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Scratchワークショップに行ってきた 2013年6月編

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OtOMOのScratchのワークショップに行ってきた。
今日はセンサーボードを使って豪華フィジカル2本立て!

otomo_ws_20130616-111つ目はこちら、【初心者コース】「なのぼ〜どで自分専用コントローラー」

Scratchでできることはゲームを作ることだけじゃなく、センサーボードと組み合わせることでものすごくいろいろなことができる様になるのね。

センサーボードは、以前はピコボードと呼ばれるいわゆる純正品しかなく、値段も結構高かったんだけど、今はこれ、なのぼ〜どAGというのが安価に買えちゃうよ。
おまけに、このなのぼ〜どAGは本家の機能に加えてモータードライバーを搭載しているため、モーター回したりLEGO WeDoみたいなことができちゃうのね。
WeDoの値段を考えると、買わない訳にはいかないね。

なのぼ〜どAGを使ってる様子はこんな具合。
 
そんな楽しいなのぼを使って、今日は何をやったかと云うと傾きセンサーもどきを作っちゃう訳だ。
ここでネタバラシをするのは、ちょっとアレかとも思うんだが、水を入れたコップにセンサー代わりの針金を突っ込んで、抵抗値をは測るのね。
針金をコップのX,Yの方向に4本取り付けて、傾けるとねこが指定した方向へ動く、って云うコントローラを作ったよ。
コップに針金、水、って云う身近な材料でこう云うことができちゃう、ってことをこどもたちには解って欲しいな。

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続いてこちら、上級者コース】「二足歩行ロボを組み立ててScratchで歩かせよう」

Scratchに慣れているこどもたちは、なんと二足歩行ロボットに挑戦したよ。
なのぼに6軸のロボットキットがついて¥5,000のワークショップってお得感バリバリなんだけど。

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まずはロボットの組み立てだね。細かいパーツをねじで留めながら組上げていくのは苦労してた様だけど、とりあえず全員完成。
問題はロボットを制御する方だ。
今回はなのぼもサーボ用の端子を増設したり、Scratch自体も6軸をコントロールできる様、特別なブロックを組み込んだスペシャル版なのね。
股関節と膝と足首の6個のサーボをそれぞれキャリブレーションして、間接を動かすところまでは、さすがに何度もワークショップに参加してるこどもらしく、すぐにスクリプトを書き上げてたよ。
実際の問題はそこから先で、関節ごとにリストを作って、動きをコントロールする辺はやっぱりハードルがだいぶ高かった様だけど、みんな満足しててみたいだ。

otomo_ws_20130616-08あとは、家に帰ってからもトライしてもらえば、きっと歩ける様になると思うわ。
今回はワークショップをやる方も、だいぶチャレンジングな感じだったけど、また1つ幅が広がった気がするわ。
いや、@tomonnn1スゴいです。

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今日の番外編。
今日も某テレビ局の取材が入ってたよ。放送予定は8/5(月)だって。

それと、ここ最近盛り上がる一方のプログラミングと義務教育の話な、6/15(土)に行われた「Maker Conference Tokyo 2013」でも、熱い議論があったようなのでリンク張っとくわ。

Makerのための新しい教科書を作る


Video streaming by Ustream
この中で、
「Makerのための教科書はたぶん本ではない」
「だが、私は今、本を書いています」
と話題になってるのがこの本だよ。

小学校でScratchやってきた 2回目

プログラミングクラス

小学校でScratch教えてきたよ。2月にやったヤツの2回目な。
前回は驚きの28名という参加人数だった訳だけど、今回はこじんまりと半分の14名だったよ。
半分強が前回も参加の2回目なので、細かい話ははしょったけど、3時間のクラスはやっぱりきついっす。

でだ、最近、一部で話題になってる

「世界最高水準のIT社会へ」 政府の成長戦略素案 義務教育からのプログラミング、3Dプリンタ投資支援など盛り込む

って件な。

前にも云ってるけど、プログラミングっていうのは表現手段の1つにすぎないから、できるからスゴい、できないからダメ、ってそうことじゃないでしょ、って思う訳。
絵を描いたり、歌を歌ったりするのと同じで、それぞれが好きな道、得意な道へ進めばいいと思うんだよね。
プログラミングを義務教育の中でやりましょう、って云うことには反対はしないけど、義務教育って云うのはこどもにいろいろな選択肢、表現の方法があるんだぞ、ってことや、文章を読み書きしたり計算したり、体を動かしたり絵を描いたり歌を歌うことで、自分の中の何かを表現すること、考えていることを形にすることができるんだよ、って云うことを教えるのが義務教育だと思う訳よ。

コンピュータリテラシーと聞くと、パソコンで読み書きする能力やインターネットに関する知識をイメージしがちだが、実はそうではない。コンピュータは、どのようなメディアにもなり得る能力を秘めている。従ってその読み書き能力(=リテラシー)とは、コンピュータを使って課題を解決するだけにとどまらず、メディアを作り出す能力を持つことを意味する。

「プログラミングの手順だけでなく、概念も知ってもらいたいと思っています」

なんて辺が、考えていることにわりと近いのかなって。


今回のお題は「pong」だったので、こんなサンプルプロジェクトをつくったよ。
これ自体は何のことはないんだけど、参加者が、これを「どうしたいのか?」「どうしたらそれを実現できるのか?」っていうことを考えられるように進めたつもりなんだけどね。
途中から、みんなそれぞれに勝手に作り出して、最後はちょっとグダグダだったけど、こんなんできました。

けいようサポーターズ プログラミング教室 Vol.2

んで、最後に最近見た動画で「ふむふむ、なるほどね」っていうのがあったのでYouTubeのリンク張っておくわ。

参加者の皆さん、関係者の皆さん、お疲れ様でした。

Scratchと義務教育について考えてみた

昨日のTokyo HackerSpaceとは全然関係のない話を、いろいろな人が見てくれている様なので続きを書くよ。
Scratchと教育の話な。

プログラミングができると何がいいのか?

プログラミングができるってことは、物事を順序立てて考えられる、ってことだと思う。
さらには数学的なこととか、自然科学的なことにも興味が広がるんじゃないかな。
絵や音楽になじんで表現力が豊かになりました、みたいな感じ。
Scratchはプログラミングの導入には最適だと思うよ。マウス操作だけでほとんどのことができちゃうからね。
コードとかは英単語や歴史の年号覚えるのと同じように、向かない人には苦痛以外の何ものでもないからね。そう云う垣根を取り払ったことがすばらしと思う。
訳の分からない文字を打ち込んで、これがプログラミングです、ってやるよりは遥かにスマートだろ。
それで、プログラムを書く楽しさが分かったら、次のステップへ進めばいいじゃないか。

義務教育って何?

こどもにはいろいろな経験を積んでもらうべきだと思うし、まだ見たことも聞いたこともない選択肢があることを大人はこどもたちに教えてあげなくちゃいけないよ。
「微分積分なんて生きていく上で必要ない」とか云う話はよくあるんだけど、ただ普通に生活してるだけなら確かになんの役にも立たないね。数学だけじゃなくて中学、高校の教科はほとんどそうなんじゃないの。
でも、そう云うことを知ってるのと、知らないのでは、精神的な豊かさが全然違うと思うんだよね。
本が好きで、いろんな本をたくさん読んでる人は、いろんな言葉や表現方法を自然と身に付けてるし、英語や、母国語以外の言葉が話せれば世界中のもっとたくさんの情報に触れることができる。絵が書けたり、楽器が演奏できたりもそうだろ。
小中学校の先生に期待してるのは、おだてたりなだめたり、時には無理矢理でも、こども自信が「自分は何が得意なのか」分かるように導いてくださいね、ってことなんだけどな。
「好きなことやらせればいいじゃん」みたいな意見も当然あるんだけど、好きなことだけやってたんじゃ、ものすごい狭い世界しか知らないことになっちゃうよ。好きなことだけじゃなくて、嫌いなこともやってみる、って云うのが「義務」教育だろ。食わず嫌いは損してるんだぞ。

OtOMOのワークショップやこどもの学校でこどもにScratchを教えるじゃん。これは「義務」じゃないから、その時点である程度ふるいにかけた状態で、たいていの子は楽しそうにやって、喜んで帰っていくんだけど、それはScratchの敷居の低さからくるものだよね。いきなりC言語やりましょう、Javaやりましょう、とか云っても食いつかないでしょ。だから、いろんなところでScratchをやることには大賛成。

こどもはいろんな可能性を秘めてるのね、早くそのことに気がついて、何に向いているのか悟って、人一倍の努力をする、って云うのが成功への道筋だと思うよ。
ただ、大人の意見としては、ここ最近の傾向として、何かに突出したヤツより、何やってもそこそこできる汎用性みたいのを要求されがちだからねー。均一化されちゃうよねー。
それと、得意なことと、好きなことは必ずしも一致する訳じゃない、ってことかな。
好きなこと、やりたいことが、得意なことの延長線上にあればいいんだけどね。それに気がつかずに路頭に迷っている大人がどれだけいることか…。
まぁ、がんばります。

Tokyo HackerSpaceに行ってきた、けど…

今日は火曜日だからな、大事なMTGの日な訳だよ。
だから、速攻で会社を出なければいけないんだが、そう云う日に限って、*********なんだよね。

まぁ、行ってきたよTokyo HackerSpace。なんだけど、今日程ひどい日はないな。
人数も少なかったからね、いつものようにダラダラと始まりそうで、始まらないんだ。

で、始まったと思ったらね、なんの話なのかほとんど解らないんだよ。orz
話すのが早いんだ。聞き取るのが精一杯というか、右から左へって、こう云うことだな。
内容なんて、全然解らないんだよー。

と、云う訳で、全然違うこと書くことにするよ。

この話なんだけどね、最近思うのは、プログラミングって云うのは表現手段の一つにすぎないんじゃないかと思う訳さ。
中学校でScratchをやるかどうか? 俺はいいと思うよ。こどもに新しい手段を教えるのには、解りやすいネタなんじゃないかと思う。今時DSやPSPは必携の様だし、「オリジナルのゲームが作れる」みたいなことで導入するのは、こどもとしても入りやすいんじゃないかな。
人はみんなそれぞれの個性を持っているんだよ。文章を書くのが上手いヤツもいれば、歌ったり、楽器を奏でるのが上手いヤツもいるし、絵を描くのが得意なヤツもいるように、プログラミングがすらすらできるヤツがいても特別なことじゃないだろ。

話の始まりは、学校でScratchをやっても好き勝手にできないから、それならやらない方がいい、みたいな感じだけど、義務教育って云うのはそう云うものだから、世の中にはプログラミング、って云うのもあるんだぞ、ってことを知らしめるにはScratchはいい教材だと思うよ。
音楽だって、好きな歌だけ歌える訳じゃないし、美術だって課題が決まってるし、な。好きなことをやりたいようにやるには、大学や社会に出てからやればいいよ。

だから、こどもの頭の柔らかいうちにだな、いろいろな選択肢があることを学んで、自分が一番得意なことはなにか、一番やりたいことは何かを見つけなくちゃいけないんだ。

ちょっとぶっ飛んだ話をすると、人はみんな平等に機会を与えられてるんだぜ。何をやってもダメなヤツとかは本当はいないんだ。計算ができなくても、誰よりも速く走れるとか、すげー音痴だけど絵を書かせたらめちゃくちゃ上手いとか、必ず他の人よりも突出してるものをもってるはずなんだよ。要はそのことを見つけられるかどうかがポイントなんじゃないか? これが一般に云う「センスがいい」ってヤツだよ。
あー、ついでに云っておくと、自分の得意なことを見つけたら、その上に胡坐かいててもダメなんだぜ、それをさらに磨き上げる努力をしなくちゃいけないんだ、努力を怠ると力はどんどん劣れていくからな。楽な方法なっているのはないんだぜ。
センスを磨き上げることができるとイチローとかジョブズみたいになれるんだよ。

ジョブズはウォズと出会えたからAppleもMacもできたんだ。ウォズは”0″からものを作ることができたし、ジョブズはそれをさらにすばらしいものにすることができた。
ジョブズの優れていたところは”0″から何かを作り上げるんじゃなくて、4とか5とかのものを10やそれよりも大きな物にしたり、5のものを2つくっつけて15にしたりすることができたことさ。先見性とか編集力とかそう云うことだろ。それと、最後まで諦めなかったことなんじゃないか。そう云う意味では誰よりも努力したはずだ。

あれれ、なんか話がそれてきたし、もう眠いから今日はここまで。

そう、今思い出したけど、HackerSpaceからの帰り際に、「来週も来るよね」って云われたよ。
もちろん行きますって。

Scratch Day 2013 in Tokyo に行ってきた - 本編 –

えー、今日5/19(日)がScratch Day 2013 in Tokyoの当日です。昨日は準備です、準備。
なんですが、昨晩、実行委員長自らツイートしたように、朝からへろへろです。

だって、6時起きですよ。日曜日の朝、6時起きるとかあり得ないな。

そんな訳で、「本編」と云いつつも、昨日の「準備編」より簡潔になっちゃうよ。
それと、めぼしい所は昨日のうちに見ちゃった感がいっぱいなことも付け加えておきますね。

Scratch Day 2013 in Tokyoそうは云っても、きっちり予定通りの時間に始まりました。

SD2013Tokyo_20130519-02ここ最近の「こども向けプログラミング教室」の台頭のおかげか、某テレビ局はじめ、いろいろなメディアの方が取材に来ていることを考えると、それなりに注目に値すると思うんですよね。

SD2013Tokyo_20130519-03UEIの前田ブロックのワークショップ。
Scratchの様にブロックを繫げてプログラミングします。

Scratch Day 2013 in Tokyo14階で行われていたハッカソンの様子。席が足りないほどの盛況ぶりでした。Scratch 2.0の新機能についてみんなで研究しShow & Tellで発表しました

実際に会場へ足を運ばれた方は分かると思うのですが、とにかく盛り上がってました。
来場者数600人だそうです。去年の倍以上ですよ。

うちのこどもがScratchやるようになってよかったなぁと思うのは、物事を順序立てて考えるようになったことですね。キャラクターをスムースにジャンプさせるにはどうしたらいいかとか、思い通りの結果に導くにはどうすればいいか、とか。そうやって考えるうちに、数学的なことにも興味がわくし、頭の中でいろいろ考えますから、文章の読解力も、人に説明することも必然的に必要になってきますからね。

SD2013Tokyo_20130519-06とは云え、takumi2000のプレゼン力の無さはなんなんでしょう。まぁ、押し付けてもしょうがないことは解ってるんですけどね…。
オセロ」って云ったところで「あぁ、何だオセロか、知ってるよ」みたいな。
最初から素人受けしないネタなのは解っていたんですが、どうやって駒をひっくり返す計算をしてるかとか、もっと上手く説明できればねぇ、もうちょっとがんばろうね。

その点、UEI清水さんの話はそれなりに聞く価値ありましたよ。そりゃその道のプロだからね。
ただ、ちょっと気になったのはScratchに対してだいぶケンカ売ってる感もありましたね、作戦なのかもしれませんけど。そのうちBlogに上がると思うので気になる人は見てみるといいと思います。

最後に、関係者各位お疲れ様でした。ほぼ1ヶ月という短い準備期間であそこまでできるのですから、本当にすばらしいと思います。
実行委員長の名誉のために云っておきますけど「終わった感がある」と云うのは、それだけ気合い入れて準備に取り組んでる、ってことですからね。
来年、再来年と更なる発展に期待します。お疲れ様でした。
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Scratch Day 2013 in Tokyo に行ってきた - 準備編 –

Scratch Day 2013 Tokyo
明日5/19(日)はScratch Dayだよ。

年に一度、世界中のいろいろな所でScratch Dayが開かれます。

Scratch Day 2013 Tokyo会場は去年と同じベネッセコーポレーションさんの本部ビル@多摩センターです。
あー、多摩センター遠いわ。

今年は1日だけの開催なので、今日は準備だけな。なので、ゆるゆると午後から出かけてきました。

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会場は建物の13階と14階になります。こんな感じで皆さん鋭意準備中。
今年もいろいろと楽しそうな物が揃っていますので、障りだけ紹介しますね。

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なのぼの母、ちっちゃいものくらぶのなのぼ~どです。
今回は4本足、8軸ロボットをデモします。うまく歩かせることができると何かもらえるらしいですよ。

SD2013Tokyo_20130518-07ラーニングセンター新浦安の仮想大賞2013SDバージョン。Scratchの作品以外にもレゴとなのぼを使った作品をたくさん展示しています。

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SD2013Tokyo_20130518-01CoderDojo JapanはLEAPでScratchを動かすみたいです。

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津田塾大学はWeDoとかKinectとか、ルンバをScratchで動かす様です。

SD2013Tokyo_20130518-13OtOMOのこどもたちは ScratchそっちのけMineCraftで明日のShow&Tellの準備で忙しそうでした。

Scratch Day 2013 Tokyo公立はこだて未来大学の物質プログラミングですね。

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これ以外にもMindStormsやRaspberryPiやenchantMOONや踊る女子大生が見たい人は行った方がいいですよ。

Scratchワークショップに行ってきた 2013年4月編

OtOMOのScratchワークショップに行ってきた。
今日のお題は「レトロゲーム研究 ~コンピュータゲームの面白さってなんだろう?~」ってことで、このような、昔?のゲーム機がずらり。
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ファミコンからPS3まで7台程、ここに出し切れなかったのもあって、すべて1個人の私物ですよ、あはは。
俺が実際にやったことあるのは、ギャラクシアン、ゼビウス、パックマン、ディグダクぐらいまで、しかも家でじゃなくてゲーセンでだな。
この手のゲーム機は家には無くて、なぜかあまり興味も無かったわ。
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OtOMO WS 20130407これだけいろいろなゲームが揃うと、こどもはプレイに夢中でScratchとかやってる場合じゃないだろ、と思ったんだけどね、ところがどっこい、そうでも無いのにはちょっと驚いた。
今や、各家庭にPSなりWii、DSがあって、そう云うゲームをするって云うのは特別なことじゃないんだろうな、今時のこどもには。
俺がこどもの頃には「ゲームクリエイターになりたい」なんて、そもそもそんな仕事があるとは思ってないし、いやぁ、世の中変わるものです。

そんな訳で、1人の大人の心配もよそに、こどもたちはちゃんと思い思いのものを作って帰っていきました。
この日できた作品はこちら。
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さてさて、今日の大人コーナーは、相変わらずのRaspberry Piと超小型なのぼBTカーでした。
otomo_ws_20130407-04Minecraft Piのデモ。ちゃんと動いてるわ。

OtOMO WS 20130407AndroidタブレットにVNCビューワーというのを入れれば無線LAN経由でタブレットをモニタ代わりに出来るってことが分かった。

OtOMO WS 20130407ともさんが新しいおもちゃを持ってきてたので、早速一式購入。

5月は三茶でのワークショップはない代わりに「Scratch Day 2013 in Tokyo」が開催されるよ。
詳しい情報はもうすぐ。

Scratchワークショップに行ってきた 2013年3月編

Scratchのワークショップに行ってきた。OtOMOの定例ワークショップ

3月定期ワークショップ 「初心者向けアイディア共有体験(ゲーム作り)」今日は初心者を対象にブロック崩し風のゲームの作成とアイデアを共有しよう、と云う試み。

3月定期ワークショップ 「初心者向けアイディア共有体験(ゲーム作り)」まずは、知らない同士10人のこども達なので、アイスブレイクから。
人間知恵の輪、と云うことで、10人が集まって輪の中央でランダムに手を繋ぐ。その手を離さずに1ほんの輪にすると云うゲーム。
これ結構楽しそう。

3月定期ワークショップ 「初心者向けアイディア共有体験(ゲーム作り)」いつも通りにScratchの基本的なことを説明して、今日のお題は「ブロック崩し」だから、パドルとボール、ブロックなどの基本となるパーツと動きを作った。
で、ここからが今日の本題。「アイデアを共有する」って云うのが今日のメインテーマだから、各自が「どうしたらもっと面白くなるか」とか、「難しくなるか」とかアイデアをだして実装して行くという感じで、んー、これはどこかで同じことやったぞ。
まぁ、それはどうでもよいのだけど、こどものうちから自ら考える癖をつけたり、人前で自分の考えを発表したり出来るようになるのは大事なことだよね。

最近の若者(こどもじゃなくてもうちょっと上の層のことね)はあまり考えないんじゃないか? と、最近強く感じてる訳さ。
何か分からないことがあって訊きにきたりするんだけど、「で、それに対してどうしたらいいと思う?」と訊いても「いや解りません」と。さんざん考えて結論に至らないんじゃなくて、自ら考えることをしないんだよね。

3月定期ワークショップ 「初心者向けアイディア共有体験(ゲーム作り)」こどもと一緒にScratchをやってると、こどもみんな考えてるよ。自分の思い通りに動かすにはどうしたらいいか、きちんと考えてる。
さらに進んでるこどもは、自分で調べるスキルも持ってるよ。「お前、なんでそんなこと知ってんだよ」ってことも良くあって本当に感心するわ。
自分で考える、分からないことは調べる、とりあえずやってみる、って云うのは大事だぞ。
この日できた作品はこちら。

今日の番外編今日の番外編。
今日の話題は相変わらずのMinecraftとRaspberry Pi。Raspberry Piは今が底値だって。円安傾向だからね。
MinecraftのPi EDITIONも試してみたいし。値上がりする前に512MB版買っておくかな。
おまけにフリースペースでのMac率が異様に高かったので笑ってしまいます。
Apple万歳。

オープンソースカンファレンスに行ってきた

オープンソースカンファレンスオープンソースカンファレンスに行ってきた。
いやぁ、遠かったよ、明星大学。いつの間にか「中央大学・明星大学駅」なんて云うのができてるし、どうでもいいけどひどい命名だよ。
おまけに、でかいんだよ、明星大学。あれ一山キャンパスなのか、って感じで、階段何段上らせるんだよ。

でもね、今日の目的はその会場の一部でやっていた「オープンハードカンファレンス」の方ね。
ちっちゃいものくらぶとOtOMOでScratchの紹介です。ちっちゃいものくらぶのちっちゃいものくらぶのtomonnn1さんは「なのぼ」の母だからね。
オープンソースカンファレンス オープンソースカンファレンス

その他の展示で面白かったのは「日本Androidの会秋葉原支部ロボット部」のArduBlockかな。
Scratchライクな画面でArduinoのスケッチが書けるので、こどもでもLEDピコピコ出来ちゃったりするのね。
Arduinoはだいぶプッシュしてるんだけど、いまいち食いつきが悪くて、これがトリガー引いてくれるといいんだけどね。
オープンソースカンファレンス オープンソースカンファレンス

その隣の「Micro Library」の電子ピアノにはだいぶ食いついていて、テキスト購入させられました。
オープンソースカンファレンス オープンソースカンファレンス

あとはRapsberry Piですかね。いろいろなところがRPi使ってたし、Japan RPi User Groupの人が好き勝手なこと云ってたのは面白かったよ。画像ないや、ゴメン。
うちのRPiも早く無線LAN繋がるようにしないと…。

今日は完全にアウェー状態でした。濃すぎます。

Scratchワークショップに行ってきた

今日はScratchのワークショップに行ってきた。いつものOtOMO@三茶です。

こどもWS

こどもWS

今回は、先日公開されたばかりのScratch 2.0 βを使ってのワークショップと云うことで、2.0の新らしい「クローン」機能を使ってシューティングゲームを作る、と云う内容だよ。

大人WS

大人WS

それと今回は、親御さんにもScratchのことにもっと理解を深めてもらい、家に帰ってからもこども達に良い環境にしてもらおう、と新しい試みもあったのね。

ベクターグラフィクス
Scratch 2.0になってスプライトや背景を書くときにベクターグラフィクスになったんだ。スプライトのサイズを後から変えたときにギザギザにならないって云うのはとてもよいのだけど、これまでのやり方に慣れているこども達はちょっと苦戦している感じだった。
今のところの問題として、ブラウザ上で動くって云うのは便利だけど、今日みたいな外でのワークショップとなると、インターネット環境が整えられるかどうかがネックだね。

インタビュー minecraft

と、ワークショップの進行中、こども達はと云うと、大人の相手をしつつ、自分たちのやりたいことをし、その間に某誌日経ITProのインタビューを受けるなど、相変わらずのマイペースでしたが、今日のトピックスはMinecraftでした。そのうちScratchcraftとかできちゃうのかも。