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「未来の天才を生み出す、次世代プログラミング教育」に行ってきた

未来の天才を生み出す、次世代プログラミング教育昨今、話題になっているこどもとプログラミング教育云々の話な。
つい最近立ち上がったばかりのTech Kids CAMPのキックオフイベントってことで「未来の天才を生み出す、次世代プログラミング教育」というお題目のイベントがあったので行ってきた。
何年か前からLife is Techという中高生向けのプログラミングを教えるCAMPがあるのはしってたんだけど、いよいよ、小学生にまで対象が広がった、ってことなのかな? ここ最近の流れからすればごく自然で、今後増えて行くと思うし、今始めてるところは先行者利得に与れるんじゃないか。
しかしだ、いい値段するんだよね、これが。うちの経済力ではなかなか難しいので、半分興味を失っていたんだが、masaishiabeeも登壇するって云うので、応援しに行ってきたよ。

未来の天才を生み出す、次世代プログラミング教育
まずは大人チーム。

未来の天才を生み出す、次世代プログラミング教育トップバッターはabee
デジタルネイティブってどういうことよ、PCやITガジェットが使いこなせることがデジタルネイティブじゃなくて、そこから何かを想像できるのが本当のデジタルネイティブだろ、って云う深い話から始まって、コンピューターリテラシーを高めるには、それが楽しいことなんだって云うのを示唆してあげればこどもは勝手に育つよ、見たいな話は、いつもとちょっと違う切り口でとても良かったよ。
それともう1つ、ScratchにはRemixという仕組みがあって、人のプロジェクトに手を加えることはパクリではなく良いことだとしている、なおかつ元の作者をリスペクトしろ、と。
これもなかなか重要なことだと思うよ。

未来の天才を生み出す、次世代プログラミング教育途中スライドが度々変わって、本人は「バグです」と言い切ってってたけどねw。

小学生からはじめるわくわくプログラミング

プレゼン資料はこれね。(スペースキーで進む)

言い訳がこちら。


未来の天才を生み出す、次世代プログラミング教育 未来の天才を生み出す、次世代プログラミング教育
あとの2名は404 Blog Not Foundの人とドリコムの中の人ね。
小飼さんって正直なところよく知らなかったんだけど、結構面白かったよ。
天才ってどういうことだろう、みたいな話だったんだけど、俺が思うに、誰でも平等に資質を持っているはずなのね。
それを見出して、チャンスをものにできるかどうか、ってことろで、親の担っているところが大きいと思うんだ。
でも彼の話は、それは本人にしか分からないところが大きいので、まぁ、好きにさせろや、みたいな感じで、結局は本人次第、って云うことに関しては同意しとくわ。

人間って、やっぱり育った環境が凄く重要で、結局は自分の経験値でしか判断できないと思うのね。
だから、ちょっと話がそれるけど、ワタミの「『無理』というのはですね、嘘吐きの言葉なんです。途中で止めてしまうから無理になるんですよ」って云う話でブラックだ、って叩かれてるけどさ、彼は彼なりにそう云う経験を積んできたがために発してる言葉だと思うのね。もの凄く善意を持って通訳すると、「決して諦めちゃいけない」ってことだと思うのだけど、それを誰にでも強要しちゃったり伝え方が上手くなかったんだと思う訳。こども良い方向へ導くのは親の役目だぞ。

未来の天才を生み出す、次世代プログラミング教育
さてさて、主役のこどもチームだ。

未来の天才を生み出す、次世代プログラミング教育Tehu(こどもというにはあまりにもでかい)は知ってる人が多いだろうから細かいことは書かないけど、彼は自分の持ってる武器を最大限に使いこなしてる感じだね。
そう云うこどもが好いか悪いかは別にして、世の中的にうけるのは事実だし、それを上手く使いこなしてるって云うのはやっぱり凄いってことなのかと。

パネルディスカッションに登場した3人は、それぞれ良い環境で育ったんだろうな、と思うと同時にやっぱり環境だよねー、と思わざるをえないのだが…。
まぁ、政府の指針通り、プログラミングが義務教育になったとして、彼らみたいな逸材が増えるのかどうかと云うとどうだろうね? 前にも云ってるけど、多くのこどもに新しいチャンスが増えるのはいいと思うんだけど、同時にそのことを好ましく思わないこどもも(大人も)いるだろうしね。

未来の天才を生み出す、次世代プログラミング教育masaishiもがんばったよ。いつもと違って少し緊張してたみたいだけど、最年少だしな。お疲れ様。

で、俺なりに取りまとめるとだな、今のこどもとプログラミング教育を取り巻く環境は、多くの大人にとってビジネスチャンスが広がってる。
こどもに対しても、すべてのこどもに平等にチャンスが広がって欲しい。
何を選んで、どう進むかは本人次第、だけど親の担う部分はやっぱりあって、それはそれで重要。でも、うちでは放し飼い。だよ。

Scratchワークショップに行ってきた 2013年7月編

Scratch WS 20130707
OtOMOのScratchワークショップに行ってきた。
今日は7月7日と云うことでScratchで七夕場多飾りを作ったよ。

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会場にはリアルな笹飾りがあったりファシリテーターが浴衣を着てたりと、会場の雰囲気はなかなかだな。
今日は初心者対象で募集してたので小学校1年生から中学生までいて、変数や乱数なんかも出てきてちょっと難しかったかもしれないけど、周りの人がきちんとサポートしてるので安心だね。
最後は音に反応してスプライトの大きさや動くスピードを変えたりとか、見てる方も結構面白かったよ。

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後半戦は、各自がいろいろと工夫してオリジナルのプロジェクトを完成してた。自分でスプライトを書いてみたり、動き方を工夫したりね。
ワークショップの最後はいつもの様にShow & Tellね。
それぞれが自分の作ったプロジェクトについて説明できてよかったね。こどものうちからアウトプットの習慣を付けるって云うのはやっぱり大事だよ。

今日できたプロジェクトはこちら。
  
  

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最後に阿部さんから「小学生からはじめるわくわくプログラミング」が校了したお知らせがあったのね。(興奮の余り、手が震えてる様子)
プログラミングの義務教育化の話とか、いろいろなところで立ち上がるこども向けプログラミング教室だとか、いろいろと環境がそっちへ向いているからね、これは買っておいたほうがいいよ。7/24発売ですよ、っと。(一応宣伝)

もう1つあった。
来週はこれに行くわ。

未来の天才を生み出す、次世代プログラミング教育
小学生のためのプログラミング入門キャンプ Tech Kids CAMPキックオフイベント

「これからの時代を生きていく子どもたち求められるデジタル素養とは何なのか?」

「政府が唱える『世界最高水準のIT社会』を実現するために求められる教育の在り方とは?」

高度IT化が進む現代、プログラミングをはじめとするIT能力は、英語に次いで重大な能力として注目を集めています。中でも、「義務教育へのプログラミング導入」が政府により発表されたことを受け、プログラミング教育の分野に関心が高まっています。

本イベントでは、学識者、エンジニア、経営者等、業界の有識者と、現役小・中・高生プログラマーが一堂に会し、これからの日本の未来を創造するため「プログラミング教育」の在り方について熱く議論します!

今日の番外編。
今日も相変わらずMineCraftかよ。
昨日もそれぞれの家からSkypeしながらMineCraftやってて、サーバーどうしたのかと思っていたんだが、LogMeIn Hamachiって云うのでVPN張ってるらしい。
どこから仕入れてきたネタか知らないけど、自力でやってるみたいだから、そこんとこは評価する。
なぁ、Androidアプリ作る、とか、JAVAやるって話はいったいどこいったんだ? 上には上がいるってことを忘れるんじゃないぞ。
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Scratchワークショップに行ってきた 2013年6月編

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OtOMOのScratchのワークショップに行ってきた。
今日はセンサーボードを使って豪華フィジカル2本立て!

otomo_ws_20130616-111つ目はこちら、【初心者コース】「なのぼ〜どで自分専用コントローラー」

Scratchでできることはゲームを作ることだけじゃなく、センサーボードと組み合わせることでものすごくいろいろなことができる様になるのね。

センサーボードは、以前はピコボードと呼ばれるいわゆる純正品しかなく、値段も結構高かったんだけど、今はこれ、なのぼ〜どAGというのが安価に買えちゃうよ。
おまけに、このなのぼ〜どAGは本家の機能に加えてモータードライバーを搭載しているため、モーター回したりLEGO WeDoみたいなことができちゃうのね。
WeDoの値段を考えると、買わない訳にはいかないね。

なのぼ〜どAGを使ってる様子はこんな具合。
 
そんな楽しいなのぼを使って、今日は何をやったかと云うと傾きセンサーもどきを作っちゃう訳だ。
ここでネタバラシをするのは、ちょっとアレかとも思うんだが、水を入れたコップにセンサー代わりの針金を突っ込んで、抵抗値をは測るのね。
針金をコップのX,Yの方向に4本取り付けて、傾けるとねこが指定した方向へ動く、って云うコントローラを作ったよ。
コップに針金、水、って云う身近な材料でこう云うことができちゃう、ってことをこどもたちには解って欲しいな。

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続いてこちら、上級者コース】「二足歩行ロボを組み立ててScratchで歩かせよう」

Scratchに慣れているこどもたちは、なんと二足歩行ロボットに挑戦したよ。
なのぼに6軸のロボットキットがついて¥5,000のワークショップってお得感バリバリなんだけど。

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まずはロボットの組み立てだね。細かいパーツをねじで留めながら組上げていくのは苦労してた様だけど、とりあえず全員完成。
問題はロボットを制御する方だ。
今回はなのぼもサーボ用の端子を増設したり、Scratch自体も6軸をコントロールできる様、特別なブロックを組み込んだスペシャル版なのね。
股関節と膝と足首の6個のサーボをそれぞれキャリブレーションして、間接を動かすところまでは、さすがに何度もワークショップに参加してるこどもらしく、すぐにスクリプトを書き上げてたよ。
実際の問題はそこから先で、関節ごとにリストを作って、動きをコントロールする辺はやっぱりハードルがだいぶ高かった様だけど、みんな満足しててみたいだ。

otomo_ws_20130616-08あとは、家に帰ってからもトライしてもらえば、きっと歩ける様になると思うわ。
今回はワークショップをやる方も、だいぶチャレンジングな感じだったけど、また1つ幅が広がった気がするわ。
いや、@tomonnn1スゴいです。

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今日の番外編。
今日も某テレビ局の取材が入ってたよ。放送予定は8/5(月)だって。

それと、ここ最近盛り上がる一方のプログラミングと義務教育の話な、6/15(土)に行われた「Maker Conference Tokyo 2013」でも、熱い議論があったようなのでリンク張っとくわ。

Makerのための新しい教科書を作る


Video streaming by Ustream
この中で、
「Makerのための教科書はたぶん本ではない」
「だが、私は今、本を書いています」
と話題になってるのがこの本だよ。

小学校でScratchやってきた 2回目

プログラミングクラス

小学校でScratch教えてきたよ。2月にやったヤツの2回目な。
前回は驚きの28名という参加人数だった訳だけど、今回はこじんまりと半分の14名だったよ。
半分強が前回も参加の2回目なので、細かい話ははしょったけど、3時間のクラスはやっぱりきついっす。

でだ、最近、一部で話題になってる

「世界最高水準のIT社会へ」 政府の成長戦略素案 義務教育からのプログラミング、3Dプリンタ投資支援など盛り込む

って件な。

前にも云ってるけど、プログラミングっていうのは表現手段の1つにすぎないから、できるからスゴい、できないからダメ、ってそうことじゃないでしょ、って思う訳。
絵を描いたり、歌を歌ったりするのと同じで、それぞれが好きな道、得意な道へ進めばいいと思うんだよね。
プログラミングを義務教育の中でやりましょう、って云うことには反対はしないけど、義務教育って云うのはこどもにいろいろな選択肢、表現の方法があるんだぞ、ってことや、文章を読み書きしたり計算したり、体を動かしたり絵を描いたり歌を歌うことで、自分の中の何かを表現すること、考えていることを形にすることができるんだよ、って云うことを教えるのが義務教育だと思う訳よ。

コンピュータリテラシーと聞くと、パソコンで読み書きする能力やインターネットに関する知識をイメージしがちだが、実はそうではない。コンピュータは、どのようなメディアにもなり得る能力を秘めている。従ってその読み書き能力(=リテラシー)とは、コンピュータを使って課題を解決するだけにとどまらず、メディアを作り出す能力を持つことを意味する。

「プログラミングの手順だけでなく、概念も知ってもらいたいと思っています」

なんて辺が、考えていることにわりと近いのかなって。


今回のお題は「pong」だったので、こんなサンプルプロジェクトをつくったよ。
これ自体は何のことはないんだけど、参加者が、これを「どうしたいのか?」「どうしたらそれを実現できるのか?」っていうことを考えられるように進めたつもりなんだけどね。
途中から、みんなそれぞれに勝手に作り出して、最後はちょっとグダグダだったけど、こんなんできました。

けいようサポーターズ プログラミング教室 Vol.2

んで、最後に最近見た動画で「ふむふむ、なるほどね」っていうのがあったのでYouTubeのリンク張っておくわ。

参加者の皆さん、関係者の皆さん、お疲れ様でした。

Big Raspberry JAM TOKYO 2013に行ってきた

Raspberry JAM TOKYO 2013_20130525-01
今日はBig Raspberry JAM TOKYO 2013に行ってきた。イベント参加のSign Upはしてあったんだけど、OtOMOの出展者枠が1つ余ってるとのことでしたので、こども連れて行ってきた。
んー、なかなかアウェイ感の強いイベントだったよ。

OtOMOとしてはあれだね、Raspbianには最初からScratchがインストールされてますから、そのつながりと@abee2さんが登壇して「Raspberry PiでScratchハッキング」という話をするというのでね。

Raspberry JAM TOKYO 2013_20130525 Raspberry JAM TOKYO 2013_20130525
始まって早々にEbenがやってきて「なのぼ」に興味津々の様子。
「え、何? なのぼ欲しいの? Raspberry Piと取り替えてやるよ」とは云ってなかったけどな。

Raspberry JAM TOKYO 2013_20130525@abee2さんのセッション
Scratchがインストールされてるってことは知ってる人がほとんどの様だけど、何ができるか、って云うのはあまり深く知らないようで、結構な反響だったと思うよ。いやぁ、今日一番いいセッションだった。
Shift-Click-RでSmalltalk環境が開けるって云うのは「おぉ!」ってどよめいてたね。
セッションが終わると、ブースにはたくさんの人だかりで、教育関連やなのぼに対する質問がかなりあって、この辺りの関心はだいぶ高まってる感じだね。

Raspberry JAM TOKYO 2013_20130525-あとは、その他のセッション聞いたり、他のブースをのぞいたり、買ったはいいけどほとんど立ち上げることのないRPiをMacのVNC Viewerで見られるようにしたりとかね。

Raspberry Piの¥3,000を切る価格って云うのは確かに魅力だよね。Scratchもインストールされてて、教育関連への活用って云うのは安価でいいアイデアはだとは思うけど、モニターやキーボード、マウスも必要だし、OSも自分で落としてきて、SDカードに入れて、って云うのは素人には起動させるまでのハードルはだいぶ高いように思うのね。
モニターはテレビで代替えが利くとしても、それにかかる手間とか諸々考えると、中古のノートPCの方がパフォーマンス高いんじゃないかって思うわ。
その辺りもオールインワンのパッケージにできればいいんんだけどね。
濃い人たちに囲まれて、まだまだ勉強が足りないよなぁ。と思い知らされる1日だったね。

Scratchと義務教育について考えてみた

昨日のTokyo HackerSpaceとは全然関係のない話を、いろいろな人が見てくれている様なので続きを書くよ。
Scratchと教育の話な。

プログラミングができると何がいいのか?

プログラミングができるってことは、物事を順序立てて考えられる、ってことだと思う。
さらには数学的なこととか、自然科学的なことにも興味が広がるんじゃないかな。
絵や音楽になじんで表現力が豊かになりました、みたいな感じ。
Scratchはプログラミングの導入には最適だと思うよ。マウス操作だけでほとんどのことができちゃうからね。
コードとかは英単語や歴史の年号覚えるのと同じように、向かない人には苦痛以外の何ものでもないからね。そう云う垣根を取り払ったことがすばらしと思う。
訳の分からない文字を打ち込んで、これがプログラミングです、ってやるよりは遥かにスマートだろ。
それで、プログラムを書く楽しさが分かったら、次のステップへ進めばいいじゃないか。

義務教育って何?

こどもにはいろいろな経験を積んでもらうべきだと思うし、まだ見たことも聞いたこともない選択肢があることを大人はこどもたちに教えてあげなくちゃいけないよ。
「微分積分なんて生きていく上で必要ない」とか云う話はよくあるんだけど、ただ普通に生活してるだけなら確かになんの役にも立たないね。数学だけじゃなくて中学、高校の教科はほとんどそうなんじゃないの。
でも、そう云うことを知ってるのと、知らないのでは、精神的な豊かさが全然違うと思うんだよね。
本が好きで、いろんな本をたくさん読んでる人は、いろんな言葉や表現方法を自然と身に付けてるし、英語や、母国語以外の言葉が話せれば世界中のもっとたくさんの情報に触れることができる。絵が書けたり、楽器が演奏できたりもそうだろ。
小中学校の先生に期待してるのは、おだてたりなだめたり、時には無理矢理でも、こども自信が「自分は何が得意なのか」分かるように導いてくださいね、ってことなんだけどな。
「好きなことやらせればいいじゃん」みたいな意見も当然あるんだけど、好きなことだけやってたんじゃ、ものすごい狭い世界しか知らないことになっちゃうよ。好きなことだけじゃなくて、嫌いなこともやってみる、って云うのが「義務」教育だろ。食わず嫌いは損してるんだぞ。

OtOMOのワークショップやこどもの学校でこどもにScratchを教えるじゃん。これは「義務」じゃないから、その時点である程度ふるいにかけた状態で、たいていの子は楽しそうにやって、喜んで帰っていくんだけど、それはScratchの敷居の低さからくるものだよね。いきなりC言語やりましょう、Javaやりましょう、とか云っても食いつかないでしょ。だから、いろんなところでScratchをやることには大賛成。

こどもはいろんな可能性を秘めてるのね、早くそのことに気がついて、何に向いているのか悟って、人一倍の努力をする、って云うのが成功への道筋だと思うよ。
ただ、大人の意見としては、ここ最近の傾向として、何かに突出したヤツより、何やってもそこそこできる汎用性みたいのを要求されがちだからねー。均一化されちゃうよねー。
それと、得意なことと、好きなことは必ずしも一致する訳じゃない、ってことかな。
好きなこと、やりたいことが、得意なことの延長線上にあればいいんだけどね。それに気がつかずに路頭に迷っている大人がどれだけいることか…。
まぁ、がんばります。

Tokyo HackerSpaceに行ってきた、けど…

今日は火曜日だからな、大事なMTGの日な訳だよ。
だから、速攻で会社を出なければいけないんだが、そう云う日に限って、*********なんだよね。

まぁ、行ってきたよTokyo HackerSpace。なんだけど、今日程ひどい日はないな。
人数も少なかったからね、いつものようにダラダラと始まりそうで、始まらないんだ。

で、始まったと思ったらね、なんの話なのかほとんど解らないんだよ。orz
話すのが早いんだ。聞き取るのが精一杯というか、右から左へって、こう云うことだな。
内容なんて、全然解らないんだよー。

と、云う訳で、全然違うこと書くことにするよ。

この話なんだけどね、最近思うのは、プログラミングって云うのは表現手段の一つにすぎないんじゃないかと思う訳さ。
中学校でScratchをやるかどうか? 俺はいいと思うよ。こどもに新しい手段を教えるのには、解りやすいネタなんじゃないかと思う。今時DSやPSPは必携の様だし、「オリジナルのゲームが作れる」みたいなことで導入するのは、こどもとしても入りやすいんじゃないかな。
人はみんなそれぞれの個性を持っているんだよ。文章を書くのが上手いヤツもいれば、歌ったり、楽器を奏でるのが上手いヤツもいるし、絵を描くのが得意なヤツもいるように、プログラミングがすらすらできるヤツがいても特別なことじゃないだろ。

話の始まりは、学校でScratchをやっても好き勝手にできないから、それならやらない方がいい、みたいな感じだけど、義務教育って云うのはそう云うものだから、世の中にはプログラミング、って云うのもあるんだぞ、ってことを知らしめるにはScratchはいい教材だと思うよ。
音楽だって、好きな歌だけ歌える訳じゃないし、美術だって課題が決まってるし、な。好きなことをやりたいようにやるには、大学や社会に出てからやればいいよ。

だから、こどもの頭の柔らかいうちにだな、いろいろな選択肢があることを学んで、自分が一番得意なことはなにか、一番やりたいことは何かを見つけなくちゃいけないんだ。

ちょっとぶっ飛んだ話をすると、人はみんな平等に機会を与えられてるんだぜ。何をやってもダメなヤツとかは本当はいないんだ。計算ができなくても、誰よりも速く走れるとか、すげー音痴だけど絵を書かせたらめちゃくちゃ上手いとか、必ず他の人よりも突出してるものをもってるはずなんだよ。要はそのことを見つけられるかどうかがポイントなんじゃないか? これが一般に云う「センスがいい」ってヤツだよ。
あー、ついでに云っておくと、自分の得意なことを見つけたら、その上に胡坐かいててもダメなんだぜ、それをさらに磨き上げる努力をしなくちゃいけないんだ、努力を怠ると力はどんどん劣れていくからな。楽な方法なっているのはないんだぜ。
センスを磨き上げることができるとイチローとかジョブズみたいになれるんだよ。

ジョブズはウォズと出会えたからAppleもMacもできたんだ。ウォズは”0″からものを作ることができたし、ジョブズはそれをさらにすばらしいものにすることができた。
ジョブズの優れていたところは”0″から何かを作り上げるんじゃなくて、4とか5とかのものを10やそれよりも大きな物にしたり、5のものを2つくっつけて15にしたりすることができたことさ。先見性とか編集力とかそう云うことだろ。それと、最後まで諦めなかったことなんじゃないか。そう云う意味では誰よりも努力したはずだ。

あれれ、なんか話がそれてきたし、もう眠いから今日はここまで。

そう、今思い出したけど、HackerSpaceからの帰り際に、「来週も来るよね」って云われたよ。
もちろん行きますって。

Scratch Day 2013 in Tokyo に行ってきた - 本編 –

えー、今日5/19(日)がScratch Day 2013 in Tokyoの当日です。昨日は準備です、準備。
なんですが、昨晩、実行委員長自らツイートしたように、朝からへろへろです。

だって、6時起きですよ。日曜日の朝、6時起きるとかあり得ないな。

そんな訳で、「本編」と云いつつも、昨日の「準備編」より簡潔になっちゃうよ。
それと、めぼしい所は昨日のうちに見ちゃった感がいっぱいなことも付け加えておきますね。

Scratch Day 2013 in Tokyoそうは云っても、きっちり予定通りの時間に始まりました。

SD2013Tokyo_20130519-02ここ最近の「こども向けプログラミング教室」の台頭のおかげか、某テレビ局はじめ、いろいろなメディアの方が取材に来ていることを考えると、それなりに注目に値すると思うんですよね。

SD2013Tokyo_20130519-03UEIの前田ブロックのワークショップ。
Scratchの様にブロックを繫げてプログラミングします。

Scratch Day 2013 in Tokyo14階で行われていたハッカソンの様子。席が足りないほどの盛況ぶりでした。Scratch 2.0の新機能についてみんなで研究しShow & Tellで発表しました

実際に会場へ足を運ばれた方は分かると思うのですが、とにかく盛り上がってました。
来場者数600人だそうです。去年の倍以上ですよ。

うちのこどもがScratchやるようになってよかったなぁと思うのは、物事を順序立てて考えるようになったことですね。キャラクターをスムースにジャンプさせるにはどうしたらいいかとか、思い通りの結果に導くにはどうすればいいか、とか。そうやって考えるうちに、数学的なことにも興味がわくし、頭の中でいろいろ考えますから、文章の読解力も、人に説明することも必然的に必要になってきますからね。

SD2013Tokyo_20130519-06とは云え、takumi2000のプレゼン力の無さはなんなんでしょう。まぁ、押し付けてもしょうがないことは解ってるんですけどね…。
オセロ」って云ったところで「あぁ、何だオセロか、知ってるよ」みたいな。
最初から素人受けしないネタなのは解っていたんですが、どうやって駒をひっくり返す計算をしてるかとか、もっと上手く説明できればねぇ、もうちょっとがんばろうね。

その点、UEI清水さんの話はそれなりに聞く価値ありましたよ。そりゃその道のプロだからね。
ただ、ちょっと気になったのはScratchに対してだいぶケンカ売ってる感もありましたね、作戦なのかもしれませんけど。そのうちBlogに上がると思うので気になる人は見てみるといいと思います。

最後に、関係者各位お疲れ様でした。ほぼ1ヶ月という短い準備期間であそこまでできるのですから、本当にすばらしいと思います。
実行委員長の名誉のために云っておきますけど「終わった感がある」と云うのは、それだけ気合い入れて準備に取り組んでる、ってことですからね。
来年、再来年と更なる発展に期待します。お疲れ様でした。
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Scratch Day 2013 in Tokyo に行ってきた - 準備編 –

Scratch Day 2013 Tokyo
明日5/19(日)はScratch Dayだよ。

年に一度、世界中のいろいろな所でScratch Dayが開かれます。

Scratch Day 2013 Tokyo会場は去年と同じベネッセコーポレーションさんの本部ビル@多摩センターです。
あー、多摩センター遠いわ。

今年は1日だけの開催なので、今日は準備だけな。なので、ゆるゆると午後から出かけてきました。

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会場は建物の13階と14階になります。こんな感じで皆さん鋭意準備中。
今年もいろいろと楽しそうな物が揃っていますので、障りだけ紹介しますね。

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なのぼの母、ちっちゃいものくらぶのなのぼ~どです。
今回は4本足、8軸ロボットをデモします。うまく歩かせることができると何かもらえるらしいですよ。

SD2013Tokyo_20130518-07ラーニングセンター新浦安の仮想大賞2013SDバージョン。Scratchの作品以外にもレゴとなのぼを使った作品をたくさん展示しています。

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SD2013Tokyo_20130518-01CoderDojo JapanはLEAPでScratchを動かすみたいです。

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津田塾大学はWeDoとかKinectとか、ルンバをScratchで動かす様です。

SD2013Tokyo_20130518-13OtOMOのこどもたちは ScratchそっちのけMineCraftで明日のShow&Tellの準備で忙しそうでした。

Scratch Day 2013 Tokyo公立はこだて未来大学の物質プログラミングですね。

Scratch Day 2013 Tokyo SD2013Tokyo_20130518-19 SD2013Tokyo_20130518-18 SD2013Tokyo_20130518-16
これ以外にもMindStormsやRaspberryPiやenchantMOONや踊る女子大生が見たい人は行った方がいいですよ。

Scratchワークショップに行ってきた 2013年4月編

OtOMOのScratchワークショップに行ってきた。
今日のお題は「レトロゲーム研究 ~コンピュータゲームの面白さってなんだろう?~」ってことで、このような、昔?のゲーム機がずらり。
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ファミコンからPS3まで7台程、ここに出し切れなかったのもあって、すべて1個人の私物ですよ、あはは。
俺が実際にやったことあるのは、ギャラクシアン、ゼビウス、パックマン、ディグダクぐらいまで、しかも家でじゃなくてゲーセンでだな。
この手のゲーム機は家には無くて、なぜかあまり興味も無かったわ。
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OtOMO WS 20130407 OtOMO WS 20130407

OtOMO WS 20130407これだけいろいろなゲームが揃うと、こどもはプレイに夢中でScratchとかやってる場合じゃないだろ、と思ったんだけどね、ところがどっこい、そうでも無いのにはちょっと驚いた。
今や、各家庭にPSなりWii、DSがあって、そう云うゲームをするって云うのは特別なことじゃないんだろうな、今時のこどもには。
俺がこどもの頃には「ゲームクリエイターになりたい」なんて、そもそもそんな仕事があるとは思ってないし、いやぁ、世の中変わるものです。

そんな訳で、1人の大人の心配もよそに、こどもたちはちゃんと思い思いのものを作って帰っていきました。
この日できた作品はこちら。
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OtOMO WS 20130407

さてさて、今日の大人コーナーは、相変わらずのRaspberry Piと超小型なのぼBTカーでした。
otomo_ws_20130407-04Minecraft Piのデモ。ちゃんと動いてるわ。

OtOMO WS 20130407AndroidタブレットにVNCビューワーというのを入れれば無線LAN経由でタブレットをモニタ代わりに出来るってことが分かった。

OtOMO WS 20130407ともさんが新しいおもちゃを持ってきてたので、早速一式購入。

5月は三茶でのワークショップはない代わりに「Scratch Day 2013 in Tokyo」が開催されるよ。
詳しい情報はもうすぐ。