Raspberry Pi A+のケースを作ってみた

Raspberry Pi A+ 自作ケース

自慢するほどのものではない

まぁ、「作ってみた」と云ってもだな、要は切って穴開けるだけだから。
ただ最近、RPiのケースに対する需要が高いみたいなので、一応記しとくね、って感じ。

今まで作ったケースいろいろ

これまでに作ったやつを並べておくよ。
Raspberry Piケース+ブレッドボード 牛乳パックRaspberry Piケースの作り方
raspberry_pi_case_20140524-02 Rspberry Pi B+ケース

A+、B+が出て一番良かったのは固定用の穴が端に寄って4つになったことだな。
その前は基盤の真ん中寄りに2つ開いてただけだから、基盤の外にスペーサー噛ませないといけなかったのよ。
一番最初のバージョンなんか穴すら開いてないからね。
穴が端に寄ったのでケース自体をコンパクトにすることができて見た目もスッキリだよ。
A+でいうと基盤自体もちっちゃくて、そのままポケットに突っ込めそうだもんね。
冒頭にある通り、切って穴開けるだけだから、作り方も何もないけど「Raspberry Pi ケース」っていうキーワードで結構検索されているようなので、ケース作りたいけどどうしたらいいか分からない層がある程度いるんだろう。

工作の勘所

せっかくここまでたどり着いたのに、そのまま閉じられちゃなんなのでちょっとしたコツだけ書いとくわ。
Raspberry Pi自作ケースアクリル板は2mmな。
アクリル板って「押し出し」と「キャスト」というのがあって、レーザーカッターとかで加工する場合は切り口が変わったりするけど、Pカッターで手で切る場合はまぁ、どっちでもいい。
ちなみに東急ハンズで売ってるやつは「キャスト」ね。
「キャスト」の方がパリパリした感じで、「押し出し」の方は粘る感じ。慣れてくると切ったり、穴あけたりすると判るようになる。
Pカッターで切るときは、切り口を整えるのが前提だから、気持ち大きめに。気持ちな。大きい分には頑張って削ればいいけど、面倒でしょ。
片側だけじゃなくて、裏表両方に刃を入れたほうが綺麗に切れる。これがずれると後で大変だから正確にな。

Raspberry Pi自作ケース上と下、同じサイズに仕上がったらテープで留める。こうしておけば同じ位置に穴が空くから。
穴の位置は正確に測れ。表面保護の紙は最後まで剥がすなよ。穴の位置が決まったらプッシュピンとかでマークする。
穴を開けるときは細いドリルで下穴をあけてから。「押し出し」だと切子がドリル二くっついちゃうから気をつけろ。
穴が開いたら、面取り。面倒でも面取り用の刃を使え。普通に売ってるドリルとは刃の角度が違うから、径の大きいドリルで皿切ろうとしても綺麗に切れない。
それぞれの寸法は公開されてるから自分でググれ。
基盤の穴は2.6mmだからな、秋葉原で普通に売ってるスペーサーはみんなM3だから無理やり押し込まないと入らないぞ。
M2.6が欲しければヒロスギネットで買え。ネジも売ってるし小ロットで買えるから便利だぞ。

とりあえずやってみな。
材料代とかしれてるからな、失敗したら作り直せばいいよ。
いくつか作るうちに、だんだん分かってくるから。
健闘を祈る。

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