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プログラミングラボinアカサカに行ってきた 2015年3月編

プログラミングラボ in アカサカ
プログラミングラボinロッポンギに行ってきた。
会場はin アカサカなのになぜか本郷の東大、福武ホール。まぁ、細かいことは気にするなよ。
やっとアカサカにも参戦したけど今回が最後だよ。

あのね、ここには俺がやりたいことがあったよ。小学校でもこういうことがしたいんだよ、本当は。
でも、そうするには切り捨てないといけないことも出てくるしハードル高いわ。どうしよう?

CANVASさんのプログラミングラボ、オチャノミズ、ロッッポンギ、アカサカとそれぞれ1年間走って、この3月で一区切りなんだよ。
初心者が対象のオチャノミズ、中級者が対象のロッポンギはScratchでのプロジェクト作成がメインだけど、アカサカではRaspberry Piが参加者全員に配布されて、ScratchだけじゃなくてMinecraftだったりPythonをやってる子もいれば、Rapiroや自作のロボットを動かしてる子もいて、それぞれが自分のやりたいことに取り組んでるのね。
毎回何かテーマがあって、ファシリテーターが「教える」っていうスタンスじゃないから、分からないことがあれば、何ができなくて、どうしたいのか、ってことをきちんと相手に説明できないといけない。そういうコミュニケーションを取るための場所にもなっているし、自分が取り組んでいることを発表する場所でもある訳よ。
そりゃ1年やったら鍛えられるよ。
小学校の3-4年生でも、やる気があればここまで出来るのね、っていうとてもいいサンプルだわ。んー、もっと早くから絡んでおきたかったわ。

レゴ製モニタ、キーボード一体ケース 自作ロボット
RapiroをScratchで操作 リモコンタンク
ラズパイカー ScratchをAndroidでコントロール

参加回数によって若干のレベル差はあったけど、それぞれ自分のやりたいことに向かって真剣に取り組んでるって、すごいなこども。
プログラミングラボ in アカサカは今回で終わりってことだけど、これと同様の活動を引き継ぐってことにどうもなりそうなので、まぁ、4月以降も忙しいってことだな。
関係者の皆さん、お疲れ様でした。
こどもたちはここで学んだことはとても良い経験になったと思うので、この先もそのことを生かしてほしいわ。

プログラミングラボinロッポンギに行ってきた 2014年10月編

プログラミングラボinロッポンギ
久しぶりにプログラミングラボのお手伝いに行ってきたよ。六本木ヒルズのGREEな。

ただのマックじゃなかった件

ヒルズのエントランスのところに蜘蛛みたいなでっかいオブジェがあるじゃん。あそこで待ち合わせだったんだけど、「コーヒー飲みてぇ」と思って、スターバックスも目の前にあるんだけど、まぁ、マックの¥100コーヒーでいいか、と思ってさ、わざわざ階段降りてマックまで行った訳よ。
でね、コーヒー買おうとしたらさ、こちらになりますがよろしいですか? って指差された先には「アメリカーノ ¥267」ってなってて、平然と「ハイ」って云ったけどさ、もの凄い敗北感だったよ。
マックカフェじゃん…。素直にスタバ行けばよかったわ。orz

ハラハラそして、すくすく、うきうき

そんな訳で5ヶ月振りのGREEなんだけど、もしかして参加者よりファシリテーターの方が多いんじゃね? っていうぐらい、厚対応だよ今日は。
六本木のプログラミングラボは応用編っていうポジションだから基本小学校3年生以上の経験者しか来ないし、変数を使うっていうのが今日のお題だったのね。

小学校やOtOMOのワークショップもそうなんだけど、小学校の1-2年生とそれ以上っていうのは大きく違っていて、3年生ぐらいになるとやっと自分でいろいろ考えることができる様になってくるのかな、と最近つくづく思うわ。
自分がその頃どうだったとか全く覚えてないし、うちのこどもがどうとかも全然気にしてなかったんだけど、8歳以上を対象としたScratchと5-7歳を対象としたScratchJrっていう棲み分けは理にかなってるのねと。
なので1-2年生には「5才からはじめるすくすくプログラミング」はおすすめだよ、とかなんとか宣伝してみたりして。ついでにいうとその次は「スタディーノではじめるうきうきロボットプログラミング」なんだって。

本日の盛り合わせ

本題のワークショップだけど、いつも通りアイスブレイクから始まって、Scratchの基本動作の解説、アイデア出し、自由制作、発表という流れな。
変数を盛り込んだサンプルを提示して、それを応用したアイデアを形にする、っていうことでタイマーを作って時間を計ったり、制限時間を設けたり、ゲームの途中で画面を切り替えたり、別のキャラを登場させたりとその辺までは想定内だったけど、スプライトが増えてくると、AとBが触れたらCを出したいみたいな話がでてきて、まぁメッセージを送ることでだいたいの要望はかなえてあげられたんだけどね。
今日のこどもたちは感が良くて、AとBが触れたのはどうやったら分るの? って聞くと「もしAがBに触れたら~」っていうのは即答できて、そこに「隠す」とか「表示する」っていうブロックはあるけど「Cを~」とか「Cが~」っていうのがないっていうのが彼等の悩みな訳。
そこで、「AとBが触れた」ことをCに教えてあげるには「メッセージを送る」っていうのを使うんだよと。
そうするとCの側でメッセージを受け取ったら「表示する」もしくは「隠す」すればいいっていうのはすぐに理解して、今日は変数とメッセージの盛り合わせみたいな感じだったんだけど、小学校の中学年レベルだと乱数、変数、メッセージの3つ教えればだいたいの希望が叶えられそう、っていうのが判ったのは今日の成果。

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プログラミングラボinロッポンギに行ってきた 2014年5月編

プログラミングラボinロッポンギ今日は六本木ヒルズ、GREEでプログラミングラボinロッポンギな。

ラボinロッポンギは中級者向け

「プログラミングラボinロッポンギ」は、Scratchの基本操作を習得した方を対象とした、さらに発展・応用させたプログラミングに挑戦するコースです。ここでは前コースで生まれた「もっと作りたい!」「こんな工夫をしてみたい!」といった想い・アイディアを形にしていく方法だけでなく、アイディアの作り方・広げ方などといった内容も楽しく学んでいきます。また実際にゲームを作っている会社であるグリーとも協力し、ゲーム作りはもちろん、プログラミングにまつわる様々なカリキュラムを実施していきます。

GREEで行われるこのクラスはラボinオチャノミズOtOMOのワークショップを経験したScratchの基本を解っている子というのが参加条件になっているので、ワークショップのお題も基本から一歩進めた内容になってるのね。
で、今日の内容は「ネコが巨大化?電流イライラ棒」あの昔懐かしいイライラ棒をコンピューターの中だけじゃなくなのぼ~ど(センサーボード)とブレッドボードを使ってリアルに作ろう、って云う企画ね。

センサーボードってなに?

プログラミングラボinロッポンギセンサーボードってなに? っていう人もいるかもしれないから障りだけ書くわ。
なのぼ~どには、スイッチ、スライダー(可変抵抗)、マイク(音センサー)、Cds(光センサー)の他に4つの外部センサーを繫げられるポートとモータードライバーがつかえるのでScratchと繋いでLEDを光らせたりモーターを回したり色々な値を調べたりできるのね。
今日のワークショップでは、外部センサーポートとブレッドボード、針金を繋いでリアルなイライラ棒を作っちゃう訳。

プログラミングラボinロッポンギ プログラミングラボinロッポンギ プログラミングラボinロッポンギまずはScratchとなのぼ~ど、外部センサーポートにジャンパーワイヤーを繋いで、ジャンパーワイヤー同士を繋ぐとセンサーに値が変化することを確認したよ。
次に身近にあるいろいろなものにジャンパーワイヤーを当ててセンサーの値がどうなるかを実験。
ここでは「金属製」のものは電気を通すのでセンサーの値が変化することを確認。

今度はブレッドボードのいろいろなところにジャンパーワイヤーを差してみてブレッドボードの中がどういう構造になってるかをみんなで調べた。

ここまでできたら、ブレッドボードにいろいろな形に曲げた針金を立てて、ゲームになる様にスクリプトを書いたよ。
基本的な内容はさすがにすらすら書けて、早く自由にやらせろ、って感じであまり手もかからなかったね。

大人の役目はこどもの発想を形にしてあげること

その後はそれぞれ、好きに進めるんだけど、「Game Over」と表示させたり、棒が振れるとLife Pointが減ったり、制限時間を設けたり工夫してたよ。
こういうことができる様になると、次になにがしたいとかアイデアもどんどん湧く様になって面白いんだろうね。

大人としてはこどもの発想を実際の形にしてあげる手助けができればいいと思ってるのよ。
内容的にはなかなか良いワークショップだったと思うのだけど、終わった後の反省会では、結構手厳しい意見があがっていてちょっと驚いたわ。
まぁ、なぁなぁになるより全然良いのだけど、ファシリテーターとして参加する人にも、いろいろなモチベーションがあるのだなぁとちょっと前から感じていて、大人もこどもも、いぁ、面白いわ。

プログラミングラボinオチャノミズに行ってきた 2014年5月編

プログラミングラボinオチャノミズ
Canvasのプログラミングラボに行ってきたよ。今回もファシリテーターとしてお手伝い。
inオチャノミズと云いつつも今回はなぜか福武ホール。来週のScratch Dayの前哨戦みたいだわ。
家から本郷だと大門から大江戸線でぐるーっと回っていかなくちゃいけなくて、ちょっと不便に思ってたんだけど、お茶の水から歩くとか、御徒町から歩くとか時間のあるときはいいかもね。おまけにGoogle Mapみてたら東大のキャンパスないにでっかい池があるじゃん。あぁ、見逃してたわ。これそばまでいけるのかね?
来週はScratch Dayだし五月祭もやってるし大忙しだわ。

オチャノミズは初心者クラス

プログラミングラボは3クラスあるんだけど、オチャノミズは初心者を対象としたクラスなのね。
一応、初めてという前提で募集してるんだけど中にはやったことある子がいて、足並み揃えて進めるには難しいこともあるんだけど、今回の参加者は割とおとなしかったかな。

プログラミングラボinオチャノミズ プログラミングラボinオチャノミズ プログラミングラボinオチャノミズ

この日の参加者で気になったのは下記のプロジェクト。

タイマーを付けて60秒間逃げ切ったら「くりああ」、途中で捕まったら「げむおおばあ」と、どうしても出したかったのね。変数を使って1秒毎にカウントする方法を教えてあげたんだけど、「くりあ」と「げむおおばあ」を出す条件の切り分けが分からずに苦労してた。3年生だと思うけどがんばってたわ。

なぜか「ねこ逃げ」とは全然違うものを作り始めた女の子。はちと犬を競走させる。犬はスクリプトで動いて、はちはスペースキーを押すと進むのね。スタートとゴールをそれぞれスプライトにして、緑の旗を押す度にはちと犬をスタートラインまでドラッグしてるので、「~へ行く」を使って自動でスタートラインに着くようにするのを教えてあげた。旗を押してもすぐに動き出さない様に自分でちゃんと考えてた。

これまた、勝手にマリオを書き始めた男の子。残り時間お絵描きに費やすのか、と思ってたら、コスチュームを複数作ってカーソルキーで左右に移動しておまけにジャンプさせるところまでたどり着いてたのでたいしたもんだ。

なぜか大流行りの海の中シリーズ。サメに食べられると消えるところがだいぶ悩んでたけど、これが一番出来が良かったわ。

と、まぁ、そんな感じでその他の作品はこちら。
http://scratch.mit.edu/studios/428002/

オチャノミズを経験した子は次のステージ、ロッポンギへ。
さらにはアカサカへ、ってこれ自体RPGみたいだわ。
同日アカサカでもやっていて、こちらへのお誘いもあったんだけど、そっちはまた今度。
アカサカはなんでもありの自主的なクラスなので教える方も大変だよね、きっと。

キッズクリエイティブ研究所 プログラミングラボに行ってきた 2014年2月デジハリ編

長いものには巻かれろ(ちょっと違うけど)

プログラミングラボ デジハリタイトル長いな。
今日はCANVASの

キッズクリエイティブ研究所 プログラミングラボ ベーシックコースinデジハリ

のお手伝いに行ってきたよ。あー、タイトル長いわ。
要はScratchのワークショップだよ。
CANVASのキッズクリエイティブ研究所ではいろいろなこども向けのワークショップをやってるんだけど、その中のデジタル分野ってことでScratchのワークショップも以前からやってるのね。
過去にも東北でのワークショップScratchとKinectを使ったワークショップなんかのお手伝いをしてきたんだけど、2/8(土)にはPEGのキックオフイベントも控えてるし、今後絡むことが増えるんだろうと思ってる。

プログラミングラボって何?

プログラミングラボ

  • ベーシックコースinデジハリ
  • アドバンスコースinGREE
  • チャレンジコースin赤坂

の3コースでやるってことだから、それぞれレベルに合わせて行ってみるといいんんじゃない。

今日のワークショップの流れは、

  1. ファシリテーターのミーティングでスケジュールと担当の確認。
  2. こどもはファシリテーターの話を聞くエリアとPCで作業するエリアが明確に分かれてる。
  3. 基本的なところを一通りやったら、このどうしたらより良いものになるか皆でブレスト。
  4. 目標ができたらひたすら作ってデバグ。
  5. 最後は皆で発表会

という感じ。
プログラミングラボ ベーシックコースinデジハリ プログラミングラボ ベーシックコースinデジハリ プログラミングラボ ベーシックコースinデジハリ
プログラミングラボ ベーシックコースinデジハリ programing_lab_dhu_20140202-09 programing_lab_dhu_20140202-13programing_lab_dhu_20140202-11 programing_lab_dhu_20140202-10 programing_lab_dhu_20140202-07
プログラミングラボ ベーシックコースinデジハリ programing_lab_dhu_20140202-12

こどもは侮れない

まぁ、ベーシックコースってことで初心者が対象な訳だけど、なかなか「ドキッ」とするようなことを聞かれたり、こどもは侮れないのよ。
小学生でも低学年の子が多かったので、少し難しい話が多かったかもしれないし、じかんも短かったけど、皆よくできたよ。
俺としては「プログラミングができること」じゃなくてプログラミングを通じて「ものごとの考え方」を学んで欲しいと思ってる。
今日話したことは、今は難しくて理解できなくても大きくなるまで忘れないでくれたら、いつか目の前の霧がパッと晴れる様に解る日がきっと来るから。