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Scratchワークショップに行ってきた 2014年4月編

OtOMO Scratch work shop

「オフラインエディターお絵かき教室」

昨日はMakerCampで今日はOtOMOのワークショップ
とりあえず一山超えた感があるのだけど、来週はアレだし、5/17はScratch Day
いやぁ、もう二山超えなくちゃ行けないから忙しいわ。忙しすぎて餃子の研究が進まんのよ。餃子…。
そんな時にdancyu5月号「餃子の王道」とか云う特集組んじゃってさ。

「ビットマップデータ」と「ベクターデータ」の違い

で、今日のワークショップはだな、「オフラインエディターお絵かき教室」ってことで現役女子美大生が直接指導してくれる訳だ。いい企画だよ。
以前はビットマップしか扱えなかったのだけど、Scratch 2.0になってベクターが使える様になったのね。
ビットマップとベクターの違いに関しての一般的な話はこの辺に書いてあるのでそっちを見てくれ。

OtOMOスクラッチワークショップそれから、ワークショップの中で説明された内容がこれ。
アーティスティックだわ。

まぁ、そんな感じで一通りの話が終わったら、今日はひたすら絵を描く、って云うのが今日の課題だからね。

OtOMOスクラッチワークショップ OtOMOスクラッチワークショップ OtOMOスクラッチワークショップ
OtOMOスクラッチワークショップ OtOMOスクラッチワークショップ OtOMOスクラッチワークショップ

OtOMOスクラッチワークショップ最後は恒例の発表会。小学生の集中力侮れないぞ。
ひたすら絵を描く企画だったはずなのに、結局最後は全員がスクリプト書き始めて、アニメーション作る企画みたいになっちゃったよ。素晴らしいです。

番外編

OtOMOスクラッチワークショップどきプロサイン会。

OtOMOスクラッチワークショップPiTFTに合わせたRPi自作ケースとMicroSDのアダプター、謎のモーターをGet。
Raspberry Pi用のちびっ子モニタは何処でも人気だね。これの話はまたそのうち書くわ。

Scratchワークショップに行ってきた 2014年3月編

OtOMO_Scratch_WS_20140323今日はOtOMOのワークショップだよ。
Scratchでネコマイム ~アニメーションの仕組みを考えてみよう~」ということで皆でアニメーションを作ってみたよ。
OtOMO_Scratch_WS_201401323まずはScratch Catの頭と、体を切り離す。そう、首チョンパだね。ドリフの首チョンパが欲しくて鉛筆1ダース買った人はどのくらいいるかな?

OtOMO_Svratch_WS_20140323まぁいい。頭だけ切り離して顔の表情をいろいろ変えてみるんだね。
今日はだいぶ疲れた顔してたみたいだよ。

OtOMO_Scratch_WS_20140323たぶんこんな感じだったんじゃないかな。

otomo_ws_20140323-02 otomo_ws_20140323-05 OtOMO_Scratch_WS_20140323
うんうん、ワークショップのメインは参加者のこどもたちだからね。
今日が初めての子もいた様だけど、皆真剣に黙々と取り組んでいたよ。デジタルでも絵を描くのが好きなんだね。
特に印象的だったのはバースデーケーキのロウソクに火をつけて吹き消すプロジェクトだね。
マッチ棒をマッチ箱に近づけると火がつくのね。で、その日のついたマッチでロウソクに触れるとロウソクにも火がついて、最後に女の子が吹き消すのね。

ここ最近、参加者のレベルがグンと上がった気がするよ。
いろいろなところでプログラミング教育とか、Scratchとかにも触れるチャンスが増えてきてるんだろうねって思うわ。
そんな訳で、いつもとはちょっと雰囲気の違うワークショップだったけど、こう云うのもアリなのな。

Raspberry Pi Robotを動かしてみた

Raspberry Pi Robot
前回はRaspberry Pi Robotを作ったところまで書いたから、今日はその続きな。

問題山積み

Raspberry Pi Robotとりあえず、出来上がったRobotをちょこちょこ動かしてみた訳。
モーターだけ回してるときはなんの問題もなく動いていたんだが、シャーシに積んで動かしたら途中で暴走しちゃう。
車輪もついて負荷がかかるし、電流が云々で上手くいかんじゃね? と思ってるんだが、モーターにコンデンサかませてノイズを減らしてみ、という意見をもらったので、モーターに付けてみた。

それと、これは直接は関係ないと思うけど、さんざんいろんなものを詰め込んだRasbianだったので、更のSDカードにNOOBSを入れて、ScratchGPIOもVersion4を入れた。
NOOBSは落とすのにえらく時間がかかったけど、これ便利というか初心者にはこれいいね。基本コピーするだけだからね。

Raspberry Pi Robotを動かすスクリプトを書く

という訳で新しい環境を整えてからRobotを動かす側を作ったよ。
どうやって、モーターをコントロールするかはまずScratchGPIOのチュートリアルを見てね。
「Power11」と「Power12」という変数を作るんだけどこれがそれぞれGPIOの11ピンと12ピンに繋がってる。この変数の0から100までの値がそのままモーターの出力になるのね。

ScratchGPIO サンプルスクリプトなのでサンプルのスクリプトは英語で書いてあるけど、日本語になおすと右の様になる。

  • 緑の旗が押されたら11ピンに繋がるモーターパワーを0にする。
  • 1秒待って、モーターパワーを10上げる。
  • それを10回繰り返す。

ってことね。

ScratchGPIO スクリプトこれだけじゃまだ動かないからね。
Robotは2モーターなので、これを左右のカーソルキーに割り当てる。
右のカーソルキーを押してるときは左のモーターパワーを30にする、押してないときは0。左側はその反対。
カーソルキーを押してないときはモーターパワーを0にする、って云うのが入ってるからスペースキーを押したら〜って云うところは関係ないけどね。

ゴールはまだまだ先


こんな感じで動くのだけど、やっぱり途中で暴走したり固まったりしてる。
途中で薄々感づいていたのだけど、これ、前にしか進めんのよ。orz

Scratchエラーおまけにこんな見たことないエラーまで出る始末。

Raspberry Piではじめるどきどきプログラミングにモータードライバーを使う方法が出てるので、こっちも参考にしてみよう。

道のりは険しいわ。

PEGのキックオフイベントに行ってきた

PEG
幾度となく話題に上がっている「コンピューターに親しもう」プログラムが正式に「PEG」になって、キックオフイベントが開かれたので行ってきた。

「PEG」ってなに?

PEGProgramming Education Gatheringの頭文字を取ってPEGな。
PEGの主旨についてはPEGのサイトに書いてるので飛ばすけど、重要なのは次の2点だと思うわ。


すべての子どもたちに創造表現の場を提供する
創ること・工夫すること・協動することは、これからの時代においてより一層必要とされます。世界中のすべての子どもたちに、彼・彼女たちの力が花開く場を提供します。

すべての子どもたちの情報リテラシーを育む
コンピュータサイエンスをはじめとする技術の面白さや仕組みを理解し、それらを使いこなすリテラシーを育みます。課題や問題を分解し、手順を創り出し形にしていく物事のとらえ方は、子どもたちの汎用的な力を育むことにつながります。

トークリレーを圧巻した12歳

PEGトークリレーこのイベントのメインはトークリレーでPEGのパートナーとなっているいろいろな団体のプレゼンテーションの場だった訳だけど、ワークショップの手伝いをしていたのでリアルには見ていないのね。
あとから断片的に入ってくる情報からだけの話だけど山内君の話が一番インパクトあったみたいだよ。

親が教育熱心かどうか、また親の所得などでチャンスが制限されているのが現状です。ぜひ、新しい世界へのチャンスを義務教育の中にちりばめてほしい。こういう場、こういう世界がありますよ。やってみたい場合はこのようなチャンスがありますよ、という情報があるだけでも世界が変わります。プログラミング、語学、マスコミ、ロボット製作、経営学、・・・いろんな世界に続くドアを開けてみたい。また、子どもたちには平等にドアを開けてほしい。

んー。PEGの関係者をはじめ世の中の大人はこのことを真剣に受け止めなければいけないよ。
USTREAMの中継があったのであとで見られるかと思ったんだけど、パーティーの様子しかないのね…。残念だ。


ワークショップも盛りだくさん

PEGワークショップトークリレーと平行してワークショップも行われていたのだけど、これがまた豪華な内容だったよ。

  1. Rasbpberry Piのセットアップ
  2. Scratchの基本動作
  3. ScratchGPIOでLチカ
  4. 段ボールインターフェイス

この内容をを3時間半でやって最後にシアターで発表する、って云うんで卒倒しそうになったけど、やってみたら何とかなったんでこれまたビックリだよ。


Scratchはやったことのある子が多かったのだけど、Raspberry Piなんて初めてだしブレッドボードとかGPIOとか見たことも聞いたこともないこどもが、LEDがつくと大喜びだよ。
この先、こういうことがどんどん広まって行くとしたらすごいことだと思うし、今回のワークショップはこちらとしてもとても参考になったわ。
参加者にとって今回は無料のワークショップにも関わらず、Raspberry Piお持ち帰りと云うものすごいお得で為になるワークショップだったこと間違えない。

「Raspberry Piではじめるどきどきプログラミング」も先行発売

Raspberry PiではじめるどきどきプログラミングRaspberry Piではじめるどきどきプログラミング (はじめるプログラミング シリーズ)もイベント会場で先行発売されてたわ。
ワークショップでやったようなScratchGPIOの使い方や、GPIOとモータードライバーを使ってモーターを回す方法とか、Minecraftとの連携とか、こども用とは云いがたい内容盛りだくさんだよ。
Amazonで予約してるし、一般の来場者が優先だろうと思ったけど、遠慮しないで1冊買っておくべきだったわ。
おまけにAmazonではいつの間にか「シリーズ」化されてるし。w 今後に期待する。

世の中を変えるムーブメントにしたい

あの大雪の中来てくれた来場者や、ずーっと準備をしてきた関係者の皆さん、お疲れ様でした。
結果としてこのようなことになったのは、やっぱり日々の積み重ねだと思う。
花火を上げたのだから山内発言の様に世の中を変えるムーブメントになって欲しいし、微力ながらも関わりが持てて(この先もきっと)良かったわ。
今回のイベントをきっかけに、より多くのこどもたちがいろいろな可能性に触れるとこができる様になればいいと思う。

関連記事

Raspberry Pi Robotを作ってみた

Raspberry Pi Robot
Raspberry Piでいろいろとやってみてるんだけどね、やっぱりロボットでしょ。
ScratchGPIOでモーターをコントロールできればMINDSTORMS並みに遊べるんじゃね、と思った訳。
で、コードがかけなくても電子回路とか知らなくても、とりあえず動くところまで漕ぎ着けたので記しておくわ。

ズブの素人でもロボットが作れる

Raspberry pi GPIORaspberry PiにはGPIO(General Purpose Input/Output)っていう外部の電子回路と通信できるとげとげがある訳さ。
1番から26番まであって、それぞれに役割があるんだけど、どうれがどう、っていう話は飛ばすので知りたい人は下記をみてね。

この画の一番左の手前が1番ピンね。その上が2番で、左から2番目の手前が3番…で一番右の奥側が26番な。
で、このとげとげとモーターを繋いでごにょごにょするんだ。
モーターを繋ぐ方法はあとで書く。

GPIOをコントロールする方法

ScratchGPIO次にGPIOをコントロールする方法だけど、こじ研みたいなオマジナイは使えないので、そういう人のためにScratchGPIOっていう素敵なものがある訳よ。
「素敵」とはいえ、これもそれなりにハードルが高いから覚悟しろよ。
まず、ScratchGPIOのインストールとLチカのチュートリアル、モーターの動かし方は下記にある。

ここで使ってる「ULN2003」っていうトランジスタアレイは秋葉原中探したけど何処にも売ってなかったけど、東芝の「TD62083」というのが代替えで使えるらしいのでこっちを買ってきた。
一旦ブレッドボードに組んでみて、モーターが廻ることを確認してから、ユニバーサル基盤に半田付けする。

モジュールを作る

ScratchGPIO with Motorsブレッドボード上で動くところまで確認できたら、あとは間違わずに半田付けすればいいのよ。と、簡単に書いてるけど細かい作業は最近特に面倒だわ。目見えんのよ、まぢで。
上記のサイトでは外部電源を繋いでたんだけど、GPIOの情報をいろいろ漁ってたら2番ピンと3番ピンから5V出てんじゃん、ってことでそのように配線。
本当は通電の確認用にLEDも付けようとしたんだけど、GPIOに差したら隣のビデオとおもいっきし干渉することが解ったので、その部分は急遽切り落とした。

ScratchGPIO裏側はこんな感じね。
ここまでくればもう、あと1歩だぞ。

シャーシに載せる

Raspberry Pi Robotシャーシは前に作ってあったものをとりあえず使うけど、そのうちアクリルで作り直す予定。
汎用のきくパーツがいいので、ギヤボックスとホイールはタミヤのな。
ユニバーサルプレートはアッパーはタミヤのだけど、ロワーは実はタミヤじゃなくてミュウロボ用なんだ。
スタジオミュウのユニバーサルプレート(スタジオミュウではタッピングプレート)はタミヤのとぱっと見は同じなんだけど、穴の径が微妙に小さくて3mのタッピングビスが使えるんだよね。タミヤのは丁度3mなのでM3のナットが必要な訳。なので使い分けてるのね。
穴のピッチとRaspberry Piの固定用の穴がちょうどいい感じに収まるのでスペーサーかませれば難なくきれいに固定できる。
ピロボールもミュウロボのプレートに付属してるヤツね。
とりあえず、ハードはこれでよしと。

続きはまた今度書くわ。

キッズクリエイティブ研究所 プログラミングラボに行ってきた 2014年2月デジハリ編

長いものには巻かれろ(ちょっと違うけど)

プログラミングラボ デジハリタイトル長いな。
今日はCANVASの

キッズクリエイティブ研究所 プログラミングラボ ベーシックコースinデジハリ

のお手伝いに行ってきたよ。あー、タイトル長いわ。
要はScratchのワークショップだよ。
CANVASのキッズクリエイティブ研究所ではいろいろなこども向けのワークショップをやってるんだけど、その中のデジタル分野ってことでScratchのワークショップも以前からやってるのね。
過去にも東北でのワークショップScratchとKinectを使ったワークショップなんかのお手伝いをしてきたんだけど、2/8(土)にはPEGのキックオフイベントも控えてるし、今後絡むことが増えるんだろうと思ってる。

プログラミングラボって何?

プログラミングラボ

  • ベーシックコースinデジハリ
  • アドバンスコースinGREE
  • チャレンジコースin赤坂

の3コースでやるってことだから、それぞれレベルに合わせて行ってみるといいんんじゃない。

今日のワークショップの流れは、

  1. ファシリテーターのミーティングでスケジュールと担当の確認。
  2. こどもはファシリテーターの話を聞くエリアとPCで作業するエリアが明確に分かれてる。
  3. 基本的なところを一通りやったら、このどうしたらより良いものになるか皆でブレスト。
  4. 目標ができたらひたすら作ってデバグ。
  5. 最後は皆で発表会

という感じ。
プログラミングラボ ベーシックコースinデジハリ プログラミングラボ ベーシックコースinデジハリ プログラミングラボ ベーシックコースinデジハリ
プログラミングラボ ベーシックコースinデジハリ programing_lab_dhu_20140202-09 programing_lab_dhu_20140202-13programing_lab_dhu_20140202-11 programing_lab_dhu_20140202-10 programing_lab_dhu_20140202-07
プログラミングラボ ベーシックコースinデジハリ programing_lab_dhu_20140202-12

こどもは侮れない

まぁ、ベーシックコースってことで初心者が対象な訳だけど、なかなか「ドキッ」とするようなことを聞かれたり、こどもは侮れないのよ。
小学生でも低学年の子が多かったので、少し難しい話が多かったかもしれないし、じかんも短かったけど、皆よくできたよ。
俺としては「プログラミングができること」じゃなくてプログラミングを通じて「ものごとの考え方」を学んで欲しいと思ってる。
今日話したことは、今は難しくて理解できなくても大きくなるまで忘れないでくれたら、いつか目の前の霧がパッと晴れる様に解る日がきっと来るから。

Scratchワークショップに行ってきた 2014年1月編

OtOMO Scratch Work Shop
OtOMOのScratchワークショップに行ってきたよ。年が明けて今年初めてのワークショップだね。
でもその前に、12月のワークショップの様子がDaily Portal Zの記事になったのでお知らせしとくわ。

「悪の秘密結社」OtOMO

そうか、OtOMOは「悪の秘密結社」なのか。こどもたちのクリエイティブな発想を利用して世界征服を企んでるんだよ。
まぁ、何が善で何が悪なのかっては話はそれぞれの文化と歴史によって構成されるものだと思うので、そう簡単な話ではないと思うのだけど、深く考えたい人は2013年度「新聞広告クリエーティブコンテスト」で最優秀賞に選ばれた「めでたし、めでたし?」という作品や「仮面ライダーアギト」をもう一度見ることをお勧めするよ。

1月の定期ワークショップは「鳴らし初め」

1月の定期ワークショップは「鳴らし初め」ってことでScratch2.0で大幅に使いやすくなった、サウンドエディターを使ってプログラミングをしたよ。
それぞれが持ってきた「音」が出るものを使って作った音を録音して自分の好きなキャラクターと一緒に動かしてみるのね。
ワークショップの様子は下記の通り。
OtOMO Scratch Work Shop OtOMO Scratch Work Shop OtOMO Scratch Work Shop
OtOMO Scratch Work Shop OtOMO Scratch Work Shop OtOMO Scratch Work Shop
今日の参加者はScratchをやったことのあるこどもたちだったけど、皆Scratchのことを良く知っていて驚いたわ。
こういうこどもたちにPerfumeの演出とかやらせればいいんだよ。

日本のものづくりの未来は明るい

先日も書いた「Raspberry Piではじめるどきどきプログラミング ~自分専用のコンピューターでものづくりを楽しもう!」がもうすぐ発売と云うことで執筆陣も大忙しなんだけど、今日は実験台にされたわ。
ScratchGPIOのところの原稿を見せられて書いてある通りにできるかどうか検証してくれ、って。
あのね、先に云っておくけどこの本すごく高度なことやってるわ。それを小学生にも解る様にする、っていうのがミソなのだけど。
本の内容が高度なのか、俺のレベルが低いのかはここでは多くを語らないが、これが発売になって小学生がこぞってRaspberry Piで普通にピコピコできるようなら日本のものづくりの未来は明るいと思うわ。

Raspberry Pi本の宣伝をしてみる

ドキドキしてきた

いきなり宣伝だぜ。
小学生からはじめるわくわくプログラミング」が去年の7月に出て、第2弾がもうすぐっていうのは知ってるんだけどね、ここへ来てRaspberry Piと共に急激に盛り上がってる訳よ。
つい先日、阿部さんがTwitterで#dokiproを連発してたのを石原さんがTogetterにまとめたら、Gunosyに流れてくるわ、ネタフルで紹介されるわ、これは便乗しない書かない訳にはいかないわな。

Raspberry Piは確かに楽しいんだけど、こどもが「楽しい」ところに到達するにはだいぶハードルが高いんじゃね、と正直思ってる訳。


なんて、本当にできたら、俺の今までの苦労はなんだったんだ、ってことになるんだよ。

そんな訳で、ここまでの道のりについてちょっと記しておくわ。

Raspberry Piが起動しない

Raspberry Pi USBケーブルRaspberry Piを最初に買ったのはたぶん2012年の夏前だね。RSコンポーネンツが取り扱いのアナウンスしてるのが2012年の5月で速攻オーダーしてるはず。ものがいつ届いたか覚えてないや。
で、最初の壁は起動できなかったんだよ。
SDカードにOSをインストールして、キーボードとマウスはその昔のグレープのiMacのヤツを引っ張り出してきて繋いだんだけど起動画面の途中で止まっちゃう、っていうのがづーっと長い間解決できなかったのよ。
始めはOSのインストールが上手く行ってなんじゃないかと思ってやり直したり、キーボード取り替えてみたりしたけどやっぱり立ち上がらなくて、結局何が問題だったかっていうとUSBケーブルだったんだよね。
どうも電源に付属していたUSBケーブルが粗悪品だったらしく、別のケーブルにしたら何事も無かったかの様に立ち上がったわ。
なので、起動画面の途中で止まってしまう場合はUSBケーブルを取り替えてみるといいよ。それと、100均で売ってるUSBケーブルはやめた方がいいかもしれない。

無線LANに繋がらない

Raspberry Pi 無線LAN設定2つ目の壁は無線LANだな。
最初の頃のRaspbianにはWiFi Configが無かったから無線LANに繋ぐにはごにょごにょしなくちゃならなかったんだけど、今のバージョンには最初からWiFI Configがあるからね、PCで設定したことある人は見れば判るでしょ。

  1. WiFi Configを立ち上げる
  2. Manage NetworkのタブでScan
  3. 繋ぎに行くAPをダブルクリック
  4. PWDを入力してAddする
  5. 設定したSSIDをEnableにしておくのを忘れない様に
  6. Current Statusのタブに戻ってConect
  7. 一度繋がれば次からは自動で繋がるはず


コマンド? なにそれ、おいしいの?

Raspberry Pi元々プログラマーじゃない人や、コンピューターに深く関わってない人が一番苦労するのはここだと思うよ。
最初からパッケージに入っているアプリケーション以外のことをやろうとすると避けては通れない。
モニター繋がないでVNCで見たいとか思ったらとりあえずググる。そうすると、どうしたらそれができるかはほとんどの場合すぐ見つかるよ。そこに書いてることを忠実にやれば大抵のことは解決できる。
ただ、そこに入力したコマンドの意味とか、上手く行かなかったときの対処方法は書いてないので未だに苦労してる。
リファレンスとか見ながらでも、コマンドの意味が分かってくるとだいぶ違うと思うんだけどね。
もう歳なので、ちょっとやらないとみんな忘れちゃうんだよ。困ったもんだ。

そんなことも含めて、「小学生」でもできちゃうんだったら、やっぱすごいよねー、という感じで以上宣伝でした。

Scratchワークショップに行ってきた 2013年12月編

Scratchとなのぼ~どをつかって「いたずら」してみませんか?

OtOMO Scratch WSあー、のっけから訳解んない画だね、これ。
そもそもWSのお題が「Scratchとなのぼ~どをつかって「いたずら」してみませんか?」だからね。

でもね、よく見るとこの人達、どっかで見たことあるよね。
左は最近こどもがこぞってサインをねだってる人だし、右はMTFで「醤油かけすぎ機」やってた人じゃない?
「!」
良い子のみんなはここで何が起きたか、もう判ったかな?
プログラミングっていうのはゲームを作ったり、世の中を便利にすることだけに使われるものじゃないんだよ、ってことだ。いきなりダークサイドの入り口みたいな滑り出しだな。

それってフィジカルコンピューティングじゃね?

OtOMO Scratch WSそんな訳ですごく良く云うとフィジカルコンピューティングなワークショップな訳さ。
Scratchとセンサーボード、モーターを繫げて世の中のためになるものを作るのよ「いたずら」するんだよ。

Scratchとなのぼ~どを繋ぐ

OtOMO Scratch WS「いたずら」とはいえ、作る方は真剣さ。
机の上にわくプロがさりげなく置いてあるのがポイントだね。
前半はScratchとなのぼ~どの接続の仕方や、センサーやモーターの動きについての説明を聞いて、しっかりメモを取ったりさすがだね。

動かしてみる

OtOMO Scratch WS後半戦は実際に動くものを作ってみたよ。
お正月の飾りが上下したり、旗を上げ下げしたり、振り子を動かしてみたり、それぞれ思い通りのものができたみたいだ。
これでみんな将来はSCHAFTみたいにグローバルに活躍できるぞ。

フルカラーLEDで自分だけのイルミネーションを作ろう♪

OtOMO Scratch WS今回はもう1本、「フルカラーLEDで自分だけのイルミネーションを作ろう♪」っていうのもやったのね。
こっちはScratchではなくよく似たArdublockというのを使ってイルミネーションLEDをコントロールするWSね。

OtOMO Scratch WS OtOMO Scratch WS

最後はサイン会

OtOMO Scratch WSWS終了後は最近定番のサイン会な。
今回の参加者は既にScrtachのアカウントを持って自分のプロジェクトをサイトに上げたりしてるみたいだから、なにげにレベル高かったんじゃないかと思うわ。参加者同士でアカウントの交換とかプロジェクトの見せ合いとか、素晴らしい交流が図れたんじゃないか。

サイトの上では単にアカウントをフォローし合ってるだけなのに、いきなりリアルで顔を合わせるってすごいことだと思うんだけど、そういうことが実際に起きてるっているのはScratchが着実に広がってるってことなんじゃないかと思うわ。
今まではこう云うのってあまりなかったからね。いやぁ、素晴らしい。
良いWSで今年の最後を締めくくりで来てよかったわ。

Raspberry Piでできることのその後

Raspberry Pi
Made in the UK手に入れたで。

進捗どうですか?

2ヶ月位前に「Raspberry Piでできること」っていうのを書いてるんだけど、その後どうなってるか、自戒を込めて報告しとくわ。
進捗具合はね、芳しくないね。
カレー作ったり、食ったりするのに忙しくてね。(うそ)

CODER

CODERはね、インストールするのにちょっと手こずったけど、とりあえずできた。
なんだけど、これ、思ってたのと全然違うんだよね…。
なので、現在は放置中。
どんな感じで動くのか、っていうのはこれ見てね。

ScratchGPIO

Raspberry Piこれまた苦労したのよ。
ScratchGPIOをインストールするところまではよかったんだけどね、HDMIでモニタ繋いでる時は問題なく動くんだが、VNC越しの画面からアイコンをクリックしても立ち上がらないという現象から抜け出せず、阿部さん召還したものの結局自力では解決せず。
その後、THSでYvesに「動かないんだよね」って云ったら、「ちょっと貸してみろ。アハーン、ピコピコ」って、動く様にはなったけど、何が問題でどうやったら解決できるのは解らずじまい。
とりあえず動いてるしLチカまでは確認したので、まぁいっか状態。
モーター動かすところまで到達せず。

BrickPi

BrickPi
BrickPiは届いたよ。
でね、組み立てたところで止まってる。

Firefox OS

Firefox OSもとりあえずインストールしてみた。
でもね、動かなーい。動かなーい。orz
理由は解らん。
この件は時間つくってMozilla Factoryに直接乗り込もう。

シャットダウンスイッチ

Raspberry Piスイッチはつけた。コードを半田付けして、ケースに穴開けて。ピンとコードをどうやって留めるかすげー考えた。半田付けしちゃう訳にはいかないからな。これに関しては我ながら素晴らしいと思うわ。
なんだけど、スクリプトを書いてないので何の役にも立たないのよ。

という訳で、ここまで完結したものは何もないわな。
その間にやったことと、やりたいことが増えたのでそれも記しておくわ。

自作ケース

Raspberry Piケースこれは自慢できるぞ。自作ケース
完成度もそこそこ、問題も解ったので改良版作るぞ。
ちょっと待っとけ。

Mathmetica

Raspberry Pi MasmeticaRaspberry PiでMathmeticaが動くって騒いでる人が多くてさ。
Mathmeticaって知らないんだけど…。なんかすごいことらしいので、試さない訳にはいかないだろ。
と云うことで入れてみた。


これがまた、動かんのよ。orz
「Education」のところに出てくるらしいんだが、「Wolfram」っていうのしか無いんだよ。
ScratchGPIOもFirefox OSも動かないのと同じ問題を抱えてる様に思うんだが、素人にはさっぱり解らん。

よく解んないけど、動いたわ。
なんだが、Mathmeticaがなんなのか知らないし、当然何ができるかも分らないんだけどね…。

matchbox-keyboard

Raspberry Pi matchbox-keyboardひょんなことから「ソフトウェアキーボードあればいいよね」みたいな話が上がってググったらすぐ見つかった。

sudo apt-get install matchbox-keyboard

するだけ。

LibraOffice

Raspberri Pi LibraOfficeLibraOfficeもあるじゃん! ってことで、入れてみる。

sudo apt-get install libreoffice libreoffice.l10n.ja

libreoffice.l10n.ja っていう日本語パッケージも一緒に入れる。


KANO

Raspberry Pi KANOKICKSTARTERで見つけてかわいいのと勢いで支援しちゃったよ。


PiTFT Mini Kit

PiTFT Mint KitPiTFT Mini KitもKANOと同じ様に勢いで唾付けちゃったヤツね。
サイズはだいぶ小ちゃいけど、この値段ならまぁいいか、って感じか。
Raspberry Pi動かす上でモニタの問題は結構大きいと思うんだよね。Raspberry Pi自体があんなにコンパクトなのにさ。

そんな訳で、ほとんど仕掛かりみたいな感じで自分でもなんだかなぁ、と思うけどねー。
収集つかないのでこの辺でやめとくわ。

それはそうと、Tokyo HackerSpaceなんだけどさ、火曜日に行けなかった週があって水曜日に行ったら日本人がいっぱいいてビックリしたわ。Pay Memberも6人位いるらしいよ。
どうもロボットっぽいものがやりたいぽい雰囲気がにじみ出ているので、Raspberry Pi + ScratchGPIO辺でどぉ? 見たいな提案でもしてみますかね。

Aeduino Roboひょっとしたらお蔵入りしてたアレが、ここへ来て日の目を見るかもしれんよ。