに、たまたま本屋で見つけたのがこれ。よく分からんけどアラン・ケイとか書いてあるし、かろうじてこどもでも読めそうだし。


こどもが小学校の3年生位の時。とりあえず「こんなのあったよ」と渡しておいたら何日日後に「ほら、できたよ」って見せられて正直びっくりした。
何でもこどもができるところをみるのは親としてはうれしいんだよ。それで、もっとネタがないものかウェブ上を探してたら突き当たったのがScratch。
東工大でのMTM04のワークショップに参加したのが最初じゃないかと。2009年の11月だね。
そのあとも、Scratchのワークショップっていうと出かけて行って、行く場所が違うのに、ワークショップやってる人がなぜか毎回同じで、そのうちの1人が阿部さんっていう人で、どうもスクイークの本書いてるのも阿部さんっていう人らしいとか、なんだかんだそんな感じでいろいろなものが繋がり始めたのがこの頃。

2010年の夏にはOtOMO(当時はまだ「プログラミングサークル’スクラッチ’」だけど)の第1回目の寺子屋があって、Scratch@MITの写真とか見せてもらってた頃。その年の11月からは今と同じキャロットタワーの生活工房でのワークショップが始まってる。

2011年の春にはScratch Day 2011 in Tokyoに呼ばれて、この辺りまでは1参加者みたいなスタンスなのでなんだかよく分かってないんだけど、このあと位からかな、がっつり絡むようになったのは。
8月にはWBSの取材が入って、例の「これからは読み書き、プログラミング」発言が出るんだよ。
んー、2011年かー。
安価なセンサーボードとして「なのぼ〜ど」が登場したのもこの年かな?

さらに、大事件が起きたのが翌2012年の2月で、こどものプロジェクトが「注目のプロジェクト」に選ばれる。

その夏に彼はMITのカンファレンスに行って、秋のMFT2012(この年からMake Tokyo MeetingだったのがMaker Faire Tokyoになって会場も科学未来館に)ではキリンタワーだ。今思えば彼とScratchの関係はこの年がピークだね。

俺がアドバンテージを持っていたのは最初の1年だけだな。何処で、どうやって知識を得るのか、あっという間に追い越されてしまったよ。もちろん、OtOMOのワークショップや阿部さんはじめいろいろな人のバックアップがあったのは確かだけど、あの集中力はスゴいと思うわ。

いやいや、こどもの自慢話じゃなくてね、何が云いたいかと言うと、「こどもってスゲー」って思う訳。
だって、産まれた時はほぼ”0″の状態でしょ。それが1人で立って、歩けるようになって、ことばを話せる様になるのに3年位じゃない。8歳の時からScratchはじめて、親がぼーっとしてる感にバリバリできるようになって気がついたら全然先に行っちゃてるんだよ。俺はこの10数年の間何やってたんだ? って話なんだけど。
彼に限らず、全てのこどもはいろいろな可能性を持っていて、何処にチャンスがあるかは周りの大人によるところが大きいんじゃないだろうか? あぁ、それはこども限った話じゃなくて、何もできないダメなヤツ、みたいのは基本いないと思うんだよね。結局人生っていうのは、自分が何に向いているのか探し続けてるようなものだと思うのだよね。
基本的にはやりたいことをやればいいと思うけど、本人がやりたいって思うことがその人に向いているのか? っていうと必ずしもそうとは言い切れないところが人生の試練だよね。
なので、いろいろな選択肢を見せてあげる、チャンスを与える、っていうのは大人の役目だと思う。

話が逸れたので元に戻すよ。
そんな感じで親からみてもそこそこいい感じに育ってはいるのだけど、彼に学んで欲しいのは常に上には上がいるってことで、やっぱり常に謙虚な姿勢が必要だよね。彼が傲慢とか慢心してる、って訳じゃないけど、もうちょっとだけ視野を広げてくれたらもっといいと思うわ。
なんだかんだ、来年は高校受験って、どうしたもんだか。

「プログラミング教育」が世の中で盛上がっているここへきて、Scratchは飽きちゃったのか、やり尽くした感があるのか、ここ1年位はMinecraftにどっぷり浸かってるのね。
Scratchがそこそこできるようになったその先に何があるのか、っていうのはもの凄く興味があって、RubyだったりUnityだったりを始める子もいれば、彼自身はAndroidアプリ作るだArduinoだのって、なにやってるのかよく分からない時期もあったけど、最近はMinecraftのModdingにはまっているようで、まぁ、それはそれでいいんだけどね。
ひとつのことを突き詰めていけば、ある日突然見えるものがあるはずだから、とりあえずはそこまで突き進んでくれ。
それから、一発当てて楽させてもらえれば、いうことないんだが。

とか、なんとか、Scratchあんまり関係ないじゃん、とか思われないようにリンク張っておくので、皆さん買ってください。




俺、カレー屋になるわ その18

牛スネ肉のカレー
カレー作ったで。
いや、久しぶりだわ。
と云うか、このところいろいろ忙しくてなんだかよく分からないんだけど、この週末はまったりとできたのでカレー以外のことも書くけど。

庭の掃除した

カメ池しばらく放ったらかしだったので落ち葉とか雑草とかすごいことになってたのですごくスッキリしたわ。
葉っぱはとりあえず掃いて山にしてはあったけど結構な量たまってた。本当は隅っこにでもためておく場所を作って積んでおけばいいんだけどな。まぁ、それはまた今度だしその前になっちゃってフェンスをなんとかするのが先だ。
葉っぱより雑草だな問題は。家の脇の方は普段はあまり気にしてなかったんだけど、よくよく見てみたら背の丈位に伸びてるヤツとか、隣から伸びてきてる蔓とかすごいことになっていたので全部苅ってやった。
70Lのゴミ袋3つになったわ。

カメの甲羅の標本

甲羅の標本標本って程のものでもないが、以前にお亡くなりになったカメをただ埋めるだけじゃなくて何とかならんかと思って、目につかないところに置いておいたのだけどこの機会にやっつけた。
カラカラになった手足を甲羅と分けるのはちょっと残酷な気分でもあったけど、背骨と甲羅が一体になってるのがよく分かったわ。
甲羅だけになるともの凄く軽くてそれはそれで大分悲しい。

葦簀撤去した

葦簀日避けに掛けてあった葦簀を撤去。
日中はまだ暑い日もあるけど、今日やらないと何時になるか分らないし天気もよかったので撤去。
家の中が一気に明るくなったわ。
ついでに扇風機もやっと片付けた。ちなみにうちにはクーラーは寝室に一機だけだから、ほとんど動いてないけどな。
今年はバルミューダを買ったので首を振らなくなったヤツは処分することにした。

プールに行ってきた

カレーよりもプールだよ、こっちのブランクの方が大きい。
前回泳いだのは5月の頭が最後だったのでまるまる4ヶ月ご無沙汰な訳だ。
以前は週一プールは欠かさなかったのに、今年になってからポロポロ穴が開き出して4ヶ月も泳いでなかったのか。休みが不定期になったのが一番の原因でそれに加えていろいろなイベント目白押しだったからな、とか言い訳してみる。
で、4ヶ月振りのプールだけど、1000泳いだらもうヘロヘロだわ。調子の良い時の半分だよ。
泳げない訳じゃないし息が苦しいとかでもないんだけど持久力が全然ない。4本くらい泳ぐともう掻けなくなっちゃう。腕が回らないし掻いても進まないからたぶんスゲーかっこ悪い泳ぎだったと思うわ。
まぁ、何事もそうだと思うんだが、長く続けることと量をこなすことが重要だと思うんよ。人より多くの量をこなせばその分は必ず身になるって思うけど、人生の終わりが見えてきた人間が思うには、全てのことを永遠に続けることはできないので、どれを続けてどれを止めるかっていう選択をしないといけないのと止めるタイミングを間違えたらいけないってことだな。
上達するために長く続けることは有効だけど、ただ惰性でダラダラ続けることはそれ以外の重要なことの障害にもなるってことだ。
という訳で、プールとカレーはプライオリティ高いよ。

牛スネ肉のカレー

牛スネ肉カレーやっとカレーの話だよ。
カレーの話、たって特別なことはなくて今日は牛スネ肉だってこと位か。
この前ヘンドリクスでポークを食べた時に思ったんだけど、焼かないで下茹でしたみたいなバラ肉のかたまりを投入してたので、塊肉を使う時はその方がホロホロに柔らかくできるんじゃないかって。
ということで今回はそのまま投入してみた。
あとよく分からないのがカレーリーフの使い方。マヤバザールでついうっかり大量に買ってしまったのだけど乾燥したものはテンパリングに加えるってこと位しか情報がなくて、そのまま入れっぱなしにしておくと見てくれも悪いし口に入れた時もあまりいい感じしないんだよね。テンパリングの後取り出せばいいのかもしれないけど、親指の爪位のサイズしかないし油の中からそれを取り出すって云うのはちょっと面倒くさい。
マヤバザールはなんでもあるし安いのだけど普通の人が家で使うにはちょっと量が多い。安いが故に調子に乗って使い切れない量をよけいに買い込んじゃったりもする。
今日はサフランライスもきれいに炊けたしカレー自体もうまうまだったのでまぁよしとするか。

東京工業大学附属科学技術高等学校に行ってきた

東工大附属学校説明会
東工大附属の説明会に行ってきた。

俺が入りたいわ。

そもそも受験資格あるのか。

調べてみた。

出願資格
出願時に、高等学校・高等専門学校および中等教育学校後期課程に在籍していない者で、次の(1)、(2)、(3)、(4)のいずれかに該当し、本校の各分野に関わる専門の実験・実習に適切に取り組める者。
(1) 中学校か中等教育学校前期課程を卒業・修了した者,または平成26年3月までに卒業見込み・修了見込みの者。
(2) 文部大臣・文部科学大臣が、中学校の課程に相当する課程を有するものとして指定した海外日本人学校の当該課程を修了した者、または平成26年3月までに修了見込みの者。
(3) 外国において、その国の正規の学校教育における9年の課程を修了した者、または平成26年3月までに修了見込みの者。
(4) 中学校卒業程度認定試験により、中学校を卒業した者と同等以上の学力があると認定された者。

んー、出願するだけなら大丈夫そうだな。
まぁ、受かるかどうかは別問題だ。

自信ないわ。orz

たぶん(あえて、たぶん)こどもの方が優秀なのでなんとかなるんじゃないかと思ってたりするんだけど、今日の話を受けて情報システムなのか電気電子なのか悩ましいところだ。
本人が行きたい方へ行けばいいと思うのだけど、電気電子の方がもの作り的な要素が多いのと若干潰しがきくんじゃないかと思う。いろんな選択肢を残しておいた方がいいんじゃないか、という前人からのアドバイスだ。

各専門分野毎の説明は先生方はそれぞれ熱がこもっててよかったわ。
工作機械使えたり、いろんなもの作れたり、スゲー楽しそう。

俺が学生の頃は勉強以外のことに目がいっちゃってたからね。
今になって、もっとちゃんと勉強しておけばよかったって後悔してるし、親にも申し訳なかったと思ってる。

でも、それがあって今に至る訳なので、まぁ、人生は仕組まれてるよね、と思う訳。

がんばってね、と云うか俺も残りの人生ゆるくがんばるね。

ICI石井スポーツカスタムフェアに行ってきた

石井スポーツカスタムフェア今年もICIのカスタムフェアに行ってきた。
これは俺の中ではスキーへの情熱とモティベーションを保つための大事な儀式として位置づけられてる訳だけど、いろいろと思うところがあるので記しておくわ。

TFT遠いっす

まず、今年は会場が変わったのよ。今年の会場はTFT、国際展示場ね。
初っぱなから苦言を申し上げたいのだが、

「遠いだろ」

都会で働くサラリーマンの為にもっと都心でやってくれよ。
19:00過ぎてから向かったけど、新橋からゆりかもめに乗ったらあの時間ガラガラだぜ。
日中の激務でスゲー眠かったけど、寝たら間違えなく寝過ごすパターンだわ。
で、国際展示場前の駅で降りるヤツなんざいない訳よ。駅からTFTまでの間、何処にも何の案内もでてないし、駅方面へ向かう人もまばらでそれっぽい人は皆無だからさ、「あれ? もしかして今日じゃねぇの?」とか思ってしまう訳だ。
TFTの建物に入って、奥の方まで行って、やっと案内の看板見つけたよ。
エントランス入っても全然人いなくて変な雰囲気だった。
まぁいい、平日のクローズ間近だったから、ってことにしておこう。

受付して、メイン会場までのアプローチがこれまた変だわ。スキー場とかがデスク出してるんだけど、あの狭いところに並べるのはダメだろ。全員必ず通るから、って狙いなんだろうけど。ダメダメ、盛上がらないよ。
エキジビターとして参加してるメーカー各社はいつも通りなんだろうけど、お客さん少ないよ。会場のロケーションが間違ってると思うわ。週末は盛上がるんだろうか、これ。
俺的にはこれといって目新しいものもなく、知ってる人も前々いなくて正直、「行かなくてもよかった」(*あくまで個人の感想です)
そもそも、なにか買おう、ってつもりで行ってないからね。それにしても来合い入ってないな。(*あくまで個人の感想です)

14-15シーズンはメタルの再来

とは云え、ちょっとだけ有意義な話も聞けたので書いとくけど、某VGのスキーの話ね。
ブースの前で立ち止まって見てたら、話しかけてきたのがどうもVGの中の人ではない人。
いつもの様に「どんなコンディションでもまんべんなく乗れるはどれですかね?」って聞いたらCORDOVA薦められた。
VGって、作ってるのがOじゃなくてBに替わったって云う話があって、俺の中ではちょっとさめてしまっていたんだけど、ものは試しに訊いてみたらOじゃないところでも作ってるけど、大方はOで作ってるって。(ここに書いてあることは全部2Chのコピペだから。ウソ)
ふむふむ、そうなのか。ちょっと安心したぞ。
でもって、今シーズンはメタルの再来なんだと。
それってアレか、ロッカー、ロッカー云って操作性の良さばかりが前面に出ちゃって、本来の踏み込んでギュィーンってターンする醍醐味みたいのがなくなっちゃって、一周して戻ってきた感じですかね? えっ? もう1周しっちゃったの? はえーな、って感じ。
まぁ、あれだ。もう歳なので楽チンな板がいいんだけど、踏んでもいないのにくるくる回っちゃうって云うのはね、どうかと思うわ。
とかなんとか云う話ができたのがこの日の成果。
あとは人それぞれなので、自分の目で確かめてちょ。