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うちのこどもとScratch界隈の話


石原さんからScratch Advent Calenderに「なんか書いてください」という指令が回ってきたので、なんか書くけど、崇高なことは書けないので、うちのこどもとScratchの関わりについて書いとくわ。

そもそも、自分自信がプログラマーでもエンジニアでもないし、そういう勉強をきちんとしてきた訳ではないのだけど、なぜか会社のサイトとかを管理していて、そういう人間がそういう仕事についていると、なにかある度に外の人にお願いをしなくちゃいけない訳だ。
基本的には自分勝手な人間なので、人にものを頼むとかはめんどくさいと思っていて、1人でピコピコできればいいよねと常々考えてる。
うちの親もあれ、相当変わり者で(あ、いや、尊敬してるけど)ある日突然PC-8001を買ってきたり、家にボール盤とか旋盤とかがあったり、本当は超合金とか少年サイボーグが欲しいんだけどレゴしか買ってもらえないとか、そういう家に育ったから、まぁ、しょうがないか。

あぁ、ゴメン、ちょっと長くなるかもしれん。
だけど、今思うと相当特殊な環境ではあったけど、基本やりたいようにやってきたと云うか、何かをやらされたと感じることはなかったわ。
小さい頃はいろいろな所に連れて行ってもらった様だけど、あまり一緒に遊んでもらったって云う思い出はないな。親は親でひたすら自分のやりたいことをやってた感じかな。
そういうのがうちの文化と歴史なんだよね。

そういう環境で育ったヤツにもこどもができる訳だ。やることやればできるんだな、これが。
で、自分ができなかったことをこどもに期待しちゃう。
まず、Mindstormsだ。最初の黄色いRCXのヤツね。これはどうしても欲しくて自分用に買ったんだけど結局まともに動かせなかった。
後にNXTも買うんだけど、こっちは動いたけどあまりがっつりは遊ばなかったな。

そうこうしているうちに、たまたま本屋で見つけたのがこれ。よく分からんけどアラン・ケイとか書いてあるし、かろうじてこどもでも読めそうだし。


こどもが小学校の3年生位の時。とりあえず「こんなのあったよ」と渡しておいたら何日日後に「ほら、できたよ」って見せられて正直びっくりした。
何でもこどもができるところをみるのは親としてはうれしいんだよ。それで、もっとネタがないものかウェブ上を探してたら突き当たったのがScratch。
東工大でのMTM04のワークショップに参加したのが最初じゃないかと。2009年の11月だね。
そのあとも、Scratchのワークショップっていうと出かけて行って、行く場所が違うのに、ワークショップやってる人がなぜか毎回同じで、そのうちの1人が阿部さんっていう人で、どうもスクイークの本書いてるのも阿部さんっていう人らしいとか、なんだかんだそんな感じでいろいろなものが繋がり始めたのがこの頃。

2010年の夏にはOtOMO(当時はまだ「プログラミングサークル’スクラッチ’」だけど)の第1回目の寺子屋があって、Scratch@MITの写真とか見せてもらってた頃。その年の11月からは今と同じキャロットタワーの生活工房でのワークショップが始まってる。

2011年の春にはScratch Day 2011 in Tokyoに呼ばれて、この辺りまでは1参加者みたいなスタンスなのでなんだかよく分かってないんだけど、このあと位からかな、がっつり絡むようになったのは。
8月にはWBSの取材が入って、例の「これからは読み書き、プログラミング」発言が出るんだよ。
んー、2011年かー。
安価なセンサーボードとして「なのぼ〜ど」が登場したのもこの年かな?

さらに、大事件が起きたのが翌2012年の2月で、こどものプロジェクトが「注目のプロジェクト」に選ばれる。

その夏に彼はMITのカンファレンスに行って、秋のMFT2012(この年からMake Tokyo MeetingだったのがMaker Faire Tokyoになって会場も科学未来館に)ではキリンタワーだ。今思えば彼とScratchの関係はこの年がピークだね。

俺がアドバンテージを持っていたのは最初の1年だけだな。何処で、どうやって知識を得るのか、あっという間に追い越されてしまったよ。もちろん、OtOMOのワークショップや阿部さんはじめいろいろな人のバックアップがあったのは確かだけど、あの集中力はスゴいと思うわ。

いやいや、こどもの自慢話じゃなくてね、何が云いたいかと言うと、「こどもってスゲー」って思う訳。
だって、産まれた時はほぼ”0″の状態でしょ。それが1人で立って、歩けるようになって、ことばを話せる様になるのに3年位じゃない。8歳の時からScratchはじめて、親がぼーっとしてる感にバリバリできるようになって気がついたら全然先に行っちゃてるんだよ。俺はこの10数年の間何やってたんだ? って話なんだけど。
彼に限らず、全てのこどもはいろいろな可能性を持っていて、何処にチャンスがあるかは周りの大人によるところが大きいんじゃないだろうか? あぁ、それはこども限った話じゃなくて、何もできないダメなヤツ、みたいのは基本いないと思うんだよね。結局人生っていうのは、自分が何に向いているのか探し続けてるようなものだと思うのだよね。
基本的にはやりたいことをやればいいと思うけど、本人がやりたいって思うことがその人に向いているのか? っていうと必ずしもそうとは言い切れないところが人生の試練だよね。
なので、いろいろな選択肢を見せてあげる、チャンスを与える、っていうのは大人の役目だと思う。

話が逸れたので元に戻すよ。
そんな感じで親からみてもそこそこいい感じに育ってはいるのだけど、彼に学んで欲しいのは常に上には上がいるってことで、やっぱり常に謙虚な姿勢が必要だよね。彼が傲慢とか慢心してる、って訳じゃないけど、もうちょっとだけ視野を広げてくれたらもっといいと思うわ。
なんだかんだ、来年は高校受験って、どうしたもんだか。

「プログラミング教育」が世の中で盛上がっているここへきて、Scratchは飽きちゃったのか、やり尽くした感があるのか、ここ1年位はMinecraftにどっぷり浸かってるのね。
Scratchがそこそこできるようになったその先に何があるのか、っていうのはもの凄く興味があって、RubyだったりUnityだったりを始める子もいれば、彼自身はAndroidアプリ作るだArduinoだのって、なにやってるのかよく分からない時期もあったけど、最近はMinecraftのModdingにはまっているようで、まぁ、それはそれでいいんだけどね。
ひとつのことを突き詰めていけば、ある日突然見えるものがあるはずだから、とりあえずはそこまで突き進んでくれ。
それから、一発当てて楽させてもらえれば、いうことないんだが。

とか、なんとか、Scratchあんまり関係ないじゃん、とか思われないようにリンク張っておくので、皆さん買ってください。




Raspberry Pi Robotを作ってみた

Raspberry Pi Robot
Raspberry Piでいろいろとやってみてるんだけどね、やっぱりロボットでしょ。
ScratchGPIOでモーターをコントロールできればMINDSTORMS並みに遊べるんじゃね、と思った訳。
で、コードがかけなくても電子回路とか知らなくても、とりあえず動くところまで漕ぎ着けたので記しておくわ。

ズブの素人でもロボットが作れる

Raspberry pi GPIORaspberry PiにはGPIO(General Purpose Input/Output)っていう外部の電子回路と通信できるとげとげがある訳さ。
1番から26番まであって、それぞれに役割があるんだけど、どうれがどう、っていう話は飛ばすので知りたい人は下記をみてね。

この画の一番左の手前が1番ピンね。その上が2番で、左から2番目の手前が3番…で一番右の奥側が26番な。
で、このとげとげとモーターを繋いでごにょごにょするんだ。
モーターを繋ぐ方法はあとで書く。

GPIOをコントロールする方法

ScratchGPIO次にGPIOをコントロールする方法だけど、こじ研みたいなオマジナイは使えないので、そういう人のためにScratchGPIOっていう素敵なものがある訳よ。
「素敵」とはいえ、これもそれなりにハードルが高いから覚悟しろよ。
まず、ScratchGPIOのインストールとLチカのチュートリアル、モーターの動かし方は下記にある。

ここで使ってる「ULN2003」っていうトランジスタアレイは秋葉原中探したけど何処にも売ってなかったけど、東芝の「TD62083」というのが代替えで使えるらしいのでこっちを買ってきた。
一旦ブレッドボードに組んでみて、モーターが廻ることを確認してから、ユニバーサル基盤に半田付けする。

モジュールを作る

ScratchGPIO with Motorsブレッドボード上で動くところまで確認できたら、あとは間違わずに半田付けすればいいのよ。と、簡単に書いてるけど細かい作業は最近特に面倒だわ。目見えんのよ、まぢで。
上記のサイトでは外部電源を繋いでたんだけど、GPIOの情報をいろいろ漁ってたら2番ピンと3番ピンから5V出てんじゃん、ってことでそのように配線。
本当は通電の確認用にLEDも付けようとしたんだけど、GPIOに差したら隣のビデオとおもいっきし干渉することが解ったので、その部分は急遽切り落とした。

ScratchGPIO裏側はこんな感じね。
ここまでくればもう、あと1歩だぞ。

シャーシに載せる

Raspberry Pi Robotシャーシは前に作ってあったものをとりあえず使うけど、そのうちアクリルで作り直す予定。
汎用のきくパーツがいいので、ギヤボックスとホイールはタミヤのな。
ユニバーサルプレートはアッパーはタミヤのだけど、ロワーは実はタミヤじゃなくてミュウロボ用なんだ。
スタジオミュウのユニバーサルプレート(スタジオミュウではタッピングプレート)はタミヤのとぱっと見は同じなんだけど、穴の径が微妙に小さくて3mのタッピングビスが使えるんだよね。タミヤのは丁度3mなのでM3のナットが必要な訳。なので使い分けてるのね。
穴のピッチとRaspberry Piの固定用の穴がちょうどいい感じに収まるのでスペーサーかませれば難なくきれいに固定できる。
ピロボールもミュウロボのプレートに付属してるヤツね。
とりあえず、ハードはこれでよしと。

続きはまた今度書くわ。

Mindstorms EV3 体験会 – アフレルEV3キャラバン100に行ってきた

下北沢のオープンソースカフェで行われたMindstorms EV3 体験会に行ってきた。

うちにはRCXもNXTもあるのですが、実はあまり活用できてません。
なんですが、あたらしいEV3がこの夏発売、ってことで、やっぱり興味津々な訳ですよ。

Mindstorms EV3 Caravan-04CoderDojoなどで過去にも足を運んだことのある下北沢のオープンソースカフェで、ちょうど体験会があるというので、のこのこ行ってきた訳さ。

仕事が押して定時ダッシュできなかったのと、ちょっとした勘違いや、下北の駅の変貌ぶりに出口を間違えたりと、1時間ほど遅れての会場到着となったため、外野からの見学となっちまった。

Mindstorms EV3 Caravan-01 Mindstorms EV3
NXTと比べると見た目がだいぶシャープな感じになったね。
センサーやモーターはNXTと互換だそうです。
ジャイロがすばらしく良いよ。これだけでも買う価値ありそうなんだけどね。そうは云っても¥40,000オーバーと云うのはホイホイ買える値段じゃないわな。
今のところ教育版の発表だけで、玩具版も出るのかどうかAfrelの人に聞いたら「玩具版は買ってはけない」と思い切り否定されました。w
ソフトウェアが大分違うそうです。玩具版はいろいろと制限されているらしい。

Mindstormsでもって、ガチのライントレーサーですね。会場に着いた時は既に一通り組み終わったあとだったので、ここから試走会が始まりました。

スタートダッシュがいいとコーナーを曲がりきれなかったりで、なかなか完走できる人がほとんどいない。
野外で夜間と云うことでセンサーの調整が難しかったみたいです。

ソフトウェアの画面がはっきり写っている画は公開しないでくれ、とAfrelの人が云っていたので載せませんが、こどもだけで遊ぶにはちょっと厳しいかもしれませんね。
財布に余裕があれば買いたいんですけどね。Afrelの人には怒られちゃうと思うけどBrick Piなんてのもあるようなので…。