Raspberry Pi」カテゴリーアーカイブ

Raspberry Pi Robot 2号機を作ってみる その3

Raspberry Pi Robot

シャーシできた

いろいろごにょごにょとやったけど、やっぱり気にくわないので作り直したわ。
タミヤのダブルギヤボックスに合わせて幅を70mmにしたらなんか野暮ったくて、見れば見るほどなんかなー、という感じだったので10mm詰めた60mmで作り直しだよ。

Raspberry Pi Robot Raspberry Pi Robot 2号機を作ってみる
右が作り直した方で、左が幅の広い方ね。
10mm違うだけでこんなに違う。
あ、スペーサーも長いのが来たから、ここは見た目がちょっと違う。
本当はもうちょっと低いほうがカッコイイんだろうけど、単3の電池ボックス抱えるには45mm必要なんだわ。

ネジ山盛り

Raspberry Pi Robot 2号機を作ってみる その3年末に頼んだネジとかスペーサーとかがやっと届いて一通り必要なものが揃ったよ。
正月にはM2とM2.6のタップも入手したし、タップホルダーがないけどピンバイスで代用してとりあえず間に合ったわ。
ネジ切らないで無理やり止めるとか、タッピングビス使うとかあるけど、この位のサイズなら手で回して立てるので十分だわ。
やっぱちゃんとした道具があると違うよね。

本体はこれで一旦出来上がりってことでいいわ。
ネジ穴の位置とかも微妙にずれちゃってるんだけど、手で開てるからしょうがないよね。組みあがってるので、まぁいいことにしとく。
一番上の画像、白が飛んじゃって箱が載っかってるみたいに見えるけど、これブレッドボードね。
Kogameを見習ってとりあえずはこの上にモータードライバー載せて動かすことにする。

次はTA7291P積んでGPIOとモーター繋げば動くはず。はず、だよね。

Raspberry Pi Robot 2号機を作ってみる その3 Raspberry Pi Robot 2号機を作ってみる その3
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Raspberry Pi Robot 2号機を作ってみる その3 Raspberry Pi Robot

Raspberry Pi Robot 2号機を作ってみる その2

RPiRobot

鬱憤晴らしにTHSへ

このところ曜日の感覚もなくなるくらい忙しくて、なんなんだよ、もー、って感じで、週末とか、祝日とかクリスマスとか全く関係のない日々を送ってるのよね。
おかげでPEGのイベントにも行けないし、このまま年末年始に突入なんだけど、これまた、なんだかなー、っていうスケジュールな訳さ。
ドライブも見てないのが何話も溜まってて、このままだと凱武の二の舞だよ。
まぁ、むしゃくしゃすることは山ほどあって、鬱憤晴らすにはやりたいことに没頭するのがいいよね、って水曜日だけどTHSに行ってきたよ。
Tokyo Hackerspaceの事は最近書いてないけど、ほぼ毎週火曜日には顔を出すようにしてる。
THS自体は相変わらずで、人がいっぱいいたり、いなかったりその日によって違うけど、いつもいるメンバーの顔ぶれはあまり変わらないかな。
今日はほぼほぼ誰もいないっていうのが予測できたけど、案の定Richardさんと二人っきりで黙々と作業に取り組めたよ。

大人だからね

シャーシは先週ほぼできたので、RPi乗っけてGPIOとモータードライバーをつなぐところを作らないといけないのだけど、ユニバーサル基板を切ってTA7291PまでくっつけたけどGPIOの足とつなぐのが面倒でどこかに放置されてる。これはこれでそのうち完成させるとして、とりあえず動くようにするというのが今回の作戦な訳よ。
大人としては見栄えや出来上がりにこだわりたいのだけど、そっちに比重が傾くとこどもと対等に渡り合えないからさ、今回はとりあえず動くものを作って後からアップグレードすることにしたわ。
RPiRobotなので肝心なところはkogameを見習ってブレッドボードだよ。とはいっても大人だからちゃんと作っちゃうよ。
ということで、今日はRPiにブレッドボードを乗っけるところをわざわざアクリルで作ったわ。
なるべく高さを低く抑えたいので、いろんなポート、コネクタを避けながらマウントさせるのに凸凹に切らないといけないので、アクリルカッターだけじゃ加工できないんだよね。なのでノコで不要なところを切り落としてヤスリで仕上げるって、大人だろ。

こどもスゲー

話が飛ぶけどさ、kogameのヤツ、いつの間にか「みんなのラズパイコンテスト」で学生賞とってるじゃん。スゲー。いいなぁ、賞金2万円だってさ。
masaishiも「中高生国際Rubyプログラミングコンテスト2014 in Mitaka」で2年連続の優秀賞でしょ、いやぁ、スゴいね。
それだけじゃなくて、大人の事情で煽られたりもして、本当に本気出さないといけない状況に追い込まれてる感じ。
自分で云うのもなんだけど、本気出したらスゴいよきっと。ただ本気出すまでの道のりがね…。まぁ、そういうことだ。ちょっと待っとけ。

とりあえずここまで

RPiRobotとりあえずここまでは来たけど、ネジとかスペーサーとか足りないものを買わないといかんのよ。廣杉さん見に行ったんだけど全部揃わないな。年末に買い出し行かないとダメっぽい。

Raspberry Pi Robot 2号機を作ってみる その1

Raspberry Pi Robot

大人の底力を発揮すべし

Raspberry Piで動かすロボット、作ってみるね。
と云うか、過去にもトライしてるんだけど、まともに動いてない。orz だからこれは2号機ね。
ここ最近の、諸々の活動を通して、これはやっぱり俺がやらないといけない、大人の底力を発揮すべし。という結論に達した訳だ。
カレーより、プライオリティ高いかもしれん。

で、何がしたいかと云うと、

  • Raspberry Piで動かす
  • Arduinoもありかも?
  • Scratchで動かす
  • 汎用性のあるパーツを使う
  • 誰でも組み立てられる
  • なるべく安価に
  • 無線で
  • センサー類は別途後付け

このくらいにしておくか。

ということで、とりあえずシャーシを作ってみた。
その前に、これまでの振り返り。

これまでにやったこと

Raspberry Pi Robotこれはかれこれ2年半前だな。なのぼ積んでScratchから動かしてる動画が残ってた。


その後に、同じシャーシになのぼをRPiに載せ変えて動かそうとしたんだけど、上手く動かなくてモータードライバー積まないとダメだってことになってる。

まずはシャーシから

まず、手始めにシャーシの作り直しな。今回はちゃんとアクリルで作るよ。
とりあえず寸法だして、切って、穴開けて、組み立てた。
Raspberry Pi Robot 2号機を作ってみる Raspberry Pi Robot 2号機を作ってみる
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Raspberry Pi Robot 2号機を作ってみる Raspberry Pi Robot 2号機を作ってみる
あぁ、なんかバランス悪くてかっこ悪いわ。
なるべくコンパクトにしたいんだけど、長さの割に幅が広いからだな。
タミヤのギヤボックス2種類あって、取り付け幅が違うんだよね。どっちも乗っけられる様に幅の広い方にあわせてシャーシの幅を70mmにして、Raspberry Pi載せた時に前後左右のマージンを同じ様に取ったら全長100mm位でいいかと思たんだけど、これもう20mm位延ばさないとかっこ悪いね。ユニバーサルプレートと10mmしか幅変わらないのに、チキショー。
一応、Raspberry PiもBとB+どっちも行ける様に穴開けといたぜ。
ついでにいうと、RSコンポーネンツでA+が換える様になったので、速攻オーダーしたわ。ただし、穴開け直しだわ。

まぁ、ちょっとかっこ悪いけど、これはこれでよしとして、次はRaspberry Piにモータードライバー載せるところ作るわ。

小学校でScratchやってきた 2014年度7回目

プログラミングラボinケイヨウ

今日はプライベートレッスン

小学校でのプログラミング教室、今年度の7回目。
いつもは月に2回ある土曜日の授業日の午後にやっているのだけど、12月はタイミングが悪く授業日でない学校が休みの日の開催だったのね。
それと、いつもお手伝いしてもらっている石井さんと話をして、「大人だけ」の回をやろうとなったのよ。
なので本当なら、午前中は「大人だけ」午後にいつものように親子、というダブルヘッダーの予定だったのだけど、募集を締め切ってみたら、大人の申し込みが1名、こどもは2組という、これまでにない応募人数の少なさでちょっと萎えた。
スケジュールの調整が上手くいかず、募集期間が短かったことと、学校が休みの日というのが原因だと思ってるけど、まぁ、皆年の瀬で忙しいっていうのもあるか。
大人の1人っていうのは内輪の人でもあったので、申し訳ないが「大人だけ」はキャンセルすることにした。
で、午後にこどもだけ、それも2組だけなので、「動くクリスマスカードを作ろう」って告知してたけど、こりゃプライベートレッスンだよねって感じ。
そしたらさ、片方の参加者から当日になって体調不良の連絡があって、本当にマンツーマンになっちゃったわ。
そんな訳で今日は1年生の男の子とそのお母さん、もう1人突然参加表明の5年生というメンバーな。
まぁ、2人しか来ないって時点でやりたいことやらせてあげよう、って思ってたし、以前に反応の薄かったGPIOでのLチカとかセンサーボードとかも用意して、空いてしまった午前中からサンプル作ったりそういう意味では万全の体制だったのだよ。

「今日は1人だけだから好きなことやっていいよ。何がしたい?」って訊いてはみたものの、やっぱり1年生だとアレしたいコレしたい、っていう感じはなく、もともとおとなしい子なのだとは思うけど「んー」とかいいながら1人で黙々とやってたのがこれ。

このあと、お母さんの「雪降らせようよ」という声を無視してそれぞれのスプライトが動くようにしてたのだけど、ゴメン保存されてなかったわ。
これに関しては何も手出しせず黙って見てたのだけど、1年生にしては解ってる感じだった。

一方、お母さんが作ったのがこれ。

お母さん「私もやっていいですか」というので予備のRaspberry Piでやってもらった。
今思えば、どうやってやるとか、そういうこと何も云わなかったし、基盤がどうのこうのって話してたから、そっち方面の仕事をしてるのかな?

男の子は上のヤツを作ったあと、ゲームが作りたいというのでPONを作ることに。
1年生にしてはなかなか筋がいいというか、賢いんだろうね。座標の話とか”-“の値に関してとかも割りとすんなりと理解してるみたいで30分位でここまでできた。

これまで、1-2年生に関してはキーボードからの入力もマウスの操作もおぼつかない状態でScratchは難しいんじゃないか、って思ってたけど、今日みたいにがっつり取り組めばそこそこできる子もいるんだな、というのが今日の成果。
多分彼の場合、他のこどもに比べても興味の度合いが深いし、理解も早いとは思うけど、こういう子には深く関わって行きたいと思う。

Minecraftは偉大

プログラミングラボinケイヨウとはいえ、やはり1年生、1時間はがんばったけどさすがに飽きてきた様子だったので、ブレッドボードとLEDだして、Scratchから点けたり消したりできるんだよ、って見せてみたけどこれには食いつかず。
隣で5年生が始めたMinecraftに興味津々で「やりたい」って云うのでやらせてみることに。
んー、Minecraftやり始めたらもの凄い食いつきようで1時間近く黙々と穴掘ったり、ひたすら高くブロック積み上げたり、アレなんなんだろ。
お母さんにさんざんせつかれて、後ろ髪引かれる思いいっぱいで帰って行ったけど、なんかいけないものを見せてしまった感残るわ。
あの食いつきようは異様な感じもするし、Minecraftスゲーな、ってことなのか。

今度は石原さん招集してScratch2MCPIやってもらうといいのかもしれない。

小学校でScratchやってきた 2014年度6回目

プログラミングラボinケイヨウ

8歳の壁

今日は音楽会。
学芸会と音楽会を1年おきにやっていて今年は音楽会の年な。
オープニングは教員による合奏で、これは微笑ましいと云うか、見てる方が恥ずかしいと云うか、時間のない中でどの位の練習ができたのか、まぁ想像はつくのだけど、小学生とどっこいのレベルだということは間違えないわ。w
1-2年生に関しては「かわいいわね」ってことでよいのだけど3年生から上になると「おっ」って感じで、やっぱりここは1段階上がるところがあるのだろうね。

Scratchでも音楽会

音楽会のことを意識してた訳ではないのだけど、今日のお題は「音の出るなにか」を作ろうって事ね。
今日の参加者は申し込みが10組で内4組が初めて。初めてと云っても授業でいじってはいるのでRaspberry Pi触るの初めてとか、Scratchやったことない、とか云うことはないんだけど、1-2年生も4組いるしどうやって進めるか悩んだわ。
とりあえず音が出るものを4つ用意して反応を見てみることにしたんだけど、のっけから壁にぶつかったわ。
1.4で作ってはいたんだけど、いざ、Raspberry Piで動かしてみたら凄く重たくて、当初考えていた通りには動かなかったのは失敗。
同じ環境でチェックしておかなくちゃいけないよね。
一通りデモして「どれがやりたい?」って聞いたら、一番反応がよかったのが、ねこがぐるぐる走る軌道上に色分けしたスプライトを置いてそれぞれ違う音がでるヤツ。
これなら、1-2年生でもドラッグ&ドロップだけでほぼほぼできるのでよかったわ。

サンプルプロジェクト

今日の反省点

ほとんどの子がねこが「にゃー」って鳴くのは知ってたけど、他の音が出たり、音階がだせたりするのは初めてだった様子。
「〜のドラムの音を鳴らす」「〜の音符を鳴らす」「楽器を〜にする」というのをこれも一通りやって分ったんだけど、「ドラム」の中には選んだメニュー通りの音が鳴らないのがいくつかあって「楽器」の方も楽器を換えることができなかったわ。
そんなの事前に調べておけよ、って話なんだけどごめんなさい。
音が鳴らないんじゃないか? って云う疑問もあって、学校の環境で音が出ることは確認してあったんだけど、んー、詰めが甘かったわ。

本日の成果

初めての参加者もいるので、ねこの動かし方を「10歩動かす」のブロックのところからやってだいたい1時間。ちょっと休憩を挟んで、別のスプライトに当ったら音を鳴らすというところまで30分。その後は好きにやってね、状態ではあったけど、いつもなら一番最初に飽きて投げ出す女の子が最後まで粘っていたのと、こどもと一緒に来たお父さんたち(1人はおじいちゃん)がとても深く興味を示していたのが今日の成果。
いつもふざけてばかりに見える5年生もそれなりのものができるようになったし、家でもやってるのかと思ったら、学校でしかやってないって云うし、そういう意味では俺の満足度はそこそこ高かったわ。
俺の満足度よりこどもたちの満足度上げなきゃいかんのよね。

12月は当初の予定を繰り上げて12月早々にやることになりそうなので、早めにネタを仕込まねば…。

今日できた作品はこちら

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小学校でScratchやってきた 2014年度5回目

プログラミング教室 20141018
今日は今年度5回目のプログラミング教室だったんだけど、それと同時に学校公開の日でもあったので授業の様子を見て来たよ。
授業の様子は撮影禁止なので画はなしね。

Raspberry PiとScratchを使って国語の授業

夏休みの間に黒板機能付きプロジェクタというのが各教室に設置されて、これを活用した授業を行ってるクラスが結構あったわ。
中でも1年生のクラスではRaspberry PiとScratchを使って国語の授業をやってたよ。
まぁ、これは見てない人には何を云っているの分らないと思うがRaspberry PiとScratchが小学校1年生の国語の授業で活用されている訳よ。
もう少し詳しく書くと、「お話ルーレット」っていうプロジェクトを先生が作っていて「誰が」「何をする」というのがランダムに表示される。こどもはそれを見て「うさぎが走る」とか「うさぎが寝る」といった具合に具体的にどういう情景かをノートに書いて説明する、っていうことをやってたのね。ふむふむ。

2年生のあるクラスでは全員が個々のモニタの前に座ってRaspberry PiとScratchで国語の授業をやってたわ。
「ことばのきまり」という授業らしく「じぶんのにわをつくろう」(ちょっとうろ覚え)ということでじぶんの思い描いた情景をスクリプトにしてどういう情景かを他の人に説明する、という授業な。
スクリプトは4-5行の簡単なものだけど、背景を選んで複数のスプライトを選んでスクリプトを組む。画面の中を動かしたり、コメントを言わせたりペンを使ったりと、それぞれが工夫をしていて、小学校の2年生でもこれだけできるのか、とかなり衝撃的な光景だった。
というのも、これまでの経験上、小学校の低学年ではマウスの使い方すらおぼつかないので、ブロックを並べるだけとはいってもかなり厳しいと思ってたから。

凄いことが起きている

ここでは毎月1回、研究授業という形でRaspberry PiとScratchを活用した授業の様子を参観できて、授業の後の先生たちの討論の場まで公開されてるんだけど、こどもの授業の様子を見に来る保護者はいてもその後の評議会まで残ってる保護者は皆無で、俺的にはこっちの方がすげー面白いんだけどね。

  • デジタルテクノロジーの書き手を育てる ~豊かな言語能力の育成を目指して~

  • こどもだけでなく先生たちもRaspberry PiにいれたLibre officeで資料やプリントをつくってたり、なんか凄いことが起きてるなー、と改めて実感したわ。

    無い知恵を絞って考えた

    本題のプログラミング教室だけど、始める当初は毎回毎の課題を決めずにこどもたちが自主的にいろいろやってくれるんじゃないかと期待していたのだけど、なかなかうまく行かず。今回ははじめからゲーム作るよ、と告知したにもかかわらず申し込み10組、参加6組という寂しい状況ではあった。ただ、今日来てくれた参加者は全員がリピーターで結果的には内容の濃いものになったと思うわ。
    課題を作るにあたり、1年生から6年生までいるうえ、ほっといても1人で進められる子もいれば、ほぼ初めて状態の子もいるって感じで、どうやったら同じ課題に取り組めるか無い知恵を絞って考えたのがこれ。

    段階を区切ってやれば良いのかな?

    基本的なところ、ねこの動かし方、黒い線にあたった時の処理、ゴールした時の処理まではフォローしながら全員に説明する。
    1-2年生は背景に迷路を描くところまで。
    中級者はこうもりの飛ばし方。(変数)
    上級者は画面の遷移。(変数とメッセージ)
    それ以降はその場の進捗具合によって、と段階を区切ってやれば良いのかな? と。
    で、最後にそれぞれが作ったステージを1つにまとめる、という感じでやってみた。

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    とりあえず完成

    今回は、幸か不幸か初めて参加の子がいなかったのと低学年でもそこそこやる気の子が集まったので、どうにかこうにか。
    ただ、1-2年生には3時間は長過ぎて集中してできるのは始めの1時間程度で、これは先生からも仕方がない、と。
    それ以外の子も結構がんばってはいたけど、迷路作りに凝ってしまう傾向にあり、こうもり飛ばして画面の遷移のところでタイムアップ。
    それぞれが作ったプロジェクトとステージを取りまとめたとりあえず完成盤はここに置いておく。

    まぁ、俺としてはそれなりによかったんではないかと思うわ。
    各スプライトのサイズとか、名前とか、いくつかのルールだけきっちり決めておけば、誰でもステージを追加できるような感じのものができるんじゃないかと思ってる。
    背景画像をかき出す際に、GIFだったりBMPだったりするんだけどアレは何なんだろう? 読み込みはGIFじゃないと読み込みできないみたいなので、今回は力技でGIFに変換したけど、かき出した形式で読み込みできないとか、ちょっと問題。
    保護者だけを対象にした会を設けた方がいいんじゃないかとか、次回のネタ探しとか結構きついんだけど、ここが踏ん張りどころのような気もするので頑張るわ。

    小学校でScratchやってきた 2014年度4回目

    プログラミングラボinケイヨウ
    今年度の4回目、夏休みが開けて初めてのプログラミング教室をやってきたよ。

    使途襲来

    でもその前にKickstarterで出資していたKANOが届いたので準備の時間にセットアップしてみた感想をちょっと書くわ。
    KANO KANO
    まず、パッケージはかわいい。これはこども向けという意味では重要なファクターだと思うよ。
    最初にKickstarterで見た時もオレンジ色のキーボードはインパクトあったし、それだけのために出資しちゃった人も少なくないんじゃないか。
    いろいろなものが箱にきれいに収まってるのはいいんだけど、一部で指摘のあった様に附属のケースに収めたまましまえないとか問題がない訳じゃないけどまぁいいや。
    ひとつひとつのパーツに関しては、キーボードは予想通りでかわいい。大きすぎず、小さすぎず、手頃なサイズでトラックパッドがついてたりBluetoothで接続できるのも素敵。
    ケースもよいよ。ケースと一体になるスピーカーもなにげによいのだけどピンジャックがL時型だったらケーブルの治まりももっとかっこ良かったのにと思うわ。
    Wi-fiのドングルはでかくて安っぽいので、これはちょっとマイナスポイント。
    SDカードは予めKANO OSのイメージが焼かれたトランセンドのクラス10、8GBのマイクロSDが附属してた。
    電源用のUSBケーブル、HDMIケーブルはしっかりしたものがついてた。
    Early birdyで99$(これとは別にInternatinal shippingってことで20$プラス)って云う金額はその当時のRaspberry Piの値段を考えるとちょっと微妙な感じがしてたけどキーボードとパッケージのおかげで大分お得な気分になれるよ。
    Kickstarterで出資するってこと自体が「がんばってね」って意味合いだからどうでもよいのだけどね。
    要になるのはこうしたハードじゃなくてソフトウェアの方だね。
    Raspberry PiはNOOBSになってから大分ハードルを下げられたけど、これからコンピューティングやプログラミングを学ぼうっていう層にはかなり手厳しくてKANOはそこを更に下げることがで来たのと「こどもが使う」前提だから見た目もよく考えられてるんじゃないかな。そんな訳でまぁ、満足してる。
    本体はRaspberry Piそのまんまだし、KANO OSも附属してるチュートリアルもKANOのサイトからダウンロードできるので興味のある人は触ってみればいいと思うわ。

    目新しいものを見せてあげよう

    さてさて本題の方だけど、前回は1-2年生が大勢来てそれはそれで大変だったんだけど、今回は15組の申し込みで内5組が初めてってことで結果的はちょうど良い感じだったわ。
    1学期にRaspberry PiとScratchを使った授業は全児童が経験してて、夏休みはそれぞれが家に持って帰っているので、これまでとは少し違う雰囲気になるのかなと思っていたけどあまり変わらなかった。
    これはまた後でも書くけど、主催する側としては参加してくれるこどもたちが自主的に取り組んで欲しいということで「今回はこれをやります」的な告知も募集もしていないのね。ただ、いろんなことが一周しただろうと思ってちょっと目新しいものを見せてあげよう、ってことでいろいろなものを持ち込んでみた。
    meArm なのぼロボ
    meArmもなのぼロボもScratchで動いてるんだぜ、ってことを云ってるんだけど、ロボット自体には興味を示して「作りたい」とか「やってみたい」とかは云うけどそれをどうやって動かしてるとかはどうでもいい感じの反応だった。
    これ以外にもなのぼ~ど単体だったりUSBカメラだったりGPIOでLED点けたりとか一通り見せてみたんだけど全くと云っていいほど食いつかないんだわ、これが。
    結局、それが何なのか? それを使って何ができるのか? ってことがまだ理解できないってことなんだろうなというのが今日のところ結論。
    「家でもやってます」的な子は目的もしっかりしてて放っておいても自分で進められるし、一部の毎回来てくれる子も同様。
    参加したことで、家でやってるのとは違うなにかを得て帰ってもらわないといけないし、初めての子や低学年の子には興味を持って続けてもらえる様にしなくちゃいけないと思うのだけどね。
    プログラミングラボinケイヨウ プログラミングラボinケイヨウ
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    終わった後に先生とも話をしたのだけど低学年のこどもには3時間というのは長過ぎる、なにかお題を持って取り組まないと、何ができるのか解らないこどもには解らないまま、というようなことを云われたよ。
    毎回決まった子が来るのであれば、全体が少しずつレベルアップすることができるんじゃないかとは思うけど、1人でも進められる子と、初めて来る低学年の子ではレベルに差がありすぎて同じ課題に取り組むのは無理だと思う。仮にそうした場合にはどうしても低い方に合わさざるを得ないし、怠慢と云われればそうなのだけど、ネタを吐き出し続けるのはさらに厳しいと思ってる。
    参加資格を制限したくはないし、どうやったら興味を持ち続けてくれるのか、って前回の反省から何一つ改善してねぇじゃん。
    もので釣る作戦は失敗したので、さて、次はどうしたものか。

    ワークショップコレクション10に行ってきた

    ワークショップコレクション

    今回も(たぶん)大盛況

    ワークショップコレクション10に行ってきた。
    10だって。10回目だって。すごいね。
    これまで2回か3回か行ったことあるよ、慶応の日吉でやってる時にお客さん側で。
    えらく混んでて、大変なイベントだわ、って印象しかなかったんだけど。
    今回から会場が慶応の日吉から青学に変わったんだよ。例によってPEGのお手伝いなので、今日1日、朝から晩までPEGブースの部屋にしかいないので、他で何やってるとか、どの位人が来てるとか本当に分んないんだけど、PEGのところに関してだけで云うとよいイベントだったたと思うわ。
    PEGブース以外の様子はマジ分らんのでワークショップコレクションのFacebookページとか見てくれ。

    Raspberry Piで作る自分専用ゲームマシン

    ワークショップコレクションで、そのPEGブースで何やってたの? って話なんだけど、まず、ワークショップな。
    2時間ずつ2日間に渡ってのワークショップってことで、ワークショップコレクションだからこれがメインだわな。
    Raspberry PiとScratch、これはいつも通りね。今回のワークショップではRaspberry Piに2.8inchのモニターとスピーカーに10キー、モバイルバッテリーまで付けてオールインワンの自分専用機を作ったのね。
    俺んとこのPiTFTは相変わらず解像度の問題をクリアできずほかしてあるんだけど、こっちはちゃんとScratchが画面いっぱいに表示できる様になってたわ。
    「ねこ逃げも」このマシン用にBGMつけたり、ネズミを10キーで操作できる様にしたりとか、いつもとは違うスペシャルバージョンだったけど、2.8inchの画面だと年寄りにはネズミが何処にいるのか見えんのよ…。

    プログラミング教育とこどもを取り巻く環境の話

    ワークショップコレクション個人的にツボだったのが「おとな向けレクチャー
    コンピューターの成り立ちからここ最近のプログラミング教育とこどもを取り巻く環境の話。これはとっても興味深かったわ。後半は時間が足りなかったのか、大分端折った感があったけど、どこかでまたやって欲しいのとスライドもぜひ公開してください、阿部さん。

    RomoとPyonkee

    ワークショップコレクションRomoが来てるらしいよ。iPhoneとかiPodと繫げて動くアレな。
    Romo自体は単体でもプログラミング環境を用意していて、こどもでも動かせる様になってるんだけど、例によって石原さんがScratchからも動かせる様にしてるうえに、今話題の「Pyonkee」からも動かせるって云うんで早速見せてもらったよ。
    まず、Pyonkee自体がスゲー。iPadでScratchって云うのは以前から話があったけど結局ちゃんと動くものはなくて今になってやっとでてきた感一杯だけど、1.4の環境がほぼそのまま動いちゃうって云うのはいいわ。AppStoerから無料でDLできるのでiPad持ってる人は今すぐ落とした方がいいよ。

    気がつけばみんなScratch

    まぁ、このScratch2Romoに限らずRAPIROアーテックロボもScratch1.4ベースだし、マグボットなんて云うのをやってる大学の研究室もあったりして、なんだよみんなScratchかよって感じな訳だけどみんなScratchなんだよね、ってしまらない話だな。

    アーテックロボ ラピロマグボット

    そんな訳で、イベントは大いに盛上がって、(PEGブースに)参加してくれた来場者はおおむね満足してくれてるんじゃないかと思うわ。なんだかんだ、気がつけばみんなScratchだったり、大いに盛上がってるプログラミング教育に関する件はちょっと思うことがあるので、これはまた別の機会に書くわ。
    関係者の皆さんお疲れ様でした。


    Raspberry Pi B+のケースを作ってみた

    Raspberry Pi B+1ケース

    Raspberry Pi B+買いましたよ、っと

    ジャジャーン。B+のケース作ったぜ。
    日本のRSコンポーネンツが取り扱いをはじめたのを阿部さんのツイートで知って、その日にオーダーして届いたのが2週間ぐらい前のこと。
    でもって、動かす前にまずケースだろ、ってことでどうしたもんかと考えてたけどさ、B+の場合は固定用の穴が4つ開いてるからね、これを生かせば前のよりひとまわりコンパクトにできるよね、って。
    じゃあ、高さと云うか厚みもなるべく薄い方がいいかって、4つに増えたUSBをよける形でEtherのポートの高さに合わせてみたよ。これが基盤から14mmって云うのが後々面倒なことにもなるんだけどさ。

    とりあえずケース作っとけ

    とりあえず、スイッチサイエンスのサイトにオフィシャルな寸法が公開されているので、基盤のサイズと穴の位置を確認する。
    EtherとUSBのポート回り、GPIOのピンを逃げるところは現物合わせで。厚紙に寸法落として問題なさそうなのを確認したら2mmのアクリルを切ってみる。
    その前に問題がひとつ。固定用の穴のサイズなんだけど、オフィシャルにはM2.6用の穴、ってことになってる。古いタイプも同様にM2.6となって入るけどM3のネジでも問題なく入ったんだけどね、B+は入らなかった。まぁ、基盤の穴を広げるって云うのもアリなんだけどM2.6のスペーサーを探してみる。
    ものとして存在してることはすぐ分ったけど、売ってるところが見つからない。いつもだと千石とか西川電子で買うんだけど千石で扱ってるのはM3のみ。西川電子もM3だけ。ネットでマルツにありそうだったので行ってみたけど店頭にあるのはM3のみ。唯一見つけたのがヒロセテクニカルの地下にあったはあったけど、これ何時のだよって位黄ばんでる上に84円/1個という値段にドン引きして帰って来た。だって廣杉計器のサイトだと高さが1mm刻みであって単価17円だよ。最低ロットが50個だけど@17円ってことは50個買っても850円だからさ、1/10だもんね。

    廣杉計器はおすすめだぜ

    そんな訳で廣杉計器のサイトから他のネジも含めまとめて買うことにしたんだよ。商品代が2,000円以上は送料かからないし、かかっても300円だから秋葉原まで行く電車賃と大して変わらないしロットが50個って云うのも気に入ってる。
    西川電子は袋入りだと100個入りなので、うかうかしてると結構いい値段になっちゃうのね。しかも、個人でも料金後払いで先に商品送ってくれるなんて素晴らしすぎ。カタログも一緒に送ってもらってけど、いいわ萌える。
    後から知ったんだけどヒロスギネットって云うのもあって、こっちはロットが8個単位で買えるんだけどちょっと割高。まぁ、必要数に応じて使い分ければいいよね。ネジ買う時はおすすめだよ。

    I’ll try it next time

    えー、必要な材料が揃ったところで、大まかなところは家で切って、細かいところはHackerSpaceでやろうということにしたよ。アクリルカッターで切るだけなら家でもできるんだけど、凹ったところをヤスリで仕上げたりするにはバイスがあった方が断然有利なのでね。
    で、今週、当初の予定通りに穴空けて余分なところ切り落として、ヤスリでカリカリやってたらさ、案の定云われたよ。

    “Hey Fuyuki, Why you don’t use laser cutter?”

    いやいや、だって手で切った方が早いじゃん。
    データ起こすのがまず分らないし、ソフトのインストールとか、そんなことよりて動かした方が早いんだよ。ってことで、

    “I’ll try it next time”

    とかなんとか、んー、知ってるよ、レーザーカッター使えたらスゲー便利なことはさ。今後の課題だね。

    Rspberry Pi B+ケース Rspberry Pi B+ケース Rspberry Pi B+ケースということでとりあえずできましたよ、っと。
    出来上がってみると思っていた以上にコンパクト。
    前に作ったPiTFTつきのケースと比べると大分小ちゃいのが分るだろ。
    という訳で、ネジとスペーサーはあと11台分あるからね。

    Scratchワークショップに行ってきた 2014年7月編

    OtOMO Scratch WS
    今日は三軒茶屋でOtOMOのScratchワークショップだよ。

    「プログラミング教育」ブームは本物か?

    ここ最近の「プログラミング教育」ブームであったり、それに伴って「Scratch」や「Raspberry Pi」が世間の注目を浴びていたりで、それは本当に喜ばしいことなんだろうか? とちょっと考えてしまう訳だ。
    かろうじて片棒担がせてもらっている立場からすると悪い話ではないとは思う。が、しかし、その一方で単に商売のネタにされてるよなぁ、とも思ってたりするのね。
    もの凄い勢いで「プログラミング教室」的なものがバンバン立ち上がっていて、本当にそれを学びたいこどもがそんなにいるのかよ、と思うし、教える側こそ足りてるのか? って。
    マーケティング的には、もうちょっとしたら市場は飽和状態で淘汰されていくだろうし、そしたら、そういう事業者を対象にしたコンサルの方が儲かるじゃね? とか。

    「プログラミング教育」の起点

    OtOMOとしてはもう何年もこうした活動に取り組んできたし「読み、書き、プログラミング」なんて云う言葉も3年前のWBSの取材の際に発せられてる訳よ。
    そもそも、俺が何故にこんなことをしてるか、って云うとだな、自分はプログラマーでもエンジニアでもないし、そうしたことをきちんと学んできた訳でも何でもない。
    インターネットやコンピューティングに対する興味は普通の人よりは高いだろうけど、専門的なことは何一つやってない。
    プログラミングとかできたらいいよね、と云う莫とした願望はあるけど、ただの願望で、今からきちんと学ぼうなんてことも思っていない。
    きっかけは、本屋でたまたま見つけた「スクイークであそぼう」って云う本な。これをこどもに買い与えたら、あっという間にチュートリアルをこなしていて正直驚いた。だって、こども向けに書かれた本とは云え、自分が読んでも簡単に出来そうではなかったから。
    親としては、これはもの凄くうれしいし「こいつ、マジで天才かも」とか思ってしまう訳だ。親バカだね。そうなるとスクイークに関していろいろ調べ出したりして「Scratch」に行き着いた。
    「Scratch」をやるようになって、Makeやら、ワークショップコレクションやら、Scratchのワークショップとあれば顔を出す様になって、この頃はまだ「OtOMO」ではない名称で活動してて三軒茶屋でのワークショップもまだ始まってなかったし、あの頃はまだ、ただ楽しいからやってるだけで「プログラミング教育」なんて云うのは全然意識してなかったと思うわ。
    そうこうしてる間にこどもたちも自分自身もいろいろな人とつながりが出来る訳だけど、プログラミングと教育が繋がったのは前述のWBSの取材が起点なんじゃないのかな。

    「物事の考え方」に関する話

    この頃からこどもにプログラミングをやらせると何がどう変わるのか? みたいな話がでてきて、放送の中ので出てきたのは「物事の考え方」に関する話だ。
    こどもたちの大半はプログラミング = ゲームが作れる、みたいなところがあって、マリオみたいにジャンプしたいって普通に思ってる。はじめのうちは水平に移動しているものを上下に動かせば「ジャンプしたみたい」になるんだけど、すぐにそれはマリオのジャンプとは違う、と気が着く訳だ。リアルなジャンプをさせるには頂点に近づくほどその移動距離は短くなって、降りてくる時はその逆の動きになる。
    以前にジャンプに的を絞ったワークショップがあって、その時は本物のねこを高いところから落とした(動物虐待じゃないよ)連続写真を見せて、床に近づくほど同じ距離を進むのに短い時間しかからないことを説明したりしてたわ。
    こういうことがきちんと理屈で理解できる子は進み方が早いし、自分が何をどうしたいかちゃんと自分の言葉で説明できる子も進捗が早い。
    論理的、数学的な思考をもってる、または、自分の考えを言葉や数値に置き換えて話が出来る言語能力、つまりコミュニケーション能力の高い子も優秀と云えると思う。
    今日の参加者も非常にレベルが高く、以前に比べるとこうした優秀なこどもたちが増えたのを感じる背景には「プログラミング教育」が一般的なものになったのと「Scratch」ユーザーの裾野が広がった結果だと思ってる。

    全員が平等にチャンスを持っている

    ところが、まだ、こうした活動が「誰でもが知ってる」ものではないし「誰でもが出来る」ものでもない。チャンスが平等に与えられているかと云うと疑問だ。
    これはこどもに限った話じゃなくて、世の中の全てのことにほぼほぼ当てはまるんじゃないかと思ってるのね。例えば小学校の授業がどのようにに作られているかなんて今まで考えたこともなかったんだけど、ここ最近、その裏側を見ることが出来て先生たちの仕事の大半が実際の授業より、その準備に重きが置かれてるってことを思い知ったのさ。
    実際こどもの時は授業をしてる先生しかほぼ知らないし、親になってからだって同じようなものだよね。あのやり取りを見てると先生たちがこどものことをもの凄くよく考えていることも解るし、こどもの時に知ってたら先生に対する態度も変わってたと思うわ。
    何が云いたいかと言うと、世の中のいろんなことを知ってる様に思っていても、本当に解ってるのは本の一部に過ぎない、ってことで人生半分以上終えた大人だってそうなんだから、こどものうちに経験できることは少しでも多くのことを見聞きした方がいいだろ、ってことなんだよ。プログラミングをやることで物事の考え方やコミュニケーションの取り方が変わるってことを少しでも多くのこどもに(大人もだけど)知って欲しい訳で、全員にプログラマーになって欲しい訳じゃない。
    世の中には見たことも聞いたこともないことがまだたくさんある、ってことと本当は全員が平等にチャンスを持ってる、ってことを伝えたい訳。

    最後に今日のワークショップ

    で、今日のワークショップなんだけど、「全部寺子屋」ってことで、決まったお題はなく、それぞれが自分の課題を持ってきて取り組むってことだな。
    現状のOtOMOのポジションとしては、これだけいろいろなところで「プログラミング教室」的なものが開かれている訳だから、全くの初心者はそちらにお任せして、中上級者に向けたワークショップを重視していった方がいいんじゃないか、的なことになってるのね。
    なので、今日もこなれたこどもたちが集まって、あーでもない、こーでもないやってる訳さ。
    3年生、4年生が中心だと思うけど、皆優秀だよ。
    以下にScratchのアカウントを張っておくので、どんなことをしてるか見てみるといいよ。

    7月は今日だけでなく7/19(土)にもいつもとは違う会場でワークショップがあるので、こちらはまだ若干の空きがあるので、興味のある方は是非申し込んでね。

    今日の様子はこんな感じで。一部謎の画像が混ざってるけど、これはまたのお楽しみ、ってことで。
    OtOMO Scratchワークショップ OtOMO Scratchワークショップ
    OtOMO Scratchワークショップ OtOMO Scratchワークショップ
    OtOMO Scratchワークショップ OtOMO Scratchワークショップ