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Raspberry Pi本の宣伝をしてみる

ドキドキしてきた

いきなり宣伝だぜ。
小学生からはじめるわくわくプログラミング」が去年の7月に出て、第2弾がもうすぐっていうのは知ってるんだけどね、ここへ来てRaspberry Piと共に急激に盛り上がってる訳よ。
つい先日、阿部さんがTwitterで#dokiproを連発してたのを石原さんがTogetterにまとめたら、Gunosyに流れてくるわ、ネタフルで紹介されるわ、これは便乗しない書かない訳にはいかないわな。

Raspberry Piは確かに楽しいんだけど、こどもが「楽しい」ところに到達するにはだいぶハードルが高いんじゃね、と正直思ってる訳。


なんて、本当にできたら、俺の今までの苦労はなんだったんだ、ってことになるんだよ。

そんな訳で、ここまでの道のりについてちょっと記しておくわ。

Raspberry Piが起動しない

Raspberry Pi USBケーブルRaspberry Piを最初に買ったのはたぶん2012年の夏前だね。RSコンポーネンツが取り扱いのアナウンスしてるのが2012年の5月で速攻オーダーしてるはず。ものがいつ届いたか覚えてないや。
で、最初の壁は起動できなかったんだよ。
SDカードにOSをインストールして、キーボードとマウスはその昔のグレープのiMacのヤツを引っ張り出してきて繋いだんだけど起動画面の途中で止まっちゃう、っていうのがづーっと長い間解決できなかったのよ。
始めはOSのインストールが上手く行ってなんじゃないかと思ってやり直したり、キーボード取り替えてみたりしたけどやっぱり立ち上がらなくて、結局何が問題だったかっていうとUSBケーブルだったんだよね。
どうも電源に付属していたUSBケーブルが粗悪品だったらしく、別のケーブルにしたら何事も無かったかの様に立ち上がったわ。
なので、起動画面の途中で止まってしまう場合はUSBケーブルを取り替えてみるといいよ。それと、100均で売ってるUSBケーブルはやめた方がいいかもしれない。

無線LANに繋がらない

Raspberry Pi 無線LAN設定2つ目の壁は無線LANだな。
最初の頃のRaspbianにはWiFi Configが無かったから無線LANに繋ぐにはごにょごにょしなくちゃならなかったんだけど、今のバージョンには最初からWiFI Configがあるからね、PCで設定したことある人は見れば判るでしょ。

  1. WiFi Configを立ち上げる
  2. Manage NetworkのタブでScan
  3. 繋ぎに行くAPをダブルクリック
  4. PWDを入力してAddする
  5. 設定したSSIDをEnableにしておくのを忘れない様に
  6. Current Statusのタブに戻ってConect
  7. 一度繋がれば次からは自動で繋がるはず


コマンド? なにそれ、おいしいの?

Raspberry Pi元々プログラマーじゃない人や、コンピューターに深く関わってない人が一番苦労するのはここだと思うよ。
最初からパッケージに入っているアプリケーション以外のことをやろうとすると避けては通れない。
モニター繋がないでVNCで見たいとか思ったらとりあえずググる。そうすると、どうしたらそれができるかはほとんどの場合すぐ見つかるよ。そこに書いてることを忠実にやれば大抵のことは解決できる。
ただ、そこに入力したコマンドの意味とか、上手く行かなかったときの対処方法は書いてないので未だに苦労してる。
リファレンスとか見ながらでも、コマンドの意味が分かってくるとだいぶ違うと思うんだけどね。
もう歳なので、ちょっとやらないとみんな忘れちゃうんだよ。困ったもんだ。

そんなことも含めて、「小学生」でもできちゃうんだったら、やっぱすごいよねー、という感じで以上宣伝でした。

Raspberry Piでできることのその後

Raspberry Pi
Made in the UK手に入れたで。

進捗どうですか?

2ヶ月位前に「Raspberry Piでできること」っていうのを書いてるんだけど、その後どうなってるか、自戒を込めて報告しとくわ。
進捗具合はね、芳しくないね。
カレー作ったり、食ったりするのに忙しくてね。(うそ)

CODER

CODERはね、インストールするのにちょっと手こずったけど、とりあえずできた。
なんだけど、これ、思ってたのと全然違うんだよね…。
なので、現在は放置中。
どんな感じで動くのか、っていうのはこれ見てね。

ScratchGPIO

Raspberry Piこれまた苦労したのよ。
ScratchGPIOをインストールするところまではよかったんだけどね、HDMIでモニタ繋いでる時は問題なく動くんだが、VNC越しの画面からアイコンをクリックしても立ち上がらないという現象から抜け出せず、阿部さん召還したものの結局自力では解決せず。
その後、THSでYvesに「動かないんだよね」って云ったら、「ちょっと貸してみろ。アハーン、ピコピコ」って、動く様にはなったけど、何が問題でどうやったら解決できるのは解らずじまい。
とりあえず動いてるしLチカまでは確認したので、まぁいっか状態。
モーター動かすところまで到達せず。

BrickPi

BrickPi
BrickPiは届いたよ。
でね、組み立てたところで止まってる。

Firefox OS

Firefox OSもとりあえずインストールしてみた。
でもね、動かなーい。動かなーい。orz
理由は解らん。
この件は時間つくってMozilla Factoryに直接乗り込もう。

シャットダウンスイッチ

Raspberry Piスイッチはつけた。コードを半田付けして、ケースに穴開けて。ピンとコードをどうやって留めるかすげー考えた。半田付けしちゃう訳にはいかないからな。これに関しては我ながら素晴らしいと思うわ。
なんだけど、スクリプトを書いてないので何の役にも立たないのよ。

という訳で、ここまで完結したものは何もないわな。
その間にやったことと、やりたいことが増えたのでそれも記しておくわ。

自作ケース

Raspberry Piケースこれは自慢できるぞ。自作ケース
完成度もそこそこ、問題も解ったので改良版作るぞ。
ちょっと待っとけ。

Mathmetica

Raspberry Pi MasmeticaRaspberry PiでMathmeticaが動くって騒いでる人が多くてさ。
Mathmeticaって知らないんだけど…。なんかすごいことらしいので、試さない訳にはいかないだろ。
と云うことで入れてみた。


これがまた、動かんのよ。orz
「Education」のところに出てくるらしいんだが、「Wolfram」っていうのしか無いんだよ。
ScratchGPIOもFirefox OSも動かないのと同じ問題を抱えてる様に思うんだが、素人にはさっぱり解らん。

よく解んないけど、動いたわ。
なんだが、Mathmeticaがなんなのか知らないし、当然何ができるかも分らないんだけどね…。

matchbox-keyboard

Raspberry Pi matchbox-keyboardひょんなことから「ソフトウェアキーボードあればいいよね」みたいな話が上がってググったらすぐ見つかった。

sudo apt-get install matchbox-keyboard

するだけ。

LibraOffice

Raspberri Pi LibraOfficeLibraOfficeもあるじゃん! ってことで、入れてみる。

sudo apt-get install libreoffice libreoffice.l10n.ja

libreoffice.l10n.ja っていう日本語パッケージも一緒に入れる。


KANO

Raspberry Pi KANOKICKSTARTERで見つけてかわいいのと勢いで支援しちゃったよ。


PiTFT Mini Kit

PiTFT Mint KitPiTFT Mini KitもKANOと同じ様に勢いで唾付けちゃったヤツね。
サイズはだいぶ小ちゃいけど、この値段ならまぁいいか、って感じか。
Raspberry Pi動かす上でモニタの問題は結構大きいと思うんだよね。Raspberry Pi自体があんなにコンパクトなのにさ。

そんな訳で、ほとんど仕掛かりみたいな感じで自分でもなんだかなぁ、と思うけどねー。
収集つかないのでこの辺でやめとくわ。

それはそうと、Tokyo HackerSpaceなんだけどさ、火曜日に行けなかった週があって水曜日に行ったら日本人がいっぱいいてビックリしたわ。Pay Memberも6人位いるらしいよ。
どうもロボットっぽいものがやりたいぽい雰囲気がにじみ出ているので、Raspberry Pi + ScratchGPIO辺でどぉ? 見たいな提案でもしてみますかね。

Aeduino Roboひょっとしたらお蔵入りしてたアレが、ここへ来て日の目を見るかもしれんよ。

小学校でScratchやってきた 特別編

諸事情により画像はありません

今日はね、諸事情により画無しね。決して撮るの忘れてた訳じゃないよ。

なんで画がないかと云うとだね、プロパーの授業だから。授業なんだよ、今日は。

あー、授業だからね、課外のイベントじゃないから、お手伝いはしたけどおまけみたいなもんだね、今日は。

なんでそういうことになったかと云うとだね、ちょっと遡るけど過去に3回課外活動として「プログラミング教室」をやった訳だけど、ある日突然学校から電話がかかってきて、阿部さんを紹介したことは3回目の時にちょっと書いたよね。

その後に、阿部さんと学校とでMTGがあったのは聞いていたけどね、問題はその後なんだよ。

え? Raspberry Piもらえるの?

アレだよ、アレ。いきなりGoogle x Raspberry Pi祭りが降ってきたんだよ。いやぁ、驚いた。

だって、いつの間にか「パートナー」になってるんだよ。「えぇっ! Google後援ってまぢか。Raspberry Piもらえるの? 俺の分は?」 って感じ。
発表の直後は断片的な情報しかなくてね、まぁ、無料で貰うっていっても右から左にはいどうぞ、って訳にはいかないんだって。
結果的には校長先生はじめ、関係者の努力が実って来年度からの導入が決まったらしい。んー、素晴らしいね。

そんな訳で、今日はまず手始めに既存環境の授業の中でやってみよう、っていうのの1回目な訳さ。
今日は6年生で、来週もう1回5年生と教職員向けの勉強会があるんだよ。
今日の感触としては、みんな楽しんでもらえたようでよかったんじゃないか。「いつもは出来上がったゲームばかりやってるけど、作ってる人の苦労が解った」とかありがたい感想も聞けたしね。
2クラスそれぞれ2コマずつの授業だったんだけど、クラスが違うとあーも違うのかって、やっぱりキャラが出るもんだね。

世の中はアルゴリズムでできている

授業の後は校長室で給食ごちそうになったんだけど、給食とか食べるのx5年ぶり位かなぁ。当時はアルマイトのお盆にメラミンの器で先割れスプーンだよ。最近はご飯も出るし箸も使うしだいぶ変わったよね。そんな昔と比べるなっていう話もあるか。

給食食べながら「今後」の話に当然なったんだけど、俺としては「授業でやるなら出る幕ないでしょ」って思ってたんだけどね。今後も何らかの形で関わって行くことになりそうだね。おそらく土曜日の午後とかに教室を開放してもらって寺子屋みたいなふうになるのかな、って思ってる。

Raspberry Piの活用の件もWeDoが何もしなくても動くとか、純正のカメラモジュールよりUSB接続のWebカメラが超かんたんとか、可能性が広がる話がいろいろあるし、「世の中はアルゴリズムでできている」っていうのが解っちゃうらしいよ。やらなくちゃいけないことがまた増えた感じだけど、Raspberry Piに関していうとドンドンやりたいことが増えちゃって大変だわ。春までにいろいろ仕込まなくちゃね。
膨らむ一方のアイデアを具現化してくれる優秀なエージェントを募集してますよ、っと。

Raspberry Piのケースを作ってみた

Raspberry Pi
Raspberry Piのケースはいろんなの出てるけどね、簡易なものならすぐできんじゃね? と思ったので作ってみた。

簡易Raspberry Piケースの作り方

Raspberry Piケース作り方なんて厳かなものじゃないよ。アクリル切って穴開けて挟むだけ。
基盤の上下をカバーできればあとはいいだろ、って感じの簡易版だから。
Raspberry Piの基盤のサイズが84mm x 56mmなので四方にスペーサーの分と気持ち余裕分を足して97mm x 69mmのアクリル板を切り出す。うちにあったアリものでやったので2mm厚。まぁ、これで十分。
底になる方は四隅とRaspberri Piを固定する穴を開ける。スペーサーのネジがM3なので、この穴は3mm。

Raspberry Piケース+ブレッドボード上側も四隅の穴は一緒ね。でGPIOのPINを使える様に口を開けて、上の画で4つ開いてる穴はブレッドボード固定用。
GPIO用の口はドリルで開けた穴をヤスリでちまちま繋ぐ。ブレッドボード用の穴はM3のネジ切るので2.5mmのした穴開けてタップ立てたのね。
ネジは出っ張らない様に皿切ったんだけどもうちょっと余裕が必要だったわ。
スペーサーは25mmが4本とRaspberry Piの固定用に5mmが2つね。
材料代だけだと¥500ぐらいかな。まとめて作ればコストは抑えられるよね。
Raspberry Piケースもう1つ持ってるヤツは工房Emerge+にオーダーしたヤツなんだけど、当然のことながらよくできてるよね。
ネジ無しで組み立てられるところなんかは素晴らしいし、これはお勧めだよ。

パーソナルファブリケーションの行方

と、云う訳で、とりあえず手間を惜しまなければ安価に簡易なものが作れる訳だけど、GPIO用に口開けたり正確に穴開けたり、小口をきれいに整えたり、やっぱり面倒なことは面倒。
レーザーカッターとかでバンバン切り出せばいいよねー、と思うのだけど、元データがネックなのよ。
CADは使ったことないし、Illastratorもままならいので、誰かデータ作ってくれー、って感じ。
FabCafeとかMakers’Baseみたいのが増えて、裾野が広がってる感はあるんだけど、そういうところで自分で何か作り出したい、っていう人の皆が皆ソフトも機械もバリバリ使えますよ、ってことはないと思うんだよね。そういう機械が一般の人でも使えるような環境になった、ってことはよいことだと思うんだけど、データの作成も代行してくれるとか、指導してくれるとかサービスの中に組み込んで欲しい訳よ。
MFTの時にも某ブースで同じようなこと云ったらちょっとめんどくさそうにされて悲しかったわ。
と、そんなこともあったけど、ブレッドボードもついたし、ScratchGPIOでLチカするところまではたどり着いたので、今日のところはいいことにするわ。

Maker Faire Tokyo 2013に行ってきた 2日目

Maker Faire Tokyo 2013
ちょっと時間が空いてしまったけど、MFTの2日目のことを書くわ。
いやぁ、2日も立て続けにイベントに参加するともうへろへろな訳よ。もの凄く体力の衰えを感じてる訳。
なので、帰ってきてからこれを書こうとか思っても体がついてこないと、何とも情けない状況なのよねー。
で、火曜日はTHSに行って、結局昨日もTHSに行って、今日に至る訳だ。

そうこうしている間にいろいろと他からも情報が上がってきてるので、その辺りも絡めながら書くわ。

Makerとこども

居並ぶブースに並ぶのは、どうしてこんなの作ったの!?なんて聞くのも野暮なアイテムから、宇宙に届くDIYまで実に様々でしたが、今年は特に、子どもの知育に役立ちそうなアイデアが数多く発表されていたようでした。小さい頃から物づくりやプログラミングに興味を持ってもらう、しかも楽しく、親と子で、なんてノリを観じましたよ。

と記事にしてるのはLifehackerな。
確かにこどもが多かったと思うんだよね。MFTってこんなにこども多かったっけ? って。
こどもを意識したネタが多いからこどもがたくさんきてるのか、こどもがたくさん来る様になったから、こども向けのネタが増えてるのかよう判らんけどね。
1日目のところにも書いたけど東工大でやってる時よりも「一般的」なイベントになったんだろうね。

Makerと企業

かと思えばこう云う話もあって、


まぁ、個人的にはどこかで歯止めをかけて以前のような偏ったイベントにもう少し戻した方がいんじゃね? と思うんだけどね…。
あぁ、littlebitsは良いよ、欲しいよ。ちょっと高いけど、99USDが¥11,000だからとても良心的な値段設定だよ。

MakerとしてのOtOMO

OtOMOのこどもたちのことも記事になってるね。

Maker Faire Tokyo 2013いやぁ、これってさ、明和電機なんじゃね? って思った訳。
どうっすか、土佐さん? 明和電機xOtOMO WSとか。うちからも近いしなぁ。

MakerとTokyo HackerSpace

今回はTokyo HackerSpaceの手伝いもできるかな、と思ってたけど、始まってみたらそれどころではなかったわ。
幸いなことにTHSのテーブルは既存のメンバーだけでも十二分に盛り上がってたので、俺の出る幕はなかったのだけど、それよりMFT後のMTGがどうなるかの方が気になってたのね。

MFT明けの火曜日のオープンミーティングには香港と中国から来たっていうゲストが来てて、後で彼らはなかなかイカした奴らだってことに気がついたのね。

Seeed Studioさんたちが遊びに来てくれました!
Seeed StudioのLeslieとHao、Looking GlassのShawn、DoraBotのHaoが遊びに来てくれました!

スイッチサイエンス マガジン

昨日は昨日で、日本人がいっぱい来てて正直驚いた。いやぁ、MFT効果抜群だわ。
でね、ちょっと疑問が生じててさMaker Faireの「Faire」なんだけど、博覧会の意味でのフェアならスペルは「fair」だろ、って。Google先生に聞いても解んないし。なのでネイティブイングリッシュスピーカーに訊きました。
Richardさん曰く、「”e”が入るのは昔の綴り」だそうで、その方が何となくかっこいいらしい。
そうか、エヴァンゲリオン‎が‎ヱヴァンゲリヲンになったのと同じようなものか。

まとめ

そんな訳で、またいつもの様にグダグダになってきたので、今年のMFTを総括するとだな、やっぱりものを作れる奴は偉い、ってことだな。「バカ、バカ」云ってごめんよ。本当にバカにしてる訳じゃないから許してくれ。俺も早くそっち側に行ける様がんばるわ。
それと、もう少しだけもとに戻ることを期待してる。

Google x Raspberry Pi祭りに思うこと

Google x Raspberry Pi祭り

10/29(火)に「コンピューターに親しもう」っていうプログラムがGoogleCANVASから発表になったになったのは知ってるよね。

このプログラムは平たく云うと、

「コンピューターに親しもう」プログラムは、6 才~15 才の児童生徒を対象に、コンピューターやプログラミングの基礎を学んでもらう取り組みです。

ってことで、こどもとこどもを取り巻く教育関係者や保護者にもっとプログラミングやコンピューティングのことを知ってもらおう、って云う取り組みだと理解してる。
細かい内容はまだよく解らないけど、今の時点ではっきりしているのは、

  • Googleが支援してRaspberry Piを5000台配布する
  • こども向けにはCANVASが中心になって指導
  • プログラミングの教材はScratch

って感じか。
もっと詳しく知りたい人は、下記のリンクをみてね。

いやいや、大変なことになったと思ってる。
ワールドビジネスサテライトで「これからは読み書きプログラミングだ」発言があったのが2年前の夏だ。CoderDojo Tokyoが始まったのが2012年の春で、去年のMFTではキリンタワーを作って、年が明けたあと、春位からかなぁ、プログラミング教育云々の話が何となく出てきて、アベノミクスで義務教育になんていう話が出たかと思いったら、小学生からはじめるわくわくプログラミングがでて、あちこちでプログラミング教室みたいのがにょきにょきでてきたなぁ、とか思ってたら、今回のGoogle x RPi祭りだからね。ここ1、2年の間にものすごい勢いで環境が変わってきてる。

Raspberry Piは確かに楽しい

自分でもRaspberry Piは楽しいと思うよ。でもね、最初から楽しい訳じゃなく、ここにも書いてある様に、

Raspberry Pi 標準の OS の Raspbian に始めから入っている Scratch とセットで語られているので、よくわかっていない人には「簡単に始められる」という印象を与えてしまいがち。しかし「簡単にできますよ」とはどこにも書かれていないし、実際簡単ではない。

「あー、これ面白いね」って思える様になるまではだいぶ距離があった。
Raspberry Pi自体は¥3,000ちょっとという値段でこどもの小遣いでもがんばれば買えちゃう位の値段っているのはとてもすばらしいよね。ただ、これにOSを入れたSDカードを用意したりモニタやキーボード繋いだりLANに繋いでインターネットするなんて云うのは普通うちじゃできないだろうねって思う。

そんなこともあるし、ここ数日Raspberry Piっていうキーワードで見に来る人が増えてるので、コンピュータのことをあまり知らない人でもどうやったらRaspberry Piが動かせるか書こうと思うけど、今日は眠いのでここまで。

Scratchワークショップに行ってきた 2013年10月編

OtOMO Scratch WS
OtOMOのScratchワークショップに行ってきた。8月は長野に行っていたので参加できず、9月は台風の影響でワークショップ自体が開催中止という初めての事態で7月以来2ヶ月間を空けてのワークショップだったのだけど、今回は通常のワークショップが「Scratchでプロジェクション」っていうみんなでPerfumeみたいになっちゃうアレと11月のMaker Faire Tokyo 2013の準備と一緒になって、なんかスゴいことになってたわ。

Maker Faire Tokyo 2013へ向けて

バナーの写真はMFTチームの画だけど、去年のキリンタワーもよかったけど今年は「スクラッチンドン屋」って云うのをやるんだ。
今話題のRaspberry Piとなのぼでウェラブルな音と光で会場内を練り歩くんだぜ。
今時のこどもは「チンドン屋」を知らない子もいて、何とも世代のギャップを実感したよ。
今日のところは機材の説明だけ(とは云っても、RPiの動作確認とかScratchとなのぼを繋いだり大忙しだ)だけどあと2週間で各自がそれぞれの機材を使える様にしないといけないからかなりタイトなスケジュールだね。まぁ、楽しんでくれ。

Scratchでプロジェクション

Scratchでプロジェクションもう一方、メインのプロジェクションは、すまん、ほとんど見れてないけど、ボールの中を魚が泳いだり、車が走ったり、それこそPerfumeみたい? のもで来たらしい? いや、スゴいわ。

  

今日の番外編

依然MineCratfブームは続いていて、MineCraftやりにきてるのか、Scratchやりにきてるのか、どっちだよって感じだけど、ScratchとMineCraftを繫げるなんて云うのを始めた大人がいるもんだから、まぁ、その、アレだ。
ついでに云うと、それをPRiの上でやるとか、モトローラーのナゾのデバイスが出てきたりとか、大人もこどもも入り交じって、あぁ、なるほどOtOMOなのか、って、よくわからないね。
MineCraftをScratchと繫げてごにょごにょ MineCraftを直接Code書いてごにょごにょ ScratchとMineCraftをRPiでごにょごにょ

Raspberry Piでできること

Raspberry Pi
ここ最近Raspberry Piがいろいろ面白くてだな、今日もTHSで「Raspberry Pi Kick-Start Work Shop @ THS」というWSがあったのだけど、他でも書いた通り立ってる場所も無い位盛況だったのね。

ということで、Raspberry Piでできること、と云うかやりたいことを記しておくよ。

CODER

http://googlecreativelab.github.io/coder/

Tech Curunchによるとだな、

Google Creative Labsの新しいプロジェクト、Coderは、Raspberry Piを簡単に基本ウェブサーバー+ウェブベース開発環境に変える、オープンソース・ツールだ。Google社員のJason Striegel、デザイナーのJeff Baxterらニューヨークの少人数チームが作ったこのツールは、教育者や親が子供たちに「ウェブ開発の基礎」を教えることを目的にしている。

なんだって。細かいことはよく解らんけど、何となく面白そう。
とりあえずダウンロードしてSDカードにはインストールしたけど、そこで足踏み状態。ちょっと待っとけ。
あとで気がついたけど、インストールの方法はここに詳しく書いてある。

ScratchGPIO

http://cymplecy.wordpress.com/

ScratchGPIOこれはそのまんまだから。Raspberry PiのGPIOをScratchからコントロールしよう、ってことね。
Raspbianには最初からScratch 1.4が入っていてSID(Scratch Interface Device)をインストールすることでScratchからGPIOをコントロールする訳ね。
そうするとトランジスタアレイを介して2モーターが回せる様になるので、2チャンネルのロボットができるって寸法。
ULN2003って云うのを使うのだけど、秋葉原で探したけど何処にも売ってなかった。マルツのサイトにはのってたのだけど、店頭では無いって。そこで調べたらTD62083というのが互換品らしい。

BrickPi

http://www.dexterindustries.com/BrickPi/

Raspberry PiからLEGO Mindstormsが動かせる奴ね。
Kickstarterで見つけて速攻支援した。8月のデリバリーってなってるんだが、まだ来ないっす。
Scratchからも動かせるらしい。最強だなコレは。

Firefox OS

http://www.mozilla.jp/firefoxos/

Firefox OSはモバイル端末用のOSな訳だけど、コレをRPiに入れて動かそう、って云うのを去年の暮れにMozilla Factoryでやってたんだよね。
この時は別の予定があって参加できなかったんだけど、チュートリアルを見つけたよ。

シャットダウンスイッチ

http://blog.livedoor.jp/victory7com/archives/32699844.html

Raspberry Pi シャットダウンスイッチ始めの頃はシャットダウンのやり方なんて知らないからさ、ブチブチ電源引っこ抜いてたんだけど、ダメなんだってさ。
と云うことを学んでからはちゃんと「sudo halt」なんてコマンドも覚えたぜ。とは云え、ハードウェア的な電源ボタンがあれば便利だよね、と思ってたら近しいものがあるじゃん。
早速スイッチを購入して、ケースに穴開けて、スイッチを取り付けたまではよかったんだけどね、線にソケットつけちゃうとピンにさした時にケースと干渉しちゃうんだよねぇ。
それとcodeも書かないと行けないしねぇ。
というところで止まってる。

そんな訳で、いつもの様に思いだけが先行してる。
コレに合わせて、いろいろ仕入れてきたので、無駄にならない様にがんばるわ。
Raspberry Pi Raspberry Pi Raspberry Pi

Tokyo HackerSpaceに行ってるよ

Tokyo HackerSpace
「最近Tokyo HackerSpaceの話し出てこないけど、もう行ってないの?」とか云われる前に書いておかないといけないよねと、思ったりして。
行ってない訳じゃないよ。毎週行ってる。
ただ、毎週「Tokyo HackerSpaceに行ってきた」ってしなくてもよいかなと。いや、ただそれだけ。
なんだが、今日はちょっと記しておくわ。

Tokyo HackerSpace自体は8月に乃木坂に引っ越してから渋谷の時のような雰囲気のMTGでは無いのだけど、毎週火曜は相変わらずオープンミーティングの日ということになっている。だいたい来ているメンバーは決まっていて、それぞれが勝手に自分の好きなことをやってる感じ。引っ越してすぐの頃は片付いていなくて何やってるのかよくわからなかったけどさ、ものが片付いてテーブルが置ける様になってからはちょっと落ち着いたかな。

9月の終わりから水曜日を日本語ミーティングの日にしよう、って云う話が出て、初回は日本人女子がいきなり3人やってきて、「うぉっ」ってなったんだ。
先週は行けなかったんだけど、昨日は盛り上がってるのかな? って思ったら、日本人誰もいなかった…。
言い出しっぺのYvesは日本語できるのかと思ってたら、どうも出来ないらしい。俺のPOORな英語と良い勝負だ。
HackerSpaceには興味あるけど、英語がねぇ、という人は水曜日に来ると良いよ。みんながみんな日本語話せる訳じゃないけど、きちんと通訳できる人もいるし、彼らも日本語の勉強がしたい、って思ってるからね。

で、ここ最近何をやってるか、って云うと主にはRaspberry Piだな。
9月の頭に「Beefing Up Raspberry Pi」っていうクラスに参加してから、コツコツ積み上げてる訳よ。

nmapを定期的に走らせるRPiRaspberry Piをやるのは良いんだけど、モニターやらキーボードやらを持って行く訳にはいかないからね、SSHで繫げてPCで見てるんだけど、自分のRPiに振られたIPを調べるのに苦労してたらYvesが便利なもの立ち上げてくれた(Thanks Yves!)。このモニタにRaspberry Piが繋がっていて定期的にLANに繋がってるIP調べて表示してくれるのね。

最終的にはロボットぽいものを動かしたいのだけど、相変わらずコードがすらすら書ける訳ではないのでね、ここはScratch頼みなのだよ。
Raspbianには最初からScratchがはいってるしさ、ScratchとGPIOを繋ぐ「Scratch GPIO」(そのままじゃん!)なんていうのもあるのよ。
Scratch GPIOに関してはそのうち書くことにするよ。

そんな感じで毎週コツコツと云うかズルズルと云うかやってるんだけど、肝心の英語はあまり進歩しないのかねぇ? いやいや、そんなことは無いな。ある日突然目の前の壁が崩れ去る日が来ることを心待ちにしてる。

Beefing Up Raspberry Piに行ってきた

rpi_class_20130906-06Tokyo HackerSpaceでBURPというRaspberry Piのクラスがあるっていうんで行ってきた。
Raspberry Piはね、結構初期に買ったんっだけど、結構ハードル高くてずっと放置してあったのね。
安価なのはとってもよいのだけど、素人にはやっぱ難しいのよ。

当初、OSのイメージをSDカードに入れて起動画面が動き出すところまではよかったんだけどね、途中で止まって立ち上がらない。
OSの書き込みが美味く行ってなんじゃないかと思ってやり直したり、キーボードやマウスがよくないんじゃないかと取り替えてみたりしたけど動かず。四苦八苦の挙げ句問題を抱えてたのは電源とRPiを繋ぐUSBケーブルで、ケーブル換えたらすんなり立ち上がって力抜けたわ。

次に、LANを無線化しようとしたんだけど、これもずーっと長い間うまくいかなかったんだけど、この件も昨日解決してスゲーすっきりした。

RPiって小ちゃくていいんだけど、モニターとの接続も結構面倒いよね。
家ではデスクトップに繋がってるモニタを外して持ってきて、家の中は無線LANなのにケーブル引っ張ってルーターと繋いだりそういうのが面倒で放置してた一因でもあるのだけどね。

で、昨日は何をやったかと云うとPCからSSHしてVNC Viewerで見る、っていうのをやったのよ。
RPi本体と電源、キーボード、マウスは用意して行ったんだけど、さすがにモニタは持っていく訳には行かないからさ、どうすんのかな? と思ってたら、ラップトップ持ってきたか? って聞くからさ、「あるよ」って云ったらSSHクライアント入ってるか? って聞かれて、「SSHは分からん」って云ったら一通り教えてくれた。

BURP EURP

仕事で使ってるWin機だったのでPuTTYをインストール。
続いてVNC ViewerはTightVNCをインストール。

RPiをLANに繋いで「IPは192.168.XX.XXXな」って云われて、そのままPuTTYに叩いたらあっさり接続。
コマンド叩いてポート調べて、TightVNCに叩いたら、びよん、って表示された。
順序立てて説明してもらえば、そんなに難しくないんだけどね、って本当かよ。

さてさて、家に帰ったら復習だぜ。
Mac用のSSHクライアントとVNC Viewerを探すんだけど、ふむふむ、SSHはターミナルでいけるのか。
VNCもクライアントわざわざ入れなくても、ファインダ > サーバへ接続で見えるらしい。

と云うことで、詳しいことは以下のサイトを参照してね。

BURP
そんな訳で、Macでも、無事みえるようになったぜ。