Raspberry Pi用のケースをまた作ったぜ。
前回はアクリル製だったけど、今度のは紙だ。それも、牛乳パック。
新学期が始まると、こどもが通う小学校では全校児童に、Raspberry Piを配るんだ。内緒だけどな。
もちろん授業の中でもRaspberry Piを使うし、まだ全容は云えないけど、まぁそういうことだ。
この話の片棒担いでる訳で、一瞬、「全校児童かー、スゲーなー」とか思ってたけど、1年生から6年生までいるんだぜ。こんな基盤むき出しのもの配っちゃって大丈夫か、オイ、って云う話も当然出てくるわな。
かと云って、「じゃあ、皆さんケース買ってくださいねー」なんて話には間違えなくならないだろうから、どうしたものか考えた。
考えた。
考えた。
- 費用はかけられないので作るしかない
- すぐに手に入る材料で
- 誰でも作れる
- 接点に直接触れなければいい
というのが条件になる。
で、できたのが、これよ。牛乳パックケース。
牛乳パックRaspberry Piケースの作り方
材料は牛乳パックのみ!
まず、開く。
次に底の部分と上の三角形の部分はいらないので切り落とす。
Raspberry Piの幅に切る。
Raspbrry Piの基盤の幅は85mmな。多少大きくても構わない。
Raspberry Piをくるむ様に折り曲げる。
短い方の寸法は56mmなので、牛乳パックの厚みを考慮して1mmよけいに手前から57mm、高さが18mm、もう1回57mm、18mmで1周な。Type BだとUSBが2つなので、ここの高さは18mmより高いのだけど、まぁ、その辺は適当に。
残りの部分は切り落とさないでそのまま残す。
折り曲げる内側をカッターの刃のついてない方で筋を入れるときれいに曲げられる。
HDMIとVideo、ヘッドホン端子の口を開ける。
これは現物合わせで位置決め。
左右の位置を決めたら切り取る部分をマーキング。
それぞれの端子の高さを見極めながらカッターで切り取る。
ここは慎重にね。穴の大きさでだいぶ見た目も変わってくる。穴は小さい方がきれい見える。
包んで輪ゴムで留めれば出来上がり。
いやぁ、これ結構いけてると思うんだけど。