今日は六本木ヒルズ、GREEでプログラミングラボinロッポンギな。
ラボinロッポンギは中級者向け
GREEで行われるこのクラスはラボinオチャノミズやOtOMOのワークショップを経験したScratchの基本を解っている子というのが参加条件になっているので、ワークショップのお題も基本から一歩進めた内容になってるのね。
で、今日の内容は「ネコが巨大化?電流イライラ棒」あの昔懐かしいイライラ棒をコンピューターの中だけじゃなくなのぼ~ど(センサーボード)とブレッドボードを使ってリアルに作ろう、って云う企画ね。
センサーボードってなに?
センサーボードってなに? っていう人もいるかもしれないから障りだけ書くわ。
なのぼ~どには、スイッチ、スライダー(可変抵抗)、マイク(音センサー)、Cds(光センサー)の他に4つの外部センサーを繫げられるポートとモータードライバーがつかえるのでScratchと繋いでLEDを光らせたりモーターを回したり色々な値を調べたりできるのね。
今日のワークショップでは、外部センサーポートとブレッドボード、針金を繋いでリアルなイライラ棒を作っちゃう訳。
まずはScratchとなのぼ~ど、外部センサーポートにジャンパーワイヤーを繋いで、ジャンパーワイヤー同士を繋ぐとセンサーに値が変化することを確認したよ。
次に身近にあるいろいろなものにジャンパーワイヤーを当ててセンサーの値がどうなるかを実験。
ここでは「金属製」のものは電気を通すのでセンサーの値が変化することを確認。
今度はブレッドボードのいろいろなところにジャンパーワイヤーを差してみてブレッドボードの中がどういう構造になってるかをみんなで調べた。
ここまでできたら、ブレッドボードにいろいろな形に曲げた針金を立てて、ゲームになる様にスクリプトを書いたよ。
基本的な内容はさすがにすらすら書けて、早く自由にやらせろ、って感じであまり手もかからなかったね。
大人の役目はこどもの発想を形にしてあげること
その後はそれぞれ、好きに進めるんだけど、「Game Over」と表示させたり、棒が振れるとLife Pointが減ったり、制限時間を設けたり工夫してたよ。
こういうことができる様になると、次になにがしたいとかアイデアもどんどん湧く様になって面白いんだろうね。
大人としてはこどもの発想を実際の形にしてあげる手助けができればいいと思ってるのよ。
内容的にはなかなか良いワークショップだったと思うのだけど、終わった後の反省会では、結構手厳しい意見があがっていてちょっと驚いたわ。
まぁ、なぁなぁになるより全然良いのだけど、ファシリテーターとして参加する人にも、いろいろなモチベーションがあるのだなぁとちょっと前から感じていて、大人もこどもも、いぁ、面白いわ。