Raspberry Pi B+のケースを作ってみた

Raspberry Pi B+1ケース

Raspberry Pi B+買いましたよ、っと

ジャジャーン。B+のケース作ったぜ。
日本のRSコンポーネンツが取り扱いをはじめたのを阿部さんのツイートで知って、その日にオーダーして届いたのが2週間ぐらい前のこと。
でもって、動かす前にまずケースだろ、ってことでどうしたもんかと考えてたけどさ、B+の場合は固定用の穴が4つ開いてるからね、これを生かせば前のよりひとまわりコンパクトにできるよね、って。
じゃあ、高さと云うか厚みもなるべく薄い方がいいかって、4つに増えたUSBをよける形でEtherのポートの高さに合わせてみたよ。これが基盤から14mmって云うのが後々面倒なことにもなるんだけどさ。

とりあえずケース作っとけ

とりあえず、スイッチサイエンスのサイトにオフィシャルな寸法が公開されているので、基盤のサイズと穴の位置を確認する。
EtherとUSBのポート回り、GPIOのピンを逃げるところは現物合わせで。厚紙に寸法落として問題なさそうなのを確認したら2mmのアクリルを切ってみる。
その前に問題がひとつ。固定用の穴のサイズなんだけど、オフィシャルにはM2.6用の穴、ってことになってる。古いタイプも同様にM2.6となって入るけどM3のネジでも問題なく入ったんだけどね、B+は入らなかった。まぁ、基盤の穴を広げるって云うのもアリなんだけどM2.6のスペーサーを探してみる。
ものとして存在してることはすぐ分ったけど、売ってるところが見つからない。いつもだと千石とか西川電子で買うんだけど千石で扱ってるのはM3のみ。西川電子もM3だけ。ネットでマルツにありそうだったので行ってみたけど店頭にあるのはM3のみ。唯一見つけたのがヒロセテクニカルの地下にあったはあったけど、これ何時のだよって位黄ばんでる上に84円/1個という値段にドン引きして帰って来た。だって廣杉計器のサイトだと高さが1mm刻みであって単価17円だよ。最低ロットが50個だけど@17円ってことは50個買っても850円だからさ、1/10だもんね。

廣杉計器はおすすめだぜ

そんな訳で廣杉計器のサイトから他のネジも含めまとめて買うことにしたんだよ。商品代が2,000円以上は送料かからないし、かかっても300円だから秋葉原まで行く電車賃と大して変わらないしロットが50個って云うのも気に入ってる。
西川電子は袋入りだと100個入りなので、うかうかしてると結構いい値段になっちゃうのね。しかも、個人でも料金後払いで先に商品送ってくれるなんて素晴らしすぎ。カタログも一緒に送ってもらってけど、いいわ萌える。
後から知ったんだけどヒロスギネットって云うのもあって、こっちはロットが8個単位で買えるんだけどちょっと割高。まぁ、必要数に応じて使い分ければいいよね。ネジ買う時はおすすめだよ。

I’ll try it next time

えー、必要な材料が揃ったところで、大まかなところは家で切って、細かいところはHackerSpaceでやろうということにしたよ。アクリルカッターで切るだけなら家でもできるんだけど、凹ったところをヤスリで仕上げたりするにはバイスがあった方が断然有利なのでね。
で、今週、当初の予定通りに穴空けて余分なところ切り落として、ヤスリでカリカリやってたらさ、案の定云われたよ。

“Hey Fuyuki, Why you don’t use laser cutter?”

いやいや、だって手で切った方が早いじゃん。
データ起こすのがまず分らないし、ソフトのインストールとか、そんなことよりて動かした方が早いんだよ。ってことで、

“I’ll try it next time”

とかなんとか、んー、知ってるよ、レーザーカッター使えたらスゲー便利なことはさ。今後の課題だね。

Rspberry Pi B+ケース Rspberry Pi B+ケース Rspberry Pi B+ケースということでとりあえずできましたよ、っと。
出来上がってみると思っていた以上にコンパクト。
前に作ったPiTFTつきのケースと比べると大分小ちゃいのが分るだろ。
という訳で、ネジとスペーサーはあと11台分あるからね。

ハゼ釣りに行ってきた 2014年の2回目

京浜運河ハゼ釣り

今年2回目のハゼ釣り

前回から1週間経ってないけど、日曜日に早々に2回目に行ってきたぜ。
ところがだ、全然釣れんかったのよ、これが。
いつもの様に夕やけなぎさに行ったんだけど、2時間やって1尾しか釣れんかった。こんなに釣れないのは初めてだわ。
他の人もほぼ釣れてるふうではないし、水は濁ってて、そのせいなのか潮が悪いのか、全く食わないので諦めて帰ろうとしたんだよ。
ずーっと夕やけなぎさでしかやってないから下流の岩場とかどうなんだろう? とちょっと覗いてみたら、こっちはそこそこ釣れてるみたい。半分やる気を失ってそのまま帰ろうと思ったんだけどまだ7時だし、ちょっとやってみるか、と思ってまたはじめたんだけどね。
やっぱり釣れんわ。orz

いや、しかし釣れん

京浜運河ハゼ釣り魚はいるんだよ。こっちは夕やけなぎさと違って水が澄んでて魚丸見えよ。足下にいっぱいいるのが見えるから、そこに餌投入するんだけど食わんのよ。目の前に落としても食いつかない。たまに咥えるヤツがいるんだけどすぐに吐き出しちゃう。
あれなんだろう、吐き出す時に「これは罠だからやめとけ」とか「賞味期限切れてるから食うな」とかマーキングしてるんじゃないか? って云うぐらい、一度吐き出したヤツは食わない。
水が澄んでて咥えた瞬間にあわせて何匹かは釣れたけど、んー、何が悪いのか…。まぁ、確かに餌はイマイチなのかもしれない。去年の冷凍の残りだから。

所変われば仕掛けも違う

京浜運河ハゼ釣り夕やけなぎさではほぼほぼしもり浮き仕掛けが主流になってるんだけど、こっちに来たら玉浮きとか脈釣りの人とかもいて、新鮮だわ。アレ、流れがあるから水が澄んでるんだろうか? 脈釣りたって、食うとこ見えちゃうんだから正確に言うとブルブルって来る前にあわせてる訳だよね。要は餌が底に着きさえすれば仕掛けとか何でもいいんじゃね、とか思ってしまうよ。こどもとかはその方が解りやすいかもねー。
あとは、こっちだと船が通った時は避難しないと波かぶっちゃう。幅が狭いし、船が通った後って波がうねるのも見えるんだけど、すうーと水面が下がってその後ザバーンと来るのよ。あぁ、津波の時もこんなのかなぁ、って。
そうこうしてる間に日も上がって暑くなってきたので、この日は早々に撤収したよ。

今日は佃煮ふう

京浜運河ハゼ釣り結局10尾ぐらいしか釣れなかったからさ、天ぷらとか唐揚げにするほどの数でもなく、だからってことじゃないけど佃煮風に甘辛く煮付けてみたわ。
頭落として腸抜いて、酒とみりんと砂糖と醤油、生姜と梅干し投入してまぁまぁ美味かった。
次回はアレだな、餌は生き餌と新しいエビと両方用意しよう。どうしたら朿釣りできるかね?

ハゼ釣りに行ってきた 2014年の1回目

京浜運河ハゼ釣り
今日は4時起きだよ! 朝の4時! 10連勤空けに4時に起きられるって凄くね?
目覚ましは掛けたけど、ぴーぴー鳴る前に目が覚めた。あんまり正確な時間に目が覚めるものだから、アンドロイドだってばれちゃうんじゃないかって心配だよ。

早朝は快適

京浜運河ハゼ釣り4時に起きて自転車で京浜運河まで云って朝の5時からハゼ釣りだよ。
いやー、朝は涼しくていいわ。ハゼ付き磯は丁度背中の側から日が昇るので9時過ぎまでは直接日が射さないので快適だね。
俺が子供の頃は競馬場の橋を渡ったすぐ脇のところに工事用の筏みたいの(アレなんて云うの?)が括ってあって、皆そこで釣ってたんだけど、今はあの辺で釣ってる人はいないね。仕掛けも天秤で脈釣りだったけどね。
何年か前に、「そういえば昔はハゼ釣ったよね」と思って見に来てみたら皆浮き釣りだし、その頃は玉浮き使ってる人が多かったけどググったらしもり浮きがどうもいいらしいってことで仕掛けはしもり浮きだけど、最近は出来合いのしもり仕掛けなんて云うのも売ってるのね。へー、って感じ。
餌も昔はゴカイ一択だったけど、最近はゴカイ売ってないの? 生き餌だとアオイソかキジだしホタテとかエビとかでもつれるなんて昔は知らなかったからね。最近はエビ使ってる。エビって生エビね。
まぁ、昔の話はどうでもいいわな。

今日の釣果

京浜運河ハゼ釣りで、肝心の釣果なんだけど、今日は釣れんかったわ。最初の1時間は全然釣れず。満潮が6:30位で潮が引き始めてからポツポツ喰う様になって、結局10時過ぎまで5時間くらいやって30尾ぐらい。まだまだちびっこいね。
回りもそんなに釣れてないふうなので、そういう日だったんだろう。
ハゼの場合いくら釣れないからって、何十分もぼーっとしてることはないんだけど、今日みたいな感じだといろいろと考え事も出来ていいよね。なかなか有意義な時間を過ごせたわ。

1日を有意義に過ごすには

京浜運河ハゼ釣りこれくらいのサイズを捌くにはアジ切り欲しいわ、10cmくらいの。
4時から活動してると1日長くていいわ。5時間釣りして帰って来て全部捌いてもまだ昼前だからね。
この後昼食ってから、葦簀を出して、秋葉原に行って、昼寝して実に有意義な1日だわ。
で、今日の晩ご飯は天ぷらってことになったよ。

京浜運河ハゼ釣り 京浜運河ハゼ釣り

Scratchワークショップに行ってきた 2014年7月編 その2

OtOMO Scratch workshop

きょうは銀座でScratch

先週に引き続き今日もOtOMOのScratchワークショップな。
ただ、今日はいつもと違うんだぜ。会場は三軒茶屋じゃなくて銀座だよ、銀座。
上の画を見てもいつもと違うの解るだろ。

3面が全部スクリーン

今日の会場は銀座にあるGAT/STUDIOというところでやったんだけど、表から見た感じは明るいカフェふうなところなんだけどね、そのカフェの壁の奥がすごいのよ。
部屋の奥半分の左右と正面の3面が全部スクリーン。ここに9台のプロジェクタから画が出せる訳。それも1台のPCから9分割して出力できるのよ。そんなこと云ってもよく分からないよね。
PCの画面を上下に3分割して上からA、B、Cとするでしょ。そうすると向かって左の壁にA、正面にB、に右の壁にCとなって、それぞれを3台のプロジェクタが受け持ってるんだよ、ってこれ以上は俺も解らんけど、とにかくすごいってことだ。

VJって何?

で、今日のお題は「めざせ!スクリーン・パフォーマー」ってことだから、要はScratchでインタラクティブなプロジェクト作って遊ぼうぜ、って感じか。
前述した様に通常の画面を上下に3分割してスクリーンに映すから、例えばこんなふうなことが出来る。壁3面フルに使ったPongね。


これをGAT/STUDIOでやると左の壁から右の壁まで3面繋がって見えるのよ。

え、そういうことなの

今日参加してくれたこどもたちの大半はScratch経験者だったけど、いつもとは勝手が違うのとVJの意味がよく分からないからだと思うけど、今一乗りがよくなかったんだけどね、途中でこの3面スクリーンのデモと云うかプロジェクションマッピングふうなものを見せられてから俄然火が着いた様だったわ。

OtOMO Scratchワークショップ OtOMO Scratchワークショップ
OtOMO Scratchワークショップ OtOMO Scratchワークショップ

可能性を広げる方法

プログラミングのワークショップと云うとついつい「ゲームを作ろう」みたいになりがちで、こどものモチベーションを保つにはまぁ手っ取り早い方法ではあると思うけど、今日みたいなのは今までにない可能性を広げてくれると思うのよ。
それと、自分の興味を引くものを見つけた時のこどもの集中力は計り知れないからね。今日のワークショップはなかなかよかったと思うよ。

Scratchワークショップに行ってきた 2014年7月編

OtOMO Scratch WS
今日は三軒茶屋でOtOMOのScratchワークショップだよ。

「プログラミング教育」ブームは本物か?

ここ最近の「プログラミング教育」ブームであったり、それに伴って「Scratch」や「Raspberry Pi」が世間の注目を浴びていたりで、それは本当に喜ばしいことなんだろうか? とちょっと考えてしまう訳だ。
かろうじて片棒担がせてもらっている立場からすると悪い話ではないとは思う。が、しかし、その一方で単に商売のネタにされてるよなぁ、とも思ってたりするのね。
もの凄い勢いで「プログラミング教室」的なものがバンバン立ち上がっていて、本当にそれを学びたいこどもがそんなにいるのかよ、と思うし、教える側こそ足りてるのか? って。
マーケティング的には、もうちょっとしたら市場は飽和状態で淘汰されていくだろうし、そしたら、そういう事業者を対象にしたコンサルの方が儲かるじゃね? とか。

「プログラミング教育」の起点

OtOMOとしてはもう何年もこうした活動に取り組んできたし「読み、書き、プログラミング」なんて云う言葉も3年前のWBSの取材の際に発せられてる訳よ。
そもそも、俺が何故にこんなことをしてるか、って云うとだな、自分はプログラマーでもエンジニアでもないし、そうしたことをきちんと学んできた訳でも何でもない。
インターネットやコンピューティングに対する興味は普通の人よりは高いだろうけど、専門的なことは何一つやってない。
プログラミングとかできたらいいよね、と云う莫とした願望はあるけど、ただの願望で、今からきちんと学ぼうなんてことも思っていない。
きっかけは、本屋でたまたま見つけた「スクイークであそぼう」って云う本な。これをこどもに買い与えたら、あっという間にチュートリアルをこなしていて正直驚いた。だって、こども向けに書かれた本とは云え、自分が読んでも簡単に出来そうではなかったから。
親としては、これはもの凄くうれしいし「こいつ、マジで天才かも」とか思ってしまう訳だ。親バカだね。そうなるとスクイークに関していろいろ調べ出したりして「Scratch」に行き着いた。
「Scratch」をやるようになって、Makeやら、ワークショップコレクションやら、Scratchのワークショップとあれば顔を出す様になって、この頃はまだ「OtOMO」ではない名称で活動してて三軒茶屋でのワークショップもまだ始まってなかったし、あの頃はまだ、ただ楽しいからやってるだけで「プログラミング教育」なんて云うのは全然意識してなかったと思うわ。
そうこうしてる間にこどもたちも自分自身もいろいろな人とつながりが出来る訳だけど、プログラミングと教育が繋がったのは前述のWBSの取材が起点なんじゃないのかな。

「物事の考え方」に関する話

この頃からこどもにプログラミングをやらせると何がどう変わるのか? みたいな話がでてきて、放送の中ので出てきたのは「物事の考え方」に関する話だ。
こどもたちの大半はプログラミング = ゲームが作れる、みたいなところがあって、マリオみたいにジャンプしたいって普通に思ってる。はじめのうちは水平に移動しているものを上下に動かせば「ジャンプしたみたい」になるんだけど、すぐにそれはマリオのジャンプとは違う、と気が着く訳だ。リアルなジャンプをさせるには頂点に近づくほどその移動距離は短くなって、降りてくる時はその逆の動きになる。
以前にジャンプに的を絞ったワークショップがあって、その時は本物のねこを高いところから落とした(動物虐待じゃないよ)連続写真を見せて、床に近づくほど同じ距離を進むのに短い時間しかからないことを説明したりしてたわ。
こういうことがきちんと理屈で理解できる子は進み方が早いし、自分が何をどうしたいかちゃんと自分の言葉で説明できる子も進捗が早い。
論理的、数学的な思考をもってる、または、自分の考えを言葉や数値に置き換えて話が出来る言語能力、つまりコミュニケーション能力の高い子も優秀と云えると思う。
今日の参加者も非常にレベルが高く、以前に比べるとこうした優秀なこどもたちが増えたのを感じる背景には「プログラミング教育」が一般的なものになったのと「Scratch」ユーザーの裾野が広がった結果だと思ってる。

全員が平等にチャンスを持っている

ところが、まだ、こうした活動が「誰でもが知ってる」ものではないし「誰でもが出来る」ものでもない。チャンスが平等に与えられているかと云うと疑問だ。
これはこどもに限った話じゃなくて、世の中の全てのことにほぼほぼ当てはまるんじゃないかと思ってるのね。例えば小学校の授業がどのようにに作られているかなんて今まで考えたこともなかったんだけど、ここ最近、その裏側を見ることが出来て先生たちの仕事の大半が実際の授業より、その準備に重きが置かれてるってことを思い知ったのさ。
実際こどもの時は授業をしてる先生しかほぼ知らないし、親になってからだって同じようなものだよね。あのやり取りを見てると先生たちがこどものことをもの凄くよく考えていることも解るし、こどもの時に知ってたら先生に対する態度も変わってたと思うわ。
何が云いたいかと言うと、世の中のいろんなことを知ってる様に思っていても、本当に解ってるのは本の一部に過ぎない、ってことで人生半分以上終えた大人だってそうなんだから、こどものうちに経験できることは少しでも多くのことを見聞きした方がいいだろ、ってことなんだよ。プログラミングをやることで物事の考え方やコミュニケーションの取り方が変わるってことを少しでも多くのこどもに(大人もだけど)知って欲しい訳で、全員にプログラマーになって欲しい訳じゃない。
世の中には見たことも聞いたこともないことがまだたくさんある、ってことと本当は全員が平等にチャンスを持ってる、ってことを伝えたい訳。

最後に今日のワークショップ

で、今日のワークショップなんだけど、「全部寺子屋」ってことで、決まったお題はなく、それぞれが自分の課題を持ってきて取り組むってことだな。
現状のOtOMOのポジションとしては、これだけいろいろなところで「プログラミング教室」的なものが開かれている訳だから、全くの初心者はそちらにお任せして、中上級者に向けたワークショップを重視していった方がいいんじゃないか、的なことになってるのね。
なので、今日もこなれたこどもたちが集まって、あーでもない、こーでもないやってる訳さ。
3年生、4年生が中心だと思うけど、皆優秀だよ。
以下にScratchのアカウントを張っておくので、どんなことをしてるか見てみるといいよ。

7月は今日だけでなく7/19(土)にもいつもとは違う会場でワークショップがあるので、こちらはまだ若干の空きがあるので、興味のある方は是非申し込んでね。

今日の様子はこんな感じで。一部謎の画像が混ざってるけど、これはまたのお楽しみ、ってことで。
OtOMO Scratchワークショップ OtOMO Scratchワークショップ
OtOMO Scratchワークショップ OtOMO Scratchワークショップ
OtOMO Scratchワークショップ OtOMO Scratchワークショップ

小学校でScratchやってきた 2014年度3回目

プログラミングラボinケイヨウ

今年度3回目のプログラミング教室

今年度の3回目、1学期最後のプログラミング教室だった訳だけど、いろんな意味で今日はきつかったわ。
まず、午前中はRaspberry Piのケースの組み立て。ケースの件はいろいろあったけど、最終的には完成品のケースを購入することに決着したのね。これが届いて、どうやって配布するかがこれまた問題だった。
Raspberry Piケースケースだけ渡しても組み立てられないのは予想がついたので、ケースだけ組み上がった状態でこどもに渡して、保護フィルムを剥がしたりRaspberry Piをおさめるのはそれぞれにお願いすればいいんじゃないの、と思っていたんだけど、何度もばらしたり組み立てたりしてるうちに破損する恐れがある、ってことと、最初に開封した時点で結構な数の不良があって、きちんと検品した上でRaspberry Piをケースに収めた状態で渡す、ということに。

Raspberry Piケースばらさない想定ってことは保護フィルムを全部はがして組上げないといけないし、それぞれの児童に1度渡したものを学校が預かる形で管理しているので、1台ずつ、これが誰の、って云うのをやり出すと結構な工数になって、ただ組んだものを渡すのとは大違いなんだけど。
当初は「楽勝でしょ」って思ってたんだけど、何が大変って、保護フィルム剥がすのがめっちゃ大変。大人が6人掛かりで2時間半掛けて100個組上げられなかったのよ。orz
とりあえず、今日のノルマ分は終えられたのと、当初云われていたより不良率が高くなかったのでまぁ、よかったわ。

今回は反省ばかり

それはさておき、午後がメインイベントなんだけど、今回は児童の申し込みが23名、大半が保護者同伴ってことで総勢40名だよ。
何度も来てくれているこどもたちは自由にやってくれるだろうから、1-2年生と初めて参加のこどもたちに何をしてもらうかが問題で、普通に「ねこ逃げ」でもよかったんだけど、毎回同じことやるのは性に合わないが、前回から2週間しか立ってなくていろいろ忙しくて準備もできなくて、いい訳ばっかですまん。ごめんなさい。
そもそも、メディアルームの席数を勘違いしてて40人ならギリ全員座れると思ってたら8席x4列の32しかスペーズがなくて、急遽大人には席を替わってもらったり、いやぁ、バタバタで、自分でもオーガナイズされてねーよ、って思った。

今後の課題

2週間後はもう夏休みなので、1学期は今回が最後なんだが、1-2年生に関して云うと飽きずに続けられるようなプログラムを考えないといけないのと、保護者に対しても何のためにやっているのか、ということをもっと説いていかないといけないよねと思うわ。
きちんと説明すれば最低限同じことはできる様になるのだけど、そこから次を考えることがまだできないので、親も含めてどうやって次のことに誘導していくかが課題だな。

プログラミングラボinケイヨウ プログラミングラボinケイヨウ プログラミングラボinケイヨウ

今のところは、「ほぼ初めて」の初心者チームと「勝手」にやってくれるチームとに2分されているのだけど、「勝手」チームもこのまま放置では何のために来てるのか判らなくなっちゃうし、毎回ゲームっぽいなにかを作って終わりにならない様にしないとイカンよね。
参加者の人数が増えてきたこともよいことではあるのけど、今の体制ではこれ以上は受けられないだろうし、かといってなにかの条件を設けて人数を制限するようなことはしたくないのだけど、正直きついわ。
とりあえずの型はできたけど、課題は山積みなので、今後どうしていくかはこの夏の間に考えなくちゃいけない。

学校側の体制は整ってきた

フリースペース学校側の体制としては、校舎の一画にモニターとキーボード、マウス一式を設置して、こどもたちが自由にRaspberry PiやScratchができるスペースが設けられたし、メディアルーム内ではサーバーを立ててローカルのネットワークが組まれることになったので徐々に体制は整いつつある。
来週の研究授業には外部のいろいろな人が見学に来る予定だし、ここはひとつ踏ん張りどころだよ。

ハクション:サマーファンに行ってきた

ハクション:サマーファン

「ハクション」って何?

今日は3331でやったエンガジェエット フェスに行ってきたよ、なんてね。
何だって同じに日にしなくたっていいじゃん。とかなんとか云って、本当はMONOでやったTokyo HackerSpaceの「ハクション:サマーファン」に行ってきたのね。
「ハクション」って何? という人のために説明すると、エンガジェットに靡かない、ロイヤリティの高い参加者によるイベントだよ。

Our event is named "hakushun" because in English, it sounds like hack + action. Action suggests that you should take action! Your project should take action too!
今回の"ハクション"というイベント名は、英語の"Hack"と"Action"を足し合わせた造語です。

ってことだ。

豪華キットを全員に配布

ハクションキットまず、今日の参加者全員にキットが配られた。
中身は、

  • Adafruit Arduino Trinket
  • サーボモーター
  • ブレッドボードとワイヤのキット
  • LEDと抵抗とスイッチ
  • 超音波センサー

豪華だろ。
TrinketはArduino互換のマイクロコントローラーな。

午前のセッション

ハクション:サマーファンまずは主催者サイドからイベントの主旨とキットの説明、メンターの紹介があった。

続いて、TrinketとArduino IDEの使い方、ドライバーのインストール、Ardueblockに関する一通りの説明があって、午前中のセッションはここまで。
ランチブレイクを挟んで、午後のセッションはひたすら開発、開発、開発だよ。
ハクション:サマーファン ハクション:サマーファン ハクション:サマーファン

午前のセッション

ハクション:サマーファン ハクション:サマーファン ハクション:サマーファン
ハクション:サマーファン ハクション:サマーファン ハクション:サマーファン
午後は19:00位まで皆試行錯誤しながらそれぞれの課題に取り組んでたわ。
ハッカソンと云ってもこどももいればArduinoに初めて触る人、普段からやり込んでる人、いろいろな人が来て、あーでもないこーでもない、真剣に取り組む姿は素晴らしいの一言だね。皆楽しそーにやってたのがとても印象的。

最後は皆で発表会

朝から長時間のハッカソンも間もなく終わり。完成したものも、そうでないものも、一通り皆が見られる様に並べて最後は発表会。
ハクション:サマーファンお父さんと女の子の作品。残念ながら完成にはいたらなかったけどネコにソニックセンサーを仕込み、近づくと鈴を鳴らし、心臓の鼓動が赤いLEDで見えるんだって。女の子らしい。

ハクション:サマーファンソニックセンサーを使ってPongのパドルを操作する作品。TrinketのUSBの取り扱いがずーっと解決できずにいたけど最後は問題を解決して見事に、Scratch 2.0上で動くPongを操作してた。

ハクション:サマーファンこれも、残念ながら動くところが見られなかったけど、ちゃんとできていれば人が近づくと風鈴の様に音を発する仕組み。

ハクション:サマーファンサッカーのワールドカップにちなんだ作品。
どういう動きかはよく分からなかったけど、様はアメリカが次の試合に勝つか負けるかを予測するんだと。

ハクション:サマーファンフリスビーにソニックセンサーとLEDを取り付けて、フリスビーを投げると、ソニックセンサーが地面との距離を量ってLEDの点滅スピードを変える作品。完成度高し。

ハクション:サマーファンストローで作った正20面体を動かそうと試みた作品。
アイデアは抜群。動くの見たかったわ。

MakerCamp」に続くTHS企画な訳だけど、なんだかんだ云って人は集まるし中身の濃いイベントだったわ。丸1日掛けてのイベントだったけどゆるーい進行もよい方にでてたと思う。
最後までできなかった人は、是非完成するまで続けて欲しいし、できた人もさらに上を行くものになる様改善できればよいよね。
参加してくれた皆さん、関係者の皆さん、お疲れ様でした。また次回に期待するよ。

Scratchワークショップに行ってきた 2014年6月編

迷路抜けチビロボカー

えーっと、実はScratchではないのよね、今回のメインのお題。
6月のOtOMOのワークショップはこどもに大受けの「迷路抜けチビロボカー」と「全部寺子屋」な。

迷路抜けチビロボカーまずはロボットの組み立てから。
今回は面倒な半田付けは予めされたキットを用意してもらったのでドライバーを使って各パーツをネジ止めしていく訳だ。
と、簡単そうに書いているけど、このロボット手のひらに乗る位コンパクトなサイズなので、それぞれの部品が非常に小さい。ネジとか落っことしたらすぐどっか行っちゃうんじゃないか、っていうくらい小さい。
電池ボックスがそのままシャーシになり、まずはメインの基盤の取り付け。
これまた小ちゃいんだけどそりゃそうだちびでぃ~のPROと呼ばれるArduino互換基盤。
次にモーターとホイール。まずホイールをモーターに取り付けてからシャーシにモーターを取り付ける。
ホイールを取り付けるところは慎重にまっすぐ付けないとね、真っ直ぐ走らなくなっちゃうよ。
次にロボットの顔みたいに見える超音波センサーを取り付けて配線をすれば出来上がりだ。
ここまで大体1時間。参加者は4年生と5年生ということで細かい作業はちょっと難航していたけど、ロボットの組み立ては全員完了。

迷路抜けチビロボカーロボットができたらコントロールするためのプログラムを書いていく。ここはScratchではなくArdueblockという、Scratchのようなビジュアルプログラミングツール。プログラムはScratch同様にブロックを繫げる様に書いていくんだけど、裏側ではArduinoのIDEに変換してくれる。
変換したスケッチをPCに繋いだちびでぃ~のPROに書き込んで、ロボットはスタンドアローンで動くっていう仕組みだ。

迷路抜けチビロボカー超音波センサーで前方の障害物を感知して自分で方向を変える、っていうプログラムを書く訳ね。

迷路抜けチビロボカー最終的には全員がゴールまで完走、という訳には行かなかった様だけど、とりあえず自分で組み立てたロボットが動く様子にはご満悦の様で何よりだわ。普段使い慣れたScratchではなく違う環境でのWSだったけど小学校の高学年になればこのくらいのことにチャレンジできる様になるって判ったのはよかったね。

ちっちゃいものくらぶこの記事を呼んで、「俺もロボット作りたい」っていう人は「ちっちゃいものくらぶ」で頒布されていつの是非チャレンジして欲しい。

OtOMO Scratch WS 全部寺子屋会場のもう半分では粛々とScratchにいそしむ集団。
こちらの参加者もレベルが高く計算機とか時計とかがで来てたわ。

OtOMO Scratch WS OtOMO Scratch WS

小学校でScratchやってきた 2014年度2回目

プログラミングラボinケイヨウ4月に続いての今年度年間10回予定しているうちの2回目の小学校でのWSな。
参加者はこどもが12名、大人が7名で全部で19名。こどものうち5名が1年生って云うことでどうするかな?って云うのと、もっと来るんじゃないか? って正直思っていたのだけどね。その訳は後述するわ。

全校児童にRaspberry Piが配られた

こどもの通う小学校がPEGのパートナーになっているのは前にも書いたと思うけど、5月の後半に全校児童にRaspberry Piが配布されたのね。今年度は1年生から6年生まで全員がRaspberry Piをいろいろな授業の中に取り組んでいく訳だ。
Raspberry Piが配布され、それを使った授業が始まったと云うことで、もっと多くの申し込みがあるんじゃないかと思ってたんだけどね、前回より少し増えただけという結果には、半分がっかり、半分ほっとした感じ。
1年生の保護者を含めた5組10名以外はほぼリピートしてきてくれているこどもたちなので、彼等、彼女等はある意味ほおっておいても好きに進んでくれるだろうから、1年生に集中できたのはよかったよ。

とは云え1年生だからな、授業で何回かやったとは云え何がどの位できるか全く未知数なので、考えても無駄と云うかいつも通りの行き当たりばったりな作戦だよ。(それは作戦じゃないだろ)

小学校1年生でも使いこなせるRaspberry PiとScratch

今日は丁度学校公開の日だったので時間割をチェックすると1年生はRaspberry Piを使った授業の様なので知ってる先生のクラスを勝手に覗きに行ってきたよ。
いやぁー、1年生ちびっこいわ。それでも授業の中では全員が自分でRaspberry PiにSDカードとケーブルを差して起動するところまでは問題なく行えていて「ほほー」という感じ。その後は先生の作ったプロジェクトで「クリック」「ドラッグ」を繰り返し練習させるんだけど、その中には「言語教育」が盛り込まれていて画面上のさるにバナナを決まった回数ドラッグすると言葉を話す。言葉はひらがなをクリックして自分で決められるというもの。
1年生が1人でRaspberry Piを起動させるって云うのも驚いたけど、授業用のプロジェクトを先生自ら作って、それがよくできてることにさらにビックリだわ。

そんな訳で、Raspberry Piを起動させる、マウス操作は基本問題ない、って云うのが確認できたのと、保護者と一緒ということで、結局「ねこ逃げ」することになった。
1年生に関していうと、こども本人よりも親のRaspberry PiやScratchへの興味関心の方が大きいのだろうね。

「ねこ逃げ」は1年生ということでとても素直な反応。勝手なことをやり出す子もおらず1時間半ほどで基本的なところはできたけど、その後が続かなかった。
高学年になると、この後あれしたい、これしたいっていうのがどんどんでてくるのだけど、集中力持続しないし、次のことまで考えられない、っていうのは経験値も少ないし仕方がないところだと思うわ。

その間、上級生たちは何をしているかと云うと前回も参加している女子2人は何がしたいか明確に持っている様子で黙々と取り組んでいる感じ。その他の男子は半分遊んでるのかふざけてるのかよく分からない感じだけど、最終的には皆にちゃんとできたものの説明ができてたので、少しずつでも前に進んでるのは判る。

プログラミングラボinケイヨウ プログラミングラボinケイヨウ プログラミングラボinケイヨウ
プログラミングラボinケイヨウ プログラミングラボinケイヨウ プログラミングラボinケイヨウ

今後の課題と反省

次回はもう1学期最後の回になるんだけど、夏休みにはRaspberry Piは家に持ってかえってよしとするそうだし(現在は全て学校管理)、今日、授業の合間に行われた学校からのICT教育に関する取り組みの説明会は盛況だったと聞いているので、また、参加者が増えるだろうし後半へ向けての指針も示さないと行けないよね。
高学年に対してはなのぼとか、GPIOとかのネタも少しずつ出していこうと思うわ。
低学年は集中力が持続する様に進行しないと行けないのと、それにあわせたネタを用意しておかないといけなくて「どうぞ、好きにやってね」というわけにはいかんわな。

ICI石井スポーツカスタムフェアに行ってきた

石井スポーツカスタムフェア今年もICIのカスタムフェアに行ってきた。
これは俺の中ではスキーへの情熱とモティベーションを保つための大事な儀式として位置づけられてる訳だけど、いろいろと思うところがあるので記しておくわ。

TFT遠いっす

まず、今年は会場が変わったのよ。今年の会場はTFT、国際展示場ね。
初っぱなから苦言を申し上げたいのだが、

「遠いだろ」

都会で働くサラリーマンの為にもっと都心でやってくれよ。
19:00過ぎてから向かったけど、新橋からゆりかもめに乗ったらあの時間ガラガラだぜ。
日中の激務でスゲー眠かったけど、寝たら間違えなく寝過ごすパターンだわ。
で、国際展示場前の駅で降りるヤツなんざいない訳よ。駅からTFTまでの間、何処にも何の案内もでてないし、駅方面へ向かう人もまばらでそれっぽい人は皆無だからさ、「あれ? もしかして今日じゃねぇの?」とか思ってしまう訳だ。
TFTの建物に入って、奥の方まで行って、やっと案内の看板見つけたよ。
エントランス入っても全然人いなくて変な雰囲気だった。
まぁいい、平日のクローズ間近だったから、ってことにしておこう。

受付して、メイン会場までのアプローチがこれまた変だわ。スキー場とかがデスク出してるんだけど、あの狭いところに並べるのはダメだろ。全員必ず通るから、って狙いなんだろうけど。ダメダメ、盛上がらないよ。
エキジビターとして参加してるメーカー各社はいつも通りなんだろうけど、お客さん少ないよ。会場のロケーションが間違ってると思うわ。週末は盛上がるんだろうか、これ。
俺的にはこれといって目新しいものもなく、知ってる人も前々いなくて正直、「行かなくてもよかった」(*あくまで個人の感想です)
そもそも、なにか買おう、ってつもりで行ってないからね。それにしても来合い入ってないな。(*あくまで個人の感想です)

14-15シーズンはメタルの再来

とは云え、ちょっとだけ有意義な話も聞けたので書いとくけど、某VGのスキーの話ね。
ブースの前で立ち止まって見てたら、話しかけてきたのがどうもVGの中の人ではない人。
いつもの様に「どんなコンディションでもまんべんなく乗れるはどれですかね?」って聞いたらCORDOVA薦められた。
VGって、作ってるのがOじゃなくてBに替わったって云う話があって、俺の中ではちょっとさめてしまっていたんだけど、ものは試しに訊いてみたらOじゃないところでも作ってるけど、大方はOで作ってるって。(ここに書いてあることは全部2Chのコピペだから。ウソ)
ふむふむ、そうなのか。ちょっと安心したぞ。
でもって、今シーズンはメタルの再来なんだと。
それってアレか、ロッカー、ロッカー云って操作性の良さばかりが前面に出ちゃって、本来の踏み込んでギュィーンってターンする醍醐味みたいのがなくなっちゃって、一周して戻ってきた感じですかね? えっ? もう1周しっちゃったの? はえーな、って感じ。
まぁ、あれだ。もう歳なので楽チンな板がいいんだけど、踏んでもいないのにくるくる回っちゃうって云うのはね、どうかと思うわ。
とかなんとか云う話ができたのがこの日の成果。
あとは人それぞれなので、自分の目で確かめてちょ。