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Mitchel Resnick教授に会ってきた

先週のKinect2Scratchに引き続き、今日もScratchの話だよ。

今日はLEGO MindstormsScratchの開発者、Michele Resnick教授が来日してScratch 2.0のWSをやると云うのでお手伝いに行ってきた。
左がMitch。

Michel Resnick

Michel Resnick

三鷹の某小学校でやったんだけど、この学校すごいんだよ。教室は広いし、みんなガラス張り、職員室もトイレもガラス張りだ。(トイレはウソです)
コンピューター室のPCはインターネットにもばっちり繋がっている。どこかの閉鎖的な小学校とは大違いだ。

現行のSratchはバージョン1.4で新しい2.0が出るのは去年のScratch Dayでアナウンスがあったんだけど、これがいよいよ公開になる訳だ。
2.0の新機能としては、

  • 2.0はWeb上で動く(スタンドアローン版も出るらしい)
  • カメラを使ってモーションキャプチャーっぽいものができる(Stephenピンチ!)
  • スプライトをクローンできる
  • 定義ブロック
  • バックパック

などなど。
間もなく公開されるのでお楽しみに。

Scratch 2.0

Scratch 2.0

Scratch 2.0

OtOMOの子供達は「クローンが使えると連射が簡単にできる」とか、「定義ブロックが作れたらShift+Rしなくていいじゃん」とか云ってた。進んでるね。

モーションキャプチャー

モーションキャプチャー

まぁ、でも目玉はやっぱりVideo Motionなんじゃないかと。
どういう仕組みかは良く解らないけど、カメラ越しに擬似的にスプライトに触れたり、Kinectでできたようなことができちゃうって云うのはすごいと思うよ。

enchantMOON

enchantMOON

で、今日のおまけはこれ。
巷で噂のenchantMOON。これを作った人も来てたよ。
まだプロトタイプらしく、よく解らないけど、「みんな新しいガジェットは大好き」ってことはよく解った。

Scratchプレゼンテーション

プレゼンテーション

自分たちの作ったプロジェクトをMitchに直接プレゼンできる時間もあって、遠くまで行った介がありました。

Scrtach 2.0は1/28(月)公開の予定です。
Scratch 2.0 βはこちら

Kinect2Scratch WSに行ってきた

ちょっとしたハプニングがあり、話が前後しますが1/20(日)にKinect2ScratchのWSに参加してきました。

まぁ、いつも通りOtOMOのお手伝いです。

Kinect2Scratch with Stephen

Kinect2Scratch with Stephen

Kinect2Scratchの説明を簡単にすると、KinectはXboxのアレです。KinectをScratchの外部センサー代わりに繋げちゃうのがKinect2Scratchです。
後ろのスクリーンに映っているように、手足の関節を認識して外部の値としてScratchに取り込むことができます。
Pongの様なゲームのパドルを手を動かして操作したり、シューティングゲームの自機を頭で操作し、両手を上げるとミサイル発射、とかできちゃう訳です。

Kinect2Scratch

Kinect2Scratch

ワークショップ自体は、こんな感じで始まり、

Kinect2Scratch

Kinect2Scratch

こんな感じで終わりました。
いやぁ、子供、すごいわ。

LEAP

LEAP

「Kinect欲しい」とか云い出すんじゃないかと思ってたんですが、そう云う話にはならなかったですね。
僕自身は、そこに手を出すと泥沼だと思っているので、傍観してるんですけど、ちょっとだけデモしてくれたLEAPはちょっと欲しくなりました。なんか未来を感じますよLEAPは。

LEAP2Scratch

Kinect2ScratchはWindows、しかも7か8でしか動かないそうで、VistaとXPはクソとか云ってましたね。
ちなみにMacでも動くKinect2Scratch4Macを作ったすごい高校生もいます。
相変わらず、とりとめの無い話ですね…。

小学校でScratchやってきた

今日は子供達の通う小学校でScratchを教えてきました。
12月の中に募集をかけ、「誰も来なかったらどうするんだ?」と云う不安もなんのその、総勢13組、28名と云う応募に逆に戸惑った次第です。

Scratchワークショップ

Scratchワークショップ

小学校にはパソコン教室があって、常備されているPCがあるので、当初そこでできるんじゃね、と思ったんですけどね、ところがどっこい、ソフトウェアをインストールしちゃイカン、と。
じゃぁUSBメモリに一式入れて、それでやるからいいでしょ?、って云うのもダメで、結局PCは参加者持参と云うことになりました。
いや、しかし硬いわ教育委員会。

ワークショップの内容は、と云うと、OtOMOでもよくやっている「ねこ逃げ」です。
Scratchの紹介から始まって、プログラミングって何よ、って云う話をして、Scratchのウェブサイトに行くとあーなってこーなって…。
なんせ、1年生から5年生まで(なぜか6年生が1人もいないんですが)大人も含めて28人って、今思うとようやったなぁ、って感じですね。

一通りの説明の後、実際にプロジェクトを作ったんですけど、内容はこんな感じなので、ここまでは割とすんないりです。

ここまでが前半1時間半、休憩を挟んで、後半はまず、うちの子供やOtOMOの子供達が作ったプロジェクトを中心に、「こんなこともできるんだぜ」とモチベーションをあげてから、さっきのサンプルをもっと面白くするにはどうすればいいか、考えてもらいました。

で、でてきたのがこれ。

1. ボールのスピードが早くなる
2. ボールが増える
3. ボールがねこを追いかける
4. 5回ボールに当ったらゲームオーバー
5. ねこが画面からはみ出して隠れられないように
6. タイマー機能

と云うアイデアが出たので、学年ごとに3チームに分けてスクリプトを作ってもらいました。
うちの子供達もヘルプに入れて30分でほぼできたので、初回としてはなかなか良くできたと思います。
今日の参加者のうち,1年生と3年生には1人ずつ「おぉ、こいつやるな」と思える子がいて、なんだかんだ、あっという間の3時間でした。