Scratch」タグアーカイブ

プログラミングラボinオチャノミズに行ってきた 2014年5月編

プログラミングラボinオチャノミズ
Canvasのプログラミングラボに行ってきたよ。今回もファシリテーターとしてお手伝い。
inオチャノミズと云いつつも今回はなぜか福武ホール。来週のScratch Dayの前哨戦みたいだわ。
家から本郷だと大門から大江戸線でぐるーっと回っていかなくちゃいけなくて、ちょっと不便に思ってたんだけど、お茶の水から歩くとか、御徒町から歩くとか時間のあるときはいいかもね。おまけにGoogle Mapみてたら東大のキャンパスないにでっかい池があるじゃん。あぁ、見逃してたわ。これそばまでいけるのかね?
来週はScratch Dayだし五月祭もやってるし大忙しだわ。

オチャノミズは初心者クラス

プログラミングラボは3クラスあるんだけど、オチャノミズは初心者を対象としたクラスなのね。
一応、初めてという前提で募集してるんだけど中にはやったことある子がいて、足並み揃えて進めるには難しいこともあるんだけど、今回の参加者は割とおとなしかったかな。

プログラミングラボinオチャノミズ プログラミングラボinオチャノミズ プログラミングラボinオチャノミズ

この日の参加者で気になったのは下記のプロジェクト。

タイマーを付けて60秒間逃げ切ったら「くりああ」、途中で捕まったら「げむおおばあ」と、どうしても出したかったのね。変数を使って1秒毎にカウントする方法を教えてあげたんだけど、「くりあ」と「げむおおばあ」を出す条件の切り分けが分からずに苦労してた。3年生だと思うけどがんばってたわ。

なぜか「ねこ逃げ」とは全然違うものを作り始めた女の子。はちと犬を競走させる。犬はスクリプトで動いて、はちはスペースキーを押すと進むのね。スタートとゴールをそれぞれスプライトにして、緑の旗を押す度にはちと犬をスタートラインまでドラッグしてるので、「~へ行く」を使って自動でスタートラインに着くようにするのを教えてあげた。旗を押してもすぐに動き出さない様に自分でちゃんと考えてた。

これまた、勝手にマリオを書き始めた男の子。残り時間お絵描きに費やすのか、と思ってたら、コスチュームを複数作ってカーソルキーで左右に移動しておまけにジャンプさせるところまでたどり着いてたのでたいしたもんだ。

なぜか大流行りの海の中シリーズ。サメに食べられると消えるところがだいぶ悩んでたけど、これが一番出来が良かったわ。

と、まぁ、そんな感じでその他の作品はこちら。
http://scratch.mit.edu/studios/428002/

オチャノミズを経験した子は次のステージ、ロッポンギへ。
さらにはアカサカへ、ってこれ自体RPGみたいだわ。
同日アカサカでもやっていて、こちらへのお誘いもあったんだけど、そっちはまた今度。
アカサカはなんでもありの自主的なクラスなので教える方も大変だよね、きっと。

小学校でScratchやってきた 2014年度1回目

プログラミングワークショップ 20140419

今年度は毎月開催

今日は小学校でのScratchワークショップ、去年から数えて4回目な。
紆余曲折あって、今年度は毎月開催だよ。
って、5月はScratch Dayのためできないのと、夏休みは1回飛ばして年間10回開催の予定だよ。
ここではあまり多くを語れないんだが、たぶん6月からは大忙しだよ。と、勝手に思ってる。

4月になってから告知をはじめたので、年度始めだしそんなにたくさんは来ないでしょ、と思ったけど、それでも9組の申し込みがあったからまぁまぁのスタートだと思うわ。
ワークショップと云っても、1年生から6年生までいて、中には家でScratchやってたり、これまでの回に来てくれてる子がいたりと同じレベルで進めるのは難しいと思ってたからね、最初から「今日はこれやります」みたいなワークショップ毎のお題は設けないことにしたのね。
とは云ってもだよ、はじめてくる子に「どうぞ、好きにやってね」じゃワークショップでも何でもなくなっちゃうので、一応「ねこ逃げ」をやるつもりではいたけどね。

実際のところScratchをやったことあると手を挙げた子が3人いたのだけど、結局皆と同じことをやる、ということになったので、最初の1時間はいつもの様にざーっと説明したさ。
みんな一緒にやる、って云ったのに、やったことある子はやっぱり好きなことはじめちゃうしとってもカオスだったわ。そんな状態で1時間でやろうと思うと相当端折らなくちゃいけないよね。

この活動を通してなにがやりたいか

休憩を挟んで、いつもの様に「もっと面白くするにはどうすればいいか?」考えてもらったよ。
ここで「考える」ことと、それを実際に具現化するところが一番の肝だと思うのね。
低学年の場合は「考える」ことにもあまり慣れていないようでなかなかアイデアが浮かばない。
高学年になってくると「あーしたい、こーしたい」って思いつく様にはなるんだけど、実際にどうすればいいか分からない。
これは当然経験値の大小の問題でもあるとは思うけど。

この活動を通してなにがやりたいかと云うとだな、

  • プログラミングを通じてものの「考え方」を学んで欲しい
  • こどもの選択しを増やしてあげたい

ってことなんだよ。
Scratchでただゲームっぽいものを作るだけのことじゃなくて、この先、LEDを光らせたり、モーターを回したり、ロボットを作ったりというところへも進んでいくかもしれないし、こどもたちから「あーしたい、こーしたい」という要求が出てくることを期待しているのだけど、まぁどうなることやら。
幸いにして、世の中の大人たちの目は何となくそちらへ向いてきてるし、ここの学校に関して云うと他よりはアドバンテージが取れたのは良かったよね。

この日みんなが作ったプロジェクトはこちら

プログラミングワークショップ 20140419 プログラミングワークショップ 20140419 プログラミングワークショップ 20140419
プログラミングワークショップ 20140419 プログラミングワークショップ 20140419 プログラミングワークショップ 20140419

Scratchワークショップに行ってきた 2014年4月編

OtOMO Scratch work shop

「オフラインエディターお絵かき教室」

昨日はMakerCampで今日はOtOMOのワークショップ
とりあえず一山超えた感があるのだけど、来週はアレだし、5/17はScratch Day
いやぁ、もう二山超えなくちゃ行けないから忙しいわ。忙しすぎて餃子の研究が進まんのよ。餃子…。
そんな時にdancyu5月号「餃子の王道」とか云う特集組んじゃってさ。

「ビットマップデータ」と「ベクターデータ」の違い

で、今日のワークショップはだな、「オフラインエディターお絵かき教室」ってことで現役女子美大生が直接指導してくれる訳だ。いい企画だよ。
以前はビットマップしか扱えなかったのだけど、Scratch 2.0になってベクターが使える様になったのね。
ビットマップとベクターの違いに関しての一般的な話はこの辺に書いてあるのでそっちを見てくれ。

OtOMOスクラッチワークショップそれから、ワークショップの中で説明された内容がこれ。
アーティスティックだわ。

まぁ、そんな感じで一通りの話が終わったら、今日はひたすら絵を描く、って云うのが今日の課題だからね。

OtOMOスクラッチワークショップ OtOMOスクラッチワークショップ OtOMOスクラッチワークショップ
OtOMOスクラッチワークショップ OtOMOスクラッチワークショップ OtOMOスクラッチワークショップ

OtOMOスクラッチワークショップ最後は恒例の発表会。小学生の集中力侮れないぞ。
ひたすら絵を描く企画だったはずなのに、結局最後は全員がスクリプト書き始めて、アニメーション作る企画みたいになっちゃったよ。素晴らしいです。

番外編

OtOMOスクラッチワークショップどきプロサイン会。

OtOMOスクラッチワークショップPiTFTに合わせたRPi自作ケースとMicroSDのアダプター、謎のモーターをGet。
Raspberry Pi用のちびっ子モニタは何処でも人気だね。これの話はまたそのうち書くわ。

Scratchワークショップに行ってきた 2014年3月編

OtOMO_Scratch_WS_20140323今日はOtOMOのワークショップだよ。
Scratchでネコマイム ~アニメーションの仕組みを考えてみよう~」ということで皆でアニメーションを作ってみたよ。
OtOMO_Scratch_WS_201401323まずはScratch Catの頭と、体を切り離す。そう、首チョンパだね。ドリフの首チョンパが欲しくて鉛筆1ダース買った人はどのくらいいるかな?

OtOMO_Svratch_WS_20140323まぁいい。頭だけ切り離して顔の表情をいろいろ変えてみるんだね。
今日はだいぶ疲れた顔してたみたいだよ。

OtOMO_Scratch_WS_20140323たぶんこんな感じだったんじゃないかな。

otomo_ws_20140323-02 otomo_ws_20140323-05 OtOMO_Scratch_WS_20140323
うんうん、ワークショップのメインは参加者のこどもたちだからね。
今日が初めての子もいた様だけど、皆真剣に黙々と取り組んでいたよ。デジタルでも絵を描くのが好きなんだね。
特に印象的だったのはバースデーケーキのロウソクに火をつけて吹き消すプロジェクトだね。
マッチ棒をマッチ箱に近づけると火がつくのね。で、その日のついたマッチでロウソクに触れるとロウソクにも火がついて、最後に女の子が吹き消すのね。

ここ最近、参加者のレベルがグンと上がった気がするよ。
いろいろなところでプログラミング教育とか、Scratchとかにも触れるチャンスが増えてきてるんだろうねって思うわ。
そんな訳で、いつもとはちょっと雰囲気の違うワークショップだったけど、こう云うのもアリなのな。

「教養としてのプログラミング講座」っていうのを読んでみた


清水さんっていう人はどちらかと云うと対極にいる人だと思ってたけど、この本に書いてあることに関してはわりと近いことを考えてるんじゃないかと思ったよ。

小学校でScratchを教えたり、プログラミングラボなんかでも最初に「プログラミングってなによ」って云う話をするんだけど、プログラミングっていうのはゲームを作ったりコンピューターを動かすだけじゃないんだぜ、っていう話とか、大人に対しても「プログラミングを学ぶことでいろんなことに役立つんですよ」っていうようなことを云ってるんだけど、まぁそれに近い内容と云うか、自分の中でモヤモヤしてたものが整理された感じ。

書いてある内容はプログラミングをやらない(できない)人たちに向けてとても分かりやすく書いてあるので、これからこどもと一緒にプログラミングをやろうと思っている大人や学校の先生なんかも読むといいよ、きっと。

プログラミングとは、一言でいえば「自分以外のものを、思い通りに動かす方法」のこと。

「こうすればこうなる」というプログラミングの知識を持っていることで、より広い視野で、より深く考えることができたのではないでしょうか。

今やプログラミングを理解するということは、「世の中の仕組み」を理解することだといいかえてもいいかもしれません。

なんて、まぁその通りだと思うわ。
ということで、わくプロどきプロと共にこれからプログロミングをやろうとしてる人に向けてのお勧め本としておくわ。

Raspberry Pi Robotを動かしてみた

Raspberry Pi Robot
前回はRaspberry Pi Robotを作ったところまで書いたから、今日はその続きな。

問題山積み

Raspberry Pi Robotとりあえず、出来上がったRobotをちょこちょこ動かしてみた訳。
モーターだけ回してるときはなんの問題もなく動いていたんだが、シャーシに積んで動かしたら途中で暴走しちゃう。
車輪もついて負荷がかかるし、電流が云々で上手くいかんじゃね? と思ってるんだが、モーターにコンデンサかませてノイズを減らしてみ、という意見をもらったので、モーターに付けてみた。

それと、これは直接は関係ないと思うけど、さんざんいろんなものを詰め込んだRasbianだったので、更のSDカードにNOOBSを入れて、ScratchGPIOもVersion4を入れた。
NOOBSは落とすのにえらく時間がかかったけど、これ便利というか初心者にはこれいいね。基本コピーするだけだからね。

Raspberry Pi Robotを動かすスクリプトを書く

という訳で新しい環境を整えてからRobotを動かす側を作ったよ。
どうやって、モーターをコントロールするかはまずScratchGPIOのチュートリアルを見てね。
「Power11」と「Power12」という変数を作るんだけどこれがそれぞれGPIOの11ピンと12ピンに繋がってる。この変数の0から100までの値がそのままモーターの出力になるのね。

ScratchGPIO サンプルスクリプトなのでサンプルのスクリプトは英語で書いてあるけど、日本語になおすと右の様になる。

  • 緑の旗が押されたら11ピンに繋がるモーターパワーを0にする。
  • 1秒待って、モーターパワーを10上げる。
  • それを10回繰り返す。

ってことね。

ScratchGPIO スクリプトこれだけじゃまだ動かないからね。
Robotは2モーターなので、これを左右のカーソルキーに割り当てる。
右のカーソルキーを押してるときは左のモーターパワーを30にする、押してないときは0。左側はその反対。
カーソルキーを押してないときはモーターパワーを0にする、って云うのが入ってるからスペースキーを押したら〜って云うところは関係ないけどね。

ゴールはまだまだ先


こんな感じで動くのだけど、やっぱり途中で暴走したり固まったりしてる。
途中で薄々感づいていたのだけど、これ、前にしか進めんのよ。orz

Scratchエラーおまけにこんな見たことないエラーまで出る始末。

Raspberry Piではじめるどきどきプログラミングにモータードライバーを使う方法が出てるので、こっちも参考にしてみよう。

道のりは険しいわ。

PEGのキックオフイベントに行ってきた

PEG
幾度となく話題に上がっている「コンピューターに親しもう」プログラムが正式に「PEG」になって、キックオフイベントが開かれたので行ってきた。

「PEG」ってなに?

PEGProgramming Education Gatheringの頭文字を取ってPEGな。
PEGの主旨についてはPEGのサイトに書いてるので飛ばすけど、重要なのは次の2点だと思うわ。


すべての子どもたちに創造表現の場を提供する
創ること・工夫すること・協動することは、これからの時代においてより一層必要とされます。世界中のすべての子どもたちに、彼・彼女たちの力が花開く場を提供します。

すべての子どもたちの情報リテラシーを育む
コンピュータサイエンスをはじめとする技術の面白さや仕組みを理解し、それらを使いこなすリテラシーを育みます。課題や問題を分解し、手順を創り出し形にしていく物事のとらえ方は、子どもたちの汎用的な力を育むことにつながります。

トークリレーを圧巻した12歳

PEGトークリレーこのイベントのメインはトークリレーでPEGのパートナーとなっているいろいろな団体のプレゼンテーションの場だった訳だけど、ワークショップの手伝いをしていたのでリアルには見ていないのね。
あとから断片的に入ってくる情報からだけの話だけど山内君の話が一番インパクトあったみたいだよ。

親が教育熱心かどうか、また親の所得などでチャンスが制限されているのが現状です。ぜひ、新しい世界へのチャンスを義務教育の中にちりばめてほしい。こういう場、こういう世界がありますよ。やってみたい場合はこのようなチャンスがありますよ、という情報があるだけでも世界が変わります。プログラミング、語学、マスコミ、ロボット製作、経営学、・・・いろんな世界に続くドアを開けてみたい。また、子どもたちには平等にドアを開けてほしい。

んー。PEGの関係者をはじめ世の中の大人はこのことを真剣に受け止めなければいけないよ。
USTREAMの中継があったのであとで見られるかと思ったんだけど、パーティーの様子しかないのね…。残念だ。


ワークショップも盛りだくさん

PEGワークショップトークリレーと平行してワークショップも行われていたのだけど、これがまた豪華な内容だったよ。

  1. Rasbpberry Piのセットアップ
  2. Scratchの基本動作
  3. ScratchGPIOでLチカ
  4. 段ボールインターフェイス

この内容をを3時間半でやって最後にシアターで発表する、って云うんで卒倒しそうになったけど、やってみたら何とかなったんでこれまたビックリだよ。


Scratchはやったことのある子が多かったのだけど、Raspberry Piなんて初めてだしブレッドボードとかGPIOとか見たことも聞いたこともないこどもが、LEDがつくと大喜びだよ。
この先、こういうことがどんどん広まって行くとしたらすごいことだと思うし、今回のワークショップはこちらとしてもとても参考になったわ。
参加者にとって今回は無料のワークショップにも関わらず、Raspberry Piお持ち帰りと云うものすごいお得で為になるワークショップだったこと間違えない。

「Raspberry Piではじめるどきどきプログラミング」も先行発売

Raspberry PiではじめるどきどきプログラミングRaspberry Piではじめるどきどきプログラミング (はじめるプログラミング シリーズ)もイベント会場で先行発売されてたわ。
ワークショップでやったようなScratchGPIOの使い方や、GPIOとモータードライバーを使ってモーターを回す方法とか、Minecraftとの連携とか、こども用とは云いがたい内容盛りだくさんだよ。
Amazonで予約してるし、一般の来場者が優先だろうと思ったけど、遠慮しないで1冊買っておくべきだったわ。
おまけにAmazonではいつの間にか「シリーズ」化されてるし。w 今後に期待する。

世の中を変えるムーブメントにしたい

あの大雪の中来てくれた来場者や、ずーっと準備をしてきた関係者の皆さん、お疲れ様でした。
結果としてこのようなことになったのは、やっぱり日々の積み重ねだと思う。
花火を上げたのだから山内発言の様に世の中を変えるムーブメントになって欲しいし、微力ながらも関わりが持てて(この先もきっと)良かったわ。
今回のイベントをきっかけに、より多くのこどもたちがいろいろな可能性に触れるとこができる様になればいいと思う。

関連記事

Raspberry Pi Robotを作ってみた

Raspberry Pi Robot
Raspberry Piでいろいろとやってみてるんだけどね、やっぱりロボットでしょ。
ScratchGPIOでモーターをコントロールできればMINDSTORMS並みに遊べるんじゃね、と思った訳。
で、コードがかけなくても電子回路とか知らなくても、とりあえず動くところまで漕ぎ着けたので記しておくわ。

ズブの素人でもロボットが作れる

Raspberry pi GPIORaspberry PiにはGPIO(General Purpose Input/Output)っていう外部の電子回路と通信できるとげとげがある訳さ。
1番から26番まであって、それぞれに役割があるんだけど、どうれがどう、っていう話は飛ばすので知りたい人は下記をみてね。

この画の一番左の手前が1番ピンね。その上が2番で、左から2番目の手前が3番…で一番右の奥側が26番な。
で、このとげとげとモーターを繋いでごにょごにょするんだ。
モーターを繋ぐ方法はあとで書く。

GPIOをコントロールする方法

ScratchGPIO次にGPIOをコントロールする方法だけど、こじ研みたいなオマジナイは使えないので、そういう人のためにScratchGPIOっていう素敵なものがある訳よ。
「素敵」とはいえ、これもそれなりにハードルが高いから覚悟しろよ。
まず、ScratchGPIOのインストールとLチカのチュートリアル、モーターの動かし方は下記にある。

ここで使ってる「ULN2003」っていうトランジスタアレイは秋葉原中探したけど何処にも売ってなかったけど、東芝の「TD62083」というのが代替えで使えるらしいのでこっちを買ってきた。
一旦ブレッドボードに組んでみて、モーターが廻ることを確認してから、ユニバーサル基盤に半田付けする。

モジュールを作る

ScratchGPIO with Motorsブレッドボード上で動くところまで確認できたら、あとは間違わずに半田付けすればいいのよ。と、簡単に書いてるけど細かい作業は最近特に面倒だわ。目見えんのよ、まぢで。
上記のサイトでは外部電源を繋いでたんだけど、GPIOの情報をいろいろ漁ってたら2番ピンと3番ピンから5V出てんじゃん、ってことでそのように配線。
本当は通電の確認用にLEDも付けようとしたんだけど、GPIOに差したら隣のビデオとおもいっきし干渉することが解ったので、その部分は急遽切り落とした。

ScratchGPIO裏側はこんな感じね。
ここまでくればもう、あと1歩だぞ。

シャーシに載せる

Raspberry Pi Robotシャーシは前に作ってあったものをとりあえず使うけど、そのうちアクリルで作り直す予定。
汎用のきくパーツがいいので、ギヤボックスとホイールはタミヤのな。
ユニバーサルプレートはアッパーはタミヤのだけど、ロワーは実はタミヤじゃなくてミュウロボ用なんだ。
スタジオミュウのユニバーサルプレート(スタジオミュウではタッピングプレート)はタミヤのとぱっと見は同じなんだけど、穴の径が微妙に小さくて3mのタッピングビスが使えるんだよね。タミヤのは丁度3mなのでM3のナットが必要な訳。なので使い分けてるのね。
穴のピッチとRaspberry Piの固定用の穴がちょうどいい感じに収まるのでスペーサーかませれば難なくきれいに固定できる。
ピロボールもミュウロボのプレートに付属してるヤツね。
とりあえず、ハードはこれでよしと。

続きはまた今度書くわ。

キッズクリエイティブ研究所 プログラミングラボに行ってきた 2014年2月デジハリ編

長いものには巻かれろ(ちょっと違うけど)

プログラミングラボ デジハリタイトル長いな。
今日はCANVASの

キッズクリエイティブ研究所 プログラミングラボ ベーシックコースinデジハリ

のお手伝いに行ってきたよ。あー、タイトル長いわ。
要はScratchのワークショップだよ。
CANVASのキッズクリエイティブ研究所ではいろいろなこども向けのワークショップをやってるんだけど、その中のデジタル分野ってことでScratchのワークショップも以前からやってるのね。
過去にも東北でのワークショップScratchとKinectを使ったワークショップなんかのお手伝いをしてきたんだけど、2/8(土)にはPEGのキックオフイベントも控えてるし、今後絡むことが増えるんだろうと思ってる。

プログラミングラボって何?

プログラミングラボ

  • ベーシックコースinデジハリ
  • アドバンスコースinGREE
  • チャレンジコースin赤坂

の3コースでやるってことだから、それぞれレベルに合わせて行ってみるといいんんじゃない。

今日のワークショップの流れは、

  1. ファシリテーターのミーティングでスケジュールと担当の確認。
  2. こどもはファシリテーターの話を聞くエリアとPCで作業するエリアが明確に分かれてる。
  3. 基本的なところを一通りやったら、このどうしたらより良いものになるか皆でブレスト。
  4. 目標ができたらひたすら作ってデバグ。
  5. 最後は皆で発表会

という感じ。
プログラミングラボ ベーシックコースinデジハリ プログラミングラボ ベーシックコースinデジハリ プログラミングラボ ベーシックコースinデジハリ
プログラミングラボ ベーシックコースinデジハリ programing_lab_dhu_20140202-09 programing_lab_dhu_20140202-13programing_lab_dhu_20140202-11 programing_lab_dhu_20140202-10 programing_lab_dhu_20140202-07
プログラミングラボ ベーシックコースinデジハリ programing_lab_dhu_20140202-12

こどもは侮れない

まぁ、ベーシックコースってことで初心者が対象な訳だけど、なかなか「ドキッ」とするようなことを聞かれたり、こどもは侮れないのよ。
小学生でも低学年の子が多かったので、少し難しい話が多かったかもしれないし、じかんも短かったけど、皆よくできたよ。
俺としては「プログラミングができること」じゃなくてプログラミングを通じて「ものごとの考え方」を学んで欲しいと思ってる。
今日話したことは、今は難しくて理解できなくても大きくなるまで忘れないでくれたら、いつか目の前の霧がパッと晴れる様に解る日がきっと来るから。

Scratchワークショップに行ってきた 2014年1月編

OtOMO Scratch Work Shop
OtOMOのScratchワークショップに行ってきたよ。年が明けて今年初めてのワークショップだね。
でもその前に、12月のワークショップの様子がDaily Portal Zの記事になったのでお知らせしとくわ。

「悪の秘密結社」OtOMO

そうか、OtOMOは「悪の秘密結社」なのか。こどもたちのクリエイティブな発想を利用して世界征服を企んでるんだよ。
まぁ、何が善で何が悪なのかっては話はそれぞれの文化と歴史によって構成されるものだと思うので、そう簡単な話ではないと思うのだけど、深く考えたい人は2013年度「新聞広告クリエーティブコンテスト」で最優秀賞に選ばれた「めでたし、めでたし?」という作品や「仮面ライダーアギト」をもう一度見ることをお勧めするよ。

1月の定期ワークショップは「鳴らし初め」

1月の定期ワークショップは「鳴らし初め」ってことでScratch2.0で大幅に使いやすくなった、サウンドエディターを使ってプログラミングをしたよ。
それぞれが持ってきた「音」が出るものを使って作った音を録音して自分の好きなキャラクターと一緒に動かしてみるのね。
ワークショップの様子は下記の通り。
OtOMO Scratch Work Shop OtOMO Scratch Work Shop OtOMO Scratch Work Shop
OtOMO Scratch Work Shop OtOMO Scratch Work Shop OtOMO Scratch Work Shop
今日の参加者はScratchをやったことのあるこどもたちだったけど、皆Scratchのことを良く知っていて驚いたわ。
こういうこどもたちにPerfumeの演出とかやらせればいいんだよ。

日本のものづくりの未来は明るい

先日も書いた「Raspberry Piではじめるどきどきプログラミング ~自分専用のコンピューターでものづくりを楽しもう!」がもうすぐ発売と云うことで執筆陣も大忙しなんだけど、今日は実験台にされたわ。
ScratchGPIOのところの原稿を見せられて書いてある通りにできるかどうか検証してくれ、って。
あのね、先に云っておくけどこの本すごく高度なことやってるわ。それを小学生にも解る様にする、っていうのがミソなのだけど。
本の内容が高度なのか、俺のレベルが低いのかはここでは多くを語らないが、これが発売になって小学生がこぞってRaspberry Piで普通にピコピコできるようなら日本のものづくりの未来は明るいと思うわ。