どうでもいい話」カテゴリーアーカイブ

Appleのサポートの話

Apple AC Adaptor

MBPの電源が壊れた

こどもの使っているMBPの電源が壊れた。
中学校に入学のお祝いに買ったMBPなので1年ちょっと使ってる。
以前にもACアダプターのコンセントに差し込むところが壊れて交換してもらった経緯があるのだけど、今回はACアダプターから伸びてるケーブルの付け根がちぎれかかってた。
とりあえず、被服のところだけだろうと思ったけど、運が良ければ交換してもらえるかも、ってことで「ジーニアスバーに予約を入れておけば」という話をしていたのと、換えてもらえなくても収縮チューブとかでそれ以上酷いことにならない様にしてあげればいいかと思っていたんだけど、アポイントの前に本当にダメになったらしい。

これは一大事

最近は毎日の様に(最近に限った話じゃないけど)誰かとSkypeしながらMineCraftしてる。
あとはMineCraftのModを作ったりオンラインゲームやったり、Scratchはたまにしかやってないみたい。「Scratch Dayのプログラミングバトルの続きを完成させろよ」と云ってはみたものの、本人は全くやる気ないっぽいわ。
そんな訳で、彼にはなくてはならないMBPが動かないとなるとこれは一大事な訳で珍しく電話がかかってきた。
「ACアダプターが壊れて、アップルストアのウェブサイトを見たら今日の18:00のアポが取れるから行ってきていいか?」と云うことだったので、1人で行く様に云ったわ。まぁ、渋谷位まで1人で行って来れるだろうし、アップルストアなら何度も行ったことあるし問題ないっしょ。

むかしの話

考えてみたら自分がこどもの頃はもっといろいろなところへこどもだけや1人で出かけてたよ。自転車で環八まで車の写真撮りにいったり、等々力までスロットカー走らせに行ったり、多摩川や大井埠頭は釣りしにいったし、渋谷の志賀昆虫とか原宿のサクラホビーとかただ見てるだけで何時間も費やせたよ。
こういう昔の話がでてくると歳取った証拠だと思うけど、本当だからしょうがないか。

ありがとうアップル

話戻すわ。
とりあえず、1人でアップルストアまでたどり着いて、壊れたACアダプターなんだけど、保証は切れっちゃてるんで¥6,200かかるってジーニアスバーで云われたらしく再度電話かかってきたよ。そんなに現金持って行ってないから、もう1回ネゴってダメだったらカードで決済できるかなぁ、とか思って(アップルの人に)電話代わってって云ったんだけど、一向に電話にでない。
やっとでたと思ったら担当してくれた人がどっか行っちゃって見つからないとかモゴモゴ云ってるから、見つけて代わるか、諦めて帰って来いと云ったのよ。
その後、何度か電話かかってきたけど、仕事中だし、別の対応に追われてたからでれなくて、しばらくして掛けたら結局交換してもらったって。
本人から詳しい話は聞けないし、なにをどう話したのかも判らないのだけど、

  • このまま帰るわけにはいかないので、彼なりに交渉した
  • 何かを成し遂げるにはそれなりの想いが必要
  • その結果得られるものがあった

と、親としてはいい様に想像していて、まぁ、良い経験になったのではないかと。
とりあえず、結果を出したことは評価したい。

下の子も普段はチャラチャラしてて、スゲーいい加減なヤツっぽいんだけど、Scratch Dayの時は中高生に混じって真剣に話してるし、うんうん、やっぱり放し飼いでも育つものは育つのだよ、というのが今日の結論。

それと、対応してくれたアップルの中の人、ありがとう。たぶん俺と彼は一生MacとApple製品を使い続けます。

「教養としてのプログラミング講座」っていうのを読んでみた


清水さんっていう人はどちらかと云うと対極にいる人だと思ってたけど、この本に書いてあることに関してはわりと近いことを考えてるんじゃないかと思ったよ。

小学校でScratchを教えたり、プログラミングラボなんかでも最初に「プログラミングってなによ」って云う話をするんだけど、プログラミングっていうのはゲームを作ったりコンピューターを動かすだけじゃないんだぜ、っていう話とか、大人に対しても「プログラミングを学ぶことでいろんなことに役立つんですよ」っていうようなことを云ってるんだけど、まぁそれに近い内容と云うか、自分の中でモヤモヤしてたものが整理された感じ。

書いてある内容はプログラミングをやらない(できない)人たちに向けてとても分かりやすく書いてあるので、これからこどもと一緒にプログラミングをやろうと思っている大人や学校の先生なんかも読むといいよ、きっと。

プログラミングとは、一言でいえば「自分以外のものを、思い通りに動かす方法」のこと。

「こうすればこうなる」というプログラミングの知識を持っていることで、より広い視野で、より深く考えることができたのではないでしょうか。

今やプログラミングを理解するということは、「世の中の仕組み」を理解することだといいかえてもいいかもしれません。

なんて、まぁその通りだと思うわ。
ということで、わくプロどきプロと共にこれからプログロミングをやろうとしてる人に向けてのお勧め本としておくわ。

ちょっと現実世界に行ってくる

2014_ski-06

やっぱりスキーは楽しい

LANGEことしは3日間ほぼフルに滑ったぜ。
天気が良かったのは初日だけ。2日目も3日目も雪だよ。
こどもたちと一緒に滑ったのは初日の1日だけ。やつらへたれだから天気悪いとそれだけで外出たがらない、って問題だな。子供は風の子のはずだろ。
まぁ、おかげで2日間は好きな様に滑れたのはいいけど、ちょっと寂しいよね。
3日目は朝からガンガン降ってたから急いで行ったけど、雪掻かないと車出せないし、道は混んでるし
FTは取れなかったけどのこりもの2本それなりに楽しめたよ。こどもたちがいたらいたでそうはならないからね。

新しいLANGEはまぁいい感じ。柔い感じはしないし、まだ馴染まないせいだと思うけどかなりきつい。臑が痛いのは前のと比べたらカフがだいぶ高い、特に臑のところね。これは様子みてカットしよう。

もうすぐシニア

もうすぐシニア上の子がこども料金じゃないっていうのは衝撃的だったわ。いつもならファミリー券2セットで済むのに、って冷静に考えれば中学生だからこども料金じゃないのは特別なことじゃないんだけどね。
そんなことより、もうちょっとしたらシニア料金だぜ、って喜んでいいのかどうか微妙だわ。

雪が降るところに住みたい

除雪機3日目起きたらガンガン雪降っててさ、「こりゃ急いで行かないとFT取れねぇよ」って思ったんだけど、車出せない位すでに積っちゃてるから雪掻きしたよ。
除雪機もあるんだけど使い方知らないから、しょうがない、手で掻いたさ。スノーダンプで30分位汗かきながら。
雪が降るところに住む以上、雪掻きは必須だからやらないわけにはいかないんだけど、うちの親もいい歳なのに良くやってると思う。
雪掻きだけじゃなくてストーブに焼べる薪だって夏のうちから準備して、あれ運ぶだけだって大変だよね。
車が無くちゃ生活できないし、今はまだ2人揃ってるからいいけど、どっちか倒れたらどうすんのかなぁって思う。もうしばらくは大丈夫そうだけど。
俺は東京はもういいよ、って思ってるからあっちに行くのはかまわないんだけど、どうやって収入を得るかだよねぇ…。
今日のところはそういう話もちらほら出始めましたよ、っていうことで。

ちょっと現実世界に行ってくる

薪ストーブあの2人は自分たちの好きなことだけやってる人たちなので、当分は大丈夫だと思うわ。当然嫌なことも大変なこともあっただろうけど、そういうことをあまり表にしないので、こどもとしても好き勝手に育ったと思うわ。
そんな訳で、明日からまた現実世界にちょっとだけ行ってくる。
あっちの世界はあっちの世界でまだやることあるので、まぁバランス見つつだねぇ。


ものの価値と値段の話

Oakley HALFTRACK

俺、やっぱりエスパーかもしれん

ここ最近目見えんのよ。なので眼鏡作ってきた。
免許の更新の度に、今回は裸眼じゃ通らねぇかも、と思いつつも視力検査になると素晴らしく勘が働くんだよ。俺、やっぱりエスパーかもしれんわ。そんな訳で今回も見事にパスしたんだよね。
あ、ちなみにゴールド免許だから5年ごとの更新な。
それとは別に月一で眼科に行ってて、最近見えづらい、って云ったら「あはは、そりゃ歳の所為だね」とか云われるし、周りからも老眼、老眼云われるからさ、まぁ、しょうがないか、って眼鏡作ることにしたわ。

うちの奥さんはずーっと前から眼鏡だし、こどもたちも小学校の半ばから眼鏡だよ。俺1人エスパーだから長い間最後の砦を守ってきたがやっぱり年には勝てんのね。
それはそうと、俺がこどもの頃は小学校で眼鏡かけてるヤツなんて1学年に1人かそこらだったのに、今はクラスの1~2割は眼鏡かけてるんじゃないか? やっぱり、PCとかゲームとかの影響が少なからずともあるのかね?
昔は、眼鏡=ダサっ、みたいな感もあったけど、今はこども用でもそこそこおしゃれなヤツもあるから、かける方も抵抗がなくなってきてるのかな?

ものの価値と値段の話

さてさて、作ると決まったら、何処で作るかが問題だ。
JINSとかZoffとか安いのもあるから、免許の更新の時にパスできなければ安いの作るしかないか、って思ってたけど、値段だけで選ぶことは本来したくないんだよね。
やっぱりものの価値って云うのは、ある程度値段に現れると思う訳。
勘違いしないで欲しいのは、安かろう悪かろう、とは云わないし、値段の高いものが全ていいものだとも思わないが、いいものはそれなりの値段がするって思ってる。
今回、いろいろなところを見て回ったけど、ちょっといいな、って思うとフレームだけで4、5万普通にするし、これにレンズ代が1万位ってそこまでは出せないよ、って感じ。
JINSやZoffだと、レンズ入れても5千円位からあるじゃない。価格差10倍ってどうなのよ。決してしょぼくないし、機能的には十分満たされてると思もうし、所謂老舗の眼鏡屋さんは大変だと思うよ。いやぁ、本当によくやってるわ。
ものもそうだけど、当然サービスでも差を付けないといけないし、だいぶパフォーマンス入ってますね、って感じもしなくもないけど生き残ってるところはちゃんとしてるってことだよね。

洋服なんかもそうだけど、UNIQLOとかGAPとかあの値段であのクオリティなら全然問題ない人が大多数だと思うし、それで十分って思う人が世の中的に増えてるんだよね、きっと。
そういう競合がいる中では値段の違いをきちんと説明できないとダメだし、付加価値に対価を払うことに納得できるいいお客さんを選ばないと(選ばれないと)いけないよね。
これだけ世の中に、値段が安くてそこそこのものが氾濫するとそれがスタンダードだって、勘違いする人が増えるからさ。

冷静に考えれば判らない話じゃないと思うんだけどね。

  • 5千円の眼鏡と5万円の眼鏡
  • 1万円の靴と10万円の靴
  • 5千円のニットと5万円のニット
  • 100円のコーヒーと700円のコーヒー

そりゃ、同じものなら安い方がいいし、同じ値段ならクオリティの高い方がいいだろうけど、これらは同じじゃないんだよ。でもそれが解らない人がドンドン増えてるのも事実だと思うわ。

で、結局どうなったかと云うと、渋谷の和真メガネで買ったよ。
眼鏡作るのは初めてだったけど、検眼から調整まで担当の人はすごく丁寧で良かった。こっちの聞きたいことには全部的確に答えてくれたし、家に帰ってから気がついたけどノーズパッドが左右対称になってないんだけど、鼻が曲がってるのに合わせて調整してあったのならすごいことだと思うわ。眼鏡自体は顔の真ん中に収まってるから、きっとそうなんだろう。お店では出来上がりの時に鏡に向かってちょっとかけてみただけだからね。
あぁ、老眼どうなの? って思ってたけどね、乱視が少し入ってるけど、無理に矯正しなくてもいいでしょ、ってことで結局近視だけになったわ。
いい買い物ができて満足してる。

「スティーブ・ジョブズ1995 ~失われたインタビュー~」を見てきた

スティーブ・ジョブズ1995 ~失われたインタビュー~今日は雨のおかげで予定狂いまくりなんだが、出かけたついでに「スティーブ・ジョブズ1995 ~失われたインタビュー~」を見てきたよ。
今日、10/5はJobsの命日ということで一般¥1,500のところが¥1,000、学生¥1,200のところが¥500とお得でした。ラッキー。(ごめんよJobs)
こどもと一緒に行ったんだが、学生証か通学定期を提示してもらえば学割になる、って云われたんだけどどっちも無くて、「どう見ても中学生でしょ」って云ったらフロントのお姉さん「じゃぁ、今回だけ特別に」って学割してくれたよ。ありがとう、お姉さん。

肝心の内容なんだけどね、んー、正直かなり微妙です。
事前に本読んじゃってたからね、内容一緒だし…、もの凄く眠かったわ。
「動いてる若かりし頃のJobsが見たいとか」「Jobsの声が聞きたい」っていう人にはいいと思うよ。そうでなければ本買って読んだ方がいいかな、と思うわ。
始めから終わりまでインタビューしてるところを映してるだけなので、ほとんど動きがないんだわ。ひたすらJobsとインタビュアーの受け答えだけだしね。
映画だと思って見に行くと後悔するかもしれないけど、信者の人は見た方がいいですよ。

映画も本も内容は同じ、ってことで話し進めるけど、一番心に刺さるのは、

Should learn a computer language because it teaches you how to think.

コンピューター言語を学ぶことによって、考え方を学べるからだ。

ってところだよ。

昨今話題になっているプログラミングとこどもの教育の関連性を20年前から謳ってるっていうのはさすがだぜ。

最近読んだ記事では、

プログラミングを教えること、生徒がプログラミングについて熟知すること自体を目的としているわけではなく、それを使って何をするかという目的を生徒にしっかりと意識させようとしているところに大きな価値があると思います。

なんてことが書かれてだな、こうしたムーブメントは日本でもどんどん広がりを見せ、

ただコードが書けるようになるだけではなく、コードや新しいテクノロジーを使って何ができるかを考えられる生徒を育てることを主眼においています。

といった学校も開講準備を進めてるらしい。
こう云う謳い文句も良いんだけど、ここの学校のサイト、tumblrじゃん。教育機関がtumblrでサイト開くのか! って素敵だよ。

うちのこどもたちが通う小学校もだな、この流れに乗っかって授業の中でプログラミングをやって行くらしい。
今のところの構想としては「各教科の学習に取り組む」って云うのが目標らしいので、こっちも楽しみにしてる。

二郎の文化と伝統を考えてみた

ラーメン二郎二郎、食いたいだろ。

俺が、初めて二郎食ったのは、んー、30年位前だな。
三田のお店がまだ角にあった時だ。

友達に連れてかれて、「何か聞かれたら、ただのラーメン、って云え」って云われて、とりあえず出てきたもの食ったけど、初めて食った印象としては酷かったよ、アレ。
なんの予備知識も無く食わされたからな。「もういいわ」って感じしかなかったな。

なんだけど、それから1週間くらい経ってから、「アレは一体なんだったんだ?」って思った訳。
しょうがないから、もう1回食いに行ったのよ。そしたら、1回目の時と違うんだよ。

それから、さらに1週間位したらさ「アレ、なんか美味かったかも」ってなって、その後は学校の帰りによく食いに行ったわ。「二郎は黙って3回食え」ってそう云うことよ。

お客なんか慶応の学生ばかりで、食券なんか無かったから、あの頃はどうやって頼むのかも分かんないから、とりあえず覚えた小豚ヤサイカラメニンニクばかり食ってた。
会計もカウンターに小銭が山になってて、自分が食べたのがいくらするのかもよくわからないから、いつも千円札出してたわ。慣れてくると、みんなちょうどの金額をカウンターに置いて行くか、小銭の山から勝手におつり分持って行くんだよ。

その後、三田界隈にはあまり行かなくなったので長い間ご無沙汰してたけど、目黒通りを車で走っててあの黄色い看板を見つけた時は何とも云えなかったわ。

そんな昔の話ばかりするのは歳を取った証拠だぞ。

で、本題はこれからだ。

二郎に来るお客っていうのはさ、どちらかと云うとあまり金持ってない、そういう類いの人の方が圧倒的に多いと思うんだが、夏の暑い時も、真冬の寒い時も、みんな文句の一つも云わずきちんとラインナップするだろ。
ああいう行列ができるようなところには、ちょっとズルいことする奴とかいそうだけど、割込する奴とか見たこと無いしな。
それに、みんな食べ終わったら、丼はカウンターの上に上げて、自分でカウンター拭いて、「ごちそうさま」って云って帰るんだぜ。一寸考えるとスゲー不思議な光景だと思うのよ。普段の生活の中でそういうことやってるふうな感じはしないからな。

やっぱ躾が大事、って事なのかねぇ。
誰が躾けてるんだ、って話も出てきそうだけど、ああいうのが文化の伝統なんだと思うわ。

落ち込んだ時は二郎食うのが一番だぞ。
ただ最近、体力落ちたなぁ、って思わざるを得ないが、親子二郎するまではがんばるわ。

「考える生き方」っていうのを読んでみた

本を読んだ。
本はよく読む方だと思うよ。
特に、誰が好きとか、こう云うのが好きっていうのは無くて、わりかしなんでも読んでるつもり。
本屋で目についたものをとりあえず読む感じ。その時の精神状態によって、いろんなものを何でも読む。
最近だと、貫井 徳郎が強烈に面白かった。慟哭とか空白の叫びね。

AmazonやBOOKOFFでも買うけど、最近気に入ってるのはCIBONEの地下とURBAN RESEARCHの本のコーナー。
CIBONEはインテリアとか雑貨の店だし、URBAN RESEARCHは洋服屋だけど、なんだあれ、センスなんだろうね、どれも読んでみたくなるような感じ。
そこで見つけたのが「考える生き方」なんだけど、最近アレだよ、行き詰まってるんだ。
空しさを希望に変えるるために、って素敵なサブタイトルだよ。今の気分にぴったりだ。

著者は人生の「失敗者」とか自分で書いてるけどさ、全然失敗してないじゃん。失敗してたら、αブロガーとか呼ばれないし、本とか出せないでしょ。なめんな。
そもそも、finalventっていう名前がさ、龍騎だよ、龍騎。俺は好きだけど。仮面ライダー同士で戦っちゃうんだぜ。
でもね、平成ライダーで一番面白いのはアギト、それからカブト、Wだな龍騎と響鬼はちょっと路線が外れるけどありだな。
それから仮面ライダーTHE FIRSTとTHE NEXTは見ておいた方がいいぞ。

本題に戻すぞ。
結論から云うと、これはいい本だ。少なくとも俺にとっては。
スラスラ読めるし、ためになったよ。人生に行き詰まったら読むといいよ。
やっぱりアレだな、俺的にはもっと早くに気がつくべきだったんだな。若くて怖いもの知らずのうちに、もっといろんなことに取り組むべきだったと思うし、若い時にもうちょっとがんばるとか、辛抱するとかしてたら違う人生だったかもしれない。

今が不幸だっていうことじゃないんだ。最高に幸せか? って云うと素直に首肯けないところもあるんだが、どっちかと云うと不幸じゃない。と思いたい。
過去の積み上げが「今」だし、たらればの話はたくさんあるんだけど、あの時こうしてたら、今ここでこうはなってないよね、とか考えると、人生なんて云うのは仕組まれてるとしか思えないんだよね。
ジタバタしても仕方ない、ってことだ。

それはそれで、読み終わってみてだな、俺も印税生活を目指すことにするわ。(うそ)
ちょっと真似してみる、程度だな。
そんな訳で、おいおい書いてみることにするわ。

この夏考えたこと

nagano_201308191
現実の世界に戻ってきたけど、当分の間、社会復帰できそうにないわな。

5日間ばかり、休みを取って涼んできたよ。行き先はいつも通りさ。
夏は冬のスキーみたいに、これといってすること無いからね、まぁ、のんべんだらりと過ごした5日間だよ。

カブトムシ朝晩はかなり涼しいけどね、東京ほど暑くないとは言え、日中はやっぱり暑い。
日が昇ったら起きて、裏山に虫がいないか見に行く。
その後ゆっくり朝ご飯。
食後は、本を読むか、近くの湖まで散歩。
帰ってきたらお昼ご飯。
ご飯食べたら昼寝か、裏庭の池を眺めて過ごす。
昼寝から起きたらおやつ。
おやつ食べたら晩ご飯の用意が始まって、まだ明るいうちから晩ご飯。
ご飯食べてるうちに日が暮れるので、風呂入って寝る。

っていうサイクルな訳。最高だよ。
その間に、多少のアクティビティはあるけどね。

山女魚近くに湖があってバスがいるんだ。ボートも出てるし丘からルアー投げてるのもの見るんだけど、未だにヒットしてるの見たこと無いわ。
車でちょっと走れば渓流もあるから、こっちでは山女魚とか岩魚も釣れるらしい。

大人になっらたやりたいリストにフライがリストアップされてるんだけど、なかなかチャンスが無い訳よ。
以前に1回だけ、管理釣り場に釣れて行ってもらったことがあって、意外にもそこそこ投げられるっていうのが分かってさ、もうちょっとでロッドとリール買いそうになったこともあるんだけど、諸事情により思い止まったきりになってる。

そんな折、見つけたのがこれ。
ヤマニーカワニー第2回白馬村渓流釣り大会

長野県の北部の白馬村で釣り大会をやります。
単なる大会ではなくて、エサ釣り・ルアー・フライのレクチャーガイド付きの釣り大会です。

なので初心者からエキスパートまでレクチャーを受けながら釣り大会に参加できます。
というより、そういうのがあったら面白いな~と思い。やってみます。

下の子に訊いたら行きたい、っていうので2人でエントリー。こどもだし、間違えのない餌釣りで。

釣果はね、釣れたよ、山女魚が2匹。でもちびっ子いからリリースしちゃった。ばらしたんじゃなくて、意志を持ってリリースしたんだぜ。
大会的には、それでも計量に行ってたら入賞したかしないかって感じだったわ。

大会終了後も他の参加者は帰路につくなか、うちだけ居残り、道具一式貸してくれるっていうからさ、2時間くらい粘ってもう何匹か釣れたけど、これもみんなリリースしてきた。大きいのが釣れたら晩ご飯のおかずになったのにね。

こども的には相当面白かったらしく、次はルアーをやりたい、って。
じゃぁロッドとリール買わないとね。
上の子は虫とか、釣りとか前々興味を示さないからね、どうして兄弟でこうも性格や好みが違うのか不思議なんだけど、まぁいいか。
そんな訳で、こどもでも扱えるトラウトロッド、何がいいですかね?
自分用にはカージナル3とか欲しい所なんだが…。

釣りの話ばかりにってしまったよ。

いや、本題はね、この休みで身体的な疲れからは解放された。だいぶ寝たからな。朝も起きられる様になった。
でも、精神的にはまだまだ疲れたまんまだね。
現状から抜け出さないと、これマジでダメだと思うわ。そろそろ見切らないといけないのかと真剣に思うわ。
あー、ちょっと眠くなってきたので、今日はここまで。

Scratchと義務教育について考えてみた

昨日のTokyo HackerSpaceとは全然関係のない話を、いろいろな人が見てくれている様なので続きを書くよ。
Scratchと教育の話な。

プログラミングができると何がいいのか?

プログラミングができるってことは、物事を順序立てて考えられる、ってことだと思う。
さらには数学的なこととか、自然科学的なことにも興味が広がるんじゃないかな。
絵や音楽になじんで表現力が豊かになりました、みたいな感じ。
Scratchはプログラミングの導入には最適だと思うよ。マウス操作だけでほとんどのことができちゃうからね。
コードとかは英単語や歴史の年号覚えるのと同じように、向かない人には苦痛以外の何ものでもないからね。そう云う垣根を取り払ったことがすばらしと思う。
訳の分からない文字を打ち込んで、これがプログラミングです、ってやるよりは遥かにスマートだろ。
それで、プログラムを書く楽しさが分かったら、次のステップへ進めばいいじゃないか。

義務教育って何?

こどもにはいろいろな経験を積んでもらうべきだと思うし、まだ見たことも聞いたこともない選択肢があることを大人はこどもたちに教えてあげなくちゃいけないよ。
「微分積分なんて生きていく上で必要ない」とか云う話はよくあるんだけど、ただ普通に生活してるだけなら確かになんの役にも立たないね。数学だけじゃなくて中学、高校の教科はほとんどそうなんじゃないの。
でも、そう云うことを知ってるのと、知らないのでは、精神的な豊かさが全然違うと思うんだよね。
本が好きで、いろんな本をたくさん読んでる人は、いろんな言葉や表現方法を自然と身に付けてるし、英語や、母国語以外の言葉が話せれば世界中のもっとたくさんの情報に触れることができる。絵が書けたり、楽器が演奏できたりもそうだろ。
小中学校の先生に期待してるのは、おだてたりなだめたり、時には無理矢理でも、こども自信が「自分は何が得意なのか」分かるように導いてくださいね、ってことなんだけどな。
「好きなことやらせればいいじゃん」みたいな意見も当然あるんだけど、好きなことだけやってたんじゃ、ものすごい狭い世界しか知らないことになっちゃうよ。好きなことだけじゃなくて、嫌いなこともやってみる、って云うのが「義務」教育だろ。食わず嫌いは損してるんだぞ。

OtOMOのワークショップやこどもの学校でこどもにScratchを教えるじゃん。これは「義務」じゃないから、その時点である程度ふるいにかけた状態で、たいていの子は楽しそうにやって、喜んで帰っていくんだけど、それはScratchの敷居の低さからくるものだよね。いきなりC言語やりましょう、Javaやりましょう、とか云っても食いつかないでしょ。だから、いろんなところでScratchをやることには大賛成。

こどもはいろんな可能性を秘めてるのね、早くそのことに気がついて、何に向いているのか悟って、人一倍の努力をする、って云うのが成功への道筋だと思うよ。
ただ、大人の意見としては、ここ最近の傾向として、何かに突出したヤツより、何やってもそこそこできる汎用性みたいのを要求されがちだからねー。均一化されちゃうよねー。
それと、得意なことと、好きなことは必ずしも一致する訳じゃない、ってことかな。
好きなこと、やりたいことが、得意なことの延長線上にあればいいんだけどね。それに気がつかずに路頭に迷っている大人がどれだけいることか…。
まぁ、がんばります。

ゴールデンウィークに思うこと

井の頭公園世の中はゴールデンウィークでにぎわっている様ですが、土日のみ休みというしがないサラリーマンです。
今年は火、水、木と3日間の平日を挟んでのカレンダーで長期の休みとなる人は少ないんですかね? って、全然関係ないけど。

こどもたちは奥さんに実家に行ってしまい、1人ゴールデンウィークを満喫しています、ってほんとかよ。

このところ「街」に出ていないので、いろいろなリサーチを含めて吉祥寺に行ってきた。
天気がいいのでね、井の頭線は井の頭公園で降りて、池を見ながらプラプラ。
いやー、人の多さにちょっと引きました。

アオサギ今日は「みどりの日」ってことで自然文化園が無料開放だったのでラッキー、初めて入ったよ。
鴨とかサギとかいるのね。うちに金魚採りに来るのと同じのもいたわ。

自然文化園のカメ当然のことながら、カメもいるわなぁ。
こういう風に池が横から見えたらいいよねー。地下室造ってねー。
そ、そんなことは無理と分かってるんだけどね、水もガラスきれいに保つの大変だよねー、と妄想ばかりを膨らませつつ、公園を後に吉祥寺へ向かいます。

吉祥寺の街を歩くのって、久しぶりと云うか、初めてと云うか…。
こんなに栄えてたっけ? という印象なんだけど、たぶんね、前に来たのはね「テクテック」があった頃だよ。うわー、何時だそれ?

でね、思った訳さ。
世の中やまわりはどんどん変わって行くけど、俺、ちっとも成長してねぇな、と。
たぶん俺の中では20年間、時計がほとんど進んでないんだよ。
20年前とやってること、変わらねぇな。ヤバいぞ。
ちゃんとやってるヤツは、独立したり、自分の店構えたりしてるぞ。俺はその間何やってたんだ?

その間の一番のトピックスはこどもなんだけど、上はもう中学生だよ。
前にも、どこかで同じこと云ったと思うけど、10年ちょっとしか経ってないのに、普通にしゃべるし、飯も同じくらい食べるし、ものによってはその辺の大人より先に行ってるもんなぁ。いやぁ、こども凄いよ。

あー、あとね、カメは増えたね。金は増えないけど。

ここ最近のものいり具合といい、のんべんだらりとしてた皺寄せが来てるのだろうとつくづく思ったよ。
老後に関して真剣に考えよう!
こういうこと考える余裕ができたのは良かったわ。たまには1人のゴールデンウィークって云うのも悪くない。