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Scratchワークショップに行ってきた 2013年3月編

Scratchのワークショップに行ってきた。OtOMOの定例ワークショップ

3月定期ワークショップ 「初心者向けアイディア共有体験(ゲーム作り)」今日は初心者を対象にブロック崩し風のゲームの作成とアイデアを共有しよう、と云う試み。

3月定期ワークショップ 「初心者向けアイディア共有体験(ゲーム作り)」まずは、知らない同士10人のこども達なので、アイスブレイクから。
人間知恵の輪、と云うことで、10人が集まって輪の中央でランダムに手を繋ぐ。その手を離さずに1ほんの輪にすると云うゲーム。
これ結構楽しそう。

3月定期ワークショップ 「初心者向けアイディア共有体験(ゲーム作り)」いつも通りにScratchの基本的なことを説明して、今日のお題は「ブロック崩し」だから、パドルとボール、ブロックなどの基本となるパーツと動きを作った。
で、ここからが今日の本題。「アイデアを共有する」って云うのが今日のメインテーマだから、各自が「どうしたらもっと面白くなるか」とか、「難しくなるか」とかアイデアをだして実装して行くという感じで、んー、これはどこかで同じことやったぞ。
まぁ、それはどうでもよいのだけど、こどものうちから自ら考える癖をつけたり、人前で自分の考えを発表したり出来るようになるのは大事なことだよね。

最近の若者(こどもじゃなくてもうちょっと上の層のことね)はあまり考えないんじゃないか? と、最近強く感じてる訳さ。
何か分からないことがあって訊きにきたりするんだけど、「で、それに対してどうしたらいいと思う?」と訊いても「いや解りません」と。さんざん考えて結論に至らないんじゃなくて、自ら考えることをしないんだよね。

3月定期ワークショップ 「初心者向けアイディア共有体験(ゲーム作り)」こどもと一緒にScratchをやってると、こどもみんな考えてるよ。自分の思い通りに動かすにはどうしたらいいか、きちんと考えてる。
さらに進んでるこどもは、自分で調べるスキルも持ってるよ。「お前、なんでそんなこと知ってんだよ」ってことも良くあって本当に感心するわ。
自分で考える、分からないことは調べる、とりあえずやってみる、って云うのは大事だぞ。
この日できた作品はこちら。

今日の番外編今日の番外編。
今日の話題は相変わらずのMinecraftとRaspberry Pi。Raspberry Piは今が底値だって。円安傾向だからね。
MinecraftのPi EDITIONも試してみたいし。値上がりする前に512MB版買っておくかな。
おまけにフリースペースでのMac率が異様に高かったので笑ってしまいます。
Apple万歳。

オープンソースカンファレンスに行ってきた

オープンソースカンファレンスオープンソースカンファレンスに行ってきた。
いやぁ、遠かったよ、明星大学。いつの間にか「中央大学・明星大学駅」なんて云うのができてるし、どうでもいいけどひどい命名だよ。
おまけに、でかいんだよ、明星大学。あれ一山キャンパスなのか、って感じで、階段何段上らせるんだよ。

でもね、今日の目的はその会場の一部でやっていた「オープンハードカンファレンス」の方ね。
ちっちゃいものくらぶとOtOMOでScratchの紹介です。ちっちゃいものくらぶのちっちゃいものくらぶのtomonnn1さんは「なのぼ」の母だからね。
オープンソースカンファレンス オープンソースカンファレンス

その他の展示で面白かったのは「日本Androidの会秋葉原支部ロボット部」のArduBlockかな。
Scratchライクな画面でArduinoのスケッチが書けるので、こどもでもLEDピコピコ出来ちゃったりするのね。
Arduinoはだいぶプッシュしてるんだけど、いまいち食いつきが悪くて、これがトリガー引いてくれるといいんだけどね。
オープンソースカンファレンス オープンソースカンファレンス

その隣の「Micro Library」の電子ピアノにはだいぶ食いついていて、テキスト購入させられました。
オープンソースカンファレンス オープンソースカンファレンス

あとはRapsberry Piですかね。いろいろなところがRPi使ってたし、Japan RPi User Groupの人が好き勝手なこと云ってたのは面白かったよ。画像ないや、ゴメン。
うちのRPiも早く無線LAN繋がるようにしないと…。

今日は完全にアウェー状態でした。濃すぎます。

Scratchワークショップに行ってきた

今日はScratchのワークショップに行ってきた。いつものOtOMO@三茶です。

こどもWS

こどもWS

今回は、先日公開されたばかりのScratch 2.0 βを使ってのワークショップと云うことで、2.0の新らしい「クローン」機能を使ってシューティングゲームを作る、と云う内容だよ。

大人WS

大人WS

それと今回は、親御さんにもScratchのことにもっと理解を深めてもらい、家に帰ってからもこども達に良い環境にしてもらおう、と新しい試みもあったのね。

ベクターグラフィクス
Scratch 2.0になってスプライトや背景を書くときにベクターグラフィクスになったんだ。スプライトのサイズを後から変えたときにギザギザにならないって云うのはとてもよいのだけど、これまでのやり方に慣れているこども達はちょっと苦戦している感じだった。
今のところの問題として、ブラウザ上で動くって云うのは便利だけど、今日みたいな外でのワークショップとなると、インターネット環境が整えられるかどうかがネックだね。

インタビュー minecraft

と、ワークショップの進行中、こども達はと云うと、大人の相手をしつつ、自分たちのやりたいことをし、その間に某誌日経ITProのインタビューを受けるなど、相変わらずのマイペースでしたが、今日のトピックスはMinecraftでした。そのうちScratchcraftとかできちゃうのかも。

Mitchel Resnick教授に会ってきた

先週のKinect2Scratchに引き続き、今日もScratchの話だよ。

今日はLEGO MindstormsScratchの開発者、Michele Resnick教授が来日してScratch 2.0のWSをやると云うのでお手伝いに行ってきた。
左がMitch。

Michel Resnick

Michel Resnick

三鷹の某小学校でやったんだけど、この学校すごいんだよ。教室は広いし、みんなガラス張り、職員室もトイレもガラス張りだ。(トイレはウソです)
コンピューター室のPCはインターネットにもばっちり繋がっている。どこかの閉鎖的な小学校とは大違いだ。

現行のSratchはバージョン1.4で新しい2.0が出るのは去年のScratch Dayでアナウンスがあったんだけど、これがいよいよ公開になる訳だ。
2.0の新機能としては、

  • 2.0はWeb上で動く(スタンドアローン版も出るらしい)
  • カメラを使ってモーションキャプチャーっぽいものができる(Stephenピンチ!)
  • スプライトをクローンできる
  • 定義ブロック
  • バックパック

などなど。
間もなく公開されるのでお楽しみに。

Scratch 2.0

Scratch 2.0

Scratch 2.0

OtOMOの子供達は「クローンが使えると連射が簡単にできる」とか、「定義ブロックが作れたらShift+Rしなくていいじゃん」とか云ってた。進んでるね。

モーションキャプチャー

モーションキャプチャー

まぁ、でも目玉はやっぱりVideo Motionなんじゃないかと。
どういう仕組みかは良く解らないけど、カメラ越しに擬似的にスプライトに触れたり、Kinectでできたようなことができちゃうって云うのはすごいと思うよ。

enchantMOON

enchantMOON

で、今日のおまけはこれ。
巷で噂のenchantMOON。これを作った人も来てたよ。
まだプロトタイプらしく、よく解らないけど、「みんな新しいガジェットは大好き」ってことはよく解った。

Scratchプレゼンテーション

プレゼンテーション

自分たちの作ったプロジェクトをMitchに直接プレゼンできる時間もあって、遠くまで行った介がありました。

Scrtach 2.0は1/28(月)公開の予定です。
Scratch 2.0 βはこちら

Kinect2Scratch WSに行ってきた

ちょっとしたハプニングがあり、話が前後しますが1/20(日)にKinect2ScratchのWSに参加してきました。

まぁ、いつも通りOtOMOのお手伝いです。

Kinect2Scratch with Stephen

Kinect2Scratch with Stephen

Kinect2Scratchの説明を簡単にすると、KinectはXboxのアレです。KinectをScratchの外部センサー代わりに繋げちゃうのがKinect2Scratchです。
後ろのスクリーンに映っているように、手足の関節を認識して外部の値としてScratchに取り込むことができます。
Pongの様なゲームのパドルを手を動かして操作したり、シューティングゲームの自機を頭で操作し、両手を上げるとミサイル発射、とかできちゃう訳です。

Kinect2Scratch

Kinect2Scratch

ワークショップ自体は、こんな感じで始まり、

Kinect2Scratch

Kinect2Scratch

こんな感じで終わりました。
いやぁ、子供、すごいわ。

LEAP

LEAP

「Kinect欲しい」とか云い出すんじゃないかと思ってたんですが、そう云う話にはならなかったですね。
僕自身は、そこに手を出すと泥沼だと思っているので、傍観してるんですけど、ちょっとだけデモしてくれたLEAPはちょっと欲しくなりました。なんか未来を感じますよLEAPは。

LEAP2Scratch

Kinect2ScratchはWindows、しかも7か8でしか動かないそうで、VistaとXPはクソとか云ってましたね。
ちなみにMacでも動くKinect2Scratch4Macを作ったすごい高校生もいます。
相変わらず、とりとめの無い話ですね…。

小学校でScratchやってきた

今日は子供達の通う小学校でScratchを教えてきました。
12月の中に募集をかけ、「誰も来なかったらどうするんだ?」と云う不安もなんのその、総勢13組、28名と云う応募に逆に戸惑った次第です。

Scratchワークショップ

Scratchワークショップ

小学校にはパソコン教室があって、常備されているPCがあるので、当初そこでできるんじゃね、と思ったんですけどね、ところがどっこい、ソフトウェアをインストールしちゃイカン、と。
じゃぁUSBメモリに一式入れて、それでやるからいいでしょ?、って云うのもダメで、結局PCは参加者持参と云うことになりました。
いや、しかし硬いわ教育委員会。

ワークショップの内容は、と云うと、OtOMOでもよくやっている「ねこ逃げ」です。
Scratchの紹介から始まって、プログラミングって何よ、って云う話をして、Scratchのウェブサイトに行くとあーなってこーなって…。
なんせ、1年生から5年生まで(なぜか6年生が1人もいないんですが)大人も含めて28人って、今思うとようやったなぁ、って感じですね。

一通りの説明の後、実際にプロジェクトを作ったんですけど、内容はこんな感じなので、ここまでは割とすんないりです。

ここまでが前半1時間半、休憩を挟んで、後半はまず、うちの子供やOtOMOの子供達が作ったプロジェクトを中心に、「こんなこともできるんだぜ」とモチベーションをあげてから、さっきのサンプルをもっと面白くするにはどうすればいいか、考えてもらいました。

で、でてきたのがこれ。

1. ボールのスピードが早くなる
2. ボールが増える
3. ボールがねこを追いかける
4. 5回ボールに当ったらゲームオーバー
5. ねこが画面からはみ出して隠れられないように
6. タイマー機能

と云うアイデアが出たので、学年ごとに3チームに分けてスクリプトを作ってもらいました。
うちの子供達もヘルプに入れて30分でほぼできたので、初回としてはなかなか良くできたと思います。
今日の参加者のうち,1年生と3年生には1人ずつ「おぉ、こいつやるな」と思える子がいて、なんだかんだ、あっという間の3時間でした。