小学校でScratchやってきた 2015年度3回目

プログラミングラボinケイヨウ

学校公開日

今日は学校公開の日なので、朝から盛り沢山だよ。
まずは授業の様子を覗いてきたけど、今回もRaspberri Piを使った授業が3コマあって、一つはLibre Office Impressを使って、移動教室のまとめを作る、っていう授業。これは6年生ね。
もう、模造紙に写真貼って感想を書く、とかいう世界じゃないわけよ。んー。

飯盒炊爨実習

飯盒炊爨実習5年生は来月行く林間学校の飯盒炊爨実習。
自分たちで火を起こして飯盒でご飯炊く、っていうのの手伝いをちょっとだけしてきたけど、最近の子は火遊びとかしないのかね? ライターで火つけるのもおぼつかないし、蒔き焼べるのとかもかなり腰が引けてる感じ。
まぁ、何でもかんでも危ないからってやらせない大人が多くなってるんだろうけど、もうちょっとワイルドに行った方がいいんじゃね? と思ってるのは俺だけかなぁ?

Scratchで時計を作る

プログラミングラボinケイヨウで、午後はScratchな。
このところ無駄に忙しくて、ネタを考える暇もなくどうしたものかと思っていたんだけど、ネタなし寺子屋っていうのはどうしても避けたかったので、過去のOtOMOのワークショップから時計のネタを借りてきたよ。
とはいえ、準備不足は否めない状況で、ちょっと申し訳ないなぁとも思ったりもしたけど、今日集まったこどもたちは優秀だったわ。

まず、一番最初に「1秒ごと」に何かを動かすにはどうしたらいいか? ってことで、ネコのスプライトを1秒ごとに次のコスチュームにするっていうのね。まぁ、これはチョロいよね。

次に秒針だ。「1秒ごと」に何かするのはできてるので、針のスプライトを書いて決まった角度進めるんだけど、1周は360度、12時から始まって6時だと180度、3時だと90度。この辺りまでは問題なく。じゃぁ1時は? 1分は? ってなると即答できる子は限られてくるけど1目盛6度というのはすぐに出てきた。
秒針は1秒ごとに6度進む。

次は長針。これ、みんなどうやって計算するかな? って思ってたんだけど、長針は1時間で1周するでしょ、1分は60秒だから3600秒で1周する、って話になった。
3600秒で360度、1秒で0.1度だ、と。ほぅ。

最後は短針。短針は1時間で30度進む、って。つまり、30/3600、1秒間に進むのは1/120度、っていうことになったんだけど本当にこれがあってるのか? って話になった。
じゃあどうやったら検証できるか? 1時間待って本当に30度進むのか? って。
で、1/120度を3600回繰り返したら、本当に30度進むかどうかわかるだろ、っていう話になり、やってみたらほうんとうに30度進んだ。
いやいや、賢いね。

あとは文字盤を作ればとりあえず時計の体になるだろ。
正円を書くには、シフトキーを押しながら書くと正円になる、っていうのと、正確に目盛を振るにはスクリプトで回してスタンプする、っていう方法を教えて、ここまで1時間半とちょっと。

例のごとくマイクラやっていいか? って言い出したので、いやちょっと待て、この時計時間合わせられないと正確に動かないよね、と。
12時には針がぴったり重ならないとダメなんだよ、とか、アラームつけたいとか、残りの時間はそれぞれがやりたいことに費やして、出来上がったのはスタジオ作ってアップしといたよ。

今日は、こちらの準備不足にもかかわらず、思いの外食いつきがよく楽しかったわ。
こどもたちも「これ、算数でしょ」とか云いつつも、それぞれ賢いところを発揮してくれてよかったわ。

さて、7月はどうも時間取れそうもないので、次は夏休み明けの2学期ってことなんだけど,1-2年生対象に人間プログラミングやったらいいんじゃないかと思ってるのね。
まぁ、幸いにして時間があるのでじっくり考えることにする。
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