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小学校でScratchやってきた 2014年度8回目

プログラミングラボ in ケイヨウ

今年初めてのプログラミング教室

年が明けて今年初めての小学校でのプログラミング教室な。
12月はスケジュールの都合で授業のない日の開催にしたら、全然人が集まらなくて「なんだー」という感じだったのだけど、今日は12組の申し込みとまぁまぁだね。
最終的には2組欠席で10組、うち3組が初めての参加で、1組が1年生、残りの2組が3年生という状況。

始まる前からヘロヘロだよ

これは全くもってこちら側の都合だけど、年明け4日が仕事始めで、この3週間の間休みが1日だけというクソみたいな状況でヘロヘロな訳。ネタを練る時間もなくなんとか告知だけはしたという感じ。
そんなグダグダなまま始まったけど、顔のわかっている子たちはとりあえず自分がやりたいことが分かっているので「わからないことがあったら云ってね」ととりあえず置いておいて、初参加の3組に集中。
まぁ、初めてと云ってもRaspberry PiもScratchも受業で何度も使ってるので、放っておいてもRaspberry Pi繋げて、Scratch立ち上げてサーバーに入っているプロジェクトを開くとか普通にやってるのでここまでは楽チンだよ。

プログラミングラボ in ケイヨウ3年生の中では夏休みの自由研究でScratchで作ったゲームがフューチャーされているらしく、2人ともそれに近しい物が作りたい様子で、自分たちで考えるというのでしばらく手出しぜずに見てたけど、変数とかメッセージとか普通に出てきて、「ほほー」って思ったわ。
これは彼らが優れているのか、今年度の学校の取り組みの成果なのか、後者だとしたらそれはそれですごいことだよね。

結局何が重要なのか

プログラミングラボ in ケイヨウ1年生の女の子もなんだかんだよくできたし、キーボードからの入力ができるっていうのがよかったわ。
Scratchでゲームを作るっていう作業はまず最初にゲーム全体のストーリーを考えられるかどうかが一番重要で、いろいろ見てきたけどできる子は最初にどうしたいか明確になってるんだよね。
もちろん、やりながらいろいろなアイデアが湧いては来るんだけど、はじめに何をどうしたらいいかわからない子は全然前に進まない。
今日来てたこどもたちはそのあたりが割と明確になっていたので、ノープランな内容でもあまりグダグダにならなかったのは助かったわ。本来やりたいのはこの延長上にあると思うんだけど、その反面、来るものは拒まずという体制をとるには、誰が来てもとっかかりになるネタを常に用意しておかなくちゃいけないと、自戒を込めて記しておくわ。
今年度は2月と3月それぞれ1回ずつ予定しているし、来年度どうするかも考えないとね。

バーチャル鬼ごっこ

そんな訳で放置していた5年生はいるの間にかMinecraft始めて、何やってんだよって思ったけど、3人でMinecraftの中で鬼ごっこしてんだよね。
放課後のメディアルームを開放している時間もMinecraft目的に来る子が結構いるらしく、あれ、サーバーどうなってんだろう?
おまえら鬼ごっこ、外でやれよ。

Raspberry Pi Robot 2号機を作ってみる その2

RPiRobot

鬱憤晴らしにTHSへ

このところ曜日の感覚もなくなるくらい忙しくて、なんなんだよ、もー、って感じで、週末とか、祝日とかクリスマスとか全く関係のない日々を送ってるのよね。
おかげでPEGのイベントにも行けないし、このまま年末年始に突入なんだけど、これまた、なんだかなー、っていうスケジュールな訳さ。
ドライブも見てないのが何話も溜まってて、このままだと凱武の二の舞だよ。
まぁ、むしゃくしゃすることは山ほどあって、鬱憤晴らすにはやりたいことに没頭するのがいいよね、って水曜日だけどTHSに行ってきたよ。
Tokyo Hackerspaceの事は最近書いてないけど、ほぼ毎週火曜日には顔を出すようにしてる。
THS自体は相変わらずで、人がいっぱいいたり、いなかったりその日によって違うけど、いつもいるメンバーの顔ぶれはあまり変わらないかな。
今日はほぼほぼ誰もいないっていうのが予測できたけど、案の定Richardさんと二人っきりで黙々と作業に取り組めたよ。

大人だからね

シャーシは先週ほぼできたので、RPi乗っけてGPIOとモータードライバーをつなぐところを作らないといけないのだけど、ユニバーサル基板を切ってTA7291PまでくっつけたけどGPIOの足とつなぐのが面倒でどこかに放置されてる。これはこれでそのうち完成させるとして、とりあえず動くようにするというのが今回の作戦な訳よ。
大人としては見栄えや出来上がりにこだわりたいのだけど、そっちに比重が傾くとこどもと対等に渡り合えないからさ、今回はとりあえず動くものを作って後からアップグレードすることにしたわ。
RPiRobotなので肝心なところはkogameを見習ってブレッドボードだよ。とはいっても大人だからちゃんと作っちゃうよ。
ということで、今日はRPiにブレッドボードを乗っけるところをわざわざアクリルで作ったわ。
なるべく高さを低く抑えたいので、いろんなポート、コネクタを避けながらマウントさせるのに凸凹に切らないといけないので、アクリルカッターだけじゃ加工できないんだよね。なのでノコで不要なところを切り落としてヤスリで仕上げるって、大人だろ。

こどもスゲー

話が飛ぶけどさ、kogameのヤツ、いつの間にか「みんなのラズパイコンテスト」で学生賞とってるじゃん。スゲー。いいなぁ、賞金2万円だってさ。
masaishiも「中高生国際Rubyプログラミングコンテスト2014 in Mitaka」で2年連続の優秀賞でしょ、いやぁ、スゴいね。
それだけじゃなくて、大人の事情で煽られたりもして、本当に本気出さないといけない状況に追い込まれてる感じ。
自分で云うのもなんだけど、本気出したらスゴいよきっと。ただ本気出すまでの道のりがね…。まぁ、そういうことだ。ちょっと待っとけ。

とりあえずここまで

RPiRobotとりあえずここまでは来たけど、ネジとかスペーサーとか足りないものを買わないといかんのよ。廣杉さん見に行ったんだけど全部揃わないな。年末に買い出し行かないとダメっぽい。

Raspberry Pi Robot 2号機を作ってみる その1

Raspberry Pi Robot

大人の底力を発揮すべし

Raspberry Piで動かすロボット、作ってみるね。
と云うか、過去にもトライしてるんだけど、まともに動いてない。orz だからこれは2号機ね。
ここ最近の、諸々の活動を通して、これはやっぱり俺がやらないといけない、大人の底力を発揮すべし。という結論に達した訳だ。
カレーより、プライオリティ高いかもしれん。

で、何がしたいかと云うと、

  • Raspberry Piで動かす
  • Arduinoもありかも?
  • Scratchで動かす
  • 汎用性のあるパーツを使う
  • 誰でも組み立てられる
  • なるべく安価に
  • 無線で
  • センサー類は別途後付け

このくらいにしておくか。

ということで、とりあえずシャーシを作ってみた。
その前に、これまでの振り返り。

これまでにやったこと

Raspberry Pi Robotこれはかれこれ2年半前だな。なのぼ積んでScratchから動かしてる動画が残ってた。


その後に、同じシャーシになのぼをRPiに載せ変えて動かそうとしたんだけど、上手く動かなくてモータードライバー積まないとダメだってことになってる。

まずはシャーシから

まず、手始めにシャーシの作り直しな。今回はちゃんとアクリルで作るよ。
とりあえず寸法だして、切って、穴開けて、組み立てた。
Raspberry Pi Robot 2号機を作ってみる Raspberry Pi Robot 2号機を作ってみる
Raspberry Pi Robot 2号機を作ってみる Raspberry Pi Robot 2号機を作ってみる
Raspberry Pi Robot 2号機を作ってみる Raspberry Pi Robot 2号機を作ってみる
あぁ、なんかバランス悪くてかっこ悪いわ。
なるべくコンパクトにしたいんだけど、長さの割に幅が広いからだな。
タミヤのギヤボックス2種類あって、取り付け幅が違うんだよね。どっちも乗っけられる様に幅の広い方にあわせてシャーシの幅を70mmにして、Raspberry Pi載せた時に前後左右のマージンを同じ様に取ったら全長100mm位でいいかと思たんだけど、これもう20mm位延ばさないとかっこ悪いね。ユニバーサルプレートと10mmしか幅変わらないのに、チキショー。
一応、Raspberry PiもBとB+どっちも行ける様に穴開けといたぜ。
ついでにいうと、RSコンポーネンツでA+が換える様になったので、速攻オーダーしたわ。ただし、穴開け直しだわ。

まぁ、ちょっとかっこ悪いけど、これはこれでよしとして、次はRaspberry Piにモータードライバー載せるところ作るわ。

小学校でScratchやってきた 2014年度7回目

プログラミングラボinケイヨウ

今日はプライベートレッスン

小学校でのプログラミング教室、今年度の7回目。
いつもは月に2回ある土曜日の授業日の午後にやっているのだけど、12月はタイミングが悪く授業日でない学校が休みの日の開催だったのね。
それと、いつもお手伝いしてもらっている石井さんと話をして、「大人だけ」の回をやろうとなったのよ。
なので本当なら、午前中は「大人だけ」午後にいつものように親子、というダブルヘッダーの予定だったのだけど、募集を締め切ってみたら、大人の申し込みが1名、こどもは2組という、これまでにない応募人数の少なさでちょっと萎えた。
スケジュールの調整が上手くいかず、募集期間が短かったことと、学校が休みの日というのが原因だと思ってるけど、まぁ、皆年の瀬で忙しいっていうのもあるか。
大人の1人っていうのは内輪の人でもあったので、申し訳ないが「大人だけ」はキャンセルすることにした。
で、午後にこどもだけ、それも2組だけなので、「動くクリスマスカードを作ろう」って告知してたけど、こりゃプライベートレッスンだよねって感じ。
そしたらさ、片方の参加者から当日になって体調不良の連絡があって、本当にマンツーマンになっちゃったわ。
そんな訳で今日は1年生の男の子とそのお母さん、もう1人突然参加表明の5年生というメンバーな。
まぁ、2人しか来ないって時点でやりたいことやらせてあげよう、って思ってたし、以前に反応の薄かったGPIOでのLチカとかセンサーボードとかも用意して、空いてしまった午前中からサンプル作ったりそういう意味では万全の体制だったのだよ。

「今日は1人だけだから好きなことやっていいよ。何がしたい?」って訊いてはみたものの、やっぱり1年生だとアレしたいコレしたい、っていう感じはなく、もともとおとなしい子なのだとは思うけど「んー」とかいいながら1人で黙々とやってたのがこれ。

このあと、お母さんの「雪降らせようよ」という声を無視してそれぞれのスプライトが動くようにしてたのだけど、ゴメン保存されてなかったわ。
これに関しては何も手出しせず黙って見てたのだけど、1年生にしては解ってる感じだった。

一方、お母さんが作ったのがこれ。

お母さん「私もやっていいですか」というので予備のRaspberry Piでやってもらった。
今思えば、どうやってやるとか、そういうこと何も云わなかったし、基盤がどうのこうのって話してたから、そっち方面の仕事をしてるのかな?

男の子は上のヤツを作ったあと、ゲームが作りたいというのでPONを作ることに。
1年生にしてはなかなか筋がいいというか、賢いんだろうね。座標の話とか”-“の値に関してとかも割りとすんなりと理解してるみたいで30分位でここまでできた。

これまで、1-2年生に関してはキーボードからの入力もマウスの操作もおぼつかない状態でScratchは難しいんじゃないか、って思ってたけど、今日みたいにがっつり取り組めばそこそこできる子もいるんだな、というのが今日の成果。
多分彼の場合、他のこどもに比べても興味の度合いが深いし、理解も早いとは思うけど、こういう子には深く関わって行きたいと思う。

Minecraftは偉大

プログラミングラボinケイヨウとはいえ、やはり1年生、1時間はがんばったけどさすがに飽きてきた様子だったので、ブレッドボードとLEDだして、Scratchから点けたり消したりできるんだよ、って見せてみたけどこれには食いつかず。
隣で5年生が始めたMinecraftに興味津々で「やりたい」って云うのでやらせてみることに。
んー、Minecraftやり始めたらもの凄い食いつきようで1時間近く黙々と穴掘ったり、ひたすら高くブロック積み上げたり、アレなんなんだろ。
お母さんにさんざんせつかれて、後ろ髪引かれる思いいっぱいで帰って行ったけど、なんかいけないものを見せてしまった感残るわ。
あの食いつきようは異様な感じもするし、Minecraftスゲーな、ってことなのか。

今度は石原さん招集してScratch2MCPIやってもらうといいのかもしれない。

小学校でScratchやってきた 2014年度6回目

プログラミングラボinケイヨウ

8歳の壁

今日は音楽会。
学芸会と音楽会を1年おきにやっていて今年は音楽会の年な。
オープニングは教員による合奏で、これは微笑ましいと云うか、見てる方が恥ずかしいと云うか、時間のない中でどの位の練習ができたのか、まぁ想像はつくのだけど、小学生とどっこいのレベルだということは間違えないわ。w
1-2年生に関しては「かわいいわね」ってことでよいのだけど3年生から上になると「おっ」って感じで、やっぱりここは1段階上がるところがあるのだろうね。

Scratchでも音楽会

音楽会のことを意識してた訳ではないのだけど、今日のお題は「音の出るなにか」を作ろうって事ね。
今日の参加者は申し込みが10組で内4組が初めて。初めてと云っても授業でいじってはいるのでRaspberry Pi触るの初めてとか、Scratchやったことない、とか云うことはないんだけど、1-2年生も4組いるしどうやって進めるか悩んだわ。
とりあえず音が出るものを4つ用意して反応を見てみることにしたんだけど、のっけから壁にぶつかったわ。
1.4で作ってはいたんだけど、いざ、Raspberry Piで動かしてみたら凄く重たくて、当初考えていた通りには動かなかったのは失敗。
同じ環境でチェックしておかなくちゃいけないよね。
一通りデモして「どれがやりたい?」って聞いたら、一番反応がよかったのが、ねこがぐるぐる走る軌道上に色分けしたスプライトを置いてそれぞれ違う音がでるヤツ。
これなら、1-2年生でもドラッグ&ドロップだけでほぼほぼできるのでよかったわ。

サンプルプロジェクト

今日の反省点

ほとんどの子がねこが「にゃー」って鳴くのは知ってたけど、他の音が出たり、音階がだせたりするのは初めてだった様子。
「〜のドラムの音を鳴らす」「〜の音符を鳴らす」「楽器を〜にする」というのをこれも一通りやって分ったんだけど、「ドラム」の中には選んだメニュー通りの音が鳴らないのがいくつかあって「楽器」の方も楽器を換えることができなかったわ。
そんなの事前に調べておけよ、って話なんだけどごめんなさい。
音が鳴らないんじゃないか? って云う疑問もあって、学校の環境で音が出ることは確認してあったんだけど、んー、詰めが甘かったわ。

本日の成果

初めての参加者もいるので、ねこの動かし方を「10歩動かす」のブロックのところからやってだいたい1時間。ちょっと休憩を挟んで、別のスプライトに当ったら音を鳴らすというところまで30分。その後は好きにやってね、状態ではあったけど、いつもなら一番最初に飽きて投げ出す女の子が最後まで粘っていたのと、こどもと一緒に来たお父さんたち(1人はおじいちゃん)がとても深く興味を示していたのが今日の成果。
いつもふざけてばかりに見える5年生もそれなりのものができるようになったし、家でもやってるのかと思ったら、学校でしかやってないって云うし、そういう意味では俺の満足度はそこそこ高かったわ。
俺の満足度よりこどもたちの満足度上げなきゃいかんのよね。

12月は当初の予定を繰り上げて12月早々にやることになりそうなので、早めにネタを仕込まねば…。

今日できた作品はこちら

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小学校でScratchやってきた 2014年度4回目

プログラミングラボinケイヨウ
今年度の4回目、夏休みが開けて初めてのプログラミング教室をやってきたよ。

使途襲来

でもその前にKickstarterで出資していたKANOが届いたので準備の時間にセットアップしてみた感想をちょっと書くわ。
KANO KANO
まず、パッケージはかわいい。これはこども向けという意味では重要なファクターだと思うよ。
最初にKickstarterで見た時もオレンジ色のキーボードはインパクトあったし、それだけのために出資しちゃった人も少なくないんじゃないか。
いろいろなものが箱にきれいに収まってるのはいいんだけど、一部で指摘のあった様に附属のケースに収めたまましまえないとか問題がない訳じゃないけどまぁいいや。
ひとつひとつのパーツに関しては、キーボードは予想通りでかわいい。大きすぎず、小さすぎず、手頃なサイズでトラックパッドがついてたりBluetoothで接続できるのも素敵。
ケースもよいよ。ケースと一体になるスピーカーもなにげによいのだけどピンジャックがL時型だったらケーブルの治まりももっとかっこ良かったのにと思うわ。
Wi-fiのドングルはでかくて安っぽいので、これはちょっとマイナスポイント。
SDカードは予めKANO OSのイメージが焼かれたトランセンドのクラス10、8GBのマイクロSDが附属してた。
電源用のUSBケーブル、HDMIケーブルはしっかりしたものがついてた。
Early birdyで99$(これとは別にInternatinal shippingってことで20$プラス)って云う金額はその当時のRaspberry Piの値段を考えるとちょっと微妙な感じがしてたけどキーボードとパッケージのおかげで大分お得な気分になれるよ。
Kickstarterで出資するってこと自体が「がんばってね」って意味合いだからどうでもよいのだけどね。
要になるのはこうしたハードじゃなくてソフトウェアの方だね。
Raspberry PiはNOOBSになってから大分ハードルを下げられたけど、これからコンピューティングやプログラミングを学ぼうっていう層にはかなり手厳しくてKANOはそこを更に下げることがで来たのと「こどもが使う」前提だから見た目もよく考えられてるんじゃないかな。そんな訳でまぁ、満足してる。
本体はRaspberry Piそのまんまだし、KANO OSも附属してるチュートリアルもKANOのサイトからダウンロードできるので興味のある人は触ってみればいいと思うわ。

目新しいものを見せてあげよう

さてさて本題の方だけど、前回は1-2年生が大勢来てそれはそれで大変だったんだけど、今回は15組の申し込みで内5組が初めてってことで結果的はちょうど良い感じだったわ。
1学期にRaspberry PiとScratchを使った授業は全児童が経験してて、夏休みはそれぞれが家に持って帰っているので、これまでとは少し違う雰囲気になるのかなと思っていたけどあまり変わらなかった。
これはまた後でも書くけど、主催する側としては参加してくれるこどもたちが自主的に取り組んで欲しいということで「今回はこれをやります」的な告知も募集もしていないのね。ただ、いろんなことが一周しただろうと思ってちょっと目新しいものを見せてあげよう、ってことでいろいろなものを持ち込んでみた。
meArm なのぼロボ
meArmもなのぼロボもScratchで動いてるんだぜ、ってことを云ってるんだけど、ロボット自体には興味を示して「作りたい」とか「やってみたい」とかは云うけどそれをどうやって動かしてるとかはどうでもいい感じの反応だった。
これ以外にもなのぼ~ど単体だったりUSBカメラだったりGPIOでLED点けたりとか一通り見せてみたんだけど全くと云っていいほど食いつかないんだわ、これが。
結局、それが何なのか? それを使って何ができるのか? ってことがまだ理解できないってことなんだろうなというのが今日のところ結論。
「家でもやってます」的な子は目的もしっかりしてて放っておいても自分で進められるし、一部の毎回来てくれる子も同様。
参加したことで、家でやってるのとは違うなにかを得て帰ってもらわないといけないし、初めての子や低学年の子には興味を持って続けてもらえる様にしなくちゃいけないと思うのだけどね。
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終わった後に先生とも話をしたのだけど低学年のこどもには3時間というのは長過ぎる、なにかお題を持って取り組まないと、何ができるのか解らないこどもには解らないまま、というようなことを云われたよ。
毎回決まった子が来るのであれば、全体が少しずつレベルアップすることができるんじゃないかとは思うけど、1人でも進められる子と、初めて来る低学年の子ではレベルに差がありすぎて同じ課題に取り組むのは無理だと思う。仮にそうした場合にはどうしても低い方に合わさざるを得ないし、怠慢と云われればそうなのだけど、ネタを吐き出し続けるのはさらに厳しいと思ってる。
参加資格を制限したくはないし、どうやったら興味を持ち続けてくれるのか、って前回の反省から何一つ改善してねぇじゃん。
もので釣る作戦は失敗したので、さて、次はどうしたものか。

ワークショップコレクション10に行ってきた

ワークショップコレクション

今回も(たぶん)大盛況

ワークショップコレクション10に行ってきた。
10だって。10回目だって。すごいね。
これまで2回か3回か行ったことあるよ、慶応の日吉でやってる時にお客さん側で。
えらく混んでて、大変なイベントだわ、って印象しかなかったんだけど。
今回から会場が慶応の日吉から青学に変わったんだよ。例によってPEGのお手伝いなので、今日1日、朝から晩までPEGブースの部屋にしかいないので、他で何やってるとか、どの位人が来てるとか本当に分んないんだけど、PEGのところに関してだけで云うとよいイベントだったたと思うわ。
PEGブース以外の様子はマジ分らんのでワークショップコレクションのFacebookページとか見てくれ。

Raspberry Piで作る自分専用ゲームマシン

ワークショップコレクションで、そのPEGブースで何やってたの? って話なんだけど、まず、ワークショップな。
2時間ずつ2日間に渡ってのワークショップってことで、ワークショップコレクションだからこれがメインだわな。
Raspberry PiとScratch、これはいつも通りね。今回のワークショップではRaspberry Piに2.8inchのモニターとスピーカーに10キー、モバイルバッテリーまで付けてオールインワンの自分専用機を作ったのね。
俺んとこのPiTFTは相変わらず解像度の問題をクリアできずほかしてあるんだけど、こっちはちゃんとScratchが画面いっぱいに表示できる様になってたわ。
「ねこ逃げも」このマシン用にBGMつけたり、ネズミを10キーで操作できる様にしたりとか、いつもとは違うスペシャルバージョンだったけど、2.8inchの画面だと年寄りにはネズミが何処にいるのか見えんのよ…。

プログラミング教育とこどもを取り巻く環境の話

ワークショップコレクション個人的にツボだったのが「おとな向けレクチャー
コンピューターの成り立ちからここ最近のプログラミング教育とこどもを取り巻く環境の話。これはとっても興味深かったわ。後半は時間が足りなかったのか、大分端折った感があったけど、どこかでまたやって欲しいのとスライドもぜひ公開してください、阿部さん。

RomoとPyonkee

ワークショップコレクションRomoが来てるらしいよ。iPhoneとかiPodと繫げて動くアレな。
Romo自体は単体でもプログラミング環境を用意していて、こどもでも動かせる様になってるんだけど、例によって石原さんがScratchからも動かせる様にしてるうえに、今話題の「Pyonkee」からも動かせるって云うんで早速見せてもらったよ。
まず、Pyonkee自体がスゲー。iPadでScratchって云うのは以前から話があったけど結局ちゃんと動くものはなくて今になってやっとでてきた感一杯だけど、1.4の環境がほぼそのまま動いちゃうって云うのはいいわ。AppStoerから無料でDLできるのでiPad持ってる人は今すぐ落とした方がいいよ。

気がつけばみんなScratch

まぁ、このScratch2Romoに限らずRAPIROアーテックロボもScratch1.4ベースだし、マグボットなんて云うのをやってる大学の研究室もあったりして、なんだよみんなScratchかよって感じな訳だけどみんなScratchなんだよね、ってしまらない話だな。

アーテックロボ ラピロマグボット

そんな訳で、イベントは大いに盛上がって、(PEGブースに)参加してくれた来場者はおおむね満足してくれてるんじゃないかと思うわ。なんだかんだ、気がつけばみんなScratchだったり、大いに盛上がってるプログラミング教育に関する件はちょっと思うことがあるので、これはまた別の機会に書くわ。
関係者の皆さんお疲れ様でした。


Raspberry Pi B+のケースを作ってみた

Raspberry Pi B+1ケース

Raspberry Pi B+買いましたよ、っと

ジャジャーン。B+のケース作ったぜ。
日本のRSコンポーネンツが取り扱いをはじめたのを阿部さんのツイートで知って、その日にオーダーして届いたのが2週間ぐらい前のこと。
でもって、動かす前にまずケースだろ、ってことでどうしたもんかと考えてたけどさ、B+の場合は固定用の穴が4つ開いてるからね、これを生かせば前のよりひとまわりコンパクトにできるよね、って。
じゃあ、高さと云うか厚みもなるべく薄い方がいいかって、4つに増えたUSBをよける形でEtherのポートの高さに合わせてみたよ。これが基盤から14mmって云うのが後々面倒なことにもなるんだけどさ。

とりあえずケース作っとけ

とりあえず、スイッチサイエンスのサイトにオフィシャルな寸法が公開されているので、基盤のサイズと穴の位置を確認する。
EtherとUSBのポート回り、GPIOのピンを逃げるところは現物合わせで。厚紙に寸法落として問題なさそうなのを確認したら2mmのアクリルを切ってみる。
その前に問題がひとつ。固定用の穴のサイズなんだけど、オフィシャルにはM2.6用の穴、ってことになってる。古いタイプも同様にM2.6となって入るけどM3のネジでも問題なく入ったんだけどね、B+は入らなかった。まぁ、基盤の穴を広げるって云うのもアリなんだけどM2.6のスペーサーを探してみる。
ものとして存在してることはすぐ分ったけど、売ってるところが見つからない。いつもだと千石とか西川電子で買うんだけど千石で扱ってるのはM3のみ。西川電子もM3だけ。ネットでマルツにありそうだったので行ってみたけど店頭にあるのはM3のみ。唯一見つけたのがヒロセテクニカルの地下にあったはあったけど、これ何時のだよって位黄ばんでる上に84円/1個という値段にドン引きして帰って来た。だって廣杉計器のサイトだと高さが1mm刻みであって単価17円だよ。最低ロットが50個だけど@17円ってことは50個買っても850円だからさ、1/10だもんね。

廣杉計器はおすすめだぜ

そんな訳で廣杉計器のサイトから他のネジも含めまとめて買うことにしたんだよ。商品代が2,000円以上は送料かからないし、かかっても300円だから秋葉原まで行く電車賃と大して変わらないしロットが50個って云うのも気に入ってる。
西川電子は袋入りだと100個入りなので、うかうかしてると結構いい値段になっちゃうのね。しかも、個人でも料金後払いで先に商品送ってくれるなんて素晴らしすぎ。カタログも一緒に送ってもらってけど、いいわ萌える。
後から知ったんだけどヒロスギネットって云うのもあって、こっちはロットが8個単位で買えるんだけどちょっと割高。まぁ、必要数に応じて使い分ければいいよね。ネジ買う時はおすすめだよ。

I’ll try it next time

えー、必要な材料が揃ったところで、大まかなところは家で切って、細かいところはHackerSpaceでやろうということにしたよ。アクリルカッターで切るだけなら家でもできるんだけど、凹ったところをヤスリで仕上げたりするにはバイスがあった方が断然有利なのでね。
で、今週、当初の予定通りに穴空けて余分なところ切り落として、ヤスリでカリカリやってたらさ、案の定云われたよ。

“Hey Fuyuki, Why you don’t use laser cutter?”

いやいや、だって手で切った方が早いじゃん。
データ起こすのがまず分らないし、ソフトのインストールとか、そんなことよりて動かした方が早いんだよ。ってことで、

“I’ll try it next time”

とかなんとか、んー、知ってるよ、レーザーカッター使えたらスゲー便利なことはさ。今後の課題だね。

Rspberry Pi B+ケース Rspberry Pi B+ケース Rspberry Pi B+ケースということでとりあえずできましたよ、っと。
出来上がってみると思っていた以上にコンパクト。
前に作ったPiTFTつきのケースと比べると大分小ちゃいのが分るだろ。
という訳で、ネジとスペーサーはあと11台分あるからね。

Scratchワークショップに行ってきた 2014年7月編

OtOMO Scratch WS
今日は三軒茶屋でOtOMOのScratchワークショップだよ。

「プログラミング教育」ブームは本物か?

ここ最近の「プログラミング教育」ブームであったり、それに伴って「Scratch」や「Raspberry Pi」が世間の注目を浴びていたりで、それは本当に喜ばしいことなんだろうか? とちょっと考えてしまう訳だ。
かろうじて片棒担がせてもらっている立場からすると悪い話ではないとは思う。が、しかし、その一方で単に商売のネタにされてるよなぁ、とも思ってたりするのね。
もの凄い勢いで「プログラミング教室」的なものがバンバン立ち上がっていて、本当にそれを学びたいこどもがそんなにいるのかよ、と思うし、教える側こそ足りてるのか? って。
マーケティング的には、もうちょっとしたら市場は飽和状態で淘汰されていくだろうし、そしたら、そういう事業者を対象にしたコンサルの方が儲かるじゃね? とか。

「プログラミング教育」の起点

OtOMOとしてはもう何年もこうした活動に取り組んできたし「読み、書き、プログラミング」なんて云う言葉も3年前のWBSの取材の際に発せられてる訳よ。
そもそも、俺が何故にこんなことをしてるか、って云うとだな、自分はプログラマーでもエンジニアでもないし、そうしたことをきちんと学んできた訳でも何でもない。
インターネットやコンピューティングに対する興味は普通の人よりは高いだろうけど、専門的なことは何一つやってない。
プログラミングとかできたらいいよね、と云う莫とした願望はあるけど、ただの願望で、今からきちんと学ぼうなんてことも思っていない。
きっかけは、本屋でたまたま見つけた「スクイークであそぼう」って云う本な。これをこどもに買い与えたら、あっという間にチュートリアルをこなしていて正直驚いた。だって、こども向けに書かれた本とは云え、自分が読んでも簡単に出来そうではなかったから。
親としては、これはもの凄くうれしいし「こいつ、マジで天才かも」とか思ってしまう訳だ。親バカだね。そうなるとスクイークに関していろいろ調べ出したりして「Scratch」に行き着いた。
「Scratch」をやるようになって、Makeやら、ワークショップコレクションやら、Scratchのワークショップとあれば顔を出す様になって、この頃はまだ「OtOMO」ではない名称で活動してて三軒茶屋でのワークショップもまだ始まってなかったし、あの頃はまだ、ただ楽しいからやってるだけで「プログラミング教育」なんて云うのは全然意識してなかったと思うわ。
そうこうしてる間にこどもたちも自分自身もいろいろな人とつながりが出来る訳だけど、プログラミングと教育が繋がったのは前述のWBSの取材が起点なんじゃないのかな。

「物事の考え方」に関する話

この頃からこどもにプログラミングをやらせると何がどう変わるのか? みたいな話がでてきて、放送の中ので出てきたのは「物事の考え方」に関する話だ。
こどもたちの大半はプログラミング = ゲームが作れる、みたいなところがあって、マリオみたいにジャンプしたいって普通に思ってる。はじめのうちは水平に移動しているものを上下に動かせば「ジャンプしたみたい」になるんだけど、すぐにそれはマリオのジャンプとは違う、と気が着く訳だ。リアルなジャンプをさせるには頂点に近づくほどその移動距離は短くなって、降りてくる時はその逆の動きになる。
以前にジャンプに的を絞ったワークショップがあって、その時は本物のねこを高いところから落とした(動物虐待じゃないよ)連続写真を見せて、床に近づくほど同じ距離を進むのに短い時間しかからないことを説明したりしてたわ。
こういうことがきちんと理屈で理解できる子は進み方が早いし、自分が何をどうしたいかちゃんと自分の言葉で説明できる子も進捗が早い。
論理的、数学的な思考をもってる、または、自分の考えを言葉や数値に置き換えて話が出来る言語能力、つまりコミュニケーション能力の高い子も優秀と云えると思う。
今日の参加者も非常にレベルが高く、以前に比べるとこうした優秀なこどもたちが増えたのを感じる背景には「プログラミング教育」が一般的なものになったのと「Scratch」ユーザーの裾野が広がった結果だと思ってる。

全員が平等にチャンスを持っている

ところが、まだ、こうした活動が「誰でもが知ってる」ものではないし「誰でもが出来る」ものでもない。チャンスが平等に与えられているかと云うと疑問だ。
これはこどもに限った話じゃなくて、世の中の全てのことにほぼほぼ当てはまるんじゃないかと思ってるのね。例えば小学校の授業がどのようにに作られているかなんて今まで考えたこともなかったんだけど、ここ最近、その裏側を見ることが出来て先生たちの仕事の大半が実際の授業より、その準備に重きが置かれてるってことを思い知ったのさ。
実際こどもの時は授業をしてる先生しかほぼ知らないし、親になってからだって同じようなものだよね。あのやり取りを見てると先生たちがこどものことをもの凄くよく考えていることも解るし、こどもの時に知ってたら先生に対する態度も変わってたと思うわ。
何が云いたいかと言うと、世の中のいろんなことを知ってる様に思っていても、本当に解ってるのは本の一部に過ぎない、ってことで人生半分以上終えた大人だってそうなんだから、こどものうちに経験できることは少しでも多くのことを見聞きした方がいいだろ、ってことなんだよ。プログラミングをやることで物事の考え方やコミュニケーションの取り方が変わるってことを少しでも多くのこどもに(大人もだけど)知って欲しい訳で、全員にプログラマーになって欲しい訳じゃない。
世の中には見たことも聞いたこともないことがまだたくさんある、ってことと本当は全員が平等にチャンスを持ってる、ってことを伝えたい訳。

最後に今日のワークショップ

で、今日のワークショップなんだけど、「全部寺子屋」ってことで、決まったお題はなく、それぞれが自分の課題を持ってきて取り組むってことだな。
現状のOtOMOのポジションとしては、これだけいろいろなところで「プログラミング教室」的なものが開かれている訳だから、全くの初心者はそちらにお任せして、中上級者に向けたワークショップを重視していった方がいいんじゃないか、的なことになってるのね。
なので、今日もこなれたこどもたちが集まって、あーでもない、こーでもないやってる訳さ。
3年生、4年生が中心だと思うけど、皆優秀だよ。
以下にScratchのアカウントを張っておくので、どんなことをしてるか見てみるといいよ。

7月は今日だけでなく7/19(土)にもいつもとは違う会場でワークショップがあるので、こちらはまだ若干の空きがあるので、興味のある方は是非申し込んでね。

今日の様子はこんな感じで。一部謎の画像が混ざってるけど、これはまたのお楽しみ、ってことで。
OtOMO Scratchワークショップ OtOMO Scratchワークショップ
OtOMO Scratchワークショップ OtOMO Scratchワークショップ
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小学校でScratchやってきた 2014年度3回目

プログラミングラボinケイヨウ

今年度3回目のプログラミング教室

今年度の3回目、1学期最後のプログラミング教室だった訳だけど、いろんな意味で今日はきつかったわ。
まず、午前中はRaspberry Piのケースの組み立て。ケースの件はいろいろあったけど、最終的には完成品のケースを購入することに決着したのね。これが届いて、どうやって配布するかがこれまた問題だった。
Raspberry Piケースケースだけ渡しても組み立てられないのは予想がついたので、ケースだけ組み上がった状態でこどもに渡して、保護フィルムを剥がしたりRaspberry Piをおさめるのはそれぞれにお願いすればいいんじゃないの、と思っていたんだけど、何度もばらしたり組み立てたりしてるうちに破損する恐れがある、ってことと、最初に開封した時点で結構な数の不良があって、きちんと検品した上でRaspberry Piをケースに収めた状態で渡す、ということに。

Raspberry Piケースばらさない想定ってことは保護フィルムを全部はがして組上げないといけないし、それぞれの児童に1度渡したものを学校が預かる形で管理しているので、1台ずつ、これが誰の、って云うのをやり出すと結構な工数になって、ただ組んだものを渡すのとは大違いなんだけど。
当初は「楽勝でしょ」って思ってたんだけど、何が大変って、保護フィルム剥がすのがめっちゃ大変。大人が6人掛かりで2時間半掛けて100個組上げられなかったのよ。orz
とりあえず、今日のノルマ分は終えられたのと、当初云われていたより不良率が高くなかったのでまぁ、よかったわ。

今回は反省ばかり

それはさておき、午後がメインイベントなんだけど、今回は児童の申し込みが23名、大半が保護者同伴ってことで総勢40名だよ。
何度も来てくれているこどもたちは自由にやってくれるだろうから、1-2年生と初めて参加のこどもたちに何をしてもらうかが問題で、普通に「ねこ逃げ」でもよかったんだけど、毎回同じことやるのは性に合わないが、前回から2週間しか立ってなくていろいろ忙しくて準備もできなくて、いい訳ばっかですまん。ごめんなさい。
そもそも、メディアルームの席数を勘違いしてて40人ならギリ全員座れると思ってたら8席x4列の32しかスペーズがなくて、急遽大人には席を替わってもらったり、いやぁ、バタバタで、自分でもオーガナイズされてねーよ、って思った。

今後の課題

2週間後はもう夏休みなので、1学期は今回が最後なんだが、1-2年生に関して云うと飽きずに続けられるようなプログラムを考えないといけないのと、保護者に対しても何のためにやっているのか、ということをもっと説いていかないといけないよねと思うわ。
きちんと説明すれば最低限同じことはできる様になるのだけど、そこから次を考えることがまだできないので、親も含めてどうやって次のことに誘導していくかが課題だな。

プログラミングラボinケイヨウ プログラミングラボinケイヨウ プログラミングラボinケイヨウ

今のところは、「ほぼ初めて」の初心者チームと「勝手」にやってくれるチームとに2分されているのだけど、「勝手」チームもこのまま放置では何のために来てるのか判らなくなっちゃうし、毎回ゲームっぽいなにかを作って終わりにならない様にしないとイカンよね。
参加者の人数が増えてきたこともよいことではあるのけど、今の体制ではこれ以上は受けられないだろうし、かといってなにかの条件を設けて人数を制限するようなことはしたくないのだけど、正直きついわ。
とりあえずの型はできたけど、課題は山積みなので、今後どうしていくかはこの夏の間に考えなくちゃいけない。

学校側の体制は整ってきた

フリースペース学校側の体制としては、校舎の一画にモニターとキーボード、マウス一式を設置して、こどもたちが自由にRaspberry PiやScratchができるスペースが設けられたし、メディアルーム内ではサーバーを立ててローカルのネットワークが組まれることになったので徐々に体制は整いつつある。
来週の研究授業には外部のいろいろな人が見学に来る予定だし、ここはひとつ踏ん張りどころだよ。