月別アーカイブ: 2014年10月

プログラミングラボinロッポンギに行ってきた 2014年10月編

プログラミングラボinロッポンギ
久しぶりにプログラミングラボのお手伝いに行ってきたよ。六本木ヒルズのGREEな。

ただのマックじゃなかった件

ヒルズのエントランスのところに蜘蛛みたいなでっかいオブジェがあるじゃん。あそこで待ち合わせだったんだけど、「コーヒー飲みてぇ」と思って、スターバックスも目の前にあるんだけど、まぁ、マックの¥100コーヒーでいいか、と思ってさ、わざわざ階段降りてマックまで行った訳よ。
でね、コーヒー買おうとしたらさ、こちらになりますがよろしいですか? って指差された先には「アメリカーノ ¥267」ってなってて、平然と「ハイ」って云ったけどさ、もの凄い敗北感だったよ。
マックカフェじゃん…。素直にスタバ行けばよかったわ。orz

ハラハラそして、すくすく、うきうき

そんな訳で5ヶ月振りのGREEなんだけど、もしかして参加者よりファシリテーターの方が多いんじゃね? っていうぐらい、厚対応だよ今日は。
六本木のプログラミングラボは応用編っていうポジションだから基本小学校3年生以上の経験者しか来ないし、変数を使うっていうのが今日のお題だったのね。

小学校やOtOMOのワークショップもそうなんだけど、小学校の1-2年生とそれ以上っていうのは大きく違っていて、3年生ぐらいになるとやっと自分でいろいろ考えることができる様になってくるのかな、と最近つくづく思うわ。
自分がその頃どうだったとか全く覚えてないし、うちのこどもがどうとかも全然気にしてなかったんだけど、8歳以上を対象としたScratchと5-7歳を対象としたScratchJrっていう棲み分けは理にかなってるのねと。
なので1-2年生には「5才からはじめるすくすくプログラミング」はおすすめだよ、とかなんとか宣伝してみたりして。ついでにいうとその次は「スタディーノではじめるうきうきロボットプログラミング」なんだって。

本日の盛り合わせ

本題のワークショップだけど、いつも通りアイスブレイクから始まって、Scratchの基本動作の解説、アイデア出し、自由制作、発表という流れな。
変数を盛り込んだサンプルを提示して、それを応用したアイデアを形にする、っていうことでタイマーを作って時間を計ったり、制限時間を設けたり、ゲームの途中で画面を切り替えたり、別のキャラを登場させたりとその辺までは想定内だったけど、スプライトが増えてくると、AとBが触れたらCを出したいみたいな話がでてきて、まぁメッセージを送ることでだいたいの要望はかなえてあげられたんだけどね。
今日のこどもたちは感が良くて、AとBが触れたのはどうやったら分るの? って聞くと「もしAがBに触れたら~」っていうのは即答できて、そこに「隠す」とか「表示する」っていうブロックはあるけど「Cを~」とか「Cが~」っていうのがないっていうのが彼等の悩みな訳。
そこで、「AとBが触れた」ことをCに教えてあげるには「メッセージを送る」っていうのを使うんだよと。
そうするとCの側でメッセージを受け取ったら「表示する」もしくは「隠す」すればいいっていうのはすぐに理解して、今日は変数とメッセージの盛り合わせみたいな感じだったんだけど、小学校の中学年レベルだと乱数、変数、メッセージの3つ教えればだいたいの希望が叶えられそう、っていうのが判ったのは今日の成果。

programminglab_in_roppongi_20141026-06-205x153.jpg programminglab_in_roppongi_20141026-05-205x153.jpg programminglab_in_roppongi_20141026-04-205x153.jpg
programminglab_in_roppongi_20141026-03-205x153.jpg programminglab_in_roppongi_20141026-09-205x153.jpg programminglab_in_roppongi_20141026-08-205x153.jpg
programminglab_in_roppongi_20141026-07-205x153.jpg programminglab_in_roppongi_20141026-11-205x153.jpg programminglab_in_roppongi_20141026-10-205x153.jpg

小学校でScratchやってきた 2014年度5回目

プログラミング教室 20141018
今日は今年度5回目のプログラミング教室だったんだけど、それと同時に学校公開の日でもあったので授業の様子を見て来たよ。
授業の様子は撮影禁止なので画はなしね。

Raspberry PiとScratchを使って国語の授業

夏休みの間に黒板機能付きプロジェクタというのが各教室に設置されて、これを活用した授業を行ってるクラスが結構あったわ。
中でも1年生のクラスではRaspberry PiとScratchを使って国語の授業をやってたよ。
まぁ、これは見てない人には何を云っているの分らないと思うがRaspberry PiとScratchが小学校1年生の国語の授業で活用されている訳よ。
もう少し詳しく書くと、「お話ルーレット」っていうプロジェクトを先生が作っていて「誰が」「何をする」というのがランダムに表示される。こどもはそれを見て「うさぎが走る」とか「うさぎが寝る」といった具合に具体的にどういう情景かをノートに書いて説明する、っていうことをやってたのね。ふむふむ。

2年生のあるクラスでは全員が個々のモニタの前に座ってRaspberry PiとScratchで国語の授業をやってたわ。
「ことばのきまり」という授業らしく「じぶんのにわをつくろう」(ちょっとうろ覚え)ということでじぶんの思い描いた情景をスクリプトにしてどういう情景かを他の人に説明する、という授業な。
スクリプトは4-5行の簡単なものだけど、背景を選んで複数のスプライトを選んでスクリプトを組む。画面の中を動かしたり、コメントを言わせたりペンを使ったりと、それぞれが工夫をしていて、小学校の2年生でもこれだけできるのか、とかなり衝撃的な光景だった。
というのも、これまでの経験上、小学校の低学年ではマウスの使い方すらおぼつかないので、ブロックを並べるだけとはいってもかなり厳しいと思ってたから。

凄いことが起きている

ここでは毎月1回、研究授業という形でRaspberry PiとScratchを活用した授業の様子を参観できて、授業の後の先生たちの討論の場まで公開されてるんだけど、こどもの授業の様子を見に来る保護者はいてもその後の評議会まで残ってる保護者は皆無で、俺的にはこっちの方がすげー面白いんだけどね。

  • デジタルテクノロジーの書き手を育てる ~豊かな言語能力の育成を目指して~

  • こどもだけでなく先生たちもRaspberry PiにいれたLibre officeで資料やプリントをつくってたり、なんか凄いことが起きてるなー、と改めて実感したわ。

    無い知恵を絞って考えた

    本題のプログラミング教室だけど、始める当初は毎回毎の課題を決めずにこどもたちが自主的にいろいろやってくれるんじゃないかと期待していたのだけど、なかなかうまく行かず。今回ははじめからゲーム作るよ、と告知したにもかかわらず申し込み10組、参加6組という寂しい状況ではあった。ただ、今日来てくれた参加者は全員がリピーターで結果的には内容の濃いものになったと思うわ。
    課題を作るにあたり、1年生から6年生までいるうえ、ほっといても1人で進められる子もいれば、ほぼ初めて状態の子もいるって感じで、どうやったら同じ課題に取り組めるか無い知恵を絞って考えたのがこれ。

    段階を区切ってやれば良いのかな?

    基本的なところ、ねこの動かし方、黒い線にあたった時の処理、ゴールした時の処理まではフォローしながら全員に説明する。
    1-2年生は背景に迷路を描くところまで。
    中級者はこうもりの飛ばし方。(変数)
    上級者は画面の遷移。(変数とメッセージ)
    それ以降はその場の進捗具合によって、と段階を区切ってやれば良いのかな? と。
    で、最後にそれぞれが作ったステージを1つにまとめる、という感じでやってみた。

    プログラミングラボinケイヨウ プログラミングラボinケイヨウ
    プログラミングラボinケイヨウ プログラミングラボinケイヨウ

    とりあえず完成

    今回は、幸か不幸か初めて参加の子がいなかったのと低学年でもそこそこやる気の子が集まったので、どうにかこうにか。
    ただ、1-2年生には3時間は長過ぎて集中してできるのは始めの1時間程度で、これは先生からも仕方がない、と。
    それ以外の子も結構がんばってはいたけど、迷路作りに凝ってしまう傾向にあり、こうもり飛ばして画面の遷移のところでタイムアップ。
    それぞれが作ったプロジェクトとステージを取りまとめたとりあえず完成盤はここに置いておく。

    まぁ、俺としてはそれなりによかったんではないかと思うわ。
    各スプライトのサイズとか、名前とか、いくつかのルールだけきっちり決めておけば、誰でもステージを追加できるような感じのものができるんじゃないかと思ってる。
    背景画像をかき出す際に、GIFだったりBMPだったりするんだけどアレは何なんだろう? 読み込みはGIFじゃないと読み込みできないみたいなので、今回は力技でGIFに変換したけど、かき出した形式で読み込みできないとか、ちょっと問題。
    保護者だけを対象にした会を設けた方がいいんじゃないかとか、次回のネタ探しとか結構きついんだけど、ここが踏ん張りどころのような気もするので頑張るわ。

    ハゼ釣りに行ってきた 2014年の4回目

    ハゼの唐揚げ

    京浜運河にハゼ釣りにいって来た。
    もう10月だろ、まぁ、この時期にハゼ釣りに行くのなんて正直初めてなんだけど。
    俺の中ではハゼは9月で終わりだったんだけどどうもまだ釣れるらしい、ってことで行って来たわ。

    10月でもハゼ釣れるのな

    京浜運河でハゼ釣りいつもの様に夕焼けなぎさに行ってみたんだけど、ここには誰もいなかった。
    気温も低いし、水も冷たいから立ち込んで釣るのは辛いよね。グラミッチの短パンにTEVAのサンダル履いて来たけどさ。
    はぜつき磯の方は相変わらずBBQやりに来てる人はたくさんいるけど釣ってる人はポツリポツリって感じだし、どう見てもファミリーフィッシングって感じだったのでしおじ磯まで戻ったわ。
    こっちは人も多く結構やってる感じの人もいたので空いてるところでやってみた。
    いやぁ、この時期にこんなに人がいるとは思わなかったよ。それに、夏場みたいにバンバン釣れてるふうでもないのでどうかな? と思ったけど以外にも1投目から釣れたりして、あー、そうなの、って感じ。

    おのれ、ウェイクボードめ

    京浜運河でハゼ釣りこどもと2人で午後から夕方までやって20尾位しか釣れなかったわ。
    アタリも少ないので忍耐強くのんびりとした釣りだけど、サイズは大体12cm位のにたまに15cmくらいのが混ざる感じで、大きいのがかかった時のブルブル感は楽しいよ。
    餌は行く途中、大井町の上州屋でキジを買って行った。夏の時のままの仕掛けなので針は袖の6号がつきっぱで、もう少し大きい針の方がいいんだろうね。
    ウェイクボードを引いてるボートが目の前を何度も通って波が立つものだから、釣れたヤツをバケツに入れておいたのを攫われてしまったよ。おのれ、ウェイクボードめ。

    晩ご飯のおかず獲得

    京浜運河でハゼ釣り帰り際に、そばでやっていた人が「持って帰っても料理できないからもらってくれ」って云うものだから、喜んで頂戴したよ。これでなんとか晩ご飯のおかず獲得、って感じ。
    帰ったあとはいつもの様に捌いて唐揚げにしたわ。うまうま。
    この時期でもそこそこ楽しめるというのが分ったのが今日の成果。
    とは言え、今年はこれで終わりかな。

    Scratchワークショップに行ってきた 2014年10月編

    OtOMO Scratch workshop

    ロボットアームをScratchで動かしてみる

    今日はOtOMOのワークショップな。9月の時に告知した様meArmをScratchから制御するんだよ。
    開催日が押し迫ってからの募集にも関わらず定員を大幅に上回る応募があったそうで、この手のロボットものは毎回高倍率だね。

    アームロボット自体はオープンソースで図面も公開されているのだけど、レーザーカッターで切り出したりとかサーボやネジとか制御に必要なマイコンボードとかの入手はやはり一般の人にはハードルが高いのかもしれないね。
    Scratchがある程度できる様になると、センサーボードやこうしたロボットみたいな画面の中だけじゃないところに興味が行くのは必然なんだろうけど、ハードウェアができる人もいれば、Scratchの裏の裏までわかる人がいたりOtOMOってなんかすごいと思う訳よ。
    昨今のプログラミング教育ブームでいろいろな教室やワークショップの類いが結構な勢いで広がっているのだけど、話に聞く所によるとある程度出来上がったサンプルの穴埋めをしたり、一部差し替えることで「プログラミングできました」みたいなところもあるらしいけど、これだけ広く、しかも深くネタを持っているところはそうはないと思うわ。

    OtOMO Scratch ロボットアームワークショップ OtOMO Scratch ロボットアームワークショップ
    OtOMO Scratch ロボットアームワークショップ OtOMO Scratch ロボットアームワークショップ
    台風の影響で朝からスゲー雨降ってるのに、こどもたち皆やって来てロボット動かしたい感いっぱいだったよ。
    今日は時間の都合で、組み立て済みのロボットを制御するところしかやらなかってけどさ、皆黙々と取り組んでいて普段とはちょっと違う雰囲気でもあったけど、それだけ集中してやってるってことだから。
    Scratchからのコントロールはちびでぃ〜のBBと云うArduino互換のボードとScratchも8軸動かせる様にイメージを変更してブロックを追加した改造版Scratchでそれぞれのサーボの角度を取って、キーボードから制御するのと、それができたらリストに値を落とし込んで自動で動かす、っていうのをやったのね。
    そこそこできる子が集まってはいるのだけど小学生であそこまでできるってスゴいと思うわ。

    初心者クラスはマンツーマン指導

    OtOMO Scratchワークショップロボットアームのワークショップとは別に初心者向けのクラスも用意していたのだけど、こちらは1人だけだった。まぁ、意気込みの違いが結果にでちゃったんだろうと思うけど、悪天候のなか群馬からわざわざ来てくれたそうで、マンツーマンで「ねこ逃げ」+αまでやって、これはこれでお得感満載だし、1人だけっていうのは結果的にはよかったね。

    全てのこどもに機会を与える

    ロボットアームは9月に小学校でやった時にも少し動かしてみせたんだよ。こういう動くものを見せるとみんな「やりたい、やりたい!」って云うんだけど、なのぼやRaspberry PiのLチカには全然反応しなくて、なるほどねー、と思った訳。
    ちょっと話が外れるけど、小学校の場合は「全てのこどもに機会を与える」のが目標だから、来るものは拒まずで、あるレベルをターゲットにネタを考えて募集を掛けてる訳じゃないのね。そのかわり、今日は何をしたいの? って毎回聞くんだけど、当然のことながら1、2年生と5、6年生じゃ全然違うどころか、1、2年生は何ができるかなんて解る分けないもんね。同じ課題に取り組むって云うのは全く持って難しい話になっちゃってどうしたものかと思ってるところ。
    今、無い知恵を絞って考えているのは、低学年はキーボードからの入力の無いお絵描きレベル、中学年は「もし〜なら」とかまで使っていろいろ制御するところまで、高学年は変数とかメッセージまで使える様にして、最後にガラガラポンしてゲームの出来上がり、みたいのをやろうとしてるんだ。これが上手くいったら1つのネタで上から下まで一気通貫って感じ何だけど上手く行くかなぁ?