Raspberry Pi」カテゴリーアーカイブ

小学校でScratchやってきた 2015年度6回目

プログラミングラボ in ケイヨウ
久しぶりに小学校でScratchやってきたわ。
前回が11月だったので、2ヶ月ぶり。今年度の6回目だわ。
昨年度は9回やってるので、ちょっとペースが落ちてるのか。
うちの子も今度の3月で卒業なので、まぁ、今回が最後かもしれないと思ってるんだけど、今年度は延べ50人以上の参加者がいたってことでありがたいことだと思ってる。

知ってる人は知ってると思うけど、この学校では今年と去年、全校児童にRaspberry Piを1人1台配布して、すべての教科の中でプログラミングに取り組む、という非常に前衛的なことをやってきてるのね。
この2年間、行われた授業は全て見てきたし、その取りまとめの発表会も今月の頭に盛大に行われて、いろんな意味で一段落ついたと思ってる。

正直なところ、こどもたち進歩は目覚ましいものがあって、今年の1年生が普通にRaspberry PiでLチカできるし、先日の発表会では、プロジェクションマッピングはあるわ、素数が云々とか、もう完全に手に負えない。
この先、日本の義務教育の中でのプログラミング教育、STEM教育云々の話はまだまだ広がりを見せるだろうけど、この2年間の教職員、関係者のやってきたことがこの先のスタンダードになるんだろうなと思ってる。

プログラミングができるからスゴイ、できないからダメ、っていうことではなく、誰でも好きなこと、得意なことがあると思うし、なんでも人と同じようにできなければいけないなんてことはないと思うのね。
何をやってもダメな人、みたいのは基本いないと思ってて、前向きに取り組めることに出会えるかどうかが人生においてとても重要だと思うのよ。
こどものうちから(大人になってからもだけど)色々なことに興味を持って見聞きすることが大事で、大人はその道筋を用意してあげなければいけないよね。
「こういうものもあるんだよ」と提示して選択肢を広げてあげるのが目標というか、意義だと思ってやってきたので、そういう意味では、まぁ、良かったのかな、と。

プログラミングラボ in ケイヨウプログラミングラボ in ケイヨウプログラミングラボ in ケイヨウプログラミングラボ in ケイヨウ

Raspberry Pi Zeroのケースを作ってみた

Raspberry Pi Zero case
あー、はいはい。期待してるのはこれでしょ。
とりあえず、作りましたよ、っと。

ここ最近、この手の話は出てこないけどね、単に忙しいのよ、仕事カレーで。
Raspberry Piって安いけどいろいろできていいよね、って感じだったのが、新しいRaspberry Pi Zeroっていう安くて小さいのが発表されて、さらに安くて5ドルだとか¥600だとか、大騒ぎしたのが去年の11月の終わり頃。
安いし、小さいし、これいいんだけど、ずーっと買えない状態が続いてるっていうのはどうなのかなぁ、ダメでしょ、意味ないでしょ。
いろいろと競合する製品も出てきてるし、最初から話題作りのためにやってるんわけじゃないだろうから、そのうち供給されるだろ、ってことに今の所はしとくけど。

そんなかんだ、でオーダーできたのが1月の終わりで、届いたのが2月の頭。
どっかでやらないといけないよねー、とは思っていたけど、やっと重い腰持ち上げましたよ、っと。

ケースったって、これ見ての通り切って穴開けるだけだから。
アクリルは手持ちの半端から切って、スペーサーやらネジやらはいつもの通り廣杉計器にオーダーしたわ。

Raspberry Pi Zero 自作ケースRaspberry Pi Zero 自作ケース

小さくシンプルに、ってことでこの際GPIOは無視してピンもつけない。2mmのアクリル使って、厚みは10.5mm。んー、もう0.5詰めたいなぁ。
裏側はアクリルに直接ネジ切ってるのでスペーサーは全部丸のスルーね。

Raspberry Pi Zero case

Raspberry Pi 2、A+と並べて記念撮影。
例のごとく、ケースができたことで満足してるので、RPi自体はまだ動かしてないよ。
まぁ、そのうち。

小学校でScratchやってきた 2015年度5回目

プログラミングラボ in ケイヨウ
10月は別のイベント(2016/1/3 17:55~ Eテレで放送されるらしい)と重なってしまったため2ヶ月ぶりだよ。
参加者は全部で15組と今年度最多、内1-2年生が半分を占めてるんだけど、授業で使ってる様子を見てても、そんなに手がかかるような心配はしてないのね。
当然、高学年の子との開きはあるものの、ここに来る子はモチベーションも高く発想も豊かだし、ちょっと難しいこと云っても大丈夫なので楽。とは云っても、「ねぇねぇ、見て見て」と何人もからいっぺんにいわれたりして、それはそれでまぁあれだけど。

たいした準備もしてないのを棚に上げて、「どうぞ、みなさん、好きなことやっていいよ。ただしMinecraftは禁止」と放置してもそれなりに回るので素敵だよ。
1人だけ一緒やってほしいという女の子がいたので猫逃げやったけど、基本的なことは理解してる風なので、あっという間に終わってしまったよ。

プログラミングラボ in ケイヨウ緑色の山に沿って猫を動かしたい、という要望。座標の話をして、ずっと下方向に進む、緑色に触れたら上方向に進む、ってことで、ちゃんと山に沿って上下に動きながら移動できるようになった。

プログラミングラボ in ケイヨウサッカーなのかと思っていたらテニスだそうで、ただし玉は人間。シュール。

プログラミングラボ in ケイヨウこっちはちゃんとサッカー。コーナーから飛んでくるボールを猫を操作してゴールに向ける。

プログラミングラボ in ケイヨウ2匹の猿が会話するアニメーション。

プログラミングラボ in ケイヨウ壁に当たらないように進んで、アイテムを取りながらゴールまでいくゲーム。この後、ゴールしたら次のステージに変わるにはどうしたらいいか? っていう話をした。

プログラミングラボ in ケイヨウこれも迷路っぽい感じ。

プログラミングラボ in ケイヨウスケートする猫。スケートリンクの背景がない、と云って自分で書いてた。

プログラミングラボ in ケイヨウマリオっぽい何か。

プログラミングラボ in ケイヨウ猫がボールをパスするんだけど足に当たらない、というのでコスチュームの中心を動かすことを教えてあげた。相手に触れるとボールが向きを変える。

上級生が下級生に教えてあげたりとか、友達同士で教えあったりとか
約2時間半集中力切らさず、いやぁ、素晴らしいっす。

小学校でScratchやってきた 2015年度4回目

プログラミングラボ in ケイヨウ

来るものは拒まず

2学期が始まって今年度の4回目。
1学期は「3年生以上」縛りを設けていたけど、2学期になったのでもういいでしょ、ってことで、来るものは拒まず状態、復活。
1-2年生が増えるのは想定通りで、12組の申し込みのうち7組が1-2年生。それと3年生で2学期から転入してきた子がいて、この子はScratchもRaspberry Piも全く初めて。

集中力

2年生は、去年1年間授業でやっているので、まぁ問題ないよね、というか素晴らしく良くできる。積極的にこういう場に来るというのは意識高い系だね。
先生曰く、1年生は1学期に相当仕込んだので問題ないでしょ、と云われてはいたものの、そうは行ってもね…。という予想は大きく裏切られ、教室に入ってくるなり、勝手Raspberry Piにつないで、勝手にScratch起動して、勝手に遊んでる。
なので説明の手間は半分だわ。それはそれでよかったんだけど、うっかりしてたのは「持って1時間」ってことだな。
低学年は集中力が持続しない、っていうのは以前から解ってたはずなのに、失念してたわ。あぁ、俺の記憶力の方が問題か。
1年生はどうやっても1時間だな。2年生の意識高いチームは、去年やった、やらないの話とは別に集中力持続するのよ。その辺が境目のような気がするわ。

一通りやったところで、1年生は退散。2年生は引き続きマッシュアップ。3年生以上の経験者は自分のプロジェクトをそれぞれやって、今日は無難に終了しましたよ、っと。
この先どうしよう。

今日できた作品はこちら

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第2回 Firefox OS x Raspberry Pi ハンズオンに行ってきた

第2回 Firefox OS x Raspberry Pi ハンズオン

当たって砕けろ

今日はこれに行ってきた。外部のこの手のイベントに参加するのは久しぶりだよ。会場は渋谷のmixiな。
Firefox OSといえば、過去に苦い経験があるのだけど、今回もとりあえず当たって砕けろ系だね。

Raspberry Piのセッション

Firefox OSのセッションとRaspberry Piのセッションがあって、まず最初にRaspberry Piのセッションに参加した。
「ハンズオン」っていうのをよく解ってないからなのか、唐突に始まって、できる人はどんどん進めてください、って、「えぇ? そうなの?」って感じなんだけど、とりあえずRPiなので。
Raspberry Pi云々の話はすっ飛ばして、LEDの明るさやDCモーターの速度を変える & Firefox OSアプリからの制御、っていうのが最終目標。

第2回 Firefox OS x Raspberry Pi ハンズオンこれが用意されてた機材一式。後で気がついたけど、Raspberry PiのバージョンはBもあればB+、2混在してたのね。

USB Serial繋げてターミナルからログイン

第2回 Firefox OS x Raspberry Pi ハンズオンRPiにUSB Serial繋げてターミナルからログインする、っていうのが最初の課題なんだけど、USB Serealは認識して見えてるんだけどRPiにログインできない。
結局screenが何か別のものに取られてBussyな状態、ってことになって、どこに取られてるのか? どうやって抜けるのか? っていうコマンドを教えてもらったけど、覚えられなくて何回も聞いちゃったよ。ごめんね。

第2回 Firefox OS x Raspberry Pi ハンズオンまぁ、なんとかログインできて最初のLチカは問題なくクリア。
次はNode.jsでコントロールするところ。
プログラムを書くのにエディターはnanoを使うんだけど、この辺りからだいぶ雲行きが怪しくなって…。(最初から怪しいだろ、っていう話もある)
もう、資料見ながら写経状態だよ。
途中で、「お渡しした資料の中にあるのでコピペしてください」って、早く云ってよ。

1回目のセッションはこの辺でタイムアップ。
この後、Firefox OSからPWMの制御とモーター回すのやるはずなのに。

で、2回目のセッションも続きやりたいってお願いしてやることにした。
ただ、機材は一度回収します、ってことで、また最初からやり直しだけどな。

セッション2

2回目とかいっても1回目のアドバンテージが全然生かされていない。
まずRPiのログインできない。最初と同じな、しかもコマンド覚えてないから、またしてもチューターの人に教えてもらったし、今度はちゃんとメモったよ。メモったよ。大事なことだから2回書いたよ。

第2回 Firefox OS x Raspberry Pi ハンズオンその後も黙々と作業をこなして、やっとFirefox OSからPWMでLEDの明るさを変えることができたよ。
で、最後はモーターな。
UNL2003Aっていう石、これモータードライバーなのかな?
最後はこれをかませてモーター回ったぜ。
これで2軸の制御ができればいいのにって思ったけどTP7291Pのほうがいいですよ、とかサラリとかわされてしまったよ。

今日やったことを発展させれば、PCからもリモートでコントロールできるだろ、って思ってたけど、やっぱりハードル高いっす。
色々と課題も見えたので、地道に頑張るわ。

Maker Faire Tokyo 2015に行ってきた 2日目

Maker Faire Tokyo 2015
MFT2015、2日目な。

(ここから追記)
昔のMakeの方が良かったよね、みたいなことを昨日書いたんだけどね、色々と整理できたので記しておく。
濃い人は濃い人で以前とは変わらない。何故に薄くなったと感じるのか考えたんだけど、スポンサーブースが増えてビジネスライクなイベントに傾いてきたからじゃいかと思う。会場も大きくなったし来場者が増えてもね。

個人や、仲間内で出展してるところは、結局のところ自分たちのやりたいことを、好き勝手にやってるやってる訳よ。
それを見て、スゲーって思う人は、同じようなものを欲してるとか、それをすることの難しさとか、そういうことが解ってるってことだろ。何やってるか解らないとか、興味を示さないっていうのは、ある意味次元の違う人たちだから放っておけばいいのよ。

企業出展の場合はそうはいかないわな。どうやって自社製品に興味を持ってもらうとか、買ってもらうとか、そこんとこが焦点だから。少なくともかけた費用分は回収しなきゃいけない。
好きなことを好きにやる、っていうのは自分との戦いだから、他人がどう思おうがそんなことはどうでもいいのよ。自分の納得できるものができればそれでいいし、出来上がらなくてもそこから得られるものがあるだろ。結果よりもそこに至るプロセスが重要。

ものを創る、っていう行為は、まず自分が何を欲しいのか明確にならないといけないし、頭のなかでぼやっとしているものを一つずつ形にしなくちゃいけない訳だ。寸法や形は? 材料は何がいいのか? どうやって加工するのか? そういうことを一つずつ積み上げていって、思い通りのものにするところまで持っていくことができるっていうのは、それだけで凄いことなんだよ。

要は、嫌々やってるようなことはとっとと止めて、本当にやりたいって思うことをやるべきだ、ってこと。
自分自身が、本当にやりたいことなら、問題が起きても、うまくいかないことがあってもそれは糧になるだろって。
でも、それが「本当にやりたいこと」なのかどうかは真剣に考える必要があるぞ。

とかなんとか、そんなことを思いついたので、まずは自分自身から有言実行に移す。
(ここまで追記)

OtOMOの大人

まず、昨日画のなかった大人ブース。キッズ/教育エリアだけど大人ブース。
石原さんのChampierreに間借りしてる。

Maker Faire Tokyo 2015DJ石原の図。

Maker Faire Tokyo 2015じゃなくて、Mind2Scratchのヘッドセットをしつつ、Home2Scratchのサーミスタの調子をチェックしてるところ。
Mind2Scratchはα波でScratchを動かすっていう、これまでにないプロジェクトな。
センサーの付いたヘッドセットは市販されてるらしい。おでこに当てたセンサーでα波を測定してScratchに送る。
設定した値を超えるとスプライトが動くっていうやつ。集中することでα波の値が上がるんだけど、すぐにできる人とそうでない人がいて、やってみてる人の様子を見てるのが結構面白かったわ。
もう一つはHome2Scratchは色々なセンサーとScratchを繋ぐやつね。今回持ってきてたのはセンサーの値をリモートセンサープロトコルでScratchに送るってやつ。
これを使うと温度センサーだけでなく色々なものをScratchとつなげることができる。
Scratchは知っての通りこども向けなのでプログラムを書くのも、デバッグも簡単にできるっていうのが利点だよ。

Maker Faire Tokyo 2015塩野さんの持ち込んだArtecブロックの自動ドア。
Mindstormsは高くて手が出せないっていう人にはArtecブロックはいいかもしれない。スタディーノっていう基盤には色々なモーターやセンサーが使えてScratchベースのプログラミングソフトやArduino IDEも使える。

Scratchは「こども向け」だけど、こんな風にいろんなことができるんだぜ、っていうのが見せたいところだな。

OtOMOのこども

で(オリジナルの?)OtOMOブースはどうなってるかというと、昨日に引き続き「ワリバシティ鋭意建設中」だよ。
Maker Faire Tokyo 2015Maker Faire Tokyo 2015Maker Faire Tokyo 2015

今年の注目ブース

あとは空いた時間に見て回って、興味を引いたところの画を置いておくわ。
ちっちゃいものくらぶ青葉山技研
前田 武志株式会社コルグ・littleBits
東京都市大学小池研究室高エネルギー技術研究室
鳥取大学×鳥取城北高校 STUDENT MAKERSMasayuki Goto
信州大学・村松研究室メントス×コーク大噴水ショー

新たに興味を引くものもあれば、現状の改善に役立ちそうなもの、刺激を与えてくれたもの、いっぱいあったぜ。
んー、色々と思い直す濃い2日間だったわ。

Maker Faire Tokyo 2015に行ってきた 1日目

Maker Faire Tokyo 2015

Makeって秋の一大イベントだったはず

なんかね、全然Makeって気分じゃないんんだけどね。気が付いたら8月だし、今日と明日はMFT2015って、スゲーびっくりだよ。
7月はゲロゲロ月間で休み少ないし、毎日遅いし、おまけに昨日は月末だよ。まぁ、普通に考えたら朝早くに起きられる訳もなく、悪いけど午前の準備は遅れて行くつもりだったんだけどね。なのに5時に目がさめるわけだ、これが。
遠足の日の小学生みたいだよ、まったく。
そんな訳で、9時には会場に着いたはいいんだけどさ、インビテーションのハガキだと一般の来場者の扱いだから12時じゃないと入れませんよ、って、固いこと云うなよ、って思ったけど、しょうがないからMakerパス買ってもらったよ。

今年のテーマは「ワリバシティ」

Maker Faire Tokyo 2015Maker Faire Tokyo 2015
今回のOtOMOのテーマは「ワリバシティ」だよ。つまり、そのままってことだよ。判るだろ。
背の高いのはあの伝説のキリンの首だよ、LEDの光る風車が回るんだよ。光る風車が回るのか、V3みたいだな。
仮面ライダーもいいけど、9月に五反田でやる「五反田宇宙ミュージアム」っていうイベントスゴイんだよ、アンヌが来るんだよ。
「トークイベント終了後、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンエースとのゲーム大会・握手会を実施します」って、アンヌとの握手会はないのかよ。その方が絶対需要があるはずなんだけど。
Maker Faire Tokyo 2015Maker Faire Tokyo 2015
Maker Faire Tokyo 2015まぁいい、MFTの話な。画にするこういうことだよ。
これね、なかなかよくできてるよ、うん。

大人の世界もあるよ

Maker Faire Tokyo 2015大人は、大人でこんな感じだな、って自分の画しかないわ。明日とって載せるね。

1日目のまとめ

ビックサイトに移って2回目のMakeだし、去年までは11月の開催だったのが8月の頭っていうのもあり、まぁ、だんだん大きなイベントになってるんだけどね、これは去年も書いたと思うけど、東工大でやってた頃とは違うイベントになっちゃたな、って思う訳。
俺にしてみれば大きくなりすぎちゃったなぁ、って思う。今の内容が薄いって訳じゃないけど、昔の方が濃かったというか、小慣れてきたせいでバカっぽいネタは少なくなってきてるんじゃないかと思うわ。
このことに限らず、ここ最近狙いは間違ってないんだけど、届かねぇなって思うことが度々あって、いろんなことに手を出しすぎなのかもね、って。
的を絞って集中しなくちゃいけなんだろうね。
ってことは、アレと、アレは、アレだよ。そういうことだよ。いよいよ飛び降りる時が来たか。
虚業からの脱却だな。
明日も頑張るわ。

Raspberry Pi Robot 3号機を作ってみる その2

Raspberry Pi Robot
ちょっと訳あって、3号機計画が復活したのか、4号機がポシャったのか、ごにょごにょ…。
でもって、Raspberry Pi Robotとか云ってるけど、これ乗かってるのArduinoじゃん、とか…。
まぁ、いいじゃん。俺は緩いのが好きなんだよ。細かいことに縛られるのは嫌なの、な。

保護シート剥がしたら一気にロボットっぽくなったじゃん。
で、ナットで締め合わせてたところもナイロンナットに変えたからスッキリしたし、な。

とりあえずいいことばかりだろ。
モータードライバーシールドはaitendoの奴で、USBシールドとBluetoothドングルも用意したんだけどさ、2つスタックするとね、なんだかね…。
電源も積まないといけないしな。

さて、どうやって動かすのかな? とか。
どうやってもMakeには間に合わない感じ。

Raspberry Pi RobotRaspberry Pi RobotRaspberry Pi RobotRaspberry Pi Robot

OtOMO+に行ってきた 第3回

OtOMO+
今日はOtOMO+な。
いつもの三茶のプログラミングのワークショップではなく、こちらは工作が主体。
毎月1回、テーマを決めてそれぞれが創作活動に勤しんでる。
今回は3回目(のはず)だけど、過去の回は予定が合わず。orz
今回は満を持しての「板」の回ね。

で、何をやったかというとアクリル版でRaspberry Piのベースを作ったのね。
簡単にいうとアクリル板切って、穴あけて、ねじ切ってRaspberry Piとゴム脚つけるだけなんだけど、そのあたりは初体験の小学生だからどうなることやら…。

アクリル板を切る

アクリル板を切るアクリル板を切るにはPカッターを使うんだよ。
まず、寸法を取って線の外側にはを当てるんだよ。歯の厚みがあるからね、大きい分にはあとから詰めればいいけど、小さいと取り返しつかないから。どのくらい外側を狙うかはまぁ、経験を積むしかないわなぁ。
スケール当てて、上から押すのが半分、引くのが半分ぐらいの力加減で。材料にカッターの歯を直角に当てたら真っ直ぐ引く。
はじめのうちは力の加減が判らないのと、真っ直ぐ引けなあいんだよねー。
裏表5回ぐらいずつ溝を切ったらテーブルの角に当てて、エイっと力を入れると真っ二つ。

ボール盤の使い方

ボール盤の使い方続いてボール盤で穴を開ける。こういう工作機械を使うのはみんな初めてなので、基本的な使いからをレクチャー。
革手して、保護メガネかけて服装にも気をつけて、基本は大事だよ。
こういう工作機械を使うときは軍手はダメだからね。軍手は引っかかるとあっという間に巻き込まれちゃうから、怪我するよ。

ボール盤で穴を開ける

ボール盤で穴を開けるさて、本番。
何度か練習した後に、ポンチでマークしたところに正確に穴を開ける。
今回は、この後タップ切るので使うネジの径に合わせた下穴を開ける。
まぁ、だいたい8掛けくらいのサイズにしとけば大丈夫。

タップを立てる

タップを立てるこれが一番手こずるんじゃやないかと思ってたけどそうでもなかったね。アクリルだしサイズも小さい径だからか。
材料に対してタップが直角になるように。曲がらないように慎重に回していく。

組み立て

組み立てネジ穴が開いたので、組み立てる。Raspberry Pi2なので、基盤の固定穴が4箇所、スペーサーをかませてM2.6のネジで固定。裏側からM3のネジでゴム脚を固定。

完成

Raspberry Pi自作ケース完成!
まぁ、初めてにしてはよくできたんじゃないかと思うわ。

こうやって手を動かすのはいいよね。8月にはMakeもあるけど、年々こどもの来場も増えてるみたいだし、プログラミング教室が1周したらこういう工作系が来るんじゃないかとも思うんだよ。

こういうものを作るのが上手い人っていうのは頭の中で出来上がりが見えてるだけじゃなくてゴールまでの道筋が解ってるんだよね。
どうやって加工したらいいかとか、加工の順番とかが最初に組み立てられてる。
段取りがいい、っていうのはそういうことだから。
あとはやっぱり経験を積むことなんだろうと思うわ。やってみないと分からないこともあるし、実際に自分でやって得られた知識は糧になるからね。実際に手を動かさいないとダメだわ。

小学校でScratchやってきた 2015年度3回目

プログラミングラボinケイヨウ

学校公開日

今日は学校公開の日なので、朝から盛り沢山だよ。
まずは授業の様子を覗いてきたけど、今回もRaspberri Piを使った授業が3コマあって、一つはLibre Office Impressを使って、移動教室のまとめを作る、っていう授業。これは6年生ね。
もう、模造紙に写真貼って感想を書く、とかいう世界じゃないわけよ。んー。

飯盒炊爨実習

飯盒炊爨実習5年生は来月行く林間学校の飯盒炊爨実習。
自分たちで火を起こして飯盒でご飯炊く、っていうのの手伝いをちょっとだけしてきたけど、最近の子は火遊びとかしないのかね? ライターで火つけるのもおぼつかないし、蒔き焼べるのとかもかなり腰が引けてる感じ。
まぁ、何でもかんでも危ないからってやらせない大人が多くなってるんだろうけど、もうちょっとワイルドに行った方がいいんじゃね? と思ってるのは俺だけかなぁ?

Scratchで時計を作る

プログラミングラボinケイヨウで、午後はScratchな。
このところ無駄に忙しくて、ネタを考える暇もなくどうしたものかと思っていたんだけど、ネタなし寺子屋っていうのはどうしても避けたかったので、過去のOtOMOのワークショップから時計のネタを借りてきたよ。
とはいえ、準備不足は否めない状況で、ちょっと申し訳ないなぁとも思ったりもしたけど、今日集まったこどもたちは優秀だったわ。

まず、一番最初に「1秒ごと」に何かを動かすにはどうしたらいいか? ってことで、ネコのスプライトを1秒ごとに次のコスチュームにするっていうのね。まぁ、これはチョロいよね。

次に秒針だ。「1秒ごと」に何かするのはできてるので、針のスプライトを書いて決まった角度進めるんだけど、1周は360度、12時から始まって6時だと180度、3時だと90度。この辺りまでは問題なく。じゃぁ1時は? 1分は? ってなると即答できる子は限られてくるけど1目盛6度というのはすぐに出てきた。
秒針は1秒ごとに6度進む。

次は長針。これ、みんなどうやって計算するかな? って思ってたんだけど、長針は1時間で1周するでしょ、1分は60秒だから3600秒で1周する、って話になった。
3600秒で360度、1秒で0.1度だ、と。ほぅ。

最後は短針。短針は1時間で30度進む、って。つまり、30/3600、1秒間に進むのは1/120度、っていうことになったんだけど本当にこれがあってるのか? って話になった。
じゃあどうやったら検証できるか? 1時間待って本当に30度進むのか? って。
で、1/120度を3600回繰り返したら、本当に30度進むかどうかわかるだろ、っていう話になり、やってみたらほうんとうに30度進んだ。
いやいや、賢いね。

あとは文字盤を作ればとりあえず時計の体になるだろ。
正円を書くには、シフトキーを押しながら書くと正円になる、っていうのと、正確に目盛を振るにはスクリプトで回してスタンプする、っていう方法を教えて、ここまで1時間半とちょっと。

例のごとくマイクラやっていいか? って言い出したので、いやちょっと待て、この時計時間合わせられないと正確に動かないよね、と。
12時には針がぴったり重ならないとダメなんだよ、とか、アラームつけたいとか、残りの時間はそれぞれがやりたいことに費やして、出来上がったのはスタジオ作ってアップしといたよ。

今日は、こちらの準備不足にもかかわらず、思いの外食いつきがよく楽しかったわ。
こどもたちも「これ、算数でしょ」とか云いつつも、それぞれ賢いところを発揮してくれてよかったわ。

さて、7月はどうも時間取れそうもないので、次は夏休み明けの2学期ってことなんだけど,1-2年生対象に人間プログラミングやったらいいんじゃないかと思ってるのね。
まぁ、幸いにして時間があるのでじっくり考えることにする。
Scratch clockScratch clockScratch clockScratch clock